エリー・アーメリング公式チャンネル動画2本更新:ショッソン『7つの歌曲』、コンサートアンコール(トゥリーナ、エリントン)

嬉しいことにエリー・アーメリング公式チャンネルに新しい動画が2本アップされていました。

●コンサートのアンコール2曲:トゥリーナ、エリントン
Elly Ameling; Two encores, Turina and Ellington

アンコール2曲、1985年10月6日フレーデンビュルフ録音
00:05 ホアキン・トゥリーナ:カンタレス(歌)
2:09 デューク・エリントン:ソフィスティケイテッド・レイディー

エリー・アーメリング(S)
ルドルフ・ヤンセン(P)

Two encores, recorded Vredenburg, October 6 1985
00:05 Joaquín Turina - Cantares
2:09 Duke Ellington - Sophisticated Lady

Elly Ameling, soprano
Rudolf Jansen, piano

コンサートのアンコールとして演奏された2曲とのことです。私の知る限り初出音源ではないでしょうか。スペイン歌曲とジャズのスタンダードナンバーをヤンセンがピアノでつないで続けて演奏しているのが興味深いです。全く異なる様式の作品をこうしてまとめて披露してしまえるアーメリングはやはり凄い人ですね。

●ショッソン(一般的な表記はショーソン)『7つの歌曲』Op. 2
Elly Ameling; Sept Mélodies op. 2 - Chausson

ショッソン『7つの歌曲』Op. 2
00:05 1.ナニー
02:43 2.魅惑
04:46 3.蝶々
06:08 4.最後の一葉
08:27 5.イタリア風のセレナード
10:22 6.ヘーベ
13:06 7.ハチドリ

Sept Mélodies op. 2 - Ernest Chausson (1855-1899)
00:05 Nanny (Charles Leconte de Lisle)
02:43 Le charme (Paul Armand Sylvestre)
04:46 Les Papillons (Théophile Gautier)
06:08 La dernière feuille (Théophile Gautier)
08:27 Sérénade Italienne (Paul Bourget)
10:22 Hébé (Louise Ackermann)
13:06 Le Colibri (Charles Leconte de Lisle)

Elly Ameling, soprano
Rudolf Jansen, piano
AVRO RK3, 1-12-1982

ショッソンの『7つの歌曲』Op. 2全曲がここで演奏されていますが、このうち1曲目の「ナニー」のみ彼女の放送録音集"80 jaar"に同一音源が収録されています。実はオランダのネットラジオ局Radio 4で以前にこの全曲が放送されたことがありますが、こうして動画サイトで繰り返し聴けるようにしてもらえるのはファンにとって嬉しいだけでなく歌を勉強している方にとっても有難いことではないかと思います。ショッソンの歌曲は和声の機微がなんとも言えない味を醸し出していて、聞くたびに惹かれます。この7曲のうち「ハチドリ」はコンサートで彼女がよく歌っていて私もアンコールで実際に聴きました。歌曲集としてまとめて聴くと、ショッソンの作風の様々な側面が感じられてとても魅力的でした。そしてアーメリングの歌唱とヤンセンのピアノはいつもながらそれぞれの異なる世界観を細やかに提示してくれています。

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(2021/11/7追記)

2021/10/30の10:15-12:45、14:00-16:30にエリー・アーメリングのマスタークラスが実施されたようです。オランダのゼイストで2021/10/22-31まで催された国際リート・フェスティヴァル(Internationaal Lied Festival Zeist)の一環のようです。
Twitterに参加された方からのリポートがありましたのでリンクを貼っておきます。日本のピアニスト木口さんも参加されたそうです。

木口雄人
https://twitter.com/kiguchi_yuto/status/1453402816266096642

Margriet Schipper
https://twitter.com/MargrietSchipp1/status/1454108546119917570

それからアーメリングといくつかの録音やコンサートで名演を残した指揮者ベルナルト・ハイティンクさん(Bernard Haitink: 4 March 1929 – 21 October 2021)のご冥福をお祈りいたします。

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エリー・アーメリング&ルドルフ・ヤンセン他(Elly Ameling, Rudolf Jansen, & others)フランス放送録音(1985年1月28日)

エリー・アーメリング((Elly Ameling)の1985年の初出音源がアップされていました!!
未知だった音源がどんどん発掘されていくのはファンにとってはたまらなく嬉しいです。
1985年のフランスでの放送音源とのことで、プログラムは、フォレ、ラヴェルのアンサンブル版歌曲集とシューベルトの「岩の上の羊飼い」を含む7曲です。

フォレの歌曲集『優れた歌(La bonne chanson)』は抜粋の7曲ですが、おそらくライヴでは全9曲披露されて、ラジオ番組の時間制約上第1曲、第8曲がカットされたのだろうと推測されます。

演奏形態は、フォレが歌+弦楽四重奏+ピアノ、ラヴェルが歌+フルート2+クラリネット2+弦楽四重奏+ピアノ、シューベルトは「岩の上の羊飼い」のみ歌+クラリネット+ピアノで他は歌+ピアノです。

アーメリングは1985年1月&9月にERATOレーベルにラヴェル歌曲集を録音しているのですが、その時の共演メンバーが今回の音源と同じなので、おそらくスタジオ録音と放送用録音を平行して行ったのではないかと推測されます。

そしてアーメリングの歌声、とても素晴らしかったです!相変わらずきめの細かい感触が彼女の歌から感じられます。言葉一つ一つを大切にしながら、フレーズの大きな流れも意識した至芸!
ピアノ、弦楽四重奏、管楽器とのアンサンブルも美しかったです。

それにしてもアーメリングは「岩の上の羊飼い」が好きだったようで、いろんな音源が発掘されていますね(日本では一度も披露されなかったのが意外です)。

An Elly Ameling Recital (France, 1985)

チャンネル名:kadoguy

フランス放送音源
1985年1月28日

エリー・アーメリング(S)
ルドルフ・ヤンセン(P)
ヴィオッティ四重奏団
フィリップ・ゴティエ(FL)
ジャン=ルイ・ボマディエ(FL)
ロラン・スィモンスィニ(CL)
ジャン=マルク・ヴォルタ(CL)

I. ガブリエル・フォレ:『優れた歌』Op. 61 (抜粋)
2. 曙の色がひろがり 0:00
3. 白い月 2:00
4. ぼくは不実な道を歩いていた 4:26
5. ほんとに、ぼくはこわいくらいだ 6:14
6. おまえがいなくなる前に 8:33
7. さて、それは或る明るい夏の日のことだ 10:56
9. 冬は終わった 13:24

