エリー・アーメリングのYouTubeチャンネルにアルバン・ベルク「ワイン」登場!

エリー・アーメリングが今年に入ってYouTubeチャンネルを作り
演奏のヒントを語る動画を出してくれていますが、
最近、アルバン・ベルクのコンサート・アリア「ワイン(ぶどう酒)」がアップされました!
1973年12月2日コンセルトヘボウでのライヴ録音で
すでに商品化もされているのですが、
演奏に合わせて楽譜が表示されているので
ぜひ聞いてみて下さい。

私が過去にこの演奏について書いた記事(歌詞対訳も掲載しています)は
 こちら
です。

ベルク/コンサート・アリア「ワイン」
Alban Berg: Der Wein
Elly Ameling(S)
Royal Concertgebouw Orchestra
Erich Leinsdorf(C)
1973年12月2日コンセルトヘボウでのライヴ録音

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ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Dietrich Fischer-Dieskau)生誕95周年(2020.5.28)

往年の名バリトン、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Dietrich Fischer-Dieskau)が1925年5月28日に生まれて、今日で95年が経ちました。
残念ながら2012年に亡くなっていますが、F=ディースカウの実演を何度か聞くことが出来たことは私にとって最高の思い出になっています。

スタジオ録音は聞ききれないほど膨大な量ですが、インターネットでも彼のライヴをストリーミングで聞くことが出来ます。

オランダの放送局で収録したF=ディースカウとアルフレート・ブレンデルの『冬の旅』のライヴが下記のリンク先で聞けます。
ライヴとは思えないほどの完成度の高さで二人が円熟の演奏を聞かせてくれますので、ぜひお聞きください。

https://www.nporadio4.nl/concerten/4738-legendarisch-archief-winterreise-door-dietrich-fischer-dieskau

●Legendarisch archief: Winterreise door Dietrich Fischer-Dieskau

vrijdag 29 juni 1984, Concertgebouw, Amsterdam

Dietrich Fischer-Dieskau (bariton)
Alfred Brendel (piano)

Franz Schubert(シューベルト): Winterreise(冬の旅), D911

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エディト・マティス&ペーター・シュライアー&エリク・ヴェルバ(Mathis, Schreier & Werba)/ヴォルフ『イタリア歌曲集』ザルツブルク音楽祭ライヴ1976年

ソプラノのエディト・マティスとテノールのペーター・シュライアーがエリク・ヴェルバのピアノでザルツブルク音楽祭で歌ったヴォルフ『イタリア歌曲集』全曲の録音がアップされていました。

曲順はヴォルフの出版時のものとは異なり、入れ替えられているので、おそらくヴォルフ研究者でもあるヴェルバが順番を考えたのではないかと想像されます。
関連のあるストーリーを並べると同時に、各まとまりにおいても統一感を考慮しているようです。
例えば最初のグループは「小さなものでも私たちをうっとりとさせることは出来るの」で始まり、「私の恋人はとってもちっちゃいの」で終わるという流れによって、小さなもの(歌曲というジャンルへの意味合いも込められているのでしょう)への賛美を描こうとしているのではないかと思います。

マティスはみずみずしい美声による真摯な表現が素晴らしく、シュライアーはディクションの美しさが際立ち、セリフが生き生きとしています。
そしてヴェルバは楽譜の音価通りではなく、曲調によって自在に変化させているのはいつも通りですが、それがごく自然になされているという点で見事だと思います。
ただし、終曲「あたし、ペンナに住んでる恋人がいるの」の華麗なピアノ後奏はしっかり楽譜通りに弾いてほしかったですが...。

マティスとシュライアーはDeutsche Grammophonレーベルにエンゲルのピアノと共にこの歌曲集全曲を録音していますが、未だに全曲のCD化がされていません(最近マティスの組み物アンソロジーに一部復活しましたが)。
そういう意味で、このライヴの音源は貴重で意義深いと思います。
ぜひお時間のある時に少しずつでも聞いてみて下さい。

ライヴ録音:12 Augst 1976, Kleines Festspielhaus, Salzburg

Edith Mathis, Sopran エディト・マティス(S)
Peter Schreier, Tenor ペーター・シュライアー(T)
Erik Werba, Klavier エリク・ヴェルバ(P)

