東京春祭 歌曲シリーズ vol.44:アドリアナ・ゴンサレス(ソプラノ)&イニャキ・エンシーナ・オヨン(ピアノ)(2025年4月8日 東京文化会館 小ホール(ネット席))

東京春祭 歌曲シリーズ vol.44
アドリアナ・ゴンサレス(ソプラノ)&イニャキ・エンシーナ・オヨン(ピアノ)

2025年4月8日 [火] 19:00開演(18:30開場)
東京文化会館 小ホール(ネット席)

ソプラノ:アドリアナ・ゴンサレス
ピアノ:イニャキ・エンシーナ・オヨン

R.デュソー:
 心が目覚めるとき op.10-2
 機会 op.10-1
 神託 op.2-2

H.コヴァッティ:
 《ダフネ》より サアディの薔薇
 酔いしれたい
 うんと言ったよ

I.アルベニス:
 《2つの散文》
  夕暮れ
  悲しみ
 それは愛である

R.デュソー:
 さようなら op.2-1
 君の涙に捧ぐ op.5-1
 エレジー

~休憩(18分)~

I.アルベニス:《ベッケルの詩》より
 そよ風の口づけ
 広間の片隅に
 この胸に君が頭を傾けるとき

E.グラナドス:《昔風の粋なスペイン歌曲集》より
 悲しみにくれるマハ I(おお!残酷な死)
 悲しみにくれるマハ II(ああ、私の命の恋人よ!)
 悲しみにくれるマハ III(あの素敵な恋人の)

F.オブラドルス:《スペイン古典歌曲集》より
 第一弦のないギター
 三人のムーア娘
 松の森の中で

I.アルベニス:《4つの歌》より
 病と健康
 楽園を取り戻す
 後退

E.グラナドス:《愛の歌曲集》より
 泣いていたのは かの乙女
 泣かないで、可愛い瞳
 僕の恵みよ

[アンコール]
M.サンドバル:グアテマラシティの哀歌

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Tokyo-HARUSAI Lieder Series vol.44
Adriana González(Soprano)& Iñaki Encina Oyón(Piano)

April 8 [Tue.], 2025 at 19:00(Door Open at 18:30)
Tokyo Bunka Kaikan, Recital Hall

Soprano:Adriana González
Piano:Iñaki Encina Oyón

Robert Dussaut:
 Quand le cœur s’éveille op.10-2
 Chance op.10-1
 L’Oracle op.2-2

Hélène Covatti:
 Les Roses de Saadi(“Daphné”)
 Je voudrais m’enivrer
 Je t’ai dit oui

Isaac Albéniz:
 “Deux Morceaux de prose”
  Crépuscule
  Tristesse
 Il en est de l’amour

Robert Dussaut:
 Adieu op.2-1
 Je dédie à tes pleurs op.5-1
 Élégie

-Intermission-

Isaac Albéniz:“Rimas de Becquer”(Excerpts)
 Besa el aura que gime blandamente
 Del salón en el ángulo oscuro
 Cuando sobre el pecho inclinas

Enrique Granados:“Tonadillas en estilo antiguo”
 La maja dolorosa I(Oh! Muerte cruel)
 La maja dolorosa II(¡Ay, majo de mi vida!)
 La maja dolorosa III(De aquel majo amante)

Fernando Obradors:“Canciones Clásicas Españolas”(Excerpts)
 La guitarra sin prima
 Tres morillas
 En el pinar

Isaac Albéniz:“Quatre Mélodies”(Excerpts)
 In sickness and health
 Paradise regained
 The retreat

Enrique Granados:“Canciones amatorias”(Excerpts)
 Lloraba la niña
 No lloréis, ojuelos
 Gracia mía

[Encore]

Miguel Sandoval:Lamento guatemalteco

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今年の東京春祭 歌曲シリーズで、ゲルハーヘル&フーバーの他にもう一つネット配信で聞いたコンサートが「アドリアナ・ゴンサレス(ソプラノ)&イニャキ・エンシーナ・オヨン(ピアノ)」のリサイタルでした。
今回のプログラムで披露されたロベール・デュソー(Robert Dussaut: 1896-1969)&エレーヌ・コヴァッティ(Hélène Covatti: 1910-2005)夫妻による歌曲集(Apple Musicのリンク先)と、アルベニス歌曲全集(Apple Musicのリンク先)の録音をこのコンビはすでにリリースしていて、これらの珍しい作品を実際に聞くことの出来るよい機会でした。
そして東京春祭 歌曲シリーズの素晴らしいところは配信の場合、演奏と並行して日本語字幕が出ることで、これらの馴染みの薄い歌曲を知るための大きな助けとなりました。

