ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Dietrich Fischer-Dieskau)生誕95周年(2020.5.28)

往年の名バリトン、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Dietrich Fischer-Dieskau)が1925年5月28日に生まれて、今日で95年が経ちました。
残念ながら2012年に亡くなっていますが、F=ディースカウの実演を何度か聞くことが出来たことは私にとって最高の思い出になっています。

スタジオ録音は聞ききれないほど膨大な量ですが、インターネットでも彼のライヴをストリーミングで聞くことが出来ます。

オランダの放送局で収録したF=ディースカウとアルフレート・ブレンデルの『冬の旅』のライヴが下記のリンク先で聞けます。
ライヴとは思えないほどの完成度の高さで二人が円熟の演奏を聞かせてくれますので、ぜひお聞きください。

https://www.nporadio4.nl/concerten/4738-legendarisch-archief-winterreise-door-dietrich-fischer-dieskau

●Legendarisch archief: Winterreise door Dietrich Fischer-Dieskau

vrijdag 29 juni 1984, Concertgebouw, Amsterdam

Dietrich Fischer-Dieskau (bariton)
Alfred Brendel (piano)

Franz Schubert(シューベルト): Winterreise(冬の旅), D911

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シューベルト/シラーの詩による「春に寄せて(An den Frühling)」を聞く

An den Frühling, D 283 (1815); D 587 (1817)
 春に寄せて

Willkommen schöner Jüngling!
Du Wonne der Natur!
Mit deinem Blumenkörbchen
Willkommen auf der Flur!
 ようこそ美しい若者よ!
 きみは自然の喜びだ!
 きみの花籠を
 野原で待ち望んでいたよ!

Ei! ei! Da bist ja wieder!
Und bist so lieb und schön!
Und freun wir uns so herzlich,
Entgegen dir zu gehn.
 やあ、やあ、また来てくれたんだね!
 きみはとても愛らしく美しい!
 そしてぼくらはこんなに心から喜んでいるのだ、
 きみのもとに向かうことを。

Denkst auch noch an mein Mädchen?
Ei lieber denke doch!
Dort liebte mich das Mädchen,
Und 's Mädchen liebt mich noch!
 ぼくの彼女のこともまだ思ってくれているかい?
 いやむしろ思っていておくれ!
 あそこで娘はぼくを愛していたけれど
 まだぼくのことを愛し続けているんだ!

Fürs Mädchen manches Blümchen
Erbat ich mir von dir -
Ich komm' und bitte wieder,
Und du? - du gibst es mir?
 あの娘のためにいくつもの花々を
 きみに頼んだものだったね。
 ぼくはまたお願いしに来たんだ。
 それできみは?きみはぼくに花々をくれるのかい?

詩:Friedrich von Schiller (1759 - 1805)
曲:Franz Peter Schubert (1797 - 1828)

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シューベルトは春をテーマにした歌曲を沢山作りましたが、このシラーのテキストによる作品も三回に渡って作曲しました。

・D283:1815年9月6日作曲。独唱とピアノ。Mässig, heiter。2節(詩の2つ分を1節にまとめて)の有節形式
・D338:1816年?作曲。テノール二声+バス二声。Etwas geschwind。4節(詩の節と音楽の節が同じ)の有節形式
・D587:1815年8月(第1稿:旧番号D245),1817年10月(第2稿)作曲。独唱とピアノ。両方の稿ともEtwas geschwind。第1稿は3節(詩の2つ分を1節にまとめて)の有節形式(第3節は第1節を繰り返す)。第2稿は2節の有節形式

●D283
ヘルマン・プライ(BR)&カール・エンゲル(P)

Hermann Prey · Karl Engel
プライは私の知る限りD587を録音しませんでしたが、一方F=ディースカウはD283を録音しませんでした。二人の個性がより引き立つ方を選んだということなのかもしれませんね。
プライの温かみのある美声は聞いていて本当に心地よいです。

●D283
ヘルマン・プライ(BR)&ジェラルド・ムーア(P)

Hermann Prey
Gerald Moore
Studio recording, Berlin-Zehlendorf, 16-18.I.1960
上記のエンゲル盤の前にプライはムーアとも録音していました。こちらは若い頃の甘美な声に魅了されますね。

●D338
ロバート・ショー・チェンバー・シンガーズ

Robert Shaw Chamber Singers conducted by Robert Shaw
男声四部合唱(無伴奏)。各節の最後にラ・ラ(la la)という部分を加えています。合唱ならではの各声部の呼応する様が爽やかな作品です。

●D587 (1st version)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(BR)&ジェラルド・ムーア(P)

Dietrich Fischer-Dieskau--Baritone
Gerald Moore--Piano
1970
F=ディースカウが第2稿ではなく、あえてより素朴な第1稿を選んで録音したのが興味深いです。いつもながら説得力のある歌唱です。