Hugo Wolf: Italienisches Liederbuch ヴォルフ:『イタリア歌曲集』

1(S)  Auch kleine Dinge können uns entzücken 小さなものでも私たちをうっとりとさせることは出来るの
18(T)  Heb' auf dein blondes Haupt und schlafe nicht ブロンドの頭をあげておくれ、眠るんじゃないよ
19(S)  Wir haben beide lange Zeit geschwiegen 私たちは二人とも、長いこと押し黙っていました
4(T)  Gesegnet sei,durch den die Welt entstund この世界の生みの親に祝福あれ
10(S)  Du denkst mit einem Fädchen mich zu fangen あなたは細い糸たった一本で私を捕まえて
3(T)  Ihr seid die Allerschönste weit und breit あなたは世界で一番美しい
2(S)  Mir ward gesagt,du reisest in die Ferne 遠いところに旅立つそうね
9(T)  Daß doch gemalt all deine Reize wären 君の魅力がすべて描かれて
15(S)  Mein Liebster ist so klein,daß ohne Bücken 私の恋人はとってもちっちゃいの

17:30-
14(T)  Geselle,woll'n wir uns in Kutten hüllen 相棒よ、おれたちゃ修道服でもまとって
11(S)  Wie lange schon war immer mein Verlangen もうどれほどずっと待ち焦がれてきたことでしょう
22(T)  Ein Ständchen Euch zu bringen kam ich her セレナードを捧げにわたくし参りました
12(S)  Nein,junger Herr,so treibt man's nicht,fürwahr 駄目、お若い方、そんな事しちゃ嫌
5(T)  Selig ihr Blinden,die ihr nicht zu schauen 目の見えない人は幸いだ
16(S)  Ihr jungen Leute,die ihr zieht ins Feld 戦場に向かわれるお若い方々
7(T)  Der Mond hat eine schwere Klag' erhoben 月がひどい不満をぶちまけ
6(S)  Wer rief dich denn? 一体誰があんたを呼んだのよ
13(T)  Hoffärtig seid Ihr,schönes Kind ふんぞり返っておいでだな、麗しき娘よ
21(S)  Man sagt mir,deine Mutter woll es nicht あなたのお母さんがお望みでないらしいわね
8(T)  Nun laß uns Frieden schließen,liebstes Leben もう仲直りしようよ、いとしい人
20(S)  Mein Liebster singt am Haus im Mondenscheine あたしの恋人が月明りの注ぐ家の前で歌っているわ
17(T)  Und willst du deinen Liebsten sterben sehen 君の彼氏が死ぬところを見たいのなら

40:27-
41(S)  Heut' Nacht erhob ich mich um Mitternacht 昨夜、真夜中に私が起き上がると
34(T)  Und steht Ihr früh am Morgen auf vom Bette それから、あなたが朝早くベッドから起き上がり
29(S)  Wohl kenn' ich Euren Stand,der nicht gering 賤しからぬあなた様の御身分は重々承知しておりますわ
35(T)  Benedeit die sel'ge Mutter 今は亡き君の母上に祝福あれ
39(S)  Gesegnet sei das Grün und wer es trägt! 緑色と、緑を身にまとう人に幸ありますように
38(T)  Wenn du mich mit den Augen streifst und lachst 君が僕をちら見して笑い出し
40(S)  O wär' dein Haus durchsichtig wie ein Glas ああ、あなたのお家がガラスみたいに透き通っていたらいいのに
23(T)  Was für ein Lied soll dir gesungen werden 君にはどんな歌を歌ってあげたらいいのかな
36(S)  Wenn du,mein Liebster,steigst zum Himmel auf あなたが、愛する方よ、天国に昇る時がきたら
33(T)  Sterb' ich,so hüllt in Blumen meine Glieder 僕が死んだら、この体を花で包みこんでおくれ