前半はフランス語による歌曲、後半がスペイン語による歌曲(+アルベニスの英語歌曲)で構成されていて、アルベニスは前半・後半両方で披露されました(アルベニスにはフランス語による歌曲もあるようです)。

こちらのホームページから簡単な曲目解説のPDFがダウンロードできますが、それによると、ロベール・デュソー&エレーヌ・コヴァッティ夫妻の一人娘のテレーズはピアノ教師をしていて、彼女に師事していた今回のピアニスト、オヨンがテレーズの両親の作品の整理を手伝ったという経緯があり、それが録音やステージでの披露につながったようです。

ソプラノ歌手、アドリアナ・ゴンサレスはフランス系グアテマラ人とのことで、ルーツにかかわる作品を今回選曲したということなのでしょう。デュソーの「機会」での押し出しの強い豊麗な声、コヴァッティの「酔いしれたい」での弱声から強声へのむらのない響きの充実感など、彼女の声の陰影と強靭さ、それに抑えた時の繊細な響きが強く印象に残りました。
コヴァッティの「うんと言ったよ」は長い前奏が印象的で、オヨンが一貫して美しい響きを聞かせていました。

デュソー&コヴァッティ夫妻の歌曲はしっとりとした趣のある魅力的な作品だと思いますが、あまり聞きこんでいないので、このコンビの録音でじっくり聞いてみたいと思います。
前半最後のデュソーの「エレジー」は技巧的なヴォカリーズでした。

休憩後はアルベニス、グラナドス、オブラドルスといった王道のスペイン作曲家たちの作品ですが、グラナドスの「悲しみにくれるマハⅠ~Ⅲ」はやはり強いインパクトを受けます。
アルベニスの歌曲は短くて繊細な印象を受けました。

今回も家でくつろいで聞いていたのですが、あまりにも心地よすぎて、いつもの悪い癖が出てしまい、後半は眠りに落ちてしまいました。目が覚めた時はとっくに配信は終わっていて、スペイン歌曲のオブラドルスあたりからアンコールまで聞きそびれてしまいました。なんとも申し訳ないことをしました。
演奏家のお二人の見事な演奏と素敵な選曲に拍手をおくりたいと思います。

ちなみにアンコールで演奏されたらしいM.サンドバル作曲の「グアテマラシティの哀歌」の映像が動画サイトにアップされていたので、こちらに引用いたします。前半最後に続き、アンコールもヴォカリーズで締めくくったということですね。

●'Lamento guatemalteco' - Adriana González & Iñaki Encina (2022)

Channel名:LIFE Victoria Barcelona(オリジナルのサイトはこちらのリンク先です)

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ヴォルフ:『イタリア歌曲集』全曲の映像 (ルイーズ・オルダー、マウロ・ペーター、ジョーゼフ・ミドルトン)(2025年2月21日, ウィグモアホール)

●Louise Alder, Mauro Peter and Joseph Middleton - Live from Wigmore Hall

Channel名:Wigmore Hall(オリジナルのサイトはこちらのリンク先です)

イギリスとスイスの中堅歌手とイギリスの中堅ピアニストによるヴォルフ『イタリア歌曲集』全曲です。
歌っている歌手だけでなく、歌っていない方もオペラの一場面のように軽い演技をして、男女の対比を明確にしていくのが興味深いです。それでいて歌曲の枠にしっかり収まっているのが素晴らしい!今や引く手あまたのミドルトンのピアノも雄弁です!新世代を担っていくであろう3人の演奏家による名演、ぜひご覧ください。

ヴォルフ:『イタリア歌曲集(イタリアの歌の本)』

2025年2月21日(金)13:00 ウィグモア・ホール

ルイーズ・オルダー(ソプラノ)
マウロ・ペーター(テノール)
ジョーゼフ・ミドルトン(ピアノ)

4:50 アナウンサーの解説

7:25 演奏者登場

7:57 前半最初の演奏 "Auch kleine Dinge" (Alder)

41:58 休憩

47:01 後半の解説

48:26 演奏者登場

48:55 後半最初の演奏 "Und steht Ihr früh am Morgen auf" (Peter)

1:26:45 お辞儀

1:28:20 ジョーゼフ・ミドルトンによるアンコール曲の紹介

1:28:46 アンコール"シューマン:窓の下で Op. 34/3"

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Wolf: "Italienisches Liederbuch"

