【ライラックさんの部屋(音楽編)】(2019年8月~)

【ライラックさんの部屋】の音楽編も作りました。
以前の記事のコメント欄が長くなった為、
こちらで自由にやりとりをしていただければと思います。

ちなみに元のコメントのURLは下記です。

http://franzpeter.cocolog-nifty.com/taubenpost/2019/06/post-3ae071.html?cid=142681847#comment-142681847

●2019/8/10

フランツ様 はじめまして

以下のオペラ映画フィガロの結婚、魔笛のヘルマン・プライをyoutubeで見て、検索していて辿り着きました。
 惜しくも早逝したDmitri Hvorostovskyのただ憧れを知る者のみが、
の音声をこちらで拝聴することができて幸せです。
ありがとうございました。

1976年 ロンドン、1975年 ウィーン
指揮:カール・ベーム
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
演出:ジャン=ピエール・ボネル
伯爵夫人:キリ・テ・カナワ
スザンナ:ミレッラ・フレーニ
フィガロ:ヘルマン・プライ

追伸

フィガロの結婚
https://www.youtube.com/watch?v=xKhY7aV3KzY

マルチェリーナ役のオペラ歌手の名前をご存知でしたらご教示いただけましたら幸いに存じます。

●2019/8/11

フランツ様

お返事ありがとうございます。

>彼はオペラで大活躍しましたが、ロシア歌曲の録音も多く残して

バラライカ伴奏のは大体ロシア民謡かしら、と思いつつ沢山聞きました。ドイツもロシアも冬は寒く長いでしょうけれども、ロシア民謡の方がやや暗く悲しい?気がしたのですが。
https://www.youtube.com/watch?v=sJQpyk1Oke4

クルトイ氏作曲の現代歌謡曲も沢山あるようですね。Deja Vuをアイーダ・ガリッフリーナとデュエットなど。彼は20代の頃、英国ロックグループのQueenと親交があったとか、クラシックだけに収まらない方だったのかなと思いました。
https://www.youtube.com/watch?v=NRSuJljjEHw
https://www.youtube.com/watch?v=khzDpIw1Qsc

>ヘザー・ベッグ(Heather Begg)というメゾソプラノで、ニュージーランド生まれ

ありがとうございます。奇しくもキリ・テ・カナワと同郷の方だったのですね。このオペラ映画のキャストは大好きで、皆様演技良し、声よし、顔芸上手い。ラスト、ミレーラがヘルマンをボコボコに足蹴りするあたり可笑しくてよく見ます。


Hermann Prey "Süsses Begräbnis" Loewe
とてもとても美しい曲ですね。ご紹介ありがとうございました。音楽葬にするならリストに入れたい曲です。

Schumann - Im wunderschönen Monat Mai
この曲も好きですが、最後がえ?ここで終わってしまうの?という終わり方に感じます。


Hermann Prey; "Du bist wie eine Blume"; Myrten-Lieder; Robert Schumann
他、彼の甘く包容力のある豊かな歌声は、ゆりかごの中にいるような安らかな気持ちにさせてくれますね。コミカルな演技も絶品、ロマンチックな歌もこの上なくリッチ。

ヘルマン・プライはフィガロと伯爵の両方を歌った珍しいオペラ歌手と読んだのですが、フィガロ役の動画はありますが、伯爵役の動画は残念ながらないようです。若い頃はフィガロにぴったりでしたが、年を重ねてから伯爵役に変わったのかもしれませんね。

ご存知かもしれませんが、ヘルマン・プライの古い動画を見つけましたので書かせていただきます。

Luigi Alva / Hermann Prey / Walter Berry - La mia Dorabella - Cosi fan tutte - Mozart
https://www.youtube.com/watch?v=AjYRDCx8M_E

コメディアンとのやりとりが楽しいショー
Hermann Prey and Peter Alexander-Largo al Factotum
https://www.youtube.com/watch?v=oa-3vxxftQQ

昨日貴ブログを初めて訪問しましたので、これからゆっくり拝読させていただきますね。ありがとうございました。

●2019/8/16

フランツ様

お返事ありがとうございます。
Nur wer die Sehnsucht kenntはチャイコフスキーのしか知らなかったのでとても勉強になりました。ありがとうございます。ヘルマン・プライが歌ったこの曲はyoutubeでは見当たらず残念です。

An die Musik D 547 Franz SchubertやMozartにも美しい小品があることをウィーン少年合唱団をきっかけに昔知りました。滝廉太郎も現地できっとドイツ・リートやオペラを聞いたのでしょう、と想像しました。

赤い靴履いていた女の子、異人さんに連れられて行っちゃった。とか花嫁人形、月の砂漠も哀愁が漂い、幼な子でも一度聞いたら忘れえぬメロディと歌詞で、やはり日本人も悲しい曲を好む一面があるのかもしれないですね。

匈奴、突厥、吐蕃、渤海の人々がロシアを通り、東北に渡来していたらしいので、ロシア的要素をDNAに多少とも持っている人々が日本にもいるのだと思います。色白で背も高く目鼻だちもはっきりした美男美女が日本人にいらっしゃいますが、渡来系のご先祖なのだろうなと感じます。


プライのベルベット声は、癒されますね。ワルツも素敵です。
Ich Tanze mit die in den Himmel hineinhttps://www.youtube.com/watch?v=zXxsdYs_13M


フレーニは平手打ち2回(1回目は裁判後、マルチェリーナと抱き合うフィガロを誤解して)、伯爵夫人の白いドレスを着ているのに器用に足蹴り、ハイヒールも片足をぶん投げる、とコミカル全開、とても可愛らしくプライとお似合いでしたので、是非下記のURLにてご覧下さいませ。

Le Nozze di Figaro (1976) (part 1) (english subtitles)
https://www.youtube.com/watch?v=qtDQvKB4kvA

Le Nozze di Figaro (1976) (part 2) 第3幕からhttps://www.youtube.com/watch?v=aE5EtS-b2pc

1:08あたりから、伯爵夫人の服を着たスザンナとフィガロのやりとりが始まります。2人の茶目っ気たっぷりの表情とジェスチャーが最後まで可笑しく、オペラ映画演出のJean-Pierre Ponnelleが鬼才と呼ばれた人であったことを知りました。

