ヘルマン・プライ&レナード・ホカンソン/シューベルト『白鳥の歌』D957 & 965A デジタル配信開始 (Deutsche Grammophon:1978年シューベルティアーデ・ライヴ)

ヘルマン・プライ(Hermann Prey)&レナード・ホカンソン(Leonard Hokanson)によるシューベルト『白鳥の歌』D957 & 965Aのデジタル配信が2026.2.6に開始されたそうです。
 Deutsche Grammophonの公式サイト

これはかつてDGレーベルからLPレコードの形で発売され(国内盤もリリースされました)、その後、CD時代になって、ジャケットを絵画に変えてヤノヴィッツ&ゲイジのシューベルト歌曲とのカップリングでいっとき海外盤のみCD化されていました。

今回はオリジナルのLPジャケットのまま、あらためて配信されたようです。
DGのサイトでApple music、amazon music、Spotifyなど、著名な配信サイトに飛べるようになっていますが、YouTubeでもこちらのリンク先から全曲無料で聞けます(ただし、YouTube musicの有料会員以外は曲が終わるごとに広告が入ってしまいますが)。

シューベルティアーデの公式サイトで調べたところ、1978年6月21日(水)午後9時開演、ホーエネムス(Hohenems)のパラストホーフ(Palasthof)でプライ&ホカンソンの『白鳥の歌』が催されています。

興味深いことにDGのLPや今回の配信はハスリンガーによるオリジナルの順序で収録されていますが、シューベルティアーデのプログラムを見ると、最初にザイドルの詩による5曲(戸外で、憧れ、さすらい人が月に寄せて、窓辺で、鳩の便り)が演奏され、続いてハイネ歌曲集(アトラス、彼女の姿、漁師の娘、町、海辺で、ドッペルゲンガー)が演奏され、休憩をはさんで「秋」を加えたレルシュタープによる歌曲8曲(秋、愛の使い、兵士の予感、春の憧れ、セレナード、すみか、遠い地で、別れ)が演奏されています。

すでに1964年のムーアとのザルツブルク音楽祭でも「鳩の便り」こそ「ドッペルゲンガー」の後に歌われたものの、最初にハイネ歌曲集を置き、休憩後にレルシュタープ歌曲集を演奏するという順序の解体を行っており(こちらのライヴもORFEOレーベルから発売&配信されています)、プライがオリジナル通りではない順序で『白鳥の歌』を演奏することに何らかのこだわりがあったものと推察されます。

今回のDGの曲順(つまり通常の曲順)は、それぞれの配信サイトで聞いていただけますが、ここでは各曲を当日の曲順に直してシェアしたいと思います。ザイドルの歌曲の中で歌われた「戸外で」「憧れ」「窓辺で」は、私の記憶ではプライのスタジオ録音には含まれていないと思うので、これらもなんらかの形で復活するといいなと思います。この録音、他の時期の録音に比べてあまり知られていないかもしれませんが、あらためて聞いてみると、みずみずしい声の魅力と、声のコントロールによる深みが増していて、決して他の名盤と遜色ない素晴らしい演奏でした。ライヴにもかかわらずスタジオ録音のような繊細で丁寧な歌唱が印象的でした。ホカンソンもプライの解釈に完全に寄り添ったいい演奏でした。

録音:1978年6月21日(水), 午後9時開演, パラストホーフ, ホーエネムス
Recorded: 21 June 1978 Wednesday 09:00 pm, Palasthof, Hohenems

ヘルマン・プライ(バリトン)
レナード・ホカンソン(ピアノ)
Hermann Prey, Baritone
Leonard Hokanson, Piano

ヨハン・ガブリエル・ザイドルの詩による歌曲
Lieder on poems by Johann Gabriel Seidl

戸外で
Im Freien, D 880

憧れ
Sehnsucht, D 879

さすらい人が月に寄せて
Der Wanderer an den Mond, D 870

窓辺で
Am Fenster, D 878

鳩の便り
Die Taubenpost, D 965A

ハインリヒ・ハイネの詩による歌曲
Lieder on poems by Heinrich Heine

アトラス
Der Atlas, D 957/8

彼女の姿
Ihr Bild, D 957/9

漁師の娘
Das Fischermädchen, D 957/10


Die Stadt, D 957/11

海辺で
Am Meer, D 957/12

ドッペルゲンガー
Der Doppelgänger, D 957/13

– 休憩 (Intermission) –

ルートヴィヒ・レルシュタープの詩による歌曲
Lieder on poems by Ludwig Rellstab


Herbst, D 945

愛の使い
Liebesbotschaft, D 957/1

兵士の予感
Kriegers Ahnung, D 957/2

春の憧れ
Frühlingssehnsucht, D 957/3

セレナード
Ständchen, D 957/4

すみか
Aufenthalt, D 957/5

遠い地で
In der Ferne, D 957/6

別れ
Abschied, D 957/7

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ヘルマン・プライ&レナード・ホカンソン&ニコラウス・パリラ(朗読)によるロマン派バラーデの夕べ(1988年 Bad Urach)