II. モリス・ラヴェル:『3つのステファヌ・マラルメの詩』M. 64
溜息 16:27
叶わぬ望み 20:16
臀部より出でて,ひと跳びで 24:08

III. フランツ・シューベルト:
夕映えの中で, D. 799 26:58
月に寄せて, D. 193 31:12
ひそやかな恋, D. 922 34:30
乙女の嘆き, D. 191 38:30
ここにいたこと, D. 775 42:06
若い尼僧, D. 828 46:04

IV. フランツ・シューベルト: 岩の上の羊飼い, D. 965 50:49

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French radio broadcast
28 January 1985

Elly Ameling(S)
Rudolf Jansen(P)
Quatuor Viotti
(Philippe Goulut, violin; Mark Duprez, violin; Pierre Franck, viola; and Hugh Mackenzie, cello)
Philippe Gautier(FL)
Jean-Louis Beaumadier(FL)
Roland Simoncini(CL)
Jean-Marc Volta(CL)

I. Gabriel Fauré: "La bonne chanson", op. 61 (excerpts)
2. "Puisque l'aube grandit" 0:00
3. "La lune blanche luit dans les bois" 2:00
4. "J'allais par des chemins perfides" 4:26
5. "J'ai presque peur, en vérité" 6:14
6. "Avant que tu ne t'en ailles" 8:33
7. "Donc, ce sera par un clair jour d'été" 10:56
9. "L'hiver a cessé" 13:24

II. Maurice Ravel: "Trois Poèmes de Stéphane Mallarmé", M. 64
"Soupir" 16:27
"Placet futile" 20:16
"Surgi de la croupe et du bond" 24:08

III. Franz Schubert: Six Songs
"Im Abendrot", D. 799 26:58
"An den Mond", D. 193 31:12
"Heimliches Lieben", D. 922 34:30
"Des Mädchens Klage", D. 191 38:30
"Daß sie hier gewesen", D. 775 42:06
"Die junge Nonne", D. 828 46:04

IV. Franz Schubert: "Der Hirt auf dem Felsen", D. 965 50:49

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エリー・アーメリング最近の情報(2021年9月):「岩の上の羊飼い」1986年5月ライヴ音源他

●シューベルト/岩の上の羊飼い D 965
Elly Ameling; Schubert - Der Hirt auf dem Felsen, Op. 129, D 965

エリー・アーメリング(S), カール・ライスター(Cl), ルドルフ・ヤンセン(P)
Elly Ameling - soprano
Karl Leister - clarinet
Rudolf Jansen - piano
Mai-festival Rellinger Kirche 1986
アーメリングが演奏活動の初期から後期まで変わらず取り上げていた「岩の上の羊飼い」のライヴ音源が公式チャンネルにアップされていました。Sandmanさんの「Elly Ameling Discography」に掲載されている録音と同一と思われます。私はこのCDは入手できていないので、こうしてYouTubeでアップしてもらえて感激です!アーメリングの声のコンディションも良く、美しく収録されていました。一番最後の締めのところで、彼女のこれまでのどの録音にも聞かれなかったほどテンポをあげてころころと声を転がせるように上昇していく歌いぶりに驚きました。ここは聴きどころのひとつですね。この曲で彼女は今回のカール・ライスターのように名だたるクラリネット奏者と共演しているのですね(シューベルティアーデではザビーネ・マイアーとも共演したそうです)。ピアノは彼女が長いこと共演してきたオランダ出身のルドルフ・ヤンセンです。

●1980年4月30日
1980 "30 April 1980" Kant A
Klankreportage van abdicatie van Koningin Juliana en de huldiging van Koningin Beatrix in de Nieuwe Kerk te Amsterdam.

1980年4月30日にオランダのベアトリクス女王の即位式がアムステルダム新教会で行われました。その際にモーツァルトの「戴冠ミサK.317」のソプラノ独唱でアーメリングが歌った音源がこちらのLP(Sandmanさんのサイト)の音源にほんのわずかだけ記録されています。17:38からアーメリングの歌声が少しだけ流れます。
エリー・アーメリング(S), スィルヴィア・シュリューター(A), ヘイン・メーンス(T), リウヴェ・フィッサー(BS), ハーグ自由高等学校少年合唱団, アムステルダム室内管弦楽団, シャルル・ドゥ・ヴォルフ(C)
Elly Ameling(S), Sylvia Schlüter(A), Hein Meens(T), Lieuwe Visser(BS), Jeugdkoor Van De Vrije Hoge School Te Den Haag, Amsterdams Kamerorkest, Charles de Wolff(C)

また、Sandmanさんに教えていただいたのですが、ベアトリクス女王の即位式をおさめた下の3時間以上にも及ぶ動画の50分19秒からアーメリングたちの歌う映像が流れ、上述のLP音源よりも少し長く見ることが出来ます。こういう映像はなかなか見れないので貴重ですね。

●アーメリングの最新のマスタークラス
Podium Witteman
Zo 29 aug 18:20 - Seizoen 10 Afl. 1 - Podium Witteman Masterclass
こちらに動画を貼りつけることが出来ないようですので、このリンク先からご覧ください。
Paul Witteman ontvangt Elly Ameling in de Singelkerk in Amsterdam, waar zij bariton Vincent Kusters, sopraan Noëlle Drost en mezzosopraan Lucie Horsch de finesses van de liedkunst zal bijbrengen. Alle drie zijn jong, maar zitten elk in een andere fase van hun zangersloopbaan. Met Elly Ameling werken ze aan liederen van Schubert, Schumann, Debussy en Fauré. De begeleiding is in handen van pianist Hans Eijsackers.
2021年8月29日に放送されたアーメリングのマスタークラスの映像で、約1時間ほどの番組でエネルギッシュに指導しています。ピアノはオランダの名手ハンス・エイサッカース(Hans Eijsackers)が全員担当しています。
受講者と曲は下記の通りです。

7分頃~
Lucie Horsch (mezzo soprano)
シューマン:献呈
Schumann: Widmung, Op. 25-1

25分頃~
Noëlle Drost (soprano)
ドビュッシー:マンドリン
Debussy: Mandoline

43分頃~
Vincent Kusters (baritone)
フォレ:夢のあとで
Fauré: Après un rêve, Op. 7-1
シューマン:献呈
Schumann: Widmung, Op. 25-1

バリトン歌手のみ2曲披露しています。
アーメリングは88歳にしてこのエネルギッシュな指導、ただただ頭が下がります。芸術歌曲に一生を捧げた人だからこその指導だったと思います。
画面右下の歯車マークからOndertitelingをクリックしてNederlandsをクリックするとオランダ語の字幕を表示できます(英語訳の字幕はないですが、なんとなく字面だけでも多少は判断の助けになるので表示しておくといいと思います)。

●モーツァルト: コンサート・アリア「私は行く、だがどこへ」K 583
Mozart: Concert Aria, K 583: Vado, ma dove? Oh Dei!