Fri 21 Feb 2025, 1.00pm, Wigmore Hall

Louise Alder, soprano
Mauro Peter, tenor
Joseph Middleton, piano

Auch kleine Dinge
Ein Ständchen euch zu bringen
Mein Liebster singt am Haus
Man sagt mir, deine Mutter
Heb auf dein blondes Haupt
Was für ein Lied soll dir gesungen werden?
Gesegnet sei, durch den die Welt
Wohl kenn ich Euren Stand
Ihr seid die Allerschönste
Du denkst mit einem Fädchen
Hoffärtig seid Ihr, schönes Kind
Du Sagst mir, dass ich keine Fürstin
Lass sie nur gehn
Geselle, woll’n wir uns in Kutten hüllen
Ich esse nun mein Brot
Schon streckt' ich aus im Bett
Ich liess mir sagen
Heut' Nacht erhob ich mich
Der Mond hat eine schwere Klag' erhoben
Nun lass uns Frieden schliessen
Wir haben beide lange Zeit geschwiegen

- Interval -

Und steht Ihr früh am Morgen auf
O wär dein Haus durchsichtig
Gesegnet sei das Grün
Und willst du deinen Liebsten sterben sehen
Wenn du, mein Liebster
Sterb' ich, so hüllt in Blumen
Mir ward gesagt
Ihr jungen Leute
Wenn du mich mit den Augen
Benedeit die sel'ge Mutter
Dass doch gemalt
Mein Liebster hat zu Tische
Mein Liebster ist so klein
Selig ihr Blinden
Wie soll ich fröhlich sein
Wie viele Zeit verlor ich
Wer rief dich denn?
Was soll der Zorn, mein Schatz
Nein, junger Herr
Wie lange schon
Nicht länger kann ich singen
Schweig einmal still
O wüsstest du, wie viel ich deinetwegen
Verschling' der Abgrund
Ich hab in Penna einen Liebsten

[Encore]
Schumann: 4 Duette Op. 34: Unterm Fenster, Op. 34/3

Wigmore HallのWebサイト

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レナータ・スコット逝去

レナータ・スコット(Renata Scotto)が89歳で亡くなりました。クラシックを聴き始めた頃にTVで来日時のリサイタルが放送されたのを聞き、気にはなっていたのですが、実演を聞かずじまいでした。
スコットは言うまでもなくイタリアオペラのプリマドンナで、ラ・ボエームや椿姫、蝶々夫人などで一世を風靡しました。
ジェラルド・ムーアの録音を収集している私は、スコットの「夢遊病の女」全曲盤のCDの余白に1965年のリサイタルの抜粋があるのを知り入手しました。ムーアのピアノによる「夢遊病の女」や「椿姫」、「オテロ」のアヴェ・マリアなどが聞けるのが珍しくそちらの興味で聞き始めたのですが、スコットのエネルギー(強さだけでなく繊細な箇所でも)は一瞬で聞く者を惹きつけてやまないものを持っていて素晴らしかったです。
彼女はリサイタルなどでは歌曲も歌っていて、やはりイタリア歌曲が中心だったようですが、調べたところR.シュトラウスやプーランクの歌曲も歌っていました。
彼女はドイツものには手を出さないイメージがあったので意外でしたが、シュトラウスの「ばらの騎士」の元帥夫人や「パルジファル」のクンドリも歌っていたそうで、シュトラウスの歌曲の歌唱がよそいきの感じがなく、自分のものとなっていたのも納得しました。ドイツ語も余程しっかり学んだのではないでしょうか。素晴らしいです。

●R.シュトラウス:明日(Morgen)
レナータ・スコット(S), エデルミロ・アルナルテス(P)
Morgen de Strauss.Renata Scotto&Edelmiro Arnaltes
Morgen es un Lied de Richard Strauss. Interpretado por Renata Scotto, soprano y Edelmiro Arnaltes, piano

●R.シュトラウス:明日(Morgen)
レナータ・スコット(S), ヴィンチェンツォ・スカレーラ(P)
Renata Scotto - " Morgen " ( " Tomorrow " )~ 6/19
Richard Strauss " Morgen " ( " Tomorrow "), Op. 27, No. 4, 1894
Renata Scotto
Vincenzo Scalera (piano)
Grande of the Halls of Tchaikovsky Moscow Conservatory
November 17, 1997

●R.シュトラウス:献身(Zueignung)
レナータ・スコット(S), ヴィンチェンツォ・スカレーラ(P)
Renata Scotto - Zueignung (Dedication) ~ 7/19
Morgenの後奏の後0:24から始まる
Richard Strauss "Zueignung" (Dedication) Op 10 Nr 1
Renata Scotto
Vincenzo Scalera (piano)
Grande of the Halls of Tchaikovsky Moscow Conservatory
November 17, 1997

●プランク:あなたはこんなふう;ハートの女王;パリへの旅;ホテル;愛の小径
レナータ・スコット(S), F.M.コロンボ(P)
Poulenc - Melodies - Scotto R.,Colombo F.M. - 090598 - Como
C'est ainsi que tu es,La Reine de coeur,Voyage à Paris,Hotel,Les chemins de l'amour
Poulenc - Melodies - Scotto R.,Colombo F.M. - 090598 - Como