名バリトン、ヘルマン・プライと、彼のお気に入りのピアニスト、レナード・ホカンソンが、ドイツの名優ニコラウス・パリラの朗読と共にドイツロマン派のバラーデを演奏するコンサートが1988年10月6日に温泉街バート・ウーラハ(Bad Urach)の祝祭ホール(Festhalle)にて催され、録画されました。
これらは、かつてはLOFTmusicというWebサイトで公開されていましたが、どうやらドイツグラモフォン(Deutsche Grammophon)が引き継いだようです。

ドイツグラモフォンのSTAGE+のサイトはこちらのリンク先

ドイツグラモフォンのステージプラス(STAGE+)というサービスに申し込むと全曲閲覧できるようですが、最初の1か月は無料とのことですので、興味のある方は申し込んでみるのもいいかもしれません。
今回、ドイツグラモフォンのYouTubeチャンネルにそのうちの1曲、ヴォルフ作曲「火の騎士」がアップされていましたが、他のいくつかの曲もLOFTmusicのチャンネルでまだ見られるようです。
メンデルスゾーン1曲、リスト2曲、R.シュトラウス1曲(朗読とピアノ)は現在YouTubeにアップされていないようです。
また、ドイツグラモフォンの説明文によるとシェック(Schoeck)の歌曲も当日演奏されたようですが、STAGE+のサイトにも見当たりませんでした。

いつまでYouTubeで見られるか分からないので、STAGE+に登録しない方は今のうちに御覧になるのがいいかもしれません。

Hermann Prey singt romantische Balladen
Festhalle Bad Urach

From the Festhalle, Bad Urach, 1988
Singer Hermann Prey features some of the most known Romantic Ballads

Produktionsdatum: 06.10.1988

Hermann Prey - Bariton
Leonard Hokanson - Klavier
Nikolaus Paryla - Rezitation

●コンラディン・クロイツァー:訪問 Op. 34 No. 8
Conradin Kreutzer - Einkehr Op. 34 No. 8 (from "9 Wanderlieder von Uhland Op. 34")
Hermann Prey: Conradin Kreutzer - Einkehr (with Nikolaus Paryla and Leonard Hokanson)

Channel名:LOFTmusic(オリジナルのサイトはこちらのリンク先

●カール・レーヴェ:エーバーシュタイン伯爵 Op. 9 No. 5
Carl Loewe - Graf Eberstein Op. 9 No. 5
Hermann Prey: Carl Loewe - Graf Eberstein (with Nikolaus Paryla and Leonard Hokanson)

Channel名:LOFTmusic(オリジナルのサイトはこちらのリンク先

●カール・レーヴェ:盗賊 Op. 43 No. 2
Carl Loewe - Der Räuber Op. 43 No. 2
Hermann Prey: Carl Loewe - Der Räuber Op. 43 No. 2 (with Nikolaus Paryla and Leonard Hokanson)

Channel名:LOFTmusic(オリジナルのサイトはこちらのリンク先

●フランツ・シューベルト:春の信仰 D 686
Franz Schubert - Frühlingsglaube D 686
Hermann Prey: Franz Schubert - Frühlingsglaube D 686 (with Nikolaus Paryla and Leonard Hokanson)

Channel名:LOFTmusic(オリジナルのサイトはこちらのリンク先

●ローベルト・シューマン:プロヴァンスの歌 Op. 139 No. 4
Robert Schumann - Provenzalisches Lied Op. 139 No. 4 (from "Des Sangers Fluch, Op. 139")
Hermann Prey: Schumann - Provencalisches Lied Op. 139 (with Nikolaus Paryla and Leonard Hokanson)

Channel名:LOFTmusic(オリジナルのサイトはこちらのリンク先

●ブラームス:帰郷 Op. 7 No. 6;日曜日 Op. 47 No. 3
Johannes Brahms - Heimkehr Op. 7 No. 6
Johannes Brahms - Sonntag Op. 47 No. 3
Hermann Prey: Brahms - Heimkehr & Sonntag (with Nikolaus Paryla and Leonard Hokanson)