●D587 (2nd version)
ヴォルフガング・ホルツマイア(BR)&ジェラール・ヴィス(P)

Wolfgang Holzmair & Gérard Wyss
ホルツマイアの柔らかい声が春の微風のように爽やかです。

●D587 (2nd version)
エリーザベト・シュヴァルツコプフ(S)&ミヒャエル・ラウハイゼン(P)

Elisabeth Schwarzkopf
Michael Raucheisen
Studio recording, 1940s
シュヴァルツコプフが若かりし頃はこの曲を歌っていたのですね。香り立つ気品が感じられる歌唱です。

●D587
ランヒル・クリスティナ・モッツフェルト(S)&トレヴィジ・ギター・トリオ

Ragnhild Kristina Motzfeldt · Trevigi Guitar Trio
ギター伴奏も味わいがあっていいですね。サロンで聞いているような雰囲気です。歌手はノルウェー出身のようです。

※英国のピアニスト、グレアム・ジョンソンによるハイペリオン・シューベルト歌曲全集では、D283をエリー・アーメリング、D587をジャネット・ベイカーが録音しています。
以下のリンク先で1分ほど試聴出来ます。

●D283: Elly Ameling(S), Graham Johnson(P)
https://www.hyperion-records.co.uk/dw.asp?dc=W2260_GBAJY9000716

●D587 (2nd version): Janet Baker(MS), Graham Johnson(P)
https://www.hyperion-records.co.uk/dw.asp?dc=W2417_GBAJY8800116

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エリー・アーメリング&ドルトン・ボールドウィン(Elly Ameling & Dalton Baldwin)/1982年サル・プレイエル・シューベルト・リサイタル

Récital Elly Ameling, soprano avec Dalton Baldwin, piano : Salle Pleyel, 1982

 こちら

※日本時間の2020.1.16 AM7:00に聴けるようになりました。

Elly Ameling, soprano
Dalton Baldwin, piano

録音:5 novembre 1982 (Salle Pleyel, Paris)

Franz Schubert(シューベルト)

An die Musik(音楽に寄せて) D547
Nachtviolen(ハナダイコン) D752
An den Mond(月に寄せて) D259
Im Freien(戸外にて) D880
Auf dem See(湖上にて) D543
Erlafsee(エルラフ湖) D586
Die Forelle(ます) D550
Wanderers Nachtlied I(さすらい人の夜の歌Ⅰ) D284
Sei mir gegrüsst(わが挨拶を送ろう) D741
Der Musensohn(ムーサの息子) D764
Nähe des Geliebten(恋人のそば) D162
Heidenröslein(野ばら) D257
Amalia(アマーリア) D195
Das Mädchen(乙女) D652
Gretchen's Bitte(グレートヒェンの祈り) D564
Gretchen am Spinnrade(糸を紡ぐグレートヒェン) D118

エリー・アーメリングとドルトン・ボールドウィンによる1982年パリのシューベルト・リサイタルがfrance musiqueのサイトで聞けます。素晴らしいコンビによる素晴らしい音楽をぜひお聞き下さい。

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アーメリング&ヤンセン(Ameling & Jansen)/タングルウッド・シューベルト・ライヴがレーベルのYouTube公式チャンネルで全曲聞けます!

かつてOMEGAレーベルから「Elly Ameling sings Schubert at Tanglewood」というタイトルでCDリリースされた後、しばらくしてオランダの廉価盤レーベルBrilliant Classicsから再発売されたアーメリングとヤンセンのタングルウッド音楽祭でのシューベルト・ライヴがYouTubeのレーベル公式チャンネルに全曲アップされていました。
太っ腹なレーベルです!感謝!

Elly Ameling sings Schubert

録音:1987年7月2日, Tanglewood's Theatre-Concert Hall (live)

Elly Ameling(エリー・アーメリング)(S)
Rudolf Jansen(ルドルフ・ヤンセン)(P)