指揮者の飯守泰次郎氏の訃報も入ってきました。私は「パルジファル」と「フィデリオ」を飯守さんの指揮で聞いていて、特に後者はその熱演に感銘を受けたことを思い出します。
ネットを見ていたらピアニストのアンドレ・ワッツも亡くなっていたことを今さら知りました。一度だけリサイタルを聞けたのがよい思い出です。現役のころを知っているアーティストたちが続々と旅立つのはいつも寂しく感じます。こればかりは仕方ないのですが...。

ご冥福をお祈りいたします。

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レオンティン・プライス&デイヴィッド・ガーヴィー/ホワイトハウス・リサイタル

グレイス・バンブリーやジェスィー・ノーマンらの先輩にあたるアフリカ系アメリカ人女声歌手のレオンティン・プライス(Leontyne Price)が昨日(2022年2月10日)95歳の誕生日を迎えたと知りました。
私は残念ながら一度も実演に接することはなかったのですが、伝説的歌手として今もご健在でおられるというのはとても喜ばしいことです。
動画を検索していたら、おそらく1978年頃と思われるホワイトハウスでの内輪のコンサートがアップされていましたので、こちらで共有させていただきます(映像では最初にカーター氏が出てきます)。
プライスのあらゆるレパートリーを凝縮した感じのプログラムで、歌曲の中に「歌に生き、愛に生き」が含まれていたりしますが、この名アリアがまた最高でした!内輪のコンサートでありながら現代アメリカ人作曲家の作品も数曲歌っていたりといわゆる名曲集に収まらないプログラミングなのが印象的でした。
プライスは黒人歌手特有の粘りのある強靭さを持ちつつも、澄んだ美声を持っていて、その声の響きにまず惹かれます。そして縦横無尽な表現力で聴き手を歌の世界にぐっと引き込んでくれるのはやはり素晴らしい歌手だなぁとあらためて思いました。
ピアノは彼女のほとんどのリサイタルで共演していたデイヴィッド・ガーヴィー(David Garvey)で、彼の映像もまた貴重ではないかと思います。ガーヴィーのベテランらしいがっちりと安定したピアノでプライスはさぞかし歌いやすいだろうと思いました。

Leontyne Price White House recital

レオンティン・プライス(S)
デイヴィッド・ガーヴィー(P)

0:39-
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル:崇高なる神よ(歌劇『ラダミスト』第1幕)

4:06-
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル:それにしてもこう、1日のうちに~わが運命を嘆こう(歌劇『ジューリオ・チェーザレ』第3幕第3場:クレオパトラのアリア)

10:35-
リヒャルト・シュトラウス:ぼくの頭上にきみの黒髪を広げておくれ Op. 19-2

12:18-
リヒャルト・シュトラウス:私にあなたの歌が響いたとき Op. 68-4

15:58-
リヒャルト・シュトラウス:明日! Op. 27-4

20:34-
リヒャルト・シュトラウス:どうして私たちは秘密にしておけるでしょう Op. 19-4

23:00-
ジャコモ・プッチーニ:歌に生き、愛に生き(歌劇『トスカ』第2幕)

26:39-
ルイ・ホワイト:主を讃えよ

28:42-
ネッド・ローレム:銀色の白鳥

32:01-
ドミニク・アージェント:冬

33:59-
ハワード・スワンソン:夜の歌

36:08-
サミュエル・バーバー:恨みと沈黙(歌曲集『恨みと沈黙 Op. 41』より第5曲)

38:04-
フロレンス・プライス編曲:My soul's been anchored in the Lord

40:13-
マーガレット・ボンズ編曲:This little light of mine

42:54-
ホール・ジョンソン編曲:Ride on, king Jesus

46:03-
【アンコール】
ジョージ・ガーシュウィン:サマータイム(歌劇『ポーギーとベス』第1幕第1場)

Leontyne Price, soprano
David Garvey, piano

0:39-
Georg Friedrich Händel: Sommi dei (from "Radamisto")

4:06-
Georg Friedrich Händel: E pur così in un giorno - Piangerò, la sorte mia (from "Giulio Cesare in Egitto": aria di Cleopatra)

10:35-
Richard Strauss: Breit' über mein Haupt dein schwarzes Haar, Op. 19-2

12:18-
Richard Strauss: Als mir dein Lied erklang, Op. 68-4

15:58-
Richard Strauss: Morgen!, Op. 27-4

20:34-
Richard Strauss: Wie sollten wir geheim sie halten, Op. 19-4

23:00-
Giacomo Puccini: Vissi d'arte, vissi d'amore (from "Tosca")