1:02:52-
26(T)  Ich ließ mir sagen und mir ward erzählt 私がしょっちゅう聞かされた噂では
24(S)  Ich esse nun mein Brot nicht trocken mehr 私はもう濡れていないパンを食べることはありません
42(T)  Nicht länger kann ich singen,denn der Wind ぼくはもう歌えないよ、だって風が
43(S)  Schweig einmal still,du garst'ger Schwätzer dort ちょっと黙ってよ、そこの不愉快なおしゃべり男
31(T)  Wie soll ich fröhlich sein und lachen gar どうして陽気でいられるもんか、まして笑うことなんて
28(S)  Du sagst mir,daß ich keine Fürstin sei 侯爵夫人様じゃないんだからって、あたしに言うけど
27(T)  Schon streckt' ich aus im Bett die müden Glieder ベッドの中でへとへとの体を大きく伸ばしているというのに
25(S)  Mein Liebster hat zu Tische mich geladen 彼氏があたしを食事に招いてくれたの
44(T)  O wüßtest du,wie viel ich deinetwegen おお、お前は分かっているのだろうか、どれほど俺がお前を思って
32(S)  Was soll der Zorn,mein Schatz,der dich erhitzt? なにを怒っているの、大切な方、そんなに熱くなって
37(T)  Wie viele Zeit verlor ich,dich zu lieben 君を愛することで、どれほどの時間を無駄使いしてきたことか
45(S)  Verschling' der Abgrund meines Liebsten Hütte 深淵が恋人の小屋を飲み込んでしまえ
30(T)  Laß sie nur gehn,die so die Stolze spielt 放っておけばいいさ、あんな高慢ちきを演じる女なんか
46(S)  Ich hab' in Penna einen Liebsten wohnen あたし、ペンナに住んでる恋人がいるの

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プライ&エンドレス(Prey & Endres)映像;オージェ&ボールドウィン(Augér & Baldwin)1984年NYリサイタル音源

長い新型コロナウイルス対策、皆様大変お疲れ様です。
音楽がお好きな方々は、最近アップしてくださった素敵な映像や音源で一息ついて下さいね。

●ヘルマン・プライ(BR)&ミヒャエル・エンドレス(P)
シューベルト「美しい水車屋の娘」より~1.さすらい

Hermann Prey, baritone
Michael Endres, piano

Die schöne Müllerin, D 795: 1. Das Wandern


●アーリーン・オージェ(S)&ドルトン・ボールドウィン(P)1984年ニューヨーク・リサイタル

Recital
録音:25 January 1984, Alice Tully Hall, New York City (live)

Arleen Augér(アーリーン・オージェ), soprano
Dalton Baldwin(ドルトン・ボールドウィン), piano

Mozart(モーツァルト):
- Das Veilchen(すみれ) 0:00
- Die Verschweigung() 2:43
- Als Luise die Briefe …ルイーゼが不実な恋人の手紙を焼いた時) 5:55
- Sehnsucht nach dem Frühling(春への憧れ) 7:37
- Abendempfindung(夕暮れの感情) 9:35
Schumann(シューマン):
- Widmung(献身) 15:11
- Röselein, Röselein!(ばらよ、ばらよ!) 17:40
- Er ist’s!(あの季節だ!) 20:27
- Geisternähe(魂の近さ) 21:55
- Mondnacht(月夜) 24:18
- Aufträge(ことずて) 28:40
- Des Sennen Abschied(羊飼いの別れ) 31:04
- Kennst du das Land?(あの国をご存知でしょうか) 32:58
- Singet nicht in Trauertönen(悲しい音色で歌わないで) 37:09
Debussy(ドビュッシー):
- Romance(ロマンス) 39:12
- Mandoline(マンドリン) 41:31
- Clair de lune(月の光) 42:54
- Apparition(現れ) 45:36
Strauss(シュトラウス):
- Waldseligkeit(森の至福) 48:52
- Glückes genug(十分幸せ) 51:55
- Schlechtes Wetter(悪天候) 54:32
- Ach Lieb, ich muß nun scheiden(ああ恋人よ、ぼくはもう別れなければならない) 56:54
- Gefunden(見つけた) 59:15
- Hat gesagt - bleibt’s nicht dabei(言いました-それだけでは済みません) 1:02:01
Wolf(ヴォルフ): (encore)
- Auch kleine Dinge(小さなものでも私たちをうっとりさせることが出来るの) 1:03:58
Mozart(モーツァルト): (encore)
- Alleluia(アレルヤ) 1:06:51

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シューベルト/シラーの詩による「春に寄せて(An den Frühling)」を聞く

An den Frühling, D 283 (1815); D 587 (1817)
 春に寄せて

Willkommen schöner Jüngling!
Du Wonne der Natur!
Mit deinem Blumenkörbchen
Willkommen auf der Flur!
 ようこそ美しい若者よ!
 きみは自然の喜びだ!
 きみの花籠を
 野原で待ち望んでいたよ!