00:00:00 Franz Schubert: Im Frühling(春に) D. 882, Op. 101: No. 1
00:04:34 Franz Schubert: Frühlingsglaube(春の想い) D. 686, Op. 20: No. 2
00:08:04 Franz Schubert: Erlafsee(エルラフ湖) D. 586, Op. 8: No. 3
00:12:07 Franz Schubert: Der Schmetterling(蝶々) D. 633, Op. 57: No. 1
00:13:47 Dedication to Maurice Abravanel(モーリス・アブラヴァネル夫妻への献辞)
00:14:46 Franz Schubert: An den Mond(月に寄せて) D. 296
00:20:00 Franz Schubert: An den Mond(月に寄せて) D. 193, Op. 57: No. 3
00:23:02 Franz Schubert: Der Einsame(孤独な男) D. 800, Op. 41
00:27:11 Franz Schubert: An die Entfernte(遥かな人に寄せて) D. 765
00:30:32 Franz Schubert: An Sylvia(シルヴィアに) D. 891, Op. 106: No. 4
00:33:30 Franz Schubert: Auf dem Wasser zu singen(水の上で歌う) D. 774, Op. 72
00:37:27 Franz Schubert: Heimliches Lieben(ひそやかな恋) D. 922, Op. 106: No. 1
00:41:40 Franz Schubert: Suleika I(ズライカⅠ) D. 720, Op. 14: No. 1
00:47:39 Franz Schubert: Die junge Nonne(若い尼僧) D. 828, Op. 43: No. 1
00:52:41 Franz Schubert: Iphigenia(イーピゲネイア) D. 573, Op. 98: No. 3
00:56:13 Franz Schubert: Ganymed(ガニュメデス) D. 544, Op. 19: No. 3
01:00:57 Franz Schubert: Die Götter Griechenlands(ギリシャの神々) D. 677
01:05:45 Franz Schubert: Der Musensohn(ムーサの息子) D. 764, Op. 92: No. 1
01:08:08 Franz Schubert: Die Blumensprache(花の言葉) D. 519

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アーメリングの「死と乙女(Der Tod und das Mädchen, D 531)」がドイツのラジオ局で放送されていた!

先日ドイツのラジオ局WDR3でエリー・アーメリング(Elly Ameling)とイェルク・デームス(Jörg Demus)によるシューベルト「死と乙女(Der Tod und das Mädchen, D 531)」が放送されたようです。

 こちら

上記サイトのシューベルトの肖像が掲載されている左横に情報が掲載されています。

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Rätselauflösung(謎解き)

Franz Schubert
Der Tod und das Mädchen
op. 7,3
D 531
Elly Ameling, Sopran
Jörg Demus, Klavier
(2'40'')

Lösung(答え):
Franz Schubert
Quartett d-moll
D 810
Melos-Quartett
(39'47'')

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放送されたのはなぞなぞのコーナーらしく、おそらくアーメリング&デームスの「死と乙女」が放送で流されて、この曲をテーマにした弦楽四重奏曲は何でしょうか?というような問題だったのではないかと推測されます。

私の知る限り、アーメリングはこの曲を商業録音していませんし、Sandmanさんのアーメリング・ディスコグラフィーのサイトではオランダのBeeld en Geluidに保存されているおそらく放送音源が掲載されており、ピアニストはルドルフ・ヤンセン(Rudolf Jansen)でした(Nov.25, 1981)。

WDR3で放送された録音がドイツでのライヴなのか、それとも放送用の録音なのかは分かりませんが、未知の音源がまだまだあることが分かり、ファンとしては嬉しくなりました。

アーメリングが死神を怖がる乙女と、乙女を宥める死神をどのように表現したのか聴いてみたいものです。

ちなみにアーメリングは「死と乙女」のパロディ版とも言える「若者と死(Der Jüngling und der Tod, D 545)」をEMIレーベルにアーウィン・ゲイジ(Irwin Gage)と録音しており、iconシリーズの組み物CDで復活しています。

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イェルク・デームス(Jörg Demus)を偲んで:ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウとの1980年アムステルダム・シューベルト・リサイタル

オランダのインターネットラジオ局Radio4が、イェルク・デームスを偲んだ記事を書いています。
 こちら

 Google翻訳による和訳はこちら

彼の追悼記事には、殆ど歌手の伴奏者としてのキャリアが記されています。
それほど彼を語るうえで歌曲ピアニストとしての側面が大きかったのだと思います。
この記事の後半でF=ディースカウとの1980年アムステルダム・ライヴ録音が聞けるようになっています。
オール・シューベルトで、いずれもF=ディースカウお得意の選曲です。

ちなみにこの録音は、2014年にネットに期間限定で掲載された時に私も記事にしていました。
 こちら

この機会に、伴奏者としてのデームスをあらためて味わってみたいと思います。

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ライヴ録音:1980年12月9日, Concertgebouw Grote Zaal Amsterdam(アムステルダム・コンセルトヘバウ大ホール)

Dietrich Fischer-Dieskau(ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ) (bariton)
Jörg Demus(イェルク・デームス) (piano)

1.Prometheus(プロメテウス) D.674
2.Meeresstille(海の静けさ) D.216
3.An die Leier(竪琴に寄せて) D.737
4.Memnon(メムノン) D.541
5.Freiwilliges Versinken(自ら沈み行く) D.700
6.Der Tod und das Mädchen(死と乙女) D.531
7.Gruppe aus dem Tartarus(タルタロスの群れ) D.583
8.Nachtstück(夜曲) D.672
9.Totengräbers Heimweh(墓掘人の郷愁) D.842