お返事は急ぎませんので、ゆっくりご覧になれる時がありましたらどうぞ。
私も沢山ご紹介されている記事を少しずつ拝見したいと思います。ありがとうございました。

●2019/8/22

フランツ様

逝去なされた方の、ご冥福を心よりお祈り致します。お悲しみのところ度々失礼致しました。

と言いつつ補足いたしますと、
先のプライのコメディの後半は、コメディアンのリクエストでタキシードを着たまま、床屋役フィガロを歌いながら、容赦なく髭剃りの泡をコメディアンに投げつけ、陽気に髭を剃りながらフィガロを歌い上げる珍しい動画でした。

プライのインタビューでは、断然冬の旅の方が、本来の自分である、と語っていました。ドイツ人の歌手として、初めてイタリアで大役を歌った時は緊張したとか。イタリア人は、自分達が世界一オペラは上手い!という自負があるらしいですね。先ほどのフィガロ役も、プライのプロ根性を見た気がしました。晩年のプライは、教授といった風格で、マスターコースの学生さんを教えていますね。

私は、なんとなく落ち着きますので、1年前より般若心経を毎朝唱えております。熱心な仏教徒でもなんでもないのですけれども。神道には詳しくないもので。

残暑厳しき折、御身お大切にお過ごしくださいませ。

●2019/9/19

フランツ様

こんばんは。まだブログ再開なされていないのですが、お返事させていただきます。ご返信はいつでも結構です。

お寺で写経、良いですね。私は日帰りで奈良に参ります。季節によってはがら空きで静かで良いのです。のんびり、あまり何もないところです。11キロも1日に歩くと、疲れてバタンキューです。見とれてしまう仏像がありますね。お寺は建築もお庭も素敵で好きです。
「栗本慎一郎の全世界史」などに7世紀のお寺はゾロアスター教やミトラ教の影響があるとか。東大寺の火を使う行事や清水寺はゾロアスター教。ソグド僧の名前が残っていたり古代アラム語が書かれた伽羅が正倉院にあるとか。

(中略)

さて、ヘルマン・プライが指揮者ベームの85歳の誕生日祝いに、自らアコーディオンを鳴らしながら、歌唱する珍しい動画がありましたので、ご紹介致しますね。
https://www.youtube.com/watch?v=TXHxf7MWZpk

ヘルマン・プライがインタビューで、フィガロの結婚の伯爵は、実はフィガロより年下と語っていました。その視点はなかったので新鮮でした。

以前ご紹介したコメディアンとの動画ですが、Bolle というベルリンっ子の民謡を、プライが3人の子供たちと自宅で歌っているというのです。ヴォレってなに?と思い探しましたところ見つけました。ご存知かも知れませんが。アドリブでプライとコメディアンが替え歌をBolleのメロディで歌っているのが楽しいのですが、全部は聞き取れませんでした。

Bolle reiste jüngst zu Pfingsten
https://www.youtube.com/watch?v=lvRRaA6fSH0


昨日アンドレア・シェニエのアリア La Mamma Morta を知ったのですが、後半が感動的な曲ですね。

厳しい暑さもそろそろ下火になりつつあるのが何よりです。オペラ流しながら、掃除洗濯調理、クラシック三昧で暮らせる事に感謝しつつ。
例によって長々と失礼しました。

●2019/11/13

フランツ様

お返事ありがとうございました。うっかりHPを覗いてしまうと、喪中でいらっしゃるのに、あれこれ長話してしまいそうで、控えておりました。大変返信が遅くなり、申し訳ありません。お父様のこと、お悔やみ申し上げます。社交ダンスをなさっていらしたなんてハイカラ。親子で音楽を楽しむ時間が何よりの孝行になったと思います。
プライの音源も沢山載せていただき、ありがとうございます。

京都でも1日10km歩きましたが、ヨレヨレでございます。奈良は電車バスの本数が本当に少ないです。
「寺社勢力の中世」伊藤正敏著 ちくま新書によれば、高野山、比叡山をはじめ、大きな寺社は、1つの寺だけで1つの都市であった、境内には僧侶でない者の方が多く、僧兵、武器工場まで備えていた、と。この本で、寺社のイメージがちょっと変わりました。

>亡くなった人と会話するといえばイタコを思い出しますが、私が小さい頃はその手の番組がテレビで多く放送されていてワクワクしながら見ていたものでした。

青森でいらっしゃいますか?青森出身の織田隆弘師の本にもよく当たる巫女のお話が出てきました。私はイタコをTVでも拝見したことがなくて。

>修行を積んだ人には普通の人には分からないものが見聞き出来るのでしょうね。

そのようです。あと臨死体験をされた方は、まだ冥界に来るでない、やることがあるのだよ、と使命が与えられるようです。

>生と死というのは本当に紙一重で、遠い世界のことではないということを今回のことで実感しました。シューベルトは若くして生死の間をさまようような曲を書いていましたが、病魔に襲われて実際に生死の間を行き来していたのかなぁなどと思ったりもします。

おっしゃる通りでしょう。玄侑宗久氏が書かれていたのは、亡くなる数日前から人の魂は体から出たり入ったりするのだとか。体から出て、空中を飛んで、会いたい人に最後の挨拶をしたりするらしいです。

そうそう、東大教授の矢作先生ですが、シリウスだったかプレアデスだったか忘れてしまいましたが、前世?は遠い星から地球に転生されたとか。宇宙人の寿命は、人より長そうですが、どうなんでしょうね。

新井信介さんの過去ブログを読んでいたら、猿から人になったのではなくて、宇宙人が遺伝子操作をして人ができた、と書かれていて、それも面白いな、と思いました。

>ボヘミアの森(Böhmer Wald)
教えていただき、ありがとうございます。

フランス革命のオペラがあるだなんて思ってもみませんでした。本当にオペラの数は多いですね。
もうすっかり秋から初冬の趣になりました。御身お大切になさってくださいませ。

●2019/11/16

フランツ様

こんにちは。社交ダンス、私も習ったことはありますが難しくてステップが覚えられませんでした。

私は普段から2~4kmなら歩きます。スポーツもしません。10kmは見惚れるものがあれば、知らず知らずに歩けてしまいます。中部に住んでおりまして、1日バス旅行で奈良国立博物館と、滋賀県miho美術館で天目茶碗を見るツアーへ行った際も10kmくらい歩きました。朝8時集合、19時半解散バスとはいえ、内部見学でかなり歩きました。でも美術館は楽しいですね。miho美術館は、ガンダーラ仏ほか、珍しい古代美術品をたくさん持っています。リュトンという角笛のような形の先端が牡牛、山羊、虎、鹿や鷹のもの。