Ei! ei! Da bist ja wieder!
Und bist so lieb und schön!
Und freun wir uns so herzlich,
Entgegen dir zu gehn.
 やあ、やあ、また来てくれたんだね!
 きみはとても愛らしく美しい!
 そしてぼくらはこんなに心から喜んでいるのだ、
 きみのもとに向かうことを。

Denkst auch noch an mein Mädchen?
Ei lieber denke doch!
Dort liebte mich das Mädchen,
Und 's Mädchen liebt mich noch!
 ぼくの彼女のこともまだ思ってくれているかい?
 いやむしろ思っていておくれ!
 あそこで娘はぼくを愛していたけれど
 まだぼくのことを愛し続けているんだ!

Fürs Mädchen manches Blümchen
Erbat ich mir von dir -
Ich komm' und bitte wieder,
Und du? - du gibst es mir?
 あの娘のためにいくつもの花々を
 きみに頼んだものだったね。
 ぼくはまたお願いしに来たんだ。
 それできみは?きみはぼくに花々をくれるのかい?

詩:Friedrich von Schiller (1759 - 1805)
曲:Franz Peter Schubert (1797 - 1828)

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シューベルトは春をテーマにした歌曲を沢山作りましたが、このシラーのテキストによる作品も三回に渡って作曲しました。

・D283:1815年9月6日作曲。独唱とピアノ。Mässig, heiter。2節(詩の2つ分を1節にまとめて)の有節形式
・D338:1816年?作曲。テノール二声+バス二声。Etwas geschwind。4節(詩の節と音楽の節が同じ)の有節形式
・D587:1815年8月(第1稿:旧番号D245),1817年10月(第2稿)作曲。独唱とピアノ。両方の稿ともEtwas geschwind。第1稿は3節(詩の2つ分を1節にまとめて)の有節形式(第3節は第1節を繰り返す)。第2稿は2節の有節形式

●D283
ヘルマン・プライ(BR)&カール・エンゲル(P)

Hermann Prey · Karl Engel
プライは私の知る限りD587を録音しませんでしたが、一方F=ディースカウはD283を録音しませんでした。二人の個性がより引き立つ方を選んだということなのかもしれませんね。
プライの温かみのある美声は聞いていて本当に心地よいです。

●D283
ヘルマン・プライ(BR)&ジェラルド・ムーア(P)

Hermann Prey
Gerald Moore
Studio recording, Berlin-Zehlendorf, 16-18.I.1960
上記のエンゲル盤の前にプライはムーアとも録音していました。こちらは若い頃の甘美な声に魅了されますね。

●D338
ロバート・ショー・チェンバー・シンガーズ

Robert Shaw Chamber Singers conducted by Robert Shaw
男声四部合唱(無伴奏)。各節の最後にラ・ラ(la la)という部分を加えています。合唱ならではの各声部の呼応する様が爽やかな作品です。

●D587 (1st version)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(BR)&ジェラルド・ムーア(P)

Dietrich Fischer-Dieskau--Baritone
Gerald Moore--Piano
1970
F=ディースカウが第2稿ではなく、あえてより素朴な第1稿を選んで録音したのが興味深いです。いつもながら説得力のある歌唱です。

●D587 (2nd version)
ヴォルフガング・ホルツマイア(BR)&ジェラール・ヴィス(P)

Wolfgang Holzmair & Gérard Wyss
ホルツマイアの柔らかい声が春の微風のように爽やかです。

●D587 (2nd version)
エリーザベト・シュヴァルツコプフ(S)&ミヒャエル・ラウハイゼン(P)

Elisabeth Schwarzkopf
Michael Raucheisen
Studio recording, 1940s
シュヴァルツコプフが若かりし頃はこの曲を歌っていたのですね。香り立つ気品が感じられる歌唱です。

●D587
ランヒル・クリスティナ・モッツフェルト(S)&トレヴィジ・ギター・トリオ

Ragnhild Kristina Motzfeldt · Trevigi Guitar Trio
ギター伴奏も味わいがあっていいですね。サロンで聞いているような雰囲気です。歌手はノルウェー出身のようです。