Channel名:LOFTmusic(オリジナルのサイトはこちらのリンク先

フェーリクス・メンデルスゾーン:羊飼いの歌 Op. 57 No. 2
Felix Mendelssohn - Hirtenlied Op. 57 No. 2

フランツ・リスト:三人のジプシー S 320
Franz Liszt - Die drei Zigeuner S 320

フランツ・リスト:祖先の墓 S 281
Franz Liszt - Die Vätergruft S 281

リヒャルト・シュトラウス:メロドラマ「海辺の城 TrV 191」
Richard Strauss - Das Schloß am Meere TrV 191

●フーゴー・ヴォルフ:火の騎士
Hugo Wolf: Der Feuerreiter (From "Mörike-Lieder")
Hermann Prey - Wolf: Mörike-Lieder: 44. Der Feuerreiter

Channel名:ドイツ・グラモフォン(オリジナルのサイトはこちらのリンク先

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【再アップ】ヘルマン・プライ/ドイツ歌曲ドキュメンタリー映像「ミンネザングから現代まで」(約100分)

以前、こちらのリンク先の記事でご紹介したヘルマン・プライのドキュメンタリー映像がしばらく削除されていましたが、久しぶりにアップされました。
貴重な録音や映像をアップしてくださるkadoguyさんに感謝です!

●Hermann Prey: "From Minnesang to the Present" (NDR, 1975)

Channel名:kadoguy(オリジナルのサイトはこちらのリンク先です)

04:27- シューベルト/憩いなき愛(Schubert: Rastlose Liebe)D138(ピアノ:レナード・ホカンソン(Leonard Hokanson))

06:11- シューベルト/羊飼いの嘆きの歌(Schäfers Klagelied)D121(ピアノ前奏付、冒頭部分のみ)(ピアノ:レナード・ホカンソン)

26:32- レーヴェ/エーバーシュタイン伯爵(Loewe: Graf Eberstein)Op.9-6-5(ピアノ:レナード・ホカンソン)

33:47- シューベルト/夕映えの中で(Im Abendrot)D799(ピアノ:クルト・パーレン(Kurt Pahlen))

40:06- シューベルト/ミューズの息子(Der Musensohn)D764(ピアノ:レナード・ホカンソン)

48:54- シューマン/献呈(Schumann: Widmung)Op.25-1(ピアノ:レナード・ホカンソン)

59:39- ブラームス/教会墓地にて(Brahms: Auf dem Kirchhofe)Op.105-4(ピアノ:レナード・ホカンソン)

1:04:42- ヴォルフ/お別れ(Wolf: Abschied)(ピアノ:レナード・ホカンソン)

1:17:57- プフィッツナー/沈む太陽は美しく輝く(Pfitzner: Es glänzt so schön die sinkende Sonne)Op.4-1(ピアノ:レナード・ホカンソン)

1:25:08- フォルトナー/「ヘルダーリンの4つの歌曲」~II.ヒュペーリオンの運命の歌(Fortner: Hyperions Schicksalslied)(ピアノ:レナード・ホカンソン)

1:35:57- シューベルト/音楽に寄せて(An die Musik)D547(ピアノ:クルト・パーレン)

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Frohe Weihnachten!! (コルネーリウス/幼児キリスト)

Christkind, Op. 8 no. 6
 幼児(おさなご)キリスト

Das einst ein Kind auf Erden war,
Christkindlein kommt noch jedes Jahr.
 かつて地上で子供だった
 幼児キリストは今もまだ毎年やってきます

Kommet vom hohen Sternenzelt,
Freut und beglücket alle Welt!
 高い星空から来て
 世界中を喜ばせ幸せにします!

Mit Kindern feiert's froh den Tag,
Wo Christkind in der Krippe lag;
 子供たちと楽しくその日を祝います
 幼児キリストが飼い葉桶で横になっていた日を

Den Christbaum zündet's überall,
Weckt Orgelklang und Glockenschall.
 至る所クリスマスツリーの明かりを灯し
 オルガンの響きと鐘の音を鳴らします

Christkindlein kommt zu arm und reich,
Die Guten sind ihm alle gleich.
 幼児キリストは貧しい子の所にも豊かな子の所にもやってきます
 いい子ならば彼にはみな同じなのです

Danket ihm denn und grüßt es fein,
Auch euch beglückte Christkindlein!
 彼に感謝してしっかり挨拶するようにね
 そうすれば幼児キリストは君たちも喜ばせてくれるでしょう!