10.Der Wanderer an den Mond(さすらい人が月に寄せて) D.870
11.Abendstern(夕星) D.806
12.Selige Welt(幸福の世界) D.743
13.Auf der Donau(ドナウ川の上で) D.553
14.Über Wildemann(ヴィルデマンの丘を越えて) D.884
15.Wanderers Nachtlied(さすらい人の夜の歌Ⅱ) D.768
16.Des Fischers Liebesglück(漁師の恋の幸福) D.933
17.An die Laute(リュートに寄せて) D.905
18.Der Musensohn(ムーサの息子) D.764

19.Nachtviolen(はなだいこん) D.752
20.Geheimes(秘めごと) D.719
21.An Sylvia(シルヴィアに) D.891
22.Abschied(別れ) D.957 nr.7

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シューベルトの「ただ憧れを知る人だけが(Nur wer die Sehnsucht kennt)」の6種類の曲を聞く

Nur wer die Sehnsucht kennt
Weiß, was ich leide!
Allein und abgetrennt
Von aller Freude
Seh ich an's Firmament
Nach jener Seite.
Ach, der mich liebt und kennt,
Ist in der Weite.
Es schwindelt mir, es brennt
Mein Eingeweide.
Nur wer die Sehnsucht kennt
Weiß, was ich leide!
 ただ憧れを知る人だけが
 私が何に苦しんでいるのか分かるのです!
 ひとり
 あらゆる喜びから引き離されて
 私は天空の
 あちら側に目をやります。
 ああ、私を愛し、知る方は
 遠方にいるのです。
 私は眩暈がして、
 はらわたがちくちく痛みます。
 ただ憧れを知る人だけが
 私が何に苦しんでいるのか分かるのです!

詩:Johann Wolfgang von Goethe (1749-1832), "Mignon", written 1785, appears in Wilhelm Meisters Lehrjahre, first published 1795
曲:Franz Peter Schubert (1797-1828)

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シューベルトは、ゲーテの詩による有名なミニョン(Mignon)の「ただ憧れを知る人だけが(Nur wer die Sehnsucht kennt)」に6回作曲しました(1回目のD 310は2つの稿があります)。
D 310の第1稿のみネット動画で見つけられませんでしたが、あのアーメリング(Elly Ameling)がグレアム・ジョンソン(Graham Johnson)とHyperionに2つの稿をまとめて録音していますので、ご興味のある方はそちらをお聞きください。
また、Naxosレーベルにはルート・ツィーザク(S)とウルリヒ・アイゼンローア(P)が、ミニョン関係のシューベルトの歌曲を1枚にまとめて録音していますので、そちらもシューベルトファンには興味深いと思います。
第1作~第3作、第6作は独唱とピアノ、第4作は無伴奏男声五部合唱、第5作はミニョン(女声)と竪琴弾き(男声)の二重唱とピアノという編成です。
最も有名なのは第6作ですが、ここに至るまでこれだけシューベルトが試行錯誤を繰り返してきたかが分かるとまた感慨深いものがあります。
もちろんさすがシューベルトだけあって、初期の作品からすでに非凡さが感じられ、聞く人によっては好みが分かれるかもしれませんね。

●第1作(第1稿、第2稿):「憧れ」D 310a, D 310b
Sehnsucht, D 310 (1815), published 1895 [voice, piano], first setting (2 versions)
Erste Fassung(第1稿) : 18 Oct. 1815, Sehr langsam, mit Ausdruck, 2/2, As-dur
Zweite Fassung(第2稿) : 18 Oct. 1815, Sehr langsam, mit höchstem Affekt, 2/2, F-dur, 第2稿の最後の行の追加 "der nur weiß, was ich leide!"

D 310b(第2稿) : Dorothee Jansen(S) & Francis Grier(P)

●第2作:「憧れ」D 359
Sehnsucht, D 359 (1816), published 1872 [voice, piano], second setting
1816, Mässig, 6/8, d-moll

Ruth Ziesak(S) & Ulrich Eisenlohr(P)

●第3作:「憧れ」D 481
Sehnsucht, D 481 (1816), published 1895 [voice, piano], third setting
Sep. 1816, Langsam, 2/4, a-moll

Arleen Auger(S) & Walter Olbertz(P)

●第4作:「憧れ」D 656
Sehnsucht, D 656 (1819), published 1867, first performed 1868 [vocal quintet for male voices], fourth setting
T I, T II, BS I, BS II, BS III, Apr. 1819, Langsam, 2/2, E-dur

Robert Shaw Chamber Singers & Robert Shaw(C)

●第5作:「ミニョンと竪琴弾き」D 877-1 (『ヴィルヘルム・マイスターからの歌曲』より)
Mignon und der Harfner, D 877 no. 1 (aus "Gesänge aus Wilhelm Meister, op. 62") (1826), published 1827 [vocal duet with piano], from Gesänge aus Wilhelm Meister, no. 1, fifth setting
Jan. 1826, Langsam, 4/4, h-moll

Victoria de los Angeles(S) & Dietrich Ficher-Dieskau(BR) & Gerald Moore(P)