※英国のピアニスト、グレアム・ジョンソンによるハイペリオン・シューベルト歌曲全集では、D283をエリー・アーメリング、D587をジャネット・ベイカーが録音しています。
以下のリンク先で1分ほど試聴出来ます。

●D283: Elly Ameling(S), Graham Johnson(P)
https://www.hyperion-records.co.uk/dw.asp?dc=W2260_GBAJY9000716

●D587 (2nd version): Janet Baker(MS), Graham Johnson(P)
https://www.hyperion-records.co.uk/dw.asp?dc=W2417_GBAJY8800116

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フィッシャー=ディースカウ&ヴァイセンボルン(Fischer-Dieskau & Weissenborn)/R.シュトラウス・リサイタル(1964年パリ)

ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウがギュンター・ヴァイセンボルンのピアノでR.シュトラウスのコンサートを開いた際のライヴ音源がfrance musiqueのサイトにアップされていましたので、ご紹介します。

今でこそ特に女声のリート歌手に大人気のR.シュトラウスですが、一晩全部をR.シュトラウスの歌曲に限定したリサイタルは1964年当時はかなり珍しかったのではないかと思います。
有名な曲と無名な曲をバランスよく配置したF=ディースカウならではの意欲的なプログラミングと言えると思います。
30代後半のまだみずみずしい声のF=ディースカウを堪能できると思います。
また一緒に来日したこともある名手ヴァイセンボルンのピアノも聞きどころの一つでしょう。

Récital Dietrich Fischer-Dieskau à la Salle Pleyel : Une archive de 1964

 こちらのリンク先の再生ボタンをクリックすると聞けます

録音:1964年5月7日, Salle Pleyel

Dietrich Fischer-Dieskau(ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ: 1925-2012)(BR)
Günther Weissenborn(ギュンター・ヴァイセンボルン: 1911-2001)(P)

Richard Strauss(リヒャルト・シュトラウス)作曲

Gefunden(見つけた), Op. 56-1
Das Rosenband(ばらのリボン), Op. 36-1
Einerlei(同じもの), Op. 69-3
Winterweihe(冬の捧げもの), Op. 48-4
O lieber Künstler sei ermahnt(おおいとしい芸術家よ、戒めを聞くように), Op. 66-6 (aus "Krämmerspiegel()")
Einst kam der Bock als Bote(かつて雄山羊が使いに来た), Op. 66-2 (aus "Krämmerspiegel")

Wer wird von der Welt verlangen(世界を求めるものは), Op. 67-4
Hab' ich euch denn je geraten(あれほど忠告したのに), Op. 67-5
Wanderers Gemütsruhe(さすらい人の心の安らぎ), Op. 67-6

Stiller Gang(静かな散歩), Op. 31-4
Ruhe, meine Seele(憩え、わが魂), Op. 27-1
Herr Lenz(春(レンツ)さん), Op. 37-5
Die Nacht(夜), Op. 10-3
Ach weh mir unglückhaftem Mann(ああ辛い、俺は不幸な男), Op. 21-4
Heimkehr(帰郷), Op. 15-5

Traum durch die Dämmerung(黄昏を通る夢), Op. 29-1
Ständchen(セレナード), Op. 17-2
Morgen(明日), Op. 27-4
Wozu noch, Mädchen, soll es frommen(娘さん、それが何の役に立つのだろう), Op. 19-1
Freundliche Vision(親しい幻影), Op. 48-1
Zueignung(献呈), Op. 10-1

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マティス&シュライアー&エンゲル(Mathis, Schreier & Engel)/ブラームス「ドイツ民謡集」抜粋映像

ソプラノのエディト・マティス(Edith Mathis)、テノールのペーター・シュライアー(Peter Schreier)、そしてピアニストのカール・エンゲル(Karl Engel)によるブラームス(Brahms)「ドイツ民謡集(49 Deutsche Volkslieder, WoO 33)」からの抜粋映像がアップされていましたのでご紹介します。

 ソースはこちら(大画面はこちらのリンク先でご覧ください)

ブラームス(Brahms)「ドイツ民謡集(49 Deutsche Volkslieder, WoO 33)」からの抜粋

No. 4. Guten Abend, mein tausiger Schatz (Schreier, Mathis, Engel)

No. 5. Die Sonne scheint nicht mehr (Schreier, Engel)