詩&曲:Peter Cornelius (1824-1874) 

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●Hermann Prey(BR) & Leonard Hokanson(P)

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ヘレン&クラウス・ドーナト&プライ&ホカンソン/1978年シューベルトの夕べ(ホーエネムス・ライヴ音源)

1978年6月26日にホーエネムスのリッターザール(騎士の間)でシューベルティアーデのコンサートが催されました。
その時のライヴ音源がアップされていたので、シェアしたいと思います。

女声歌曲をヘレン・ドーナト(S)&クラウス・ドーナト(P)夫妻、
男声歌曲をヘルマン・プライ(BR)&レナード・ホカンソン(P)が演奏しています。
二重唱のミニョンと竪琴弾き「ただ憧れを知る者だけが」D 877/1はどちらのピアニストが演奏したのかは分かりません。
さらに「岩の上の羊飼い」ではクラリネットのウルフ・ローデンホイザーが共演しました。

最後に置かれた「岩の上の羊飼い」以外はすべてゲーテの詩による歌曲がプログラミングされ、
前半は『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代(Wilhelm Meisters Lehrjahre)』からの詩が集められています。
男女の歌手が揃ったステージならではの選曲が興味深いです。

26 Juni 1978, 20:00 Uhr, Rittersaal im Palast Hohenems

ヘレン・ドーナト(Helen Donath)(S)
クラウス・ドーナト(Klaus Donath)(P)

ヘルマン・プライ(Hermann Prey)(BR)
レナード・ホカンソン(Leonard Hokanson)(P)

ウルフ・ローデンホイザー(Ulf Rodenhäuser)(CL)

シューベルト(Schubert)作曲:

0:00 歌手(Der Sänger) D 149 (BR)

7:35 竪琴弾きIII「涙と共にパンを食べたことのない者」(Harfenspieler) D 480 (BR)

12:52 竪琴弾きI「孤独に浸り込む者」(Harfenspieler) D 478 (BR)

17:24 ミニョンの歌「あの国をご存知ですか」(Mignon) D 321 (S)

22:21 ミニョンと竪琴弾き「ただ憧れを知る者だけが」(Mignon und der Harfner) D 877/1 (S, BR)

26:25 竪琴弾きII「戸口に忍び寄り」(Harfenspieler) D 479 (BR)

29:27 ミニョンの歌「話せと言わないで下さい」(Mignon) D 877/2 (S)

33:02 ミニョンの歌「私をこのままにしておいて下さい」(Mignon) D 877/3 (S)

〜休憩(Pause)〜

35:52 悲しみの喜び(Wonne der Wehmut) D 260 (S)

36:56 愛「喜びに満ち、悲しみに満ち」(Die Liebe) D 210 (S)

38:33 恋する娘が手紙を書く(Die Liebende schreibt) D 673 (S)

41:36 ミニョンの歌「ただ憧れを知る者だけが」(Mignon) D 877/4 (S)

44:58 ミニョンに(An Mignon) D 161 (BR)

48:24 遥かな女性に(An die Entfernte) D 765 (BR)

52:10 川辺にて(Am Flusse) D 766 (途中雑音あり) (BR)

54:44 歓迎と別れ(Willkommen und Abschied) D 767 (BR)

58:41 岩の上の羊飼い(Der Hirt auf dem Felsen) D 965 (S, CL)

Schubertiadeのアーカイヴページはこちら

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ヘルマン・プライ&ジェラルド・ムーア/シューベルト「冬の旅」(1959年ケルン録音)配信限定リリース

いつもコメントを下さるプライファンの真子さんからの情報で、ヘルマン・プライ(Hermann Prey)&ジェラルド・ムーア(Gerald Moore)の「冬の旅」初出音源が発売されたことが分かりましたので、ご紹介します。

プライとムーアのコンビはシューベルトのゲーテ&シラー歌曲集、「白鳥の歌」、ブラームス、ヴォルフ、プフィッツナー、R.シュトラウス歌曲集など数多くの名盤を残してきましたが、「冬の旅」の録音はありませんでした。

今回、1959年ケルン録音ということまではジャケット写真の記載で分かっているのですが、パッケージではなく、配信のみの販売とのことで、詳細ないきさつなどは不明です。

音源を聞いた限りでは、ライヴ録音ではなさそうです。
放送録音か、あるいは商業用に録音してお蔵入りになった録音なのでしょうか。
音は悪くないです。

 amazonはこちら

Singers of the Century - Hermann Prey: Winterreise

Prey_moore_winterreise_1959


プライは伸びやかな美声で丁寧に歌を紡いでいきます。
ムーアは安定したテンポで、歌に満ちた演奏を聞かせています。

興味のある方はまずは上記のサイトから試聴してみることをお勧めします。

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もう一つ、動画サイトにプライとホカンソンによるシューベルトの1984年ヴィーン・ライヴ録音がアップされていました。

録音: Nov. 1984, Brahms-Saal, Musikverein, Wien (live)

Hermann Prey(BR)
Leonard Hokanson(P)