死後、自分の人生を走馬灯のように見せられて、生まれる前に決めたことが実現できたかどうかの反省会?があるらしいとスピリチュアルの本で読んだことがあります。ドキッとしますね。

音楽のお話からずれてしまいますが、私は海外で暮らした経験があり、韓国人、シンガポール人、ドイツ人から歴史について尋ねられたことに上手く答えられなかったことからも、日本の古代史についてとても興味を持ちました。
去年放送大学院の日本史料論をとってみて、木簡から現代まですごくざっくり学び、ついでに毎週図書館で5冊本を借りてきました。大学教科書から離れて、天平時代にソグド人、ペルシャ人、インド人、トルコ人が東大寺や奈良大安寺他建造に関わり、そのまま日本に移住、お寺は天皇の住居よりも高級な材料を使っていたほか、四天王寺にはミトラ教、東大寺にはゾロアスター教の名残の行事が行われているなど、面白いことを知りました。

図書館の書庫には昭和初期からの本がありますし、最寄りの公立図書館にリクエストすると1か月ほど待つこともありますが、何万もする本を借りることができます。(国立大学図書館から最寄りの図書館まで貸してくれるのです)本によっては図書館内で読んで欲しいということもあります。本は、閲覧室の決められた場所でスマホで写真を撮っても良いことになっています。
発刊から1年後に、図書館で読めるのは有難いなと思います。アジアの少数民族民族衣装とか、古墳の出土品とか、フルカラーの図録を眺めるのはワクワクします。

(中略)

>宇宙人が地球人の先祖というのもあるのかもしれませんね。
この世は謎だらけです。
だからいろんなことを想像できて楽しいんですよね。
 音楽も想像→創造の産物でしょうから。
ライラックさんもお体お気をつけて下さいね。

どうもありがとうございます。寒くなってまいりましたね。天候の悪い時期、フランツ様のブログで知らない曲を発見して楽しませていただいております。

最後にQueenのペルシャ系英国人フレディ・マーキュリーとモンセラ・カバリエさんのデュエットをご紹介しますね。フレディが崇拝していたモンセラさんにデュエットを申し込み、作曲し、バルセロナオリンピックにバルセロナという曲がヒットしたそうです。私は全く知りませんでした。インタビューで、モンセラさんは、フレディとの共演を非常に楽しんだ、と答えています。指揮者やオペラに気を使うことなく、自由に歌えることが新鮮だったから、だそうです。

Freddie Mercury & Montserrat Caballe - Guide Me Home
https://www.youtube.com/watch?v=1lTZ96z3bMo

Cópia de Clip Internacional Freddie Mercury e Montserrathttps://www.youtube.com/watch?v=7ksulKyg0pk

Freddie Mercury and Montserrat Caballe - Ensueno - Barcelonahttps://www.youtube.com/watch?v=DOySL4GYaDY

●2019/11/22

フランツ様

おはようございます。美しいものを見ること、美しい音楽を聴くこと、美味しいものを食べることが人生の楽しみの1つですね。あの世では魂が、思うだけで意思疎通でき、過去の偉人にも会えるらしいのです。モーツアルトに会って見たいですよね。彼は水銀で暗殺されたという本がありましたよ。

(中略)

フレディ・マーキュリーは伊万里焼のコレクターで、コンサート以外でも陶器博物館を見て、伊万里焼を買う為だけに来日していたそうです。モンセラさんの登場にはいつも花束用意、録音スタジオの女性トイレを改装する(万一彼女が使う時のために)などマメな方だったのですね。

日本で非常に売れたことに感謝して、日本語を使った曲が2つあります。モンセラさんも日本語で。
Freddie Mercury and Montsterrat Caballe - La Japonaise
https://www.youtube.com/watch?v=2XFq9KtsVb4

ピアノの上に置かれたアンチョコをちら見して歌う手を取り合って
(Let Us Cling Together) Queen 1979 Tokyo
https://www.youtube.com/watch?v=f41jyNrnF8s

0:41からのメロディが、2回さくら、さくら、に私には聞こえます。

モンセラさんが、スペインの歌曲らしき歌を即興で歌っている動画。
Montserrat Caballé - Peret - Rumba 1992
https://www.youtube.com/watch?v=y1IqkwP1vgM

1:46から始まります。モンセラさん自由で朗らかな方ですね。フレディに、私は大きくて年取っているけど?と聞いたらListen!Music is not age.と言ってくれたとか、彼がI love music. And you are music.と言ってくれたとインタビューで話していて、20歳の年の差なんのその、とても気が合っていた様子が窺えました。ロックには一切興味なかったのですが、Queenっていろんなジャンルの曲を作っていたのですね。今回も長くなりまして。面白いと思っていただけて幸いでございます。

Freddie Mercury - the untold history - parte 8 (legendas pt)https://www.youtube.com/watch?v=xkYQ9vziTnw

この中で、モンセラさんをbloody volcanoと称していた人がいます。会場中に響き渡る声だったらしいですね。


●2019/11/26

フランツ様

こんにちは。

>タミーノは日本の狩衣を着ているという設定になっているんですよね。そういう衣装で上演されているのかは分からないですが...。

上演中には、狩衣の衣装はないのですね。
シューベルトの曲、美しくて私も好きです。音楽論ですか!専門的ですごいです。

(中略)

日本語歌詞も綺麗ですし、発音も整っていて、日本人にチェックしてもらったのではないかと私も思いました。
新幹線の中で大きな駅弁、ひょうきんなポーズを取るフレディの写真、
初めての公演の最後では、振袖を羽織って出てきたり、片言の日本語を話したり、英国の豪邸に錦鯉が泳ぐ日本庭園を造ったり、ペルシャ系のフレディは、日本に相当傾倒したようです。全部の写真はここにはないのですが。
https://www.musicvoice.jp/news/201902180114027/
https://www.japanjournals.com/feature/great-britons/11109-freddie-mercury.html?fbclid=IwAR0VSw-ZsZhw24JqJRyboaWbz2W-SfeXQM5Lj_TfMCKhfpsSnvhBAXqS6jQ