エリー・アーメリング(S), バイエルン放送交響楽団, ズデニェク・マーカル(C)
Elly Ameling(S), Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks, Zdeněk Mácal(C)
2021年にリリースされた「Wolfgang Amadé Mozart: Imperial Hall Concerts」という6枚組CDに1曲アーメリングの初出ライヴ音源が収録されていて、すでに動画サイトにもアップされていました。
録音日はCDの解説書に記載されている可能性がありますが未入手の為今のところ分かりません(1980年代でしょうか?)(→2021/9/21追記:Sandmanさんから、この演奏が1973年録音であることを教えていただきました。有難うございます)。
アーメリングは日本では歌曲や宗教曲のイメージが強いと思いますが、実際にはオペラアリアやコンサートアリアも沢山歌っていたんですよね。この歌唱、レガートがとても素晴らしいです。

今回の記事の多くは「Elly Ameling Discography」の運営をされているSandmanから情報提供いただいたものです。あらためてお礼申し上げます。

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エリー・アーメリング他(Ameling, Watkinson, Meens, Holl, Jansen, Brautigam)/ブラームス:四重唱曲、二重唱曲他 初出音源(1983年1月14日, アムステルダム・コンセルトヘバウ(live)他)

●ブラームス/四重唱曲、二重唱曲
Elly Ameling; Brahms Quartets and Duets

00:00 Der Gang zum Liebchen (op 31/3)
02:59 Sehnsucht (op 112/1)
06:08 Abendlied (op 92/3)
09:39 Warum (op 92/4)
12:20 Der Abend (op 64/2)
16:56 Es rauschet das Wasser (op 28/3)(Watkinson, Holl, Jansen)
20:43 Vor der Tür (op 28/2)(Watkinson, Holl, Jansen)
22:48 Vergebliches Ständchen (op 84/4)(Ameling, Meens, Jansen)
24:37 Die Schwestern (op 61/1)(Ameling, Watkinson, Jansen)
27:12 Zigeunerlieder 5 "Brauner Bursche führt zum Tanze" (op 103/5)
30:29 Zigeunerlieder 7 "Kommt dir manchmal in den Sinn" (op 103/7)
31:09 Zigeunerlieder 6 "Röslein dreie in der Reihe blühn so rot" (op 103/6)
32:01 Wenn so lind dein Augen * (Liebesliederwalzer, op 52/8)
34:06 Ein kleiner. Hübscher Vogel * (Liebesliederwalzer, op 52/6)

Elly Ameling - Soprano
Carolyn Watkinson - Mezzo soprano
Hein Meens - Tenor
Robert Holl - Bass
Rudolf Jansen - Piano
Rudolf Jansen & Ronald Brautigam - Piano *

Live recording Concertgebouw, 14-01-1983

エリー・アーメリング(Elly Ameling)のブラームス重唱曲の録音といえば、80歳を記念した放送録音集"80 jaar"に1曲だけ「夕暮れ(Der Abend, Op. 64/2)」が収録されていました。
今回アーメリングの公式チャンネルで、なんと同じ日のライヴ音源が初めて公開されました!!!
これはもうアーメリングからのサプライズプレゼントですね!
『ジプシーの歌』抜粋や『愛の歌』抜粋をアーメリングの歌で聴けるとは思ってもいなかったので狂喜乱舞しました(本当は全曲が良かったのですが贅沢は言わないことにします)。
共演者はメゾソプラノのキャロリン・ワトキンソン、テノールのヘイン・メーンス、バスのロベルト・ホル、ピアノはルドルフ・ヤンセン、『愛の歌』のピアノ連弾のみロナルト・ブラウティハムが参加しています。
ブラームスの重唱曲は『ジプシーの歌』『愛の歌』『新しい愛の歌』以外の単独の作品はこれまであまり馴染みがなかったのですが、こうして聞いてみるとどれもとても魅力的ですね。独唱曲として歌われることの多い「甲斐なきセレナーデ」をソプラノとテノールの掛け合いで聴くとより臨場感があって面白かったです。「憧れ(Sehnsucht)」という曲も趣があってとても魅力的な作品でした。
アーメリングはいつもながらの美声がなんとも心地よかったですが、コミカルな曲(「姉妹(Die Schwestern)」等)で会場をざわつかせるところは流石です!どんな表情で歌っていたのか想像しながら聴いてみるのも楽しいと思います。それからメゾのワトキンソンの歌声はとても温かみがあり惹きつけられました。

●ドビュッシー/『ステファヌ・マラルメの3つの詩』(ため息;ささやかな願い;扇)
Debussy Mallarme

Trois Poémes de Stéphane Mallarmé - Claude Debussy (1862-1918)

00:05 Soupir
03:02 Placet futile
05:06 Éventail

Elly Ameling - Soprano
Dalton Baldwin - Piano

もう1つアーメリング公式チャンネルからアップされていたのは、ドビュッシーの『ステファヌ・マラルメの3つの詩』です。これはおそらくEMIのドビュッシー歌曲全集からの音源と思われます。楽譜が表示されるので、歌を勉強されている方にもお勧めです。最初の2曲はラヴェルも作曲しているので、比較するのも興味深いと思います(こちらのリンク先でアーメリング&ヤンセン他によるラヴェルの演奏が聴けます)。

●サリエリ、モーツァルト・アリア集&R.シュトラウス:『4つの最後の歌』
ELLY AMELING: Mozart Concert Arias and Strauss Four Last Songs

Live broadcasts of Dutch soprano ELLY AMELING.