Franz Schubert:
I. Sehnsucht(憧れ), D 123 0:00-
II. Am See(湖上で), D 124 4:05-
III. Der Taucher(水中を潜る男), D 111 10:14-
IV. Geistes-Gruß(幽霊の挨拶), D 142 34:39-
V. Genügsamkeit(満足), D 143 36:41-
VI. Der Sänger(歌びと), D 149 38:34-
VII. Alles um Liebe(愛のすべて), D 241 46:25-

長大な「水中を潜る男(潜水者), D 111」が聞きものですが、他に「満足」や「愛のすべて」のような珍しい作品も歌われていて貴重な音源だと思います。

プライ生誕90年にあたり、あらためて彼の録音を一つ一つ聞いてみるのもいいかもしれませんね。

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レナード・ホカンソンのソロ録音

ヘルマン・プライなどの共演者としてよく知られているアメリカのピアニスト、故レナード・ホカンソン(Leonard Hokanson: 1931.8.13,Vinalhaven-2003.3.21,Bloomington)はソリストとしても活動していて、なかでもブラームスの後期小品集のCD(Bayer)は珠玉の一枚でしたが、動画サイトでもいくつかの音源がアップされていたのでご紹介します。
特にショパンは、まさかホカンソンのレパートリーに含まれていたとは想像もしていませんでした。

ベートーヴェン「エリーゼのために」

シューマン「トロイメライ」

ショパン「幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66」

ブラームス「間奏曲 変ホ短調 Op.118-6」

まだ私が学生だった頃、FMでリストのオケ編曲版によるシューベルト「さすらい人幻想曲」をホカンソンが弾いたライヴが放送されたのを覚えています。
決してテクニシャンではなかったホカンソンですが、時に聴き手の心に訴えかける歌心を感じさせるピアニストだったと思います。

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プライ日本公演曲目1990年(第9回来日)

第9回来日:1990年11月

Prey_hokanson_1990_pamphletヘルマン・プライ(Hermann Prey)(BR)
レナード・ホカンソン(Leonard Hokanson)(P)
東京フィルハーモニー交響楽団(Tokyo Philharmonic Orchestra)
NHK交響楽団(NHK Symphony Orchestra)
佐藤功太郎(Kotaro Sato)(C)
ヴァーツラフ・ノイマン(Václav Neumann)(C)

11月2日(金)19:00 秋田:アトリオン音楽ホール:プログラムA
11月3日(土)18:00 甲府:山梨県民文化ホール:プログラムA
11月5日(月)18:45 水戸:水戸芸術館:プログラムA
11月6日(火)19:00 横浜:神奈川県立音楽堂:プログラムA
11月8日(木)19:00 大阪:ザ・シンフォニーホール:プログラムA
11月10日(土)13:30 大阪:金蘭短期大学佐藤講堂:プログラムA
11月12日(月)19:00 東京:サントリーホール:プログラムB
11月15日(木)19:00 東京:NHKホール:NHK交響楽団第1125回定期演奏会
11月16日(金)19:00 東京:NHKホール:NHK交響楽団第1125回定期演奏会
11月19日(月)19:00 東京:サントリーホール:プログラムA
11月22日(木)19:00 東京:サントリーホール:プログラムC

●プログラムA 共演:レナード・ホカンソン(P)

シューベルト(Schubert)/<冬の旅>(Winterreise)D911
(おやすみ/風見/凍った涙/氷結/ぼだい樹/雪どけの水流/凍った川で/かえりみ/鬼火/休息/春の夢/孤独/郵便馬車/霜おく頭/からす/最後の希望/村で/あらしの朝/まぼろし/道しるべ/宿/勇気/幻の太陽/辻音楽師)

●プログラムB 共演:レナード・ホカンソン(P)

シューマン(Schumann)/<12の詩>(12 Gedichte)Op. 35
(あらしの夜のたのしさ/愛と歓びは捨て去るのです/旅するよろこび/はじめての緑/森への憧れ/亡き友の酒盃に寄す/さすらい/ひそかな愛/問い/ひそかな涙/だれがおまえを傷つけたのか/むかしのラウテ)

 ~休憩~

シューマン/<詩人の恋>(Dichterliebe)Op. 48
(うるわしい、妙なる五月に/ぼくの涙はあふれ出て/ばらや、百合や、鳩/ぼくがきみの瞳を見つめると/ぼくの心をひそめてみたい/ラインの聖なる流れ/ぼくは恨みはしない/花が、小さな花がわかってくれるなら/あれはフルートとヴァイオリンのひびき/かつてあのひとの歌ってくれた/ある若者がある娘に恋をした/まばゆく明るい夏の朝に/ぼくは夢のなかで泣きぬれた/夜ごとにぼくはきみの夢を見る/むかしむかしの童話の国から/いまわしい歌草を)