●2019/12/12

フランツ様

私はワルツ、バラード、中世の吟遊詩人の曲も好きなのですが、そんな一曲がありました。この女性が、Dimaの再婚相手のスイス出身フローレンスさんです。
エリートの彼は、周囲全員が反対した最初の結婚を、子連れのロシア人妻としましたが、ある時、公演が早く終わり妻を驚かせようと、こっそり自宅に帰宅したところ、妻が浮気相手とベッドにいるところに出くわし、男性にも怪我を負わせ、妻も殴ったのだそうです。プーチン大統領はDimaのファンで、この事件をもみ消したと読みました。しかし妻も養育費という名目で裁判を起こし、とんでもない高額な慰謝料を手に入れ、Dimaはその日のパンも買えないほど困窮した時期があったのだそうです。このことをネットで知り、彼の人生は、オペラの主人公そのものだと感じました。
フローレンスさんはイタリア地方のスイス人で、彼女の方が積極的だったとか。Dimaと結婚してからロシア語と英語をマスターし、二人の子にも恵まれ、一家は幸せそのものでしたが、あのように早逝でドラマの幕が下りました。ボッチェリチェリの絵に出てくるような女性です。このyoutubeではなぜか年上に見えますが、他の動画ではもっと美人です。

この動画は、二重劇になっているようです。

Hvorostovsky: Deh vieni alla finestra (Don Giovanni Unmasked
https://www.youtube.com/watch?v=t2vnjUX_Dns

●2019/12/23

フランツ様

こんにちは。
ライラックの部屋の開設、恐縮ながら、お気遣いいただきありがとうございます!歴史の話題は、こちらに書かせていただきますね。

メニューヒン兄妹など昔の動画、気に入っていただけて良かったです。
こちらも美しい曲なのでご覧ください。なぜこのモノクロ時代の音色は、今より深みがあり、素敵なのでしょうね。うっとりします。

Gregor Piatigorsky plays Chopin Sonata
https://www.youtube.com/watch?v=OqipjgPDYxk

ヴィーン美術史美術館へ行かれたのですね。人がいない部屋には幽霊がいそうな気分になりますね。

フヴォロストフスキーのyoutubeを見ると、いつもニコ〜っとして歌っているので、そんな悲劇があったとは驚きでした。

時々聴きたくなるこの曲、ご存知かもしれませんがご紹介します。パッションが溢れる曲、高校生の演奏、今まで聞いてきた曲とちょっと違っていて新鮮でした。作曲家のアルトゥロ・マルケスはメキシコ生まれなんですね。

グスターボ・ドゥダメルがテレサ・カレーニョ・ユースオーケストラを指揮する
https://www.youtube.com/watch?v=amSqQ5XNaGE&vl=ja

Gustavo Dudamel at the Proms Arturo Márquez Danzón Nº 2
https://www.youtube.com/watch?v=gpsHUUHZb9w

指揮者といえば、カラヤンのような真面目顔で指揮する方が多いと思うのです。Dudamelさんのにっこにこの表情に、まず惹かれました。曲によってはニコニコもしていられないですが。ツンツンと指揮棒を垂直にするのも面白くて。彼は、音楽やオーケストラに対する愛情が深い、指揮をしていることが楽しくてたまらないのだと思うのですが、オケメンバーも生き生きしている感じがするのです。愛と信頼関係、褒めるタイプなのかもしれないですね。彼と団員の関係がとても良いのでしょう。緊張の中にも、ほんわかした愛や友情がありそうに思います。感情に揺れない人柄なのでしょう。彼は音楽と団員を愛し、団員も音楽と指揮者を愛する。こういう人間関係っていいな、と思いました。

●2020/1/2

フランツ様

明けましておめでとうございます!本年も宜しくお願い申し上げます。

モノクロ時代、音楽家のドキュメンタリー的な映画や番組がよく作られたようです。一種のスターですね。ハイフェッツが大学を訪問して学生の質問に答える短いフィルムを見たことがあります。この時代は優雅で品格がありますね。

これも、巨匠3人のトリオを映画風にしたものです。ロケ場所はルービンシュタインの私邸のようです。
Heifetz - Piatigorsky - Rubinstein
https://www.youtube.com/watch?v=nxpKz4CoLPc

この3人は、何度か共演されています part5までありました
Tchaikovsky Trio: Heifetz, Rubinstein, Piatigorsky (part 1)
https://www.youtube.com/watch?v=5Hkp7NFwPwk

ピアティゴルスキーの奥様は、ロスチャイルド家の方だったんですね。彫刻家でもあり、チェスのチャンピオンだったとか。
An Afternoon with Gregor Piatigorsky
https://www.youtube.com/watch?v=bsw9othzT24

指揮については、何一つわからないのですが、ユニークな人格という点には惹かれます。

>ベネズエラのエル・システマという音楽教育制度出身のようで、この制度は確か映画にもなっていますよね(見ていませんが)。

そうでしたか。ありがとうございます。

26歳の小澤征爾さんの自伝「ボクの音楽武者修行」という文庫本を読みました。
「カラヤンは上品で気さくで親切だ。しかし偉大さがいつもどこかに体臭のように付いているので苦手だ。だから「メシを食おう」と誘われても、「しめた」とは思わない。その点バーンスタインに「おい、セイジ、メシを食おうじゃないか」と言われると、「オーケー」とはずむような色よい返事ができる。そして内心で、「しめた!今日はうまいものにありつける」と、思う。」

ふふふ、小澤さんは本音の人ですね。最初の奥様が、江戸英雄氏令嬢で、パリ音楽院ピアノ専攻卒の江戸京子さんだったとか、その彼女に、指揮で疲れて帰宅するので、家でピアノを弾かないで欲しいと言ったとか。20代でブザンソンとタングルウッドの指揮コンクールで1位を取られたと初めて知りました。

以下の映像では若きYOYO-MAにアジア人が西洋音楽をこなせるかと議論を吹っかける小澤さん、できます!というYOYOが写っています。
昔サインをしていただいた時に、馬友友と書いて下さいました。

ドキュメンタリー『OZAWA』(1985年作品)
https://www.youtube.com/watch?v=X3OiEdS5-9Y

●2020/1/3

フランツ様

こんばんは。
 >ピアノトリオを演奏した後に弦の二人が演奏について口論するという寸劇が見れて、これはこれで面白かったですが、やらされている本人たちはどう思っていたのだろうかとちょっと心配になってしまいます。
まぁ楽しんで演じていたのならいいのですが。