26:39-
Louie White: Praise Ye the Lord

28:42-
Ned Rorem: The silver swan

32:01-
Dominick Argento: Winter

33:59-
Howard Swanson: Night song

36:08-
Samuel Barber: Despite and Still (no. 5 from "Despite and Still, Op. 41")

38:04-
arr. Florence Price: My soul's been anchored in the Lord

40:13-
arr. Margaret Bonds: This little light of mine

42:54-
arr. Hall Johnson: Ride on, king Jesus

46:03-
(encore)
George Gershwin: Summertime (from "Porgy and Bess")

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マーラー:私はこの世からいなくなった (Mahler - Ich bin der Welt abhanden)

ピアニストのTrung Samさんが私がこちらの記事で掲載したマーラー「私はこの世からいなくなった(Ich bin der Welt abhanden)」の日本語訳詞を動画で使いたいとのご連絡をいただき、こうして出来上がった動画をシェアしていただきました。

ソプラノのSabine Ritterbuschさんの自然で凛とした歌声、そして一音一音に気持ちのこもった美しいTrung Samさんの演奏をぜひお聞き下さい。

Trung Samさん、Yukoさん、有難うございました!

Thank you for sharing this wonderful movie, Mr. Trung Sam and Yuko-san!

[covid art film] | 私はこの世からいなくなった - G. Mahler - Ich bin der Welt abhanden | Ritterbusch Sam

„I am lost to the world - Ich bin der Welt abhanden gekommen“
Gustav Mahler | lyrics by Friedrich Rückert

Sabine Ritterbusch soprano - http://sabine-ritterbusch.de​
Trung Sam piano - https://www.trungsam.com​

recorded in 2019, august 6th and 7th in Richard Jacoby Saal of Hannover University of Music, Drama and Media

a JULIUS MEYERHOFF film

sound: Oliver Rogalla zu Heyden
camera: Julius Meyerhoff, Eric Lassahn
editing: Julius Meyerhoff
styling: Gina Hanning
light design: Wilfried Heitmüller

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ヘレン&クラウス・ドーナト&プライ&ホカンソン/1978年シューベルトの夕べ(ホーエネムス・ライヴ音源)

1978年6月26日にホーエネムスのリッターザール(騎士の間)でシューベルティアーデのコンサートが催されました。
その時のライヴ音源がアップされていたので、シェアしたいと思います。

女声歌曲をヘレン・ドーナト(S)&クラウス・ドーナト(P)夫妻、
男声歌曲をヘルマン・プライ(BR)&レナード・ホカンソン(P)が演奏しています。
二重唱のミニョンと竪琴弾き「ただ憧れを知る者だけが」D 877/1はどちらのピアニストが演奏したのかは分かりません。
さらに「岩の上の羊飼い」ではクラリネットのウルフ・ローデンホイザーが共演しました。

最後に置かれた「岩の上の羊飼い」以外はすべてゲーテの詩による歌曲がプログラミングされ、
前半は『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代(Wilhelm Meisters Lehrjahre)』からの詩が集められています。
男女の歌手が揃ったステージならではの選曲が興味深いです。

26 Juni 1978, 20:00 Uhr, Rittersaal im Palast Hohenems

ヘレン・ドーナト(Helen Donath)(S)
クラウス・ドーナト(Klaus Donath)(P)

ヘルマン・プライ(Hermann Prey)(BR)
レナード・ホカンソン(Leonard Hokanson)(P)

ウルフ・ローデンホイザー(Ulf Rodenhäuser)(CL)

シューベルト(Schubert)作曲:

0:00 歌手(Der Sänger) D 149 (BR)

7:35 竪琴弾きIII「涙と共にパンを食べたことのない者」(Harfenspieler) D 480 (BR)

12:52 竪琴弾きI「孤独に浸り込む者」(Harfenspieler) D 478 (BR)

17:24 ミニョンの歌「あの国をご存知ですか」(Mignon) D 321 (S)

22:21 ミニョンと竪琴弾き「ただ憧れを知る者だけが」(Mignon und der Harfner) D 877/1 (S, BR)

26:25 竪琴弾きII「戸口に忍び寄り」(Harfenspieler) D 479 (BR)

29:27 ミニョンの歌「話せと言わないで下さい」(Mignon) D 877/2 (S)

33:02 ミニョンの歌「私をこのままにしておいて下さい」(Mignon) D 877/3 (S)

〜休憩(Pause)〜

35:52 悲しみの喜び(Wonne der Wehmut) D 260 (S)

36:56 愛「喜びに満ち、悲しみに満ち」(Die Liebe) D 210 (S)

38:33 恋する娘が手紙を書く(Die Liebende schreibt) D 673 (S)