0:00- SALIERI: La fiera di Venezia: "Non temer che d'altri"
4:05- MOZART: "Voi avete un cor fedele" K.217

Elly Ameling(S)
Mostly Mozart Festival Orchestra
Gerard Schwarz(C)
(1985)

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12:18- STRAUSS: Four Last Songs
1. Frühling
2. September
3. Beim Schlafengehen
4. Im Abendrot

Rotterdam Philharmonic
Edo de Waart(C)
(1986)

上の2種類のライヴのうち、最初のサリエリとモーツァルトは以前別の方がアップした音源をご紹介したこちらの記事と同一音源ではないかと推測されます。

しかし!後半(12:18~)のエド・ドゥ・ヴァールト指揮ロッテルダム・フィルハーモニックとの『4つの最後の歌』は、ネット上で聴けるのは唯一の音源と思われます。
実はかなり昔にオランダのインターネットラジオ局Radio 4でアーメリングの特集が数回に分けて放送された際に、この音源の放送が予告されていたのですが、実際に放送されたのはサヴァリッシュ指揮コンセルトヘバウ管弦楽団との音源でした。
アップしていただいたこの音源、惜しむらくはおそらくテープの回転数が速くて、実際の音より高めなのが残念ですが、そこは想像力で補いながらこの貴重な音源を満喫したいと思います。

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エリー・アーメリングのブラームス歌曲集(Elly Ameling: Brahms Lieder)

エリー・アーメリング(Elly Ameling)のYouTube公式チャンネルで、今度はブラームス歌曲集がアップされました!アーメリングの歌うブラームスも最高なんです!!!

今回の録音はおそらく4種類のスタジオ録音(うち3種類はブラームス歌曲集として発売されたスタジオ録音)と1種類のライヴ音源と思われます。編集のThom Janssenは、歌詞のアルファベット順に配置したようです。おそらくアーメリング自身の書き込みの入った楽譜が表示されますので、ブラームス歌曲を勉強している方向けなのだと思いますが、私のような単なる音楽ファンにとっても嬉しいです。

全部が聴き所だと思いますが、個人的に好きなのは「湖上で」「黄昏は上方から降り来て」「リンデの木に霜がおり」「野の孤独」「別れはなければならないのか」「夢遊病者」「五月の夜」「使い」あたりでしょうか。もちろん他の録音も素晴らしいです。ヴィオラ助奏の「宗教的な子守歌」が彼女の歌で聴けるのは嬉しいですね。彼女のブラームスは、この作曲家の渋いイメージを払拭してくれるのではないでしょうか。いつも通りの細やかなアプローチが素晴らしいですが、ブラームスらしいメロディーラインもしっかり響かせています。そしてルドルフ・ヤンセン、ドルトン・ボールドウィン、ノーマン・シェトラーといった名手たちのピアノも素晴らしいです。ぜひお好きな曲だけでも楽しんでみて下さい。

1977年録音のボールドウィンとのLP録音は未だにB面の収録曲がほとんどCD化されていないので、今回期待したのですが、残念ながら収録されていませんでした。レコード会社に望むのは難しそうなので、こちらのチャンネルに期待したいです。

●1977年録音のDalton Baldwin共演盤の未CD化作品
Botschaft
Komm bald
Des Liebsten Schwur
Dein blaues Auge
Das Mädchen spricht
Von ewiger Liebe
Sandmännchen

特に「恋人の誓い(Des Liebsten Schwur)」はライヴなどの他音源も今のところありませんので、この曲だけでも復活希望です!(他の曲は別の時期の録音で聴くことが出来ます)


Elly Ameling; Brahms Lieder

00:00:05 Ach, wende diesen Blick (op 57/4) ¹ (ああ、この視線をそらして)
00:01:55 Am Sonntag Morgen, zierlich angetan (op 49/1) ⁵ (日曜日の朝に)
00:03:17 Auf die Nacht in der Spinnstub’n (op 107/5 Mädchenlied) ⁵ (娘の歌 "夜に糸紡ぎの部屋で")
00:05:09 Blauer Himmel (op 59/2 Auf dem See) ³ (湖上で)
00:08:09 Da unten in Tale läuft Wasser so trüb (WoO 33/6) ⁴ (あの谷底で)
00:10:57 Dämmrung senkte sich von oben (op 59/1) ³ (黄昏は上方から降り来て)
00:15:00 Dein blaues Auge (op 59/8) ¹ (あなたの青い目)
00:17:28 Der Mond steht über dem Berge (op 106/1 Ständchen) ⁵ (セレナード)
00:19:06 Die Blümelein sie schlafen (WoO 31/4 Sandmännchen) ² (眠りの精)
00:22:56 Die ihr schwebet um diese Palmen (op 91/2 Geistliches Wiegenlied) ⁴* (宗教的な子守歌)
00:29:11 Du milchjunger Knabe (op 86/1 Therese) ³ (テレーゼ)
00:31:01 Dunkel, wie dunkel (op 43/1 Von ewiger Liebe) (永遠の愛について)
00:35:36 Es hing der Reif im Lindenbaum (op 106/3) ¹ (リンデの木に霜がおり)
00:39:00 Es lockt und säusselt (op 6/2 Der Frühling) ⁴ (春)
00:41:40 Es steht ein Lind in jenem Tal (WoO 33/41) ⁵ (リンデが立っている)
00:44:26 Es träumte mir, ich sei dir teuer (op 57/3) ¹ (私は夢を見た)
00:47:58 Feinsliebchen, du sollst mir nicht barfuß gehn (WoO 33/12) ⁵ (美しい恋人よ、裸足で来ては駄目だよ)
00:51:10 Geuss’ nicht so laut (op 46/4 An Die Nachtigall) ³ (サヨナキドリに寄せて)
00:54:02 Guten Abend, gut’ Nacht (op 49/4 Wiegenlied) ⁴ (子守歌)
00:56:11 Guten Abend, mein Schatz (op 84/4 Vergebliches Ständchen) ¹ (甲斐なきセレナード)
00:57:59 Ich ruhe still, im hohen grünen Gras (op 86/2 Feldeinsamkeit) ³ (野の孤独)
01:02:13 Immer leiser wird mein Schlummer (op 105/2) ¹ (わが眠りはますます浅くなり)
01:06:24 In dem Schatten meiner Locken (op 6/1 Spanisches Lied) ⁴ (スペインの歌)
01:08:44 In stiller Nacht, zur ersten Wacht (WoO 33/42) ⁵ (静かな夜に)
01:11:39 Mei Mueter mag mi net (op 7/5 Die Trauerende) ⁴ (悲しむ娘)
01:13:28 Mein Lieb ist ein Jäger (op 95/4 Der Jäger) ⁴ (狩人)
01:14:38 Mein wundes Herz verlangt nach milder ruh (op 59/7) ³ (私の傷ついた心)
01:16:20 Meine Liebe ist grün (op 63/5) ³ (わが恋は緑)
01:17:53 Muss es eine Trennung geben (op 33/12) ³ (別れはなければならないのか)
01:21:30 O Frühlingsabenddämmerung (op 71/3 Geheimnis) ³ (秘密)
01:23:28 O kühler Wald, wo rauschest du (op 72/3) ³ (おお涼しい森よ)
01:25:42 O Nachtigall, dein süsser Schall (op 97/1 Nachtigall) ³ (サヨナキドリ)
01:28:16 O versenk’ dein Leid (op 3/1 Liebestreu) ³ (愛の誠)
01:31:08 O wüsst ich doch den Weg zurück (op 63/8) ¹ (おお帰り道を知っていたならば)
01:35:07 Och Modr, ich well en Ding han (WoO 33/33) ⁵ (おお お母さん、ほしいものがあるの)
01:36:49 Rosenzeit, wie schnell vorbei (op 59/5 Agnes) ⁴ (アグネス)
01:40:00 Ruhe, Süssliebchen (op 33/9 Ruhe, Süssliebchen) ³ (憩え、かわいい恋人よ)
01:46:27 Schwalbe, sag’ mir an (op 107/3 Das Mädchen spricht) ⁵ (娘は語る)
01:47:48 Schwesterlein, wann gehn wir nach Haus (WoO 33/15) ⁵ (お姉ちゃん)
01:50:42 Singe Mädchen, hell und klar (op 84/3 In Den Beeren) ⁴ (いちご畑で)
01:52:16 Störe nicht den leisen Schlummer (op 86/3 Nachtwandler) ³ (夢遊病者)
01:56:28 Unbewegte laue Luft (op 57/8) ¹ (そよがぬ生ぬるい風)
02:00:21 Voller, dichter tropft ums Dach da (op 58/2 Während des Regens) ⁵ (雨の間)
02:01:37 Von waldbekränzter Höhe (op 57/1) ⁴ (森に覆われた丘から)
02:04:01 Wann der silberne Mond (op 43/2 Die Mainacht) ³ (五月の夜)
02:07:23 Warum den warten von Tag zu Tag (op 97/3 Komm bald) ¹ (早くおいで)
02:10:03 Wehe, Lüftchen, lind und lieblich (op 47/1 Botschaft) ¹ (使い)
02:12:10 Wenn du nur zuweilen lächelst (op 57/2) ¹ (あなたがほんの時折でも微笑んでくれたら)
02:13:53 Wie Melodien zieht es mir (op 105/1) ¹ (メロディのように)
02:16:08 Wir wandelten, wir zwei zusammen (op 96/2) ¹ (私たちは歩き回った)