No. 6. Da unten im Tale (Mathis, Engel)

No. 12. Feinsliebchen, du sollst mir nicht barfuss gehn (Schreier, Mathis, Engel)

No. 2. Erlaube mir, fein's Mädchen (Schreier, Engel)

No. 15. Schwesterlein (Schreier, Mathis, Engel)

No. 16. Wach' auf mein' Herzensschöne (Schreier, Engel)

No. 41. Es steht ein' Lind' (Mathis, Engel)

No. 30. All' mein' Gedanken (Schreier, Engel)

No. 42. In stiller Nacht (Mathis, Engel)

エディト・マティス(Edith Mathis)(S)
ペーター・シュライアー(Peter Schreier)(T)
カール・エンゲル(Karl Engel)(P)

可愛らしい容姿のマティスは鮮やかな青のドレスに身をまとい、明瞭なディクションで美しく歌っています。
シュライアーは本当に自然なドイツ語が美しく、表情も豊かです。
エンゲルの演奏している映像はそれほど多くないと思うので、貴重です。もちろんここでもしっかりと安定したピアノを聞かせています。

それにしてもブラームスの「ドイツ民謡集」は本当に素晴らしい!
素朴な歌の旋律に繊細な和音が織り込まれ、ブラームスならではの世界が立ち現れます。
名手3人の全盛期の素晴らしい記録です。ぜひお聞きください。

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アーメリング(Elly Ameling)の楽屋映像1978年

偶然見つけた映像です。

 こちら

オランダのベアトリクス女王とクラウス王子の1978年オーストラリア旅行を撮った映像のようです。
1:38あたりからステージ衣装のアーメリングの姿が見られます。
右は指揮者のヴィレム・ファン・オッテルロー(Willem van Otterloo)です。

OFFICIEEL BEZOEK PRINSES BEATRIX EN PRINS CLAUS AAN AUSTRALIE, MET BEZOEKEN AAN GEEMIGREERDE NEDERLANDERS

05 jun 1978
Bioscoopjournaals waarin Nederlandse onderwerpen van een bepaalde week worden gepresenteerd.
Weekjournaal van Polygoon Hollands Nieuws van week 24 uit 1978.

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エリー・アーメリング(Elly Ameling)のチャンネルがYouTubeにとうとう登場!!!

YouTubeにソプラノ歌手エリー・アーメリング(Elly Ameling)の公式チャンネルが一週間前ぐらいに出来ていたようです。
ファンにとってはこの上ないプレゼントです。「パンデミックで不安な昨今、リラックスして芸術歌曲に集中する為に」アーメリングが自ら出演して、歌曲演奏の秘訣を英語で説明してくれたようです。

いきなり15件アップされていました。
ぜひご覧下さい(そして、継続して新しい動画を見たいと思われた方はぜひチャンネル登録もして下さい)。
今回は動画をリンクで貼っていますので、お手数ですが、クリックしてご覧ください。

●The "Ten Commandments for a singer" by Elly Ameling (エリー・アーメリングによる歌手のための10の教訓)
https://www.youtube.com/watch?v=_IG0Zf3zRJ8
BGM: デューク・エリントン(Ellington)/キャラヴァン(Caravan)
エリー・アーメリング&ルイ・ファン・デイク(Louis van Dijk)(P)&ジョン・クレイトン(John Clayton)(Double Bass)
日本語訳はメゾソプラノの廣澤敦子さんが下記のページにあげてくださっています。
https://www.facebook.com/ellyamelingjapan/photos/a.1489654581362419/2201317396862797/?type=3&theater

●Some Thoughts on the Heart of Art Song, by Elly Ameling - Chapter 1 - Introduction (イントロダクション)
https://www.youtube.com/watch?v=L5fPt2BKCWI
メンデルスゾーン(Mendelssohn)/歌の翼に(Auf Flügeln des Gesanges)
エリー・アーメリング&ルドルフ・ヤンセン(Rudolf Jansen)(P)

●Some Thoughts on the Heart of Art Song, by Elly Ameling - Chapter 2 - Imagination (イマジネーション)
https://www.youtube.com/watch?v=wlDnO5M4Rm0
シューマン(Schumann)/月夜(Mondnacht)
エリー・アーメリング&ルドルフ・ヤンセン(P)