41:36 ミニョンの歌「ただ憧れを知る者だけが」(Mignon) D 877/4 (S)

44:58 ミニョンに(An Mignon) D 161 (BR)

48:24 遥かな女性に(An die Entfernte) D 765 (BR)

52:10 川辺にて(Am Flusse) D 766 (途中雑音あり) (BR)

54:44 歓迎と別れ(Willkommen und Abschied) D 767 (BR)

58:41 岩の上の羊飼い(Der Hirt auf dem Felsen) D 965 (S, CL)

Schubertiadeのアーカイヴページはこちら

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追悼ジェシー・ノーマン(Jessye Norman)

ソプラノのジェシー・ノーマン(Jessye Norman: 1945.9.15-2019.9.30)が亡くなりました。
ノーマンも歌曲の演奏史にとって欠かせない人物でした。

ノーマンが1980年代半ばに初来日した時、音楽ジャーナリズムはほとんど事件のように騒ぎたてていました。
私は初来日公演は行かず、テレビで見ただけでしたが、その数年後に実演に接し、あたかもジェシー・ノーマン教の祭祀の只中に放り込まれたかのような雰囲気を感じたものでした。
ノーマンが教祖様で、客席は信徒でした。
客席は酩酊したかのように拍手喝采を送り続け、すべての人がスタンディングオベーションで彼女を称えました。
私はノーマンのよく響く深みのある声や表現力の豊かさに感銘を受けながらも、周りの観客と自分との温度差を感じざるを得ませんでした。
もちろん私もひいきの歌手や演奏家に対して熱烈な拍手を送り、その一挙手一投足に目を凝らした経験はあるので、その気持ちはよく分かるのですが、会場の全員といってもいい人たちが例外なく熱狂しているのを見て、私が彼らほどの熱狂に達していないのは何故だろうと妙に冷静に考えていたものでした。

クラシック音楽の楽しみ方として、このような会場が熱狂的に盛り上がり、一体となる楽しみ方もあると思います。
ただ、私はノーマンのパフォーマンスだけでなく、歌曲を純粋に楽しみたかったという気持ちもあったのです。
生であの曲やこの曲が聞けると喜んで出かけた私にとって、ノーマンのコンサートは若干異質な感を拭えませんでした。
ヘンデルを歌ってもシューベルトを歌っても観客は大熱狂の嵐でした。
この頃ノーマンの来日公演で頻繁に共演していたピアニストのフィリップ・モルを気に掛ける人は誰もいないのではないかとさえ思えました。
それから数回聞きに行き、伴奏者がパーソンズやマーカムに変わっても、コンサートの雰囲気は同様でした。

ノーマンのコンサートを楽しんだ方にとって水を差すような文章で申し訳ないのですが、私にとってはノーマンの歌唱は録音で楽しむ方が合っていたということなのでしょう。

ただ実演だからこそ分かることはあると思います。
彼女は間違いなくカリスマでした。
人々がノーマンの声の虜になって熱狂していく様をまざまざと体験することが出来ました。
これは彼女の天賦のものだと思います。

ノーマンはドイツ歌曲もフランス歌曲も丁寧に歌ってきた歌手でした。
シューベルトの「自然に寄せて」といったほとんど知られていない小品を慈しむように歌っているのもノーマンの一つの側面です。
また「全能」の力感に溢れた朗々たる響き、あるいは「死と乙女」の最後の音を低いレで歌う彼女の音域の広さも忘れられません。

ドイツ・グラモフォン社がブラームスの全歌曲を録音する時にF=ディースカウと共にキャスティングしたのはノーマンでした。
これは彼女が紛れもなく歌曲歌手として一流であることを示しているでしょう。
ブラームスの民謡調の有節歌曲を表情豊かに歌うのに、あるいは「ジプシーの歌」の奔放な響きを再現するのにノーマンは適任でした。

彼女は伴奏ピアニストも固定せず、様々な人たちと組んできました。
ゲイジ、ボールドウィン、パーソンズ、モル、レヴァイン、バレンボイム、ダルベルトなど。
誰と組んでも違和感なく彼女の世界を作り上げていきます。

ノーマンはアンコールで必ずといっていいほど黒人霊歌を歌いました。
彼女のルーツですから当然でしょう。
その中で忘れられないのが"He's Got the Whole World in His Hands"という曲です。
私はノーマンの歌唱でこの曲をはじめて知ったのですが、敬虔さもありながら、聴衆を楽しませることも忘れず、素晴らしい歌唱でした。

Jessye Norman sings He's Got the Whole World in His Hands

Geoffrey Parsons(P)

最後に、彼女のエクサンプロヴァンスでのリサイタルのライヴ録音がありましたので、こちらでシェアさせていただきます。

Jessye Norman - Recital Aix-en-Provence 1984

Jessye Norman(S)
Phillip Moll(P)
Alain Marion(FL)
Renaud Fontanarosa(VLC)

Aix-en-Provence 31-07-1984

J. Brahms :
00:00 Botschaft opus 47 n°1,
02:27 Feldeinsamkeit opus 86 n°2,
06:28 Auf dem Kirchhofe opus 105 n°4,
09:54 Saphische Ode opus 94 n°2,
12:31 Meine Liebe ist grün opus 63 n°5.