Elly Ameling
Rudolf Jansen (1983) ¹→おそらく5枚組CDボックス"80 jaar"に収録された1983年1月14日Concertgebouwでのライヴ録音と思われる。ただし「わが眠りはますます浅くなり」と「便り」は"80 jaar"では1978年10月3日Concertgebouw録音と記載されている。
Rudolf Jansen (1988) ²→おそらくPhilipsレーベルに録音した「歌の翼に」と題されたオムニバス歌曲集と同一音源
Rudolf Jansen (1990) ³→おそらくHyperionレーベルに録音した「ブラームス歌曲集」と同一音源
Dalton Baldwin (1977) ⁴→おそらくPhilipsレーベルに録音した「ブラームス歌曲集」と同一音源
Norman Shetler (1967) ⁵→おそらくHarmonia Mundiレーベルに録音した「ブラームス歌曲集」と同一音源
George Szende - viola *

Editing: Thom Janssen

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エリー・アーメリングのヴォルフ歌曲集!!!

エリー・アーメリング(Elly Ameling)のYouTube公式チャンネルで、なんとヴォルフのメーリケ歌曲集、スペイン歌曲集等が大量にアップされました!!!
もう大判振る舞いです。
大好きなアーメリングの歌う大好きなヴォルフの歌曲を素晴らしいピアニストのヤンセン、ボールドウィンとの共演で聴ける幸せ!!!
しかも、いくつかは初出ライヴ音源と思われます!!!(→2021/5/29追記:もしかしたら録音年月の表記間違いで、すでに発売されたライヴ音源と同じかもしれません。)
この週末はリピート決定です!

いつもこのチャンネルの動画を編集しておられるThom Janssen氏にも感謝です。

●Elly Ameling; Mörike Lieder - Wolf
ヴォルフ/『メーリケ歌曲集』より

00:00:06 Nimmersatte Liebe(飽くことのない愛) *
00:02:38 Er ist's(春だ) *
00:04:01 An den Schlaf(眠りに寄せて) *
00:06:17 Verborgenheit(隠遁) **
00:09:26 Begegnung(出逢い) *
00:10:59 In der Frühe(明け方に) *
00:13:40 Elfenlied(妖精の歌) **
00:15:50 An eine Aeolsharfe(エオリアンハープに寄せて) *
00:22:08 Lied vom Winde(風の歌) *
00:24:46 Im Frühling(春に) **
00:29:34 Storchenbotschaft(こうのとりの使い) *
00:33:35 Die Geister am Mummelsee(ムメル湖の亡霊) ***
00:37:13 Nixe Binsefuss(水の精ビンゼフース) ***
00:39:24 Auf eine Christblume I(クリスマスローズに寄せてⅠ) ***
00:44:38 Auf eine Christblume II(クリスマスローズに寄せてⅡ) ***
00:46:35 Das verlassene Mägdlein(捨てられた娘) ***
00:49:39 Lebe wohl(さようなら) ***
00:51:53 Schlafendes Jesuskind(眠る嬰児イエス) ***
00:55:19 Der Knabe und das Immlein(子供と蜜蜂) ***
00:58:00 Ein Stündlein wohl vor Tag(夜明け前のひととき) ***
01:00:12 Gebet(祈り) ***
01:02:43 Selbstgeständnis(告白) ***
01:03:58 Bei einer Trauung(ある結婚式で) ***
01:06:04 Rat einer Alten(老女の忠告) ***
01:08:12 Mausfallen-Sprüchlein(ねずみ捕りのおまじない) *

Elly Ameling
Piano
Rudolf Jansen * (recording Feb. 1989)
Rudolf Jansen ** (recording Sept. 1991)
Dalton Baldwin *** (recording Aug. 1970)

1991年のヤンセン共演録音と、1970年のボールドウィン共演録音はすでに発売されたCDやLPと同一音源ではないかと想像されます。
ところが1989年2月に録音されたライヴらしきヴォルフの音源は私は知らないので、おそらくアーメリングの初出個人所蔵音源なのではないかと思います。(→2021/5/29追記:実はすでに発売されたライヴ音源"80 jaar"に1989年2月21日録音の2曲(ねずみ捕りのおまじない、隠遁)が含まれていましたので、初めてではありませんでした。失礼しました。"80 jaar"に収録されている他のメーリケ歌曲集は1986年1月14日録音なのですが、もしかしたら今回のこの初出音源(*印の曲)も1986年が正しい可能性があります。そうすると初出音源はないことになります。)
個人的には大好きな「こうのとりの使い」の新しい音源(→2021/5/29追記:上述の通り、新しい音源ではないかもしれません。1986年のライヴ録音と歌詞を間違える箇所が同じなので、同一音源の可能性があります)が聞けたのが嬉しかったです!いやこれら全部嬉しいです!!