●プログラムC「オペラ・アリアの夕べ」 共演:東京フィルハーモニー交響楽団;佐藤功太郎(C)

モーツァルト(Mozart)作曲
<フィガロの結婚>序曲(<Le nozze di Figaro> Overture)
フィガロのアリア「もう飛ぶまいぞ、この蝶々」(Non più andrai, farfallone amoroso)

モーツァルト作曲
<魔笛>序曲(<Die Zauberflöte> Overture)
パパゲーノのアリア「おいらは鳥刺し」(Der Vogelfänger bin ich ja)

モーツァルト作曲
<コシ・ファン・トゥッテ>序曲(<Cosi fan tutte> Overture)
グリエルモのアリア「彼に眼を向けなさい」(Rivolgete a lui lo sguardo)

ロルツィング(Lortzing)作曲
<密猟者>序曲(<Der Wildschütz> Overture)
伯爵のレシタティーヴォとアリア「やさしい朝の太陽はなんと晴れやかにかがやき」(Wie freundlich strahlt die holde Morgensonne)

クロイツァー(Kreutzer)作曲
<グラナダの夜営>より狩人のロマンス「ぼくは射撃手だ」(<Nachtlager in Granada> Ein Schütz' bin ich)

ワーグナー(Wagner)作曲
<タンホイザー>序曲(<Tannhäuser> Overture)
ヴォルフラムの歌「ああ!わたしのやさしい夕星よ」(O! du mein holder Abendstern)

ワーグナー作曲
<ニュルンベルグのマイスタージンガー>よりハンス・ザックスのモノローグ「にわとこのモノローグ」(<Die Meistersinger von Nürnberg> Flieder-monolog)
<ニュルンベルグのマイスタージンガー>前奏曲(<Die Meistersinger von Nürnberg> Prelude)

●NHK交響楽団第1125回定期演奏会 共演:NHK交響楽団;ヴァーツラフ・ノイマン(C)

マーラー/「亡き子をしのぶ歌」

マーラー/交響曲第1番ニ長調「巨人」

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ヘルマン・プライ9回目の来日は、前回から2年後の1990年。
ピアニストは1973年以来日本で共演していなかったレナード・ホカンソン(1931.8.13, Vinalhaven, Maine, US - 2003.3.21, Bloomington, Minnesota, US)が久しぶりに登場した。
オーケストラは初共演の佐藤功太郎(1944年東京生まれ)指揮、東京フィルハーモニー交響楽団が務めている。

曲目については、再び「冬の旅」がすべての地方で歌われ、1980年を除いてすべての来日公演で歌われたことになる。
私は「冬の旅」ではなく、サントリーホールで1回だけ披露されたシューマン歌曲の夕べ(11月12日)を聴きに行った。
「詩人の恋」は1971年に日本公演で披露していたが、ユスティーヌス・ケルナーによる「12の詩」は彼にとって日本初披露である。
「はじめての緑」や「だれがおまえを傷つけたのか」「むかしのラウテ」などは単独でもよく歌われる曲であるし、プライも80年代にDENONレーベルにホカンソンと12曲まとめて再録音していた。
この時も安いP席(舞台後ろ側の席)で聴いたのだが、プライの歌うシューマンを生で聴くのはこの時がはじめてだった。
この演奏会のころはすでに感想メモを取らなくなっていたので、どのような演奏だったのかはっきりとは思い出せない。
ただ、ホカンソンの実演を聴いたのははじめてで(同時に最後になってしまったが)、弾く姿をかなり間近で見れた記憶が残っている。

ところで、ホカンソンだが、現在もご健在で悠々自適な生活を送っているのだろうと思いこんでいたのだが、実はすでに亡くなっていて、今年が没後5年ということを最近知った。
当時音楽メディアでは報道されたのだろうか、そうだとしたら私が見過ごしていただけなのだが。

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プライ日本公演曲目1973年(第3回来日)

第3回来日:1973年10~11月

ヘルマン・プライ(Hermann Prey)(BR)
レナード・ホカンソン(Leonard Hokanson)(P:プログラムA~C)
読売日本交響楽団(プログラムD)
山田一雄(C:プログラムD)

10月19日(金)18:30 北海道厚生年金会館:プログラムC
10月22日(月)19:00 東京文化会館大ホール:プログラムA
10月26日(金)19:00 東京文化会館大ホール:プログラムD「第96回読売日本交響楽団定期演奏会」
10月28日(日)18:30 新潟県民会館:プログラムB
10月30日(火)19:00 東京厚生年金会館大ホール:プログラムC
11月2日(金)19:00 東京文化会館大ホール:プログラムC
11月5日(月)19:00 大阪フェスティバルホール:プログラムC
11月9日(金)18:30 千葉県文化会館:プログラムB
11月11日(日)18:30 神奈川県立音楽堂:プログラムB
11月13日(火)19:00 東京文化会館大ホール:プログラムB