R. Strauss:
17:31 Ständchen opus 17 n°3,
20:02 Ich trage meine Minne opus 32 n°1,
23:05 Allerseelen opus 10 n°8,
26:44 Morgen opus 27 n°4,
30:55 Kling opus 48 n°4.

M. Ravel:
34:49 Chansons madécasses - Nahandove
40:34 Chansons madécasses - Aoua!
44:46 Chansons madécasses - Il est doux

E. Satie:
52:53 Chanson,
54:07 Elégie,
56:53 les fleurs,
58:35 tendrement.

Encores :
01:06:21 R.Strauss, Wir beide wollen springen
01:09:44 C.Saint-Saens, Mon coeur s'ouvre à ta voix
01:20:02 Spiritual - He's Got the Whole World in His Hands
01:27:32 Spiritual - Great Day

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ダムラウ&カウフマン&ドイチュ/ヴォルフ「イタリア歌曲集」CDリリース予定

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世界中のオペラハウスで大活躍している二人の歌手ディアナ・ダムラウ(Diana Damrau)(S)とヨナス・カウフマン(Jonas Kaufmann)(T)が、ヘルムート・ドイチュ(Helmut Deutsch)のピアノでヴォルフ「イタリア歌曲集(Italienisches Liederbuch)」のCDを録音したそうです。
ヨーロッパ各地でのコンサートツアー中のライヴ収録らしいです(2018年2月18日録音)。
HMVの情報ですと、来年(2019年)1月半ば頃には入手できるようです。

 こちら

彼らは日本でも人気者ですから、いずれ国内盤も出るかもしれませんが、ヴォルフの歌曲というのはあまりCD会社としては売れるものではないので輸入盤で入手しておいた方が確実かもしれません。

この豪華な二人のスターたちは共に歌曲にも力を入れており、特にオペラのような男女の駆け引きが重要な要素となるヴォルフの「イタリア歌曲集」では、彼らの声の演技力もまた大いに期待されます。
そして、今やムーアやパーソンズの後継者として脂の乗り切ったヘルムート・ドイチュのピアノもまたとても楽しみです(ドイチュはかつてEMIにアップショー&ベーアと全曲盤を録音しています)。

ヴォルフの歌曲集の中でもメーリケ歌曲集と並んで録音に恵まれている「イタリア歌曲集」ですが、これはヴォルフファンにとっては垂涎ものですね。

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エルナ・ベルガー&ヘルマン・プライ&ヴァイセンボルン(Berger, Prey & Weissenborn): ヴォルフ「イタリア歌曲集」(Wolf: Italienisches Liederbuch)全曲CD復活!

ヘルマン・プライの没後20年の今年(2018年)に記念盤が出ないのではと半ば諦めていたところに朗報です!
ソプラノのエルナ・ベルガーとピアニストのギュンター・ヴァイセンボルンと組んで1959年に録音されたヴォルフ「イタリア歌曲集」がCDでとうとう復活します。
ドイツのamazonではすでに購入できるようですが、日本のamazonのサイトには2018年8月24日現在まだ掲載されておらず、もうしばらく待たされそうです。
すぐに欲しい方は下記のドイツのamazonから購入可能ですし(ドイツからの送料はかかりますが)、待てるという方は日本のamazonのサイトに掲載されるのを待ってみてはいかがでしょうか。
 こちら

CDは2枚組で、CD1はヴォルフ「イタリア歌曲集」全46曲、CD2はシューマン「女の愛と生涯」、メンデルスゾーン2曲、レーヴェ2曲、ヴォルフ2曲、シューベルト3曲、グリーグ2曲、ブラームス「4つの厳粛な歌」が収録されているそうです。
CD2はシューマンとメンデルスゾーンがベルガーの歌唱で、他はプライの歌唱です(共演ピアニストはラウハイゼン、メルツァー等、曲により様々です)。
もちろん目玉はCD1のヴォルフ「イタリア歌曲集」全46曲です。
とびきりの名演にもかかわらず、今まで復活しなかったのは不思議です。
ソプラノのエルナ・ベルガーはもちろんチャーミングな歌唱を聞かせてくれますが、プライと組むと若干年齢差を感じさせる感はあります(プライより29歳年上です)。
ここでは若かりしヘルマン・プライの歌唱が本当に素晴らしいです。
かつて「詩と音楽 梅丘歌曲会館」さんのサイトにヴォルフ「イタリア歌曲集」全曲の記事を投稿した際に、様々な演奏家の録音を聞き比べたのですが、プライは他のどの男声歌手にも増して、この歌曲集のキャラクターにぴったりマッチしていました。
しかし、CD化されていなかった為、中古屋さんで購入したLPを毎回再生する手間がかかったのですが、その手間が報われるようなプライの溌剌とした名唱でした。
今回ようやくCD化されてこの名演がより広く知られることになればとても嬉しいことです。