●第6作:「ミニョンの歌」D 877-4 (『ヴィルヘルム・マイスターからの歌曲』より)
Lied der Mignon, D 877 no. 4 (aus "Gesänge aus Wilhelm Meister, op. 62") (1826), published 1827 [voice, piano], from Gesänge aus Wilhelm Meister, no. 4, sixth setting
Jan. 1826, Langsam, 6/8, a-moll

Barbara Bonney(S) & Geoffrey Parsons(P)

◎おまけ:第6作(「ミニョンの歌」D 877-4)のピアノパート演奏
Lied der Mignon - KARAOKE / PIANO ACCOMPANIMENT - op.62 n.4 - Schubert

Héctor Valls(P)

◎朗読
Johann Wolfgang Goethe „Nur wer die Sehnsucht kennt" (1795)

Fritz Stavenhagen(Rezitation)

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シューベルト「さすらい(Das Wandern)」(「美しい水車屋の娘」より)を聴く

Das Wandern, D 795-1 (aus "Die schöne Müllerin")
 さすらい(「美しい水車屋の娘」D795~第1曲)

Das Wandern ist des Müllers Lust,
Das Wandern!
[Das Wandern ist des Müllers Lust,]
[Das Wandern!]
Das muß ein schlechter Müller sein,
Dem niemals fiel das Wandern ein,
Das Wandern.
[Das Wandern.]
[Das Wandern.]
[Das Wandern.]
 さすらいは粉ひき職人の喜びだ、
 さすらいは!
 さすらいを思いつきもしないやつなんて
 駄目な粉ひき職人にちがいない、
 さすらいを。

Vom Wasser haben wir's gelernt,
Vom Wasser!
[Vom Wasser haben wir's gelernt,]
[Vom Wasser!]
Das hat nicht Rast bei Tag und Nacht,
Ist stets auf Wanderschaft bedacht,
Das Wasser.
[Das Wasser.]
[Das Wasser.]
[Das Wasser.]
 水からぼくらはそれを学んだんだ、
 水から!
 水は昼も夜も休むことなく、
 いつも旅することを考えている、
 水は。

Das sehn wir auch den Rädern ab,
Den Rädern!
[Das sehn wir auch den Rädern ab,]
[Den Rädern!]
Die gar nicht gerne stille stehn,
Die sich mein Tag nicht müde drehn,
Die Räder.
[Die Räder.]
[Die Räder.]
[Die Räder.]
 ぼくらは水車からも見習っている、
 水車からも!
 水車は全く止まろうとしないで、
 疲れることなく毎日回っているんだ、
 水車は。

Die Steine selbst, so schwer sie sind,
Die Steine!
[Die Steine selbst, so schwer sie sind,]
[Die Steine!]
Sie tanzen mit den muntern Reihn
Und wollen gar noch schneller sein,
Die Steine.
[Die Steine.]
[Die Steine.]
[Die Steine.]
 石臼からさえも見習うんだ、あんなに重いのに、
 石臼からも!
 石臼は元気に輪舞を踊り、
 徐々に速く進もうとさえする、
 石臼は。

O Wandern, Wandern, meine Lust,
O Wandern!
[O Wandern, Wandern, meine Lust,]
[O Wandern!]
Herr Meister und Frau Meisterin,
Laßt mich in Frieden weiterziehn
Und wandern.
[Und wandern.]
[Und wandern.]
[Und wandern.]
 おお、さすらい、さすらい、ぼくの喜び、
 おお、さすらいよ!
 親方様、奥様、
 安心してぼくを行かせてください、
 さすらいの旅に。

詩:Wilhelm Müller (1794-1827)
曲:Franz Peter Schubert (1797-1828)

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シューベルトの20曲からなる歌曲集「美しい水車屋の娘」D795の冒頭の曲を聴き比べようと思います。
水車屋の修行の旅に出かけた青年が、ある水車屋で美しい娘に出会い、デートまでこぎつけるのですが、恋敵の狩人に奪われ、失意のうちに入水自殺するという切ない内容になっています。
オリジナルにはプロローグとエピローグがあり、さらにシューベルトが作曲しなかったテキストもいくつかあります。
それらを完全収録したのが、Hyperionのシューベルト歌曲全集のボストリッジ&グレアム・ジョンソンのCDで、作曲されなかった詩の朗読をあのフィッシャー=ディースカウが担当しています。
興味のある方はそちらもチェックしてみてはいかがでしょうか。