多分、シナリオがあったのでしょうね。俳優ではないけれど、本名の役どころとして、大体のシナリオがあったのだと思いました。

1:00:50あたりからルービンシュタイン
1:37 あたりからハイフェッツが出てくる映画です
Carnegie Hall 1947 Heifetz, Piatigorsky, Rubinstein, Reiner, Walterhttps://www.youtube.com/watch?v=ruvljAjzscg

ハイフェッツがバイオリンの弓で指揮をしながら弾いている動画
Jascha Heifetz, violin - Bruch - Scottish Fantasy in E-flat major, Op. 46
https://www.youtube.com/watch?v=cIeMzgS_v_g

小澤さんには、米国が合ったんですね。五嶋みどりさんとの共演もありましたね。
YOYOMAがサインを書いて下さっている時に、「あなたの演奏を聴いていると、まるで天国にいるかのようでした。」と話しかけたところ、彼は、びっくりした顔で、「Oh Madame、あなたはまだ生きていますよ」と言われました。正確な英語はもう忘れてしまいましたが。まだ彼が若いころの話です。小さめの地方のホールでしたし、私が急いで演奏者の部屋の廊下に駆けつけた時には、既に何人か列を作っていました。私の後ろには小学校3年くらいの、野球帽に名だたる演奏家のサインが5、6名書かれている帽子をかぶった男の子が待っていました。すごいな、と思いました。

●2020/1/23

フランツ様

こんにちは。馬友友さんは、若い頃から温厚な方ですね。人徳がある感じです。

ハイフェッツは20代で来日、台風でしたか、何かのチャリティに、日比谷公園で無料コンサートも開いてくれています。真面目な方ですね。若い時はお人形さんのようなお顔。

1:52で浴衣?着物?を着ている写真があります。楽しい連弾です。
Heifetz plays piano!
https://www.youtube.com/watch?v=gprQWa8koq8

民族舞踊、民族衣裳を見るのが好きですが、以下に面白い動画がありました。故国を愛する気持ちが伝わってきます。3:25から指揮者登場。そして、リュックを背負った男性や、おたまを持った山高帽のコックさんが朗々と歌い出します。
 欧州に住み着いたフン族がハンガリー人。突厥族などの騎馬遊牧民族と同根らしいです。

Huge symphonic & choir flashmob - Budapest, Hungary - Bánk Bán's Aria, My homeland, my homeland
https://www.youtube.com/watch?v=fTXmaD08-Zs

●2020/1/27

フランツ様

お気に召したようで何よりです。ハイフェッツ、ピアノが上手いと思っていたら、なんと、作曲もしていたようです。Jim Hoyという名で。

Jascha Heifetz plays "When You Make Love"https://www.youtube.com/watch?v=stl4pnBlkaU

これも映画のようです。うっとりですね。
Heifetz Sweet Remembrance
https://www.youtube.com/watch?v=Cr277oClj4A

Ponce Estrellitaは、ハイフェッツがコンサートに訪れた南米で聞いた曲で、とても気に入って翌日のコンサートで弾いて喝采を浴びた、とどこかで読みました。

Jascha Heifetz - Ponce Estrellita
https://www.youtube.com/watch?v=rOIL8mGeOio

このチャイコフスキーのワルツ、初めて聞いたので。ご存知かもしれませんが。優雅です。

Gregor Piatigorsky plays Tchaikovsky Waltz
https://www.youtube.com/watch?v=4txRGrOrUyU&list=RDOqipjgPDYxk&index=6


●2020/1/28

フランツ様

モノクロ時代、音楽家達の映画が多かったのは、もしかしたら戦争のため、俳優達が少なかったからかもしれませんね。一流の音楽家は戦地に行かせなかったのでは?
民謡も弾いていたのですね。おそらくアンコールで弾いたのでは。アレンジはハイフェッツがしたようです。

Jascha Heifetz (age 11!) - Mozart 'Gavotte in G' from 'Idomeneo' (1912)
https://www.youtube.com/watch?v=jQ98OmV7X0w

Jascha Heifetz - I Dream of Jeanie with the Light Brown Hair
https://www.youtube.com/watch?v=IqxXD2wvSbw

2:50ハイフェッツが着物を着ています。よく似合っていますね。帝国ホテルに泊まったようです。
Jascha Heifetz - Dohnanyi - 'Gypsy Andante' from Ruralia Hungarica
https://www.youtube.com/watch?v=hnI03loYnOQ

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【ライラックさんの部屋】(2020年1月~)

●2020/1/25

日本は多民族国家だと思います。
長崎の五島列島の方は、東南アジアっぽいお顔。沖縄もそうですね。アイヌはロシア北方の顔と似ている。そして、インドやイラン系の彫りの深く、目鼻が大きく、色白の日本人。例えば体操の白井健三選手も、彫りの深い中東の王子様に似ていると思いました。若く亡くなられた佐藤しのぶさんもイラン系に似ていませんか?

インドのシク教という宗教とお寺を初めて目にしましたので、その記事をお目にかけますね。
http://chaichai.campur.com/indozatugaku/sik.html

●2020/1/27

渥美清さんにそっくりなモンゴルの人を、テレビの旅番組か何かで見た時は、おやまあ、と思いました。
キルギスに古墳調査に行った栗本慎一郎さんは、現地で2回、キルギス人に間違えられ、向こうの言語で話しかけられたそうです。

祖先がペルシャの貴族だったという西澤裕子さんの『波斯の末裔(ペルシャのすえ)』という本があります。戦国時代、城に隠し扉や落とし扉のある精巧な建築ができ、日本の地図も持っていたが、あえなく棟梁の息子をかどわかされ殺され、棟梁も地図を食べて自殺したストーリーです。西澤さんは顔の彫りの深い顔立ちだったそうです。

ウナギの原型が、蛇神ナーガから来ているという話もとても興味深いので、ご紹介いたします。民俗学者の吉野信子さんの、神社のしめ縄が、二匹の蛇が交尾しているところを表しているという説がありますが、インドではどうもそのようです。

蛇神ナーガと日本
http://chaichai.campur.com/indozatugaku/naga02.html

蛇神ナーガの系譜
http://chaichai.campur.com/indozatugaku/naga01.html

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【ライラックさんの部屋】開設(2019年8月~12月)