●Some Thoughts on the Heart of Art Song, by Elly Ameling - Chapter 3 Research (リサーチ(調査))
https://www.youtube.com/watch?v=_ncG3w56ROE
ブラームス(Brahms)/野の静寂(Feldeinsamkeit)
エリー・アーメリング&ルドルフ・ヤンセン

●Some Thoughts on the Heart of Art Song, by Elly Ameling - Chapter 4 Message (メッセージ(伝達))
https://www.youtube.com/watch?v=2nAgQK5OADY
プランク(Poulenc)/歌曲集「歌の調べ(Airs chantés)」~快活な歌(Air vif)
プランク/愛の小径(Les chemins de l'amour)
エリー・アーメリング&ドルトン・ボールドウィン(Dalton Baldwin)(P)

●Some Thoughts on the Heart of Art Song, by Elly Ameling - Chapter 5 Legato (レガート)
https://www.youtube.com/watch?v=rmQPc_608Fg
グリーグ(Grieg)/「ペール・ギュント」~ソルヴェイグの歌
エリー・アーメリング&サン・フランシスコ交響楽団(San Francisco Symphony)&エド・ドゥ・ヴァールト(Edo de Waart)(C)

●Some Thoughts on the Heart of Art Song, by Elly Ameling - Chapter 6 Diction (語りの技術)
https://www.youtube.com/watch?v=EMxSpzb3UTM
カプレ(Caplet)/烏と狐(Le Corbeau et le Renard)
エリー・アーメリング&ルドルフ・ヤンセン(P)

●Some Thoughts on the Heart of Art Song, by Elly Ameling - Chapter 7 Vowels (母音)
https://www.youtube.com/watch?v=KHNOXcpUPjQ
ヴォルフ(Wolf)/世を逃れて(Verborgenheit)
エリー・アーメリング&ルドルフ・ヤンセン(P)

●Some Thoughts on the Heart of Art Song, by Elly Ameling - Chapter 8 Tempo & Colours (テンポ&声の色)
https://www.youtube.com/watch?v=c5bjonGp8mc
ショッソン(Chausson)/リラの花咲く時(Le temps des Lilas)
R.シュトラウス(Strauss)/セレナーデ(Ständchen)
エリー・アーメリング&ルドルフ・ヤンセン(P)

●Some Thoughts on the Heart of Art Song, by Elly Ameling - Chapter 9 Volume (声のヴォリューム)
https://www.youtube.com/watch?v=tk2LqkUShYA
アン(Hahn)/友情(L'amitié)
トスティ(Tosti)/セレナータ(La Serenata)
エリー・アーメリング&ルドルフ・ヤンセン(P)

●Some Thoughts on the Heart of Art Song, by Elly Ameling - Chapter 10 Vibrato (ヴィブラート)
https://www.youtube.com/watch?v=-K5c4FF8uW4
ダウランド(Dowland); ドゥールムスゴール(Dørumsgaard)編曲/もう泣かないで、悲しい泉よ(Weepe you no more, sad fountaines)
シューベルト(Schubert)/若い尼僧(Die junge Nonne)
エリー・アーメリング&ルドルフ・ヤンセン(P)

●Some Thoughts on the Heart of Art Song, by Elly Ameling - Chapter 11 Breath & Stage Fright (息の使い方&ステージへの恐れについて)
https://www.youtube.com/watch?v=etYteQSX40g
ラヴェル/歌曲集「シェエラザード(Shéhérazade)」~魔法の笛(La Flûte enchantée)
エリー・アーメリング&サン・フランシスコ交響楽団&エド・ドゥ・ヴァールト(C)

●Some Thoughts on the Heart of Art Song, by Elly Ameling - Chapter 12 Our Pianist (歌手にとってのピアニスト)
https://www.youtube.com/watch?v=8ejqj5io_d0
グァスタビーノ(Guastavino)/薔薇と柳(La Rosa y el Sauce)
オブラドルス(Obradors)/エル・ビート(El vito)
エリー・アーメリング&ルドルフ・ヤンセン(P)