●Elly Ameling; Wiegenlied im Sommer - Wolf
ヴォルフ/夏の子守歌

Elly Ameling
Piano - Rudolf Jansen

こちらは箸休め的なとろけるような子守歌ですね。
ライニクの詩による美しい作品です。
録音データの記載はありませんでした。(→2021/5/29追記:"80 jaar"収録のものと同じ音源が使われているとしたら1982年5月12日録音となります。)

●Elly Ameling; Spanisches Liederbuch - Wolf
ヴォルフ/『スペイン歌曲集』より

00:06 WL No 2: In dem Schatten meiner Locken(私の巻き毛の陰で)
02:25 WL No 25: Ob auch finstre Blicke glitten(不機嫌な視線に苦しめられても)
04:38 WL No 26: Bedeckt mich mit Blumen(私を花で覆ってください)
08:07 WL No 12: Sagt, seid ihr es, feiner Herr(ねえ、あなたでしたの、素敵な殿方)
10:10 WL No 23: Tief im Herzen trag ich Pein(心の奥深く苦悩を抱え)
12:02 WL No 21: Alle gingen, Herz, zur Ruh(ものみな憩いについた、心よ)
14:01 WL No 24: Komm, o Tod, von Nacht umgeben(来たれ、おお死よ、夜に包まれて)
17:14 WL No 28: Sie blasen zum Abmarsch(出発の合図が鳴っている)
19:48 WL No 13: Mögen alle bösen Zungen(口の悪い人たちはみな)
21:43 WL No 34: Geh, Geliebter, geh jetzt(行って、恋人よ、もう行って)
25:42 WL No 30: Wer tat deinem Füsslein weh?(誰があなたのあんよを傷つけたの)
28:08 GL No 6: Ach, des Knaben Augen(ああ、嬰児の瞳は)
30:03 GL No 4: Die ihr schwebet(この棕櫚のまわりに漂う者たち)
33:04 GL No 7: Mühvoll komm ich und beladen(苦労を重ね重荷を背負って私は来ました)

WL = Weltliche Lied(世俗的歌曲)
GL = Geistliche Lied(宗教的歌曲)

Elly Ameling
Piano - Rudolf Jansen

録音データが記載されていませんが、これは彼女のキャリア最後のステレオ録音(Hyperion)と同一音源のように聞こえます。(→2021/5/29追記:Hyperionのヴォルフ歌曲集は1991年9月12-16日に録音されました。)
最後の「苦労を重ね重荷を背負って私は来ました」の苦悩の表現は、円熟期ならではの素晴らしさです。

本当は今日はフィッシャー=ディースカウの誕生日なので、彼の記事を書こうとしていたところ、この宝物のような音源を見つけてしまって急遽予定変更です。
F=ディースカウ・ファンの方ごめんなさい。
F=ディースカウについてはまたいずれ何か記事を書きます。

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エリー・アーメリング&マックス・ファン・エフモント他(Elly Ameling, Max van Egmond & others)/コンスタンテイン・ハウヘンス(Constantijn Huygens)作曲『聖と俗のパトディア(Pathodia Sacra et Profana)』

EMIは1970年代後半にエリー・アーメリング、マックス・ファン・エフモント達をキャスティングして、オランダの作曲家コンスタンテイン・ハウヘンスConstantijn Huygens: 1596-1687)の作品『聖と俗のパトディア(Pathodia Sacra et Profana)』を録音しました。
LP2枚組で発売されましたが、おそらく日本では発売されないままだったと思います。
現在までCD化もされていませんが、有難いことにエリー・アーメリングのYouTube公式チャンネルで全曲アップロードしてくれました(おそらく同一音源ではないかと推測されます)!!!
日本人リュート奏者でアーメリングの来日公演でも共演したことのある佐藤豊彦も参加している貴重な録音です。映像に楽譜が表示されるのは嬉しいですね!
テキストは、ラテン語、イタリア語、フランス語です。

Elly Ameling - Max van Egmond; Huygens - Pathodia Sacra et Profana

Constantijn Huygens (1596-1687), Pathodia Sacra et Profana

コンスタンテイン・ハウヘンス(1596-1687)/『聖と俗のパトディア』

Elly Ameling - soprano
Max van Egmond - baritone
Anneke Uittenbosch - harpsichord/organ
Toyohiko Satoh - lute
Jaap ter Linden - viola da gamba

エリー・アーメリング(S)
マックス・ファン・エフモント(BR)
アンネケ・アウテンボス(harpsichord/organ)
佐藤豊彦(lute)
ヤープ・テル・リンデン(viola da gamba)

Latijnse Psalmen
00:00:06 Multi dicunt animae meae (I)(Egmond/Satoh)
00:02:08 Domine, ne in furore tuo (II)(Egmond/Uittenbosch(org)/Linden)
00:05:40 Usquequo, Domine (III)(Egmond/Satoh)
00:08:05 Domine Deus meus (IV)(Ameling/Uittenbosch(org)/Satoh/Linden)
00:10:30 Avertisti faciem (V)(Ameling/Uittenbosch(org)/Linden)
00:12:52 Dilataverunt super me (VI)(Ameling/Uittenbosch(org)/Linden)
00:15:25 Ab omnibus iniquitatibus (VII)(Egmond/Satoh)
00:18:14 Sitivit anima mea (VIII)(Egmond/Satoh)
00:20:03 Quare tristis es, anima mea (IX)(Ameling/Satoh)
00:21:42 Iniquitatem meam (X)(Egmond/Uittenbosch(org)/Linden)
00:23:59 Domine, spes mea (XI)(Egmond/Uittenbosch(org)/Linden)
00:26:16 In quo corriget adolescentior (XII)(Ameling/Uittenbosch(org)/Linden)
00:28:21 Cognovi, Domine (XIII)(Ameling/Uittenbosch(org)/Linden)
00:30:41 Quomodo dilexi (XIV)(Egmond/Satoh)
00:33:53 Erravi, Domine (XV)(Egmond/Satoh)
00:35:54 Laetatus sum (XVI)(Ameling/Uittenbosch(org)/Satoh/Linden)
00:37:22 De profundis clamavi (XVII)(Egmond/Uittenbosch(org)/Linden)
00:40:18 Confitebor tibi, Domine (XVIII)(Ameling/Satoh)
00:43:18 Proba me Deus (XIX)(Egmond/Uittenbosch(org)/Linden)
00:45:16 Memor fui dierum (XX)(Ameling/Uittenbosch(org)/Linden)