いつもコメント欄で歴史に関する考察を披露して下さるライラックさんの文章をまとめる記事を作りました。
ぜひ歴史に詳しい方、歴史に興味を持たれた方はライラックさんの考察をお読みいただき、紹介されたリンク先を訪問していただけたら幸いです。
歴史に関するやりとりをコメント欄でご自由に交わしていただくことも大歓迎です。
私は横で拝読させていただきたいと思いますので、皆さんで楽しんでいただく場になればと思います。

宜しくお願いいたします。

【ライラックさんの部屋】2019年8月~12月

●2019/8/16

赤い靴履いていた女の子、異人さんに連れられて行っちゃった。とか花嫁人形、月の砂漠も哀愁が漂い、幼な子でも一度聞いたら忘れえぬメロディと歌詞で、やはり日本人も悲しい曲を好む一面があるのかもしれないですね。

匈奴、突厥、吐蕃、渤海の人々がロシアを通り、東北に渡来していたらしいので、ロシア的要素をDNAに多少とも持っている人々が日本にもいるのだと思います。色白で背も高く目鼻だちもはっきりした美男美女が日本人にいらっしゃいますが、渡来系のご先祖なのだろうなと感じます。

●2019/9/19

「栗本慎一郎の全世界史」などに7世紀のお寺はゾロアスター教やミトラ教の影響があるとか。東大寺の火を使う行事や清水寺はゾロアスター教。ソグド僧の名前が残っていたり古代アラム語が書かれた伽羅が正倉院にあるとか。

高野山大阿闍梨、大僧正だった織田隆弘師、芥川賞作家の玄侑宗久和尚、あの世についての著書が多い矢作直樹東大名誉教授(上皇陛下心臓手術医師団の代表だった方)の著書もかなり読みました。あの世からこの世は見えているらしいです。もう1度会いたいと思った人にはあの世で会えるとか。人は何度もなんども転生を繰り返すのだとか。矢作先生は、独居で亡くなられたご母堂の霊と、霊媒を通して会話をされたと本に書かれていました。親子しか知らぬ話をしたので、本物だと思われたとか。救急部長として、あの世からお迎えが来て、その瞬間、患者さんの顔がパッと輝くケースを何度も見たそうです。あの世に光輝く存在がいるのだとか。矢作先生の20冊近い本が図書館にあり、熟年に人気なのです。(出版後1年を超えた本は、地元公立図書館でリクエストができます。国立大学の図書館から貸していただける場合もあります)

玄侑さんは天龍寺で修行の折、木の上に乗って伐採中、下から別の雲水さんが、玄侑さんの乗った枝を知らずに伐採して落下、自分の肢体を空中から見ていたそうです。千日回峰行など、修行をされた方は、不思議な体験をなさるそうですね。

●2019/11/13

京都でも1日10km歩きましたが、ヨレヨレでございます。奈良は電車バスの本数が本当に少ないです。
 「寺社勢力の中世」伊藤正敏著 ちくま新書によれば、高野山、比叡山をはじめ、大きな寺社は、1つの寺だけで1つの都市であった、境内には僧侶でない者の方が多く、僧兵、武器工場まで備えていた、と。この本で、寺社のイメージがちょっと変わりました。

>亡くなった人と会話するといえばイタコを思い出しますが、私が小さい頃はその手の番組がテレビで多く放送されていてワクワクしながら見ていたものでした。

青森でいらっしゃいますか?青森出身の織田隆弘師の本にもよく当たる巫女のお話が出てきました。私はイタコをTVでも拝見したことがなくて。

>修行を積んだ人には普通の人には分からないものが見聞き出来るのでしょうね。

そのようです。あと臨死体験をされた方は、まだ冥界に来るでない、やることがあるのだよ、と使命が与えられるようです。

>生と死というのは本当に紙一重で、遠い世界のことではないということを今回のことで実感しました。シューベルトは若くして生死の間をさまようような曲を書いていましたが、病魔に襲われて実際に生死の間を行き来していたのかなぁなどと思ったりもします。

おっしゃる通りでしょう。玄侑宗久氏が書かれていたのは、亡くなる数日前から人の魂は体から出たり入ったりするのだとか。体から出て、空中を飛んで、会いたい人に最後の挨拶をしたりするらしいです。

そうそう、東大教授の矢作先生ですが、シリウスだったかプレアデスだったか忘れてしまいましたが、前世?は遠い星から地球に転生されたとか。宇宙人の寿命は、人より長そうですが、どうなんでしょうね。

新井信介さんの過去ブログを読んでいたら、猿から人になったのではなくて、宇宙人が遺伝子操作をして人ができた、と書かれていて、それも面白いな、と思いました。

●2019/11/16

私は普段から2~4kmなら歩きます。スポーツもしません。10kmは見惚れるものがあれば、知らず知らずに歩けてしまいます。中部に住んでおりまして、1日バス旅行で奈良国立博物館と、滋賀県miho美術館で天目茶碗を見るツアーへ行った際も10kmくらい歩きました。朝8時集合、19時半解散バスとはいえ、内部見学でかなり歩きました。でも美術館は楽しいですね。miho美術館は、ガンダーラ仏ほか、珍しい古代美術品をたくさん持っています。リュトンという角笛のような形の先端が牡牛、山羊、虎、鹿や鷹のもの。

死後、自分の人生を走馬灯のように見せられて、生まれる前に決めたことが実現できたかどうかの反省会?があるらしいとスピリチュアルの本で読んだことがあります。ドキッとしますね。

音楽のお話からずれてしまいますが、私は海外で暮らした経験があり、韓国人、シンガポール人、ドイツ人から歴史について尋ねられたことに上手く答えられなかったことからも、日本の古代史についてとても興味を持ちました。
去年放送大学院の日本史料論をとってみて、木簡から現代まですごくざっくり学び、ついでに毎週図書館で5冊本を借りてきました。大学教科書から離れて、天平時代にソグド人、ペルシャ人、インド人、トルコ人が東大寺や奈良大安寺他建造に関わり、そのまま日本に移住、お寺は天皇の住居よりも高級な材料を使っていたほか、四天王寺にはミトラ教、東大寺にはゾロアスター教の名残の行事が行われているなど、面白いことを知りました。