●プログラムA「シューベルトとレーヴェのバラード」 共演:レナード・ホカンソン(P)

シューベルト/魔王(Erlkönig)D328
 トゥーレの王(Der König in Thule)D367
 歌びと(Der Sänger)D149
 潜水者(Der Taucher)D77

レーヴェ/アーチボード・ダグラス(Archibald Douglas)Op. 128
 オルフ氏(Herr Oluf)Op. 2-2
 海を行くオーディン(Odins Meeresritt)Op. 118
 忠実なエッカルト(Der getreue Eckardt)Op. 44-2
 婚礼の歌(Hochzeitslied)Op. 20-1
 魔王(Erlkönig)Op. 1-3

●プログラムB「白鳥の歌とザイドルの詩による四つの歌/シューベルト」 共演:レナード・ホカンソン(P)

・ザイドルの詩による五つの歌
シューベルト/まちの外で(Im Freien)D880
 あこがれ(Sehnsucht)D879
 さすらい人が月に寄せて(Der Wanderer an den Mond)D870
 窓辺にて(Am Fenster)D878
 鳩の使い(Die Taubenpost)D965A(D957-14)

・歌曲集「白鳥の歌」よりハイネの詩による六つの歌
シューベルト/アトラス(Der Atlas)D957-8
 彼女のおもかげ(Ihr Bild)D957-9
 漁師の娘(Das Fischermädchen)D957-10
 まち(Die Stadt)D957-11
 海辺で(Am Meer)D957-12
 影法師(Der Doppelgänger)D957-13

・歌曲集「白鳥の歌」よりレルシュタープの詩による七つの歌
シューベルト/愛の便り(Liebesbotschaft)D957-1
 兵士の予感(Kriegers Ahnung)D957-2
 春のあこがれ(Frühlingssehnsucht)D957-3
 セレナーデ(Ständchen)D957-4
 わが宿(Aufenthalt)D957-5
 遠い国で(In der Ferne)D957-6
 わかれ(Abschied)D957-7

●プログラムC 共演:レナード・ホカンソン(P)

シューベルト/歌曲集「冬の旅」(Winterreise)D911

●プログラムD「第96回読売日本交響楽団定期演奏会」 共演:読売日本交響楽団;山田一雄(C)

モーツァルト/交響曲第36番ハ長調K.V.425<リンツ>
ヘンツェ/「5つのナポリの歌」(5 neapolitanische Lieder)
マーラー/歌曲集「さすらう若人の歌」(Lieder eines fahrenden Gesellen)(彼女の婚礼の日は/朝の野辺を歩けば/燃えるような短剣で/彼女の青い目が)
ファリャ/舞踊組曲<三角帽子>

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ヘルマン・プライ3回目の来日は、前回からわずか2年後の1973年。
プログラムはレナード・ホカンソンとの3種類と、読売日本交響楽団定期公演でのヘンツェとマーラーである。
ホカンソンとのリサイタルでは前2回同様「冬の旅」が歌われているほかに、Aプログラムではシューベルトとレーヴェのバラードばかりを集め、東京で1回だけ披露され、Bプログラムでは「白鳥の歌」全曲にザイドルの歌曲を加えた意欲的な選曲である。
プライはハースリンガー出版の「白鳥の歌」を“解体”した最初の一人だろう。
ハースリンガーが最後に置いたザイドルの「鳩の使い」をほかのザイドル歌曲と共に最初に置き、続いて後半のハイネ歌曲集を置き、ハースリンガー版最初のレルシュタープ歌曲集を最後に置く。
この順序の解体がプライにとってどのような意味を持つのかは分からないが、「白鳥の歌」の曲順がシューベルトの意思とは無関係である以上、プライの試みを否定する理由は全くない。
今回のプログラムで最も注目すべきなのはやはりプログラムAのシューベルトとレーヴェのバラードの夕べであろう。
シューベルトの「魔王」で始まり、同じ詩によるレーヴェの「魔王」で終えるというプログラミングは良く考えられたものだと思う。
30分近くかかる長大なシラーの詩によるバラード「潜水者」など、当時はほとんど演奏されることのない珍しい選曲だったのではないか。
レーヴェ歌曲の部では、10分ほどかかる「アーチボード・ダグラス」で始め、「オルフ氏」や「海を行くオーディン」などよく知られた曲が続いている。
プライのレーヴェはF=ディースカウのような歯切れのよい芝居っ気ではなく、のびのびとした屈託のなさに良さがある。
そういう意味ではプライの美質を生かす曲とは必ずしもいえない深刻な曲が多く選ばれているのが興味深い。
読売日本交響楽団の定期演奏会では前2回の来日公演でも歌われた「さすらう若人の歌」と、初来日時に歌われたヘンツェ「5つのナポリの歌」を再度取り上げている。
初期のプライが気に入っていた歌曲集なのだろう。