●Some Thoughts on the Heart of Art Song, by Elly Ameling - Chapter 13 Some Philosophy (演奏するうえでの哲学をいくつか)
https://www.youtube.com/watch?v=XhQkNG7HCLs
R.シュトラウス/「四つの最後の歌(Vier letzte Lieder)」~夕映えの中で(Im Abendrot)
エリー・アーメリング&ロイヤル・コンセルトヘバウ管弦楽団(Royal Concertgebouw Orchestra)&ヴォルフガング・サヴァリシュ(Wolfgang Sawallisch)(C)

●Some Thoughts on the Heart of Art Song, by Elly Ameling - Chapter 14 To Finish (最後に)
https://www.youtube.com/watch?v=wjOYkeIFv7o
ヴォルフ/ミニョン"あの国をご存知ですか"(Mignon "Kennst du das Land")
エリー・アーメリング&ルドルフ・ヤンセン(P)


Camera - editing; Luuk Janssen, Thom Janssen
Audio - audio editing; Jos Ruiters
Production - autocue; Thom Janssen

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エリー・アーメリング(Elly Ameling)の「イドメネオ(1970年)」「マタイ受難曲(1971年)」からの抜粋ライヴ

エリー・アーメリングのライヴ音源がアップされていました。
「イドメネオ」抜粋は、ハイティンク指揮の演奏会形式による1970年ライヴです。
「マタイ受難曲」からのアリアはヘイン・ヨルダンス指揮ブラバント管弦楽団との1971年ライヴです。
ぜひお楽しみ下さい!

●モーツァルト「イドメネオ」から第2・3幕の抜粋(各曲の詳細はコメント欄にSandmanさんが記載して下さっています。ぜひご覧下さい)
Elly Ameling & Ingeborg Hallstein - Idomeneo (LIVE 1970)
Excerpts from Acts 2 & 3 of Mozart's opera "Idomeneo", sung in Italian.

Ilia: Elly Ameling
Elettra: Ingeborg Hallstein 
Idomeneo: Ernst Haefliger
Idamante: Sophie van Sante
Conductor: Bernard Haitink

●バッハ「マタイ受難曲」より"われは汝に心を捧げん"
録音:1971年3月or4月 (live)
Matthäus Passion - Ich will dir mein Herze schenken - Elly Ameling - 1971

Elly Ameling(S)
Brabants Orkest
Hein Jordans(C)

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(2020/4/18追記)

上記の1971年「マタイ受難曲」の他のアリアと1965年の全曲演奏の音源がさらにアップされていましたので、追記します。

●バッハ「マタイ受難曲」より"かくてわがイエスはいまや捕らわれたり"
録音:1971年3月or4月 (live)
Matthäus Passion - Duet - Elly Ameling en Elisabeth Cooymans - 1971
So ist mein Jesus nun gefangen

Elly Ameling(S)
Elisabeth Cooymans(A)
Brabants Orkest
Hein Jordans(C)

●バッハ「マタイ受難曲」より"血を流せ、わが心よ!"
録音:1971年3月or4月 (live)
Matthäus Passion – Blute nur - Elly Ameling - 1971
Blute nur, du liebes Herz!

Elly Ameling(S)
Brabants Orkest
Hein Jordans(C)

●バッハ「マタイ受難曲」より"愛によりわが救い主は死に給わんとす"
録音:1971年3月or4月 (live)
Matthäus Passion - Aus Liebe - Elly Ameling - 1971
Aus Liebe will mein Heiland sterben

Elly Ameling(S)
Brabants Orkest
Hein Jordans(C)

●バッハ「マタイ受難曲」より第1部
録音:1965年4月10日, Philips Schouwburg in Eindhoven (live)
Matthäus Passion Philipskoor - Deel 1 - 1965

John van Kesteren(Evangelist, T)
Anton Elderling(Jesus)
Elly Ameling(S)
Aafje Heynis(A)
Günter Morbach(BS)
Philips' Philharmonisch Koor
Tivoli Jongenskoor
Brabants Orkest
Hein Jordans(C)

●バッハ「マタイ受難曲」より第2部
録音:1965年4月10日, Philips Schouwburg in Eindhoven (live)
Matthäus Passion Philipskoor - Deel 2 - 1965

John van Kesteren(Evangelist, T)
Anton Elderling(Jesus)
Elly Ameling(S)
Aafje Heynis(A)
Günter Morbach(BS)
Philips' Philharmonisch Koor
Tivoli Jongenskoor
Brabants Orkest
Hein Jordans(C)

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