図書館の書庫には昭和初期からの本がありますし、最寄りの公立図書館にリクエストすると1か月ほど待つこともありますが、何万もする本を借りることができます。(国立大学図書館から最寄りの図書館まで貸してくれるのです)本によっては図書館内で読んで欲しいということもあります。本は、閲覧室の決められた場所でスマホで写真を撮っても良いことになっています。
発刊から1年後に、図書館で読めるのは有難いなと思います。アジアの少数民族民族衣装とか、古墳の出土品とか、フルカラーの図録を眺めるのはワクワクします。

下記のブログ、ティリア・テペ遺跡と藤ノ木古墳出土の黄金の冠がそっくりなことを大きな写真で掲載されています。
http://avantdoublier.blogspot.com/2016/07/blog-post_5.html

創元社の写真の方が文章よりも多い、図説中国文明史(特に3、5、8巻)を見ると、正倉院御物や日本の建築や仏像に瓜二つのものがあり、目を惹かれます。
文献(歴史書)は嘘も書けるので、金属の遺物、陶器、織物、建築、人々から昔を想像するのも面白いと思いました。

日本文化と日本人のルーツってなんなの?という疑問は、中東、南ロシア・セミレチエ地方、西アジア、南アジアからも稲作、宗教、金属加工を伴って来たようです。ロシアのサハ共和国、ヤクート人、ブリヤート人、キルギス人の人々が日本人とよく似た風貌なことには興味津々です。

イシク・クル湖 の静謐な美しさには見とれます。石工来る?
http://isekineko.jp/silkroad-index.html#キルギス

アジア少数民族は雲南省にもとても多いのですが、珍しい民族衣装を保全されていて楽しいですよ。
http://fansoon.jugem.jp/?day=20150808

●2019/11/22

美しいものを見ること、美しい音楽を聴くこと、美味しいものを食べることが人生の楽しみの1つですね。あの世では魂が、思うだけで意思疎通でき、過去の偉人にも会えるらしいのです。モーツアルトに会って見たいですよね。彼は水銀で暗殺されたという本がありましたよ。
「聖徳太子の未来記とイルミナティ」中山士市朗著 学研
ドイツ人医師ケンペルは、1690年から2年日本に滞在し「日本誌」を著述した。英語、仏語、ドイツ語で出版された。「日本誌」には天照大神からの天皇の名前と聖徳太子についての記述があり、ジャポニズムの下地となる。タミーノはト書きでは、日本の狩衣を着ていると書いてある。
意外な組み合わせで驚きました。ただ聖徳太子は突厥族の大可汗で、ササン朝ペルシャの王女と結婚しており、その間にできたのがヤズデガルド3世(最後の皇帝)と斉明天皇らしいのです。イスラムの攻撃でササン朝ペルシャは滅亡します。ヤズデガルド3世の息子ペーローズが妻と娘その他を連れて渥美大島に亡命してきたことが日本書紀に書かれています。吐噶喇から来たと。
聖徳太子はササン朝ペルシャのコスロー二世の右腕として活躍した証拠が、夢殿の救世観音と法隆寺の獅子狩文錦の冠上に、三日月を横にして上に丸が付いているマークがあることだそうです。このマークはコスロー二世のシンボルなんだとか。
https://www.yamano.ac.jp/subject/labo/resarchcenter/pdf17/ya17_01.pdf
遊牧民族はお妃に各地の族長の娘をもらうので、白人に近い容貌をしていたらしいです。オリエント研究をされていた三笠宮殿下が現代思潮社に頼んで出版されたらしい、元岡山大学助教授の小林惠子(やすこ)さんの一連の本は大胆です。聖徳太子は赤毛に緑の目だったのではないかと。
匈奴、突厥、契丹、吐蕃、元、金の女真 そのほか沢山の遊牧民族と国が出てきて脳内が混乱しますが、匈奴の方が中国よりも軍事力が高かった為、中国皇帝は跪いて、毎年一定の絹や奴隷、その他を貢ぐ協定が決まったそうです。そして突厥族である達頭(タルドウ)可汗が日本に来て大王、天皇になった為、中国は日本を遊牧民族の国とみなし、征服はしなかった、という話です。達頭は娘をサマルカンド王や新羅王にも嫁がせたらしいです。おそらく古代パフラヴィー語、アラム語、古代朝鮮語と中国語、日本語は話せたのではないでしょうか。正倉院御物の幾らかは太子由来のものではと想像します。

Kirov Opera: Alexander Borodin - Prince Igor / Князь Игорь (Part 1)
https://www.youtube.com/watch?v=un1rtMjtYzM
1:20あたりから有名なあの曲が演奏されます。この遊牧民族長(韃靼)の顔は満州っぽい感じですが、イゴール公を演じている方のような顔をしていたのが聖徳太子や天武天皇らしいです。小林説では、天武天皇は太子の息子だそうです。太子はペルシャ宮廷を救う為、スイアーブへ帰還。コスロー2世の王子カワードが父を殺した為、カワードを殺し、最終的に太子とペルシャ王女の息子がヤズデガルド3世として即位したとか。スケールの大きな話ですね。キトラ古墳の天井には、高句麗でしか見えない星図が描いてあったそうです。

下記に、お水取りがペルシャ伝来のものだという写真と記事があります。戦時中も休みなく続けられたとは天皇家に関わりのある行事だからではないでしょうか。
https://serai.jp/tag/お水取り

小林女史の著書は多いですが「空海と唐と三人の天皇」「聖徳太子の真実」「桓武天皇の謎」などを読まれて違和感がなかったら「興亡古代史ー東アジア覇権争奪1000年」が良いと思います。

日本人でも体操の白井健三選手のような目はぱっちり、鼻が高く彫りの深いタイプの方、時々いらっしゃいますね。親戚にもおりまして、不思議に思っておりました。ペルシャ人、ソグド人、トルコ人、インド人、遊牧騎馬民族フン族系と和人との混血の結果かと想像します。

●2019/11/26

中国の呉王の姓が姫氏で、九州に亡命して姫を紀氏に変えたという話もあります。紀貫之の前に坂上田村麻呂の頃にも紀諸人、紀男麻呂、紀舟守など紀氏の名前が出てきます。
https://ameblo.jp/kodaishi-omoroide/entry-11985511032.html?fbclid=IwAR3haJbjsrJS5JAbUxyVDZnkDy0K9ARvPjnWwXj6hI2KL9ZD2hEbFJZUuYg

https://ameblo.jp/kodaishi-omoroide/entry-12507264079.html?fbclid=IwAR34a8UCuoa4t31xdLGWHNdewJsMpIm9TgObrVf7THzvVEB0aPuXiP-HYwg