この第1曲「さすらい」の詩人ミュラーによる原題は"Wanderschaft(さすらい、旅などの意味)"だそうです。
全5節からなる有節歌曲で、民謡調の響きがテキストの趣を反映していると思います。
ジェラルド・ムーアが各節を描き分けることを提唱して以来、ピアノパートはムーアの演奏が手本になっている感があります。
下記のいくつかの録音でそれを確認できますが、一方で独自の解釈を聞かせるピアニストもいます。しかし、もちろんムーアを意識していることは確かと思われます。
この曲は高声によって魅力を放つと言われ、かのハンス・ホッターも全曲歌おうかと思ったが諦めたと語っています(「どこへ」など単独ではホッターも録音しています)。
女声ではロッテ・レーマンやブリギッテ・ファスベンダーなどの例はありますが、ほとんど歌われません。
「冬の旅」を多くの女声が挑戦するのとはやはり違うのでしょうね。

詩の朗読(Johannes Held)

フリッツ・ヴンダーリヒ(T) & フーベルト・ギーセン(P)
Fritz Wunderlich(T) & Hubert Giesen(P)

ヴンダーリヒのみずみずしい美声は比類ない独自のものでした。この歌曲集の持ち味とこれほどぴったりはまる歌い手もそうは多くないでしょう。

ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(BR) & ジェラルド・ムーア(P)
Dietrich Fischer-Dieskau(BR) & Gerald Moore(P)

1961年12月のEMI録音。速めのテンポで快適に進むディースカウとムーアの爽快な演奏が素晴らしいです。私はこのコンビの3種の中ではこの録音が一番好きです。

ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(BR) & ジェラルド・ムーア(P)
Dietrich Fischer-Dieskau(BR) & Gerald Moore(P)

1971年のDG録音。2人とも円熟期の余裕があり、かなり節ごとに表情を変えているのが興味深いです。

ヘルマン・プライ(BR) & レナード・ホカンソン(P)
Hermann Prey(BR) & Leonard Hokanson(P)

1980年代初頭の映像作品。プライはドイツ語のごつごつした響きをリズミカルに表現する一方で、各節の締めは柔らかい表情を聞かせて、まさに1曲で多彩な表現を聞かせています。ホカンソンも温かみのある演奏です。

オーラフ・ベーア(BR) & ジェフリー・パーソンズ(P)
Olaf Bär(BR) & Geoffrey Parsons(P)

ベーアが彗星のごとく現れて知られるようになった録音です。若々しくみずみずしいハイバリトンがなんとも魅力的です。そしてパーソンズのかっちりした見事なピアノにいつもながら聞きほれてしまいます。

ピーター・ピアーズ(T) & ベンジャミン・ブリテン(P)
Peter Pears(T) & Benjamin Britten(P)

演奏の映像です。公私ともに良きパートナーだったピアーズ&ブリテンの貴重な記録です。ピアーズは生き生きと明瞭に歌い、ブリテンはノンレガートを貫きながらもペダルを時に使って表情を描き分けています。

クリスティアン・ゲルハーエル(BR) & ゲロルト・フーバー(P)
Christian Gerhaher(BR) & Gerold Huber(P)

2003年録音。まだ彼らが無名に近かった頃の録音。ゲルハーエルのハイバリトンの美声は魅力的で将来の大成を予感させます。フーバーも細かく表情を描いています。

フローリアン・ベッシュ(BR) & マルコム・マーティノー(P)
Florian Boesch(BR) & Malcom Martineau(P)

2013年録音。ベッシュの声は柔らかくて、押しつけがましくないです。マーティノーも控えめですが、ノンレガート主体で演奏し表情はこまやかです。

ヨナス・カウフマン(T) & ヘルムート・ドイチュ(P)
Jonas Kaufmann(T) & Helmut Deutsch(P)

2018年1月20日, Carnegie Hall録音。演奏の映像を見ることが出来ます。暗めの声質をもったテノールのカウフマンですが、歌声の表情は明朗そのものです。ドイチュもノンレガート主体で、第4節も特に石臼の重みを強調していないところに彼の主張が感じられます。

イアン・ボストリッジ(T) & 内田光子(P)
Ian Bostridge(T) & Mitsuko Uchida(P)

2004年3月サントリーホールでの映像。全曲の録画なので、第1曲のみを聴く場合は3:00あたりで動画を止めてください。ボストリッジの美声とシューベルティアン、内田の絶妙な演奏。魅力的です。

フランシスコ・アライサ(T) & アーウィン・ゲイジ(P)
Francisco Araiza(T) & Irwin Gage(P)

1980年代はFMラジオでアライサのライヴが沢山放送されました。アライサはドイツ人のようには演奏しないと言い切っていました。確かにラテンの熱い美声なのですが、土台がしっかりしているせいか違和感はありません。ゲイジはとてもゆっくりめのテンポですが、丁寧な演奏です。

クリストフ・プレガルディアン(T) & ミヒャエル・ゲース(P)
Christoph Prégardien(T) & Michael Gees(P)

演奏の映像です。プレガルディアンは歌声部に時折装飾を加えているのが興味深いです。ゲースのペダリングとタッチは個性的ながら魅了されます。

ペーター・シュライアー(T) & コンラート・ラゴスニク(Guitar)
Peter Schreier(T) & Konrad Ragossnig(Guitar)