Italiaanse aria's
00:47:45 Morte dolce "Se la doglia e'l martire" (XXI)(Ameling/Uittenbosch(harpsichord)/Linden)
00:50:27 Sospiro della sua Donna "Sospir che del bel petto" (XXII)(Ameling/Satoh)
00:52:07 Amor secreto "Temer, Donna, non dei" (XXIII)(Egmond/Uittenbosch(harpsichord)/Linden)
00:54:12 Neo di bel volto "Quel neo, quel vago neo" (XXIV)(Egmond/Uittenbosch(harpsichord)/Linden)
00:55:28 Errori di bella chioma "O chiome erranti" (XXV)(Ameling/Uittenbosch(harpsichord)/Linden)
00:56:32 Caccia amorosa "Orsa bella e crudele" (XXVI)(Ameling/Uittenbosch(harpsichord)/Linden)
00:58:33 Aria - Con la candida man (XXVII)(Egmond/Satoh)
01:01:00 Madrigale - Gia ti chiesi un sospir (XXVIII)(Egmond/Uittenbosch(harpsichord)/Linden)
01:02:04 Serenata - A dispetto de'venti (XXIX)(Egmond/Satoh)
01:05:06 Risposta dalla finestra "Che rumore sento fuore" (XXX)(Ameling/Satoh)
01:06:51 Aria - Deh, s'à tanta belta (XXXI)(Ameling/Uittenbosch(harpsichord)/Linden)
01:09:07 Aria - Va, donna ingrata (XXXII)(Egmond/Uittenbosch(harpsichord)/Linden)

Franse airs
01:11:09 Air - Que ferons-nous (XXXIII)(Egmond/Satoh)
01:13:42 Air - Graves tesmoins de mes delices (XXXIV)(Ameling/Satoh)
01:15:51 Air - Vous me l'aviez bien dit (XXXV)(Ameling/Satoh)
01:18:02 Air - Quoy Clorinde, tu pars? (XXXVI)(Egmond/Uittenbosch(harpsichord)/Linden)
01:19:34 Air - Tu te trompes, Philis (XXXVII)(Egmond/Satoh)
01:20:58 Aubade - Le Reveil de Calliste "I'ai veu le point du jour" (XXXVIII)(Ameling/Satoh)
01:22:51 Serenade - Ne crains point le serein (XXXIX)(Egmond/Uittenbosch(harpsichord)/Linden)

※上記括弧内の演奏編成は聴いて判断したので、通奏低音の編成は正しくない可能性もあります。

Huygens

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エリー・アーメリング(Elly Ameing)88歳誕生日!

本日(2月8日)は敬愛するエリー・アーメリングの88歳の誕生日です!おめでとうございます!
きっとお元気でお過ごしのことと思います。
彼女の公式YouTubeチャンネルには、過去のライヴ音源が多数アップされていますので、ご紹介します。
ちなみにこれらの音源は彼女のライヴ録音集の"75 jaar"と題された組物CDに収録されています。
彼女の弟子でもあるピアニストのトム・ヤンセン(Thom Janssen)がこれらの動画を編集しているそうです。

Gefeliciteerd met je verjaardag, Elly Ameling!

●アルバン・ベルク:ワイン
Elly Ameling; Der Wein - Alban Berg

Elly Ameling(S)
Royal Concertgebouw Orchestra
Erich Leinsdorf(C)
NOS 02-12-1973

●アルバン・ベルク:歌曲集『7つの初期の歌』
Elly Ameling; Sieben Frühe Lieder - Alban Berg
00:07​ Nacht (Carl Hauptmann)
04:18​ Schilflied (Nikolaus Lenau)
06:27​ Die Nachtigall (Theodor Storm)
08:43​ Traumgekrönt (Rainer Maria Rilke)
11:12​ Im Zimmer (Johannes Schlaf)
12:33​ Liebesode (Otto Erich Hartleben)
14:18​ Sommertage (Paul Hohenberg)

Elly Ameling(S)
Rudolf Jansen(P)
NCRV (Dutch Radio) 02-05-1980

●ラヴェル:歌曲集『ステファヌ・マラルメの3つの詩』
Elly Ameling; Trois Poèmes de Stéphane Mallarmé - Ravel
00:10​ Soupir
04:20​ Placet futile
08:17​ Surgi de la croupe et du bond

Elly Ameling(S)
Rudolf Jansen(P)
Sweelinck Quartet
(Robert and Frits Waterman(Violin), Ferdinand Hügel(Viola), Hans Vader(Cello))
Paul Verhey and Rien de Reede(Flute)
George Pieterson and Willem van der Vuurst(Clarinet)
NOS 17-11-1981

●フォレ:歌曲集『良き歌』
Elly Ameling; La Bonne Chanson - Fauré
00:05​ Une sainte en son auréole
02:24​ Puisque l'aube grandit
04:19​ La lune blanche luit dans les bois
06:58​ J'allais pas des chemins perfides
08:47​ J'ai presque peur, en vérité
11:05​ Avant que tu ne t'en ailles
13:33​ Donc, ce sera par un clair jour d'été
16:11​ N'est-ce pas?
19:04​ L'hiver a cessé

Elly Ameling(S)
Rudolf Jansen(P)
Sweelinck Quartet
(Robert and Frits Waterman(Violin), Ferdinand Hügel(Viola), Hans Vader(Cello))
NOS 17-11-1981

●グノー:歌劇『ファウスト』より:トゥーレの王~宝石の歌
Elly Ameling; Gounod - Scene Faust, Act III, Marguerite
Récitatif et Chanson du Roi de Thulé
01:14​ "Je voudrais bien savoir ...
02:10​ ... Il était un Roi de Thulé"
Récitatif et Air des bijoux
06:03​ "Un bouquet! ... O Dieu! Que des bijoux!"