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プライ日本公演曲目1971年(第2回来日)

第2回来日:1971年6月

 

ヘルマン・プライ(Hermann Prey)(BR)
レナード・ホカンソン(Leonard Hokanson)(P:プログラムA~C)
東京都交響楽団(プログラムD)
森正(もり・ただし)(C:プログラムD)

 

6月2日(水)19:00 東京文化会館:プログラムA
6月5日(土)19:00 東京文化会館:プログラムB
6月8日(火)18:30 神奈川県立音楽堂:プログラムB
6月10日(木)19:00 大阪フェスティバルホール:プログラムB
6月14日(月)19:00 東京文化会館:プログラムD(都民劇場)
6月16日(水)19:00 東京文化会館:プログラムD(都民劇場)
6月18日(金)19:00 東京文化会館:プログラムC

 

●プログラムA 共演:レナード・ホカンソン(P)

 

シューマン/歌曲集「詩人の恋」(Dichterliebe, Op. 48)

 

ヴォルフ/「アイヒェンドルフ歌曲集」より
期待(Erwartung)
音楽師(Der Musikant)
セレナード(Das Ständchen)
友人(Der Freund)
語らぬ愛(Verschwiegene Liebe)
兵士Ⅰ(Der Soldat 1)
なによりいいのは(Lieber alles)
学生(Der Scholar)
絶望した恋人(Der verzweifelte Liebhaber)
災難(Unfall)
愛の喜び(Liebesglück)
船乗りの別れ(Seemanns Abschied)

 

●プログラムB 共演:レナード・ホカンソン(P)

 

シューベルト/歌曲集「冬の旅」(Winterreise, D911)

 

●プログラムC 共演:レナード・ホカンソン(P)

 

シューベルト/歌曲集「美しき水車屋の娘」(Die schöne Müllerin, D795)

 

●プログラムD「都民劇場音楽サークル第190回定期公演」 共演:東京都交響楽団;森正(C)

 

ワーグナー/オペラ「ローエングリン」第1幕への前奏曲
マーラー/歌曲集「さすらう若者の歌」(Lieder eines fahrenden Gesellen)
~休憩~
ブラームス/ハイドンの主題による変奏曲Op. 56a
マーラー/歌曲集「なき子をしのぶ歌」(Kindertotenlieder)

 

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ヘルマン・プライ2回目の来日は、初来日から10年後の1971年。
この頃にはすでにプライの知名度は前回とは比較にならないほど上がり、F=ディースカウのライバルと目されていたようだ。
プログラムはレナード・ホカンソン(プログラム冊子での表記はレオナルド・ホカンソンとなっている。彼はこの時が初来日)との3種類と、東京都交響楽団定期公演でのマーラーだった。
ホカンソンとのリサイタルでシューベルトの2つの歌曲集が歌われたのは特に目新しいことではないが、Aプログラムとして東京で1回だけ歌われた作品に「詩人の恋」と同時にヴォルフの「アイヒェンドルフ歌曲集」抜粋があったとは驚きである。
まさかプライが日本でヴォルフを歌っていたとは想像もしていなかった。
もちろん彼はコンラート・リヒターやギュンター・ヴァイセンボルンと「アイヒェンドルフ歌曲集」を録音しており得意なレパートリーであることは確かだが、1970年代の日本ではまだヴォルフが歌われることは稀だったのではないだろうか。
プログラム冊子によれば、全20曲中、12曲が歌われている。
実直だったり、豪快なキャラクターをもった人物の飾らぬ心情を歌った曲が選ばれているのは、前半の「詩人の恋」と対比させる意味も込められているのかもしれない。
ヴォルフの曲の中で「イタリア歌曲集」と共に最もプライに合った歌曲集といえるだろう。
「美しき水車屋の娘」は東京で1回披露されただけで、他の3公演が「冬の旅」というのは日本人の好みを反映した結果だろう。
マーラーの「さすらう若者の歌」は初来日時に小林道夫のピアノで披露しているが、1971年は「なき子をしのぶ歌」と共にオケとの共演である。
この公演を聴かれたさすらい人さんによると、この時のプライは音程があがり切らず不調だったようだ。
好不調の波が大きかったプライだが、それでも聴衆が彼を愛し聴き続けてきたのは聴き手を惹きつけてやまない何かがあったということなのだろう。

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