シュライアーは1980年にハンマークラヴィーア版、ギター版、シューベルトの親友フォーグルによる変更を反映した楽譜によるピアノ版、といった3種類の水車屋を録音しました。このギターとの共演では、起伏を抑えて、しっとりと美しいメロディーを歌っています。

フランツ・リストによるピアノ独奏編曲版の演奏(Franz Liszt - Müllerlieder von Franz Schubert, G 350/1, S. 565 (1846))
セルゲイ・ラフマニノフ(P)
Sergei Rachmaninoff(P)

1925年4月14日録音。リスト編曲の独奏版を、あの大作曲家で大ピアニストのラフマニノフが演奏しています。ラフマニノフは美しい歌曲を多く作曲していることでも知られていますね。

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シューベルト「愛のことづて(Liebesbotschaft, D 957-1)」を聴く

Liebesbotschaft, D 957-1
 愛のことづて

Rauschendes Bächlein,
So silbern und hell,
Eilst zur Geliebten
So munter und schnell?
Ach, trautes Bächlein,
Mein Bote sei Du;
Bringe die Grüße
Des Fernen ihr zu.
 さらさら流れる
 銀色の明るい小川よ、
 恋人のもとに急いでいるのか、
 そんなに元気よく速く流れて?
 ああ、いとしい小川よ、
 ぼくの使者になって、
 はるか離れた者からの挨拶を
 彼女に届けておくれ。

All' ihre Blumen
Im Garten gepflegt,
Die sie so lieblich
Am Busen trägt,
Und ihre Rosen
In purpurner Glut,
Bächlein, erquicke
Mit kühlender Flut.
 庭で手入れをしていた
 彼女の花々をみな
 こんなにも愛らしく彼女は
 胸に飾っている、
 そして彼女の薔薇は
 深紅に燃えている。
 小川よ、
 冷たい水で爽快にさせてあげておくれ。

Wenn sie am Ufer,
In Träume versenkt,
Meiner gedenkend
Das Köpfchen hängt;
Tröste die Süße
Mit freundlichem Blick,
Denn der Geliebte
Kehrt bald zurück.
 彼女が岸辺で
 夢に沈みこみ
 ぼくのことを思って
 ふさぎこんでいたら
 このかわいい子を
 やさしい眼差しで慰めておくれ。
 なぜならあの子の好きな人は
 もうすぐ帰ってくるのだから。

Neigt sich die Sonne
Mit rötlichem Schein,
Wiege das Liebchen
In Schlummer ein.
Rausche sie murmelnd
In süße Ruh,
Flüstre ihr Träume
Der Liebe zu.
 太陽が
 赤く輝きながら傾いていくとき、
 恋人を
 ゆすって眠らせておくれ。
 せせらぎの音で
 甘い憩いにつかせておくれ。
 彼女に
 愛の夢をささやいておくれ。

詩:Ludwig Rellstab (1799-1860)
曲:Franz Peter Schubert (1797-1828)

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歌曲集「白鳥の歌」の第1番目に置かれた歌曲が「愛のことづて(愛の便り)」です。
この歌曲集は最初の7曲がレルシュタープの詩、次の6曲がハイネの詩、そして最後の1曲がザイドルに詩による歌曲集です。
これらを「白鳥の歌」としてまとめたのは、シューベルトの意思ではなく、出版者ハスリンガーによるものです。
シューベルトの亡くなる年である1828年に作られました。

さらさら流れる小川に遠く離れた恋人への言伝を頼むというなんともロマンティックな内容のテキストに、シューベルトらしい爽やかな音楽が付けられています。亡くなる年の作品とは思えないほど明るく若々しい息吹に満ちた美しい作品です。

最初の節と最終節は詩行とピアノのみの箇所が交互に現れ、詩人と小川が対話をしているような効果をあげています。

詩の朗読(Susanna Proskura)

詩の朗読を聞くと、脚韻なども音として感じることが出来るのではないでしょうか。

ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(BR) & ジェラルド・ムーア(P)
Dietrich Fischer-Dieskau(BR) & Gerald Moore(P)

F=ディースカウのテノラールな美声とムーアの安心感のあるピアノで、大好きな録音です。

ハンス・ホッター(BSBR) & ジェラルド・ムーア(P)
Hans Hotter(BSBR) & Gerald Moore(P)

1954年5月28-30日, London録音。ホッターの深く温かい声がとても魅力的です。低く移調してもせせらぎを見事に表現したムーアが素晴らしいです。

ヘルマン・プライ(BR) & レナード・ホカンソン(P)
Hermann Prey(BR) & Leonard Hokanson(P)

1980年代の円熟期の含蓄に富んだプライの映像を味わえます。ホカンソンも温かい演奏です。

ナタリー・ストゥッツマン(CA), インゲル・セーデルグレン(P)
Nathalie Stutzmann(CA), Inger Södergren(P)