Elly Ameling(S)
Royal Concertgebouw Orchestra
Bernard Haitink(C)
NRU (Dutch Radio), 28-10-1966

●ショソン:歌曲集『温室』
Elly Ameling; Serres chaudes - Chausson
00:05​ Serre chaude
03:45​ Serre d'ennui
06:50​ Lassitude
09:15​ Fauves las
11:22​ Oraison

Elly Ameling(S)
Rudolf Jansen(P)
AVRO 01-12-1982

●ムソルクスキー:歌曲集『子供部屋』
Elly Ameling; Kinderstube (Nursery/Детская) - Mussorgsky
00:06​ Mit der Nanja
02:03​ Im Winkel
03:41​ Der Käfer
06:27​ Mit der Puppe
08:33​ Abendgebet
10:36​ Kater Prinz
12:32​ Steckenpferdreiter

Elly Ameling(S)
Rudolf Jansen(P)
NOS 3-10-1978

●ドビュッシー:歌曲集『3つのビリティスの歌』
Elly Ameling; Trois Chansons de Bilitis - Debussy
00:04​ La flûte de Pan
02:50​ La chevelure
06:20​ Le tombeau de Naïades

Elly Ameling(S)
Rudolf Jansen(P)
NOS 18-10-1983

●モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』より:スザンナは来ない!~美しい時間はどこにあるのだろう(伯爵夫人)
Elly Ameling; Mozart - E Susanna non vien! - Dove Sono - Nozze di Figaro

Elly Ameling(S)
Radio Chamber Orchestra
Jean Fournet(C)
VARA (Dutch Radio), 09-01-1988

●モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』より:愛の神よ いくらかの安らぎをお与え下さい(伯爵夫人)
Elly Ameling; Mozart - Porgi, amor, qualche ristoro, Nozze di Figaro

Elly Ameling(S)
Radio Chamber Orchestra
Jean Fournet(C)
VARA (Dutch Radio), 09-01-1988

●モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』より:とうとうその瞬間が来た~お願いだから来てください 遅れないで(スザンナ)
Elly Ameling; Mozart - Giunse alfin il momento - Deh vieni non tardar - Nozze di Figaro

Elly Ameling(S)
Radio Chamber Orchestra
Jean Fournet(C)
VARA (Dutch Radio), 09-01-1988

●モーツァルト:喜びに高鳴る
Elly Ameling; Mozart - Un moto di gioia (KV 579) - Nozze di Figaro

Elly Ameling(S)
Radio Chamber Orchestra
Jean Fournet(C)
VARA (Dutch Radio), 09-01-1988

credits;
Editing; Thom Janssen

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エリー・アーメリング(Elly Ameling)の映像!サリエリ&モーツァルト(1985.7.10, Lincoln Center)

エリー・アーメリングの映像がまたしてもアップされていました!このコンサートに彼女が出演していることは情報としては知っていたのですが、映像収録されていたとはこれまで知りませんでした。アップしてくれた方に感謝です!

モーストリー・モーツァルト・フェスティヴァルの一環として催されたコンサートからで、指揮者はジェラード・シュワーツです。アントニオ・サリエリのオペラアリアなどなかなか珍しいのではないでしょうか。彼女もこの曲はスタジオ録音していなかったはずです。モーツァルトの「あなたは今は忠実ね」は1969年にレイモンド・レッパードの指揮でスタジオ録音しています。このコンサート当時52歳だったアーメリングの円熟の歌唱をこうして映像と共に聞けるのは何にも代えがたい喜びです!歌い終わって指揮者に向ける笑顔も素敵ですね!

0:00- SALIERI: La fiera di Venezia: "Non temer che d'altri"
4:26- MOZART: "Voi avete un cor fedele" K.217

10 July 1985, Lincoln Center

Elly Ameling(S)
Mostly Mozart Festival Orchestra
Gerard Schwarz(C)

Elly Ameling performs Salieri and Mozart (10 July 1985)

サリエリ: 歌劇《ヴェネツィアの定期市》から"Non temer che d'altri"

モーツァルト:「あなたは今は忠実ね」K.217 (4:26~)

収録:1985年7月10日, リンカン・センター

エリー・アーメリング(S)
モーストリー・モーツァルト・フェスティヴァル管弦楽団
ジェラード・シュワーツ(C)

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エリー・アーメリング(Elly Ameling)の映像(オルフェウス室内管弦楽団のドキュメンタリー:1984年(←1987年が正しいようです))

Orpheus Chamber Orchestra profile (1984)

投稿者:caramelorb

久しぶりにエリー・アーメリング(Elly Ameling)の映像がアップロードされているのを見つけました!
指揮者を置かないことで知られるオルフェウス室内管弦楽団(Orpheus Chamber Orchestra)のドキュメンタリーと思われます。
アーメリングはほんの2分間ぐらいですが、リハーサル、本番、インタビューのシーンを見ることが出来ます。

6:55頃からヴィヴァルディ作曲:オラトリオ『勝利のユディータ(Juditha triumphans, RV644)』~「松明と蛇で武装して(Armatae face)」の前奏が始まり、アーメリングは7:00に登場(おそらくリハーサルシーン)!
華麗なコロラトゥーラを見事に決めるアーメリング!
その歌っている表情もファンにはお宝です。

その後、オルフェウス室内管弦楽団についてアーメリングが語っています(7:29頃~)。

「音楽の中で起こっていることを表現するのに1人の指揮者が指揮棒で伝える代わりに、25人ものオーケストラメンバー全員が理解していなければなりません。しかし彼らはとても知性があり、音楽的で、素晴らしく温かみがあるので、それをやり遂げ、全員の意見がすべて一致するのだと思います。」

7:55頃からカーネギー・ホールで歌うアーメリングが遠巻きにですが映ります(8:30頃まで)。
1980年代に入ってからのアーメリングの絞り込んだ声の魔力にはぐっと惹きつけられます!!
曲はグルックの歌劇『パリスとヘレネー(Paride ed Elena)』~「おお、私のやさしい情熱が(Oh, del mio dolce ardor)」

---------------

(2021/2/6追記)

Sandmanさんにこのコンサートの情報を教えていただきました。

https://collections.carnegiehall.org/CS.aspx?VP3=SearchResult&VBID=2RRMLBHF8S70&SMLS=1&RW=1920&RH=937

このデータによると、1984年ではなく、1987年3月14日カーネギーホールのメインホール(14 March 1987, Main Hall, Carnegie Hall)でのコンサートというのが正しいようですね。

Sandmanさん、有難うございます!

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