上記のドイツのサイトで少しずつ試聴できるようになっているので、よろしければぜひサンプルを聴いてみてください。

Berger_prey_weissenborn_wolf


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(2018.12.2追記)

日本のamazonに上記のCDが掲載されていました。
 こちら


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グンドゥラ・ヤノヴィツ・ラスト・コンサート・ライヴ(チャールズ・スペンサー:ピアノ)(1999年9月16日)

グンドゥラ・ヤノヴィツ(1937年8月2日生まれ)の70歳の誕生日を記念して、昨年、彼女のラスト・ライブのCDがリリースされました。
ギリシャで催されたこのコンサート、なんでもマリア・カラスの記念も兼ねているのだとか。
実は私はまだ入手していないのですが、先日何の気なしにYouTubeを見ていたら、このCDの発売元からプロモーションビデオがアップされていました。
おそらく音源だけのダイジェストだろうと思っていたら、なんと映像付きで、ヤノヴィツが歌っている姿が映っているのです。
どうやらプロモーション用に簡単に撮影されたようで、全部で12分ほど撮影したものを編集して使ったとのことです。
これほど素晴らしい出来ならば全部撮影してほしかったところですが、部分的でも、彼女の最後のリートリサイタルの映像が見れるだけでも有難いと思うべきなのでしょう。

この映像で見る限り、引退間際の歌手とはとても思えないほどの充実した美声です。
まだおそらく殆ど衰えを見せていないまま舞台を去ったのだと思います。
舞台人としての厳しい自覚が、一見早過ぎる引退を決意させたのではないでしょうか。

今回のレパートリーは、決して多いとは言えない彼女のリートのスタジオ録音でも聞けるものが多く含まれている一方で、おそらく一度もスタジオ録音を残さなかったシューマンが5曲も含まれているのが、ファンには嬉しいところです。
『冬の旅』を録音しなかった彼女の「ぼだいじゅ」がここで聞けるのも嬉しいです。

私が唯一彼女のライブを聞いたのは、神奈川県立音楽堂で催された歌曲の夕べで、小林道夫さんのピアノで、前半はブラームス、後半はヴォルフが歌われました。
全曲が彼女のレコーディングしていないレパートリーでした。
第一声を聞いて、あまりの声の美しさに驚嘆したことが昨日のことのように思い出されます。
もちろんレコードを通じて、その気品のある歌唱を知ってはいたものの、ここまで芯のあるぶれない美声だとは想像していなかったのです。

今回の動画を見ていても、落ち着いた気品に満ちた彼女の美声は堪能できます。
まだまだ現役として通用するほどの素晴らしい歌唱がここで披露されています。

共演のピアニストはイギリスのベテラン、チャールズ・スペンサー。
ヤノヴィツ晩年のシューベルト歌曲集の録音でも共演した名コンビです。

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録音:1999年9月16日, Herodes Atticus Odeon, Athens, Greece

グンドゥラ・ヤノヴィツ(Gundula Janowitz) (S)
チャールズ・スペンサー(Charles Spencer) (P)

シューベルト:ギリシャの神々 D 677
シューベルト:イーピゲネイア D 573
シューベルト:竪琴に寄せて D 737
シューベルト:エレンの歌Ⅰ D 837
シューベルト:漁師の歌 D 881
シューベルト:流れ D 693
シューベルト:夕映えの中で D 799
シューベルト:ぼだいじゅ D 911-5
シューベルト:緑野の歌 D 917

シューマン:ズライカの歌 Op. 25-9
シューマン:松雪草 Op. 79-26
シューマン:はすの花 Op. 25-7
シューマン:私のばら Op. 90-2
シューマン:くるみの木 Op. 25-3

リヒャルト・シュトラウス:薔薇のリボン Op. 36-1
リヒャルト・シュトラウス:万霊節 Op. 10-8
リヒャルト・シュトラウス:明日! Op. 27-4
リヒャルト・シュトラウス:夜の散歩 Op. 29-3
リヒャルト・シュトラウス:解き放たれて Op. 39-4

シューベルト:ます D 550

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