2006年東京録画。落ち着いたストゥッツマンのコントラルトの声が心地よい響きを聞かせています。

マティアス・ゲルネ(BR) & クリストフ・エッシェンバハ(P)
Matthias Goerne(BR) & Christoph Eschenbach(P)

2012年録音。落ち着いたふかふかのカーペットのようなゲルネの声に包まれるのもいいです。

松原友(T) & 小林道夫(P)
Tomo Matsubara(T) & Michio Kobayashi(P)

日本の歌曲伴奏の巨匠といってもいい小林道夫氏が演奏している姿を見られます。無駄のないスタイリッシュな演奏が相変わらず素晴らしいです。松原さんの歌もさわやかです。

ピアノパートのみ(Anna Cardona(P))

ピアノ伴奏のみです(良い演奏です)。楽譜が一緒に流れるので、動画を見ながら歌えます。

リスト編曲のピアノ独奏版(ヴラジーミル・ホロヴィッツ(Vladimir Horowitz)(P))

1929年録音。あのホロヴィッツが、リストの歌曲編曲版を弾いています。

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シューベルト「収穫の歌(Erntelied, D434)」を聴く

Erntelied, D434
 収穫の歌

Sicheln schallen,
Ähren fallen
Unter Sichelschall;
Auf den Mädchenhüten
Zittern blaue Blüten,
Freud' ist überall.
[Freud' ist überall.]
 鎌で刈る音が鳴り、
 穂が落ちる、
 鎌の音とともに。
 娘たちの帽子の
 青い花飾りは震え、
 喜びはいたるところにある。

Sicheln klingen,
Mädchen singen
Unter Sichelklang,
Bis, vom Mond beschimmert,
Rings die Stoppel flimmert,
Tönt der Erntesang.
[Tönt der Erntesang.]
 鎌で刈る音が響き、
 娘たちは歌う、
 鎌の響きとともに。
 月に照らされて、
 周囲に切り株がきらめくまで、
 収穫の歌は響き続ける。

Alles springet,
Alles singet,
Was nur lallen kann.
Bei dem Erntemahle
Ißt aus einer Schale
Knecht und Bauersmann.
[Knecht und Bauersmann.]
 皆飛び跳ね、
 皆歌う、
 ろれつの回らぬまま話せることを。
 収穫時の食事では、
 一枚の深皿から食べるのだ、
 使用人も農夫も。

Jeder scherzet,
Jeder herzet
Dann sein Liebelein.
Nach geleerten Kannen
Gehen sie von dannen,
Singen und juchhei'n!
[Singen und juchhei'n!]
 それから誰もがふざけ、
 誰もが抱き合う、
 それぞれの恋人と。
 ジョッキを飲み干すと
 彼らはそこから帰り、
 歌ったり、歓声を挙げたりするのだ!

詩:Ludwig Heinrich Christoph Hölty (1748.12.21, Mariensee - 1776.9.1, Mariensee)
曲:Franz Peter Schubert (1797.1.31, Himmelpfortgrund - 1828.11.19, Wien)

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以前にこの曲について投稿した記事がありますので、よろしければ以下のリンク先からご覧ください。
 こちら

秋といえば収穫の季節です。
そんなわけで、今回聞き比べるのは、シューベルトの「収穫の歌」です。
ヘルティの4つの節からなる有節歌曲です。
スタッカートのピアノパートがうきうきした気分や無骨なダンスを想起させます。
歌は各節の最終行を繰り返します。

この曲は、私がクラシック音楽を聴き始めてまだ間もない頃に、シュヴァルツコプフがEMIに録音したシューベルト歌曲を2枚組にまとめたLPを買って、その中に収録されていたのがはじめての出会いです。
ピアノはG.パーソンズで、他の歌曲と若干毛色の違う親しみやすい曲だったので、すぐに気に入ったのを覚えています。

●ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(BR) & ジェラルド・ムーア(P)
Dietrich Fischer-Dieskau(BR) & Gerald Moore(P)

1970年録音。1,2,4節歌唱。歯切れのよいF=ディースカウの歌唱と、温かみのあるタッチのムーアの演奏がとてもチャーミングです。

●アンネ・ソフィー・フォン・オッター(MS) & ベングト・フォシュベリ(P)
Anne Sofie von Otter(MS) & Bengt Forsberg(P)

1996年録音。全4節歌唱。オッターの歌は威勢よく、明るく、理想的な歌唱と言えるでしょう。フォシュベリも雄弁です。

●マティアス・ゲルネ(BR) & アレクサンダー・シュマルツ(P)
Matthias Goerne(BR) & Alexander Schmalcz(P)

2009年録音。全4節歌唱。ゲルネは快活な歌を歌っている時でも真面目な感じが残っているのが面白いです。シュマルツは美しいタッチで演奏しています。

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