突厥可汗は、勇敢に先頭に立って戦うので、戦死するケースが多かったのだそうです。また親族同士の殺し合いもあったそうです。620年玄奘三蔵がインドへ行く途中、達頭可汗の孫に当たる統葉護(ジベール)可汗が砕葉城(スイアーブ)で玄奘を厚くもてなし、インドまでの国への通行証と通訳をつけて別れを惜しんだそうです。ところがそのあと、ジベール可汗は叔父に殺されたとか。しかし聖徳太子は、80代まで生きたらしい伝承があるのだそうです。
 思うに、背は180cmくらい(夢殿の救世観音と同じ身長)、可汗特有の腰までまっすぐ伸びた髪、眼は緑、しかも美男子、男性にもこの方にお仕えしたい、この方の為なら死ぬことも厭わないと思われた人だったようです。

赤毛で髪の長い方といえばモロッコのラーラ・サルマ王妃。
https://ameblo.jp/audrey-beautytips/entry-12144452004.html

赤毛といっても茶色に近い感じですが、太子もこんな感じだったとしたら、それは誰もが惹かれたことでしょう。

日本で出土した冠や沓には、魚が付いています。滋賀県 鴨稲荷山古墳の冠と沓の写真がこちらです。子馬がたくさん並んでいる冠もあるのです。魚はキリスト教のシンボルとも聞きますが、はて。
https://www.travel.co.jp/guide/article/11906/?yclid=YJAD.1574748667.vCoL_Hudcq205C4EmqeEpdaTYwFuDuMhU6fb.7yeDwAZg1hzEfpg1

延々と歴史話を書かせていただき、ありがとうございます。興味を持たれたところだけ、ツマミ食いなさってくださいませ。

馬形飾冠は、行方市三昧塚古墳でした。茨城県立歴史館
 冠の上に6頭の馬の飾りがある珍しいものです。
http://www.rekishikan-ibk.jp/cms/wp-content/uploads/2016/10/5db8528b4937cbf951c989cf92db5844.pdf

こちらで詳細を書いて下さっているブログがあります。
http://mahoranokaze.com/blog-entry-2621.html

シベリアで暮らす少数民族の今を撮影したポートレート「顔で見る世界」に日本人によく似た写真があります。https://news.biglobe.ne.jp/trend/0912/kpa_170912_1520669776.html?fbclid=IwAR1sRb1CFH-a0PGIG7J0LQF9yi_TEVHCIR0fKi_fhkaWcmOiJcwUVL6H3lA

私は伯母が茶道を教えており、龍村織の布地からコートを作って着ていたので、織物と陶器は子供の頃から印象に残ったようです。ルーブル美術館のイスラムセクションで見たイラン11世紀の陶器は、日本の抹茶茶碗、ご飯茶碗にそっくりでした。ペルシャ、中国の三彩と日本の織部焼の緑は似ていると思います。そこで下記の人間国宝のお二人の著書は写真もあり大変興味深く拝読しました。

「ラスター彩遊記 砂漠が誘う」加藤卓男著 
加藤卓男:ラスター彩の復元に生涯をささげた陶芸家
https://www.nippon.com/ja/views/b02327/

「錦とボロの話」龍村光翔・光峯著 アスターナの砂漠のミイラの顔を覆っていた錦を復元した話など。

「錦 光を織る」龍村光峯著 復元した正倉院の琵琶の袋は、中国皇帝
しか使用を許されない禁色で、太宗皇帝からの贈り物だったのではないかと書かれています。

モンゴルと日本の絵は、線が細くて似ている気がします。特にモンゴルと日本の屏風絵の馬は、瓜二つと感じます。

パリにあるギメ東洋美術館には、アジア中の美術品が収蔵されていて、全部見るのには7時間は必要ですが、大変面白く、何度か行きました。後から日本にも、凝った美術品があることを知りました。
殷代青銅器は東京と京都の泉屋博古館にあります。
https://www.sen-oku.or.jp/collection/col01/002.htmlhttp://www.mmm-ginza.org/museum/special/backnumber/0711/special01.html

ガンダーラ仏は白金台の松岡美術館にたくさんありました。
https://www.matsuoka-museum.jp

●2019/12/12

古代の歴史は面白い、と言いますか、現代よりもロマンを感じます。
奈良の藤ノ木古墳ですが、大変興味深い考察をされている方の、ウイグル族女性のトルコ石と珊瑚の飾りについてのブログがあり、ぜひご覧くださいませ。

歴史とか 民俗とか https://ysiuruhasi.exblog.jp/19086661/

この古墳には2人の男性が葬られているという学者先生の主張があるのですが、このブログ主様のように、明らかに王と妃が葬られているのだと私も思います。

ラダックというアジアのチベット仏教の地に、ペラクというトルコ石と珊瑚の玉をつないだ、コブラを模倣している女性の頭飾りもありました。だいぶ下の方に写真があります。
https://www.panoramaphotohunter.com/目次/東南アジア-Ⅱ-55-ラダック/

ラダックはチベット仏教で、ブータンともよく似ていると思いました。

小林惠子さんは、藤ノ木古墳の被葬者は、崇峻天皇と比定されています。崇峻天皇は、突厥可汗だそうです。勢力範囲ですから、チベット族のお妃でも全然おかしくないですね。

紀氏についてのブログ記事があります。 この方は「謎の巨大氏族 紀氏」「熊襲は列島を席巻していた」など著作がある内倉武久氏です。
https://ameblo.jp/kodaishi-omoroide/entry-12507264079.html

「法隆寺は移築された 太宰府から斑鳩へ」米田良三著
「法隆寺のものさし 隠された王朝交代の謎」川端俊一郎著

など、意外な歴史を掘り下げた著書が図書館には並んでいました。

>魚や馬の付いた冠やくつ、可愛らしいですね。
動物は何らかの象徴としての意味がありそうですね。

そうなんです。馬は騎馬民族を表し、魚は原始キリスト教を表すのかもしれません。冠と沓以外にも、古墳から魚の形の飾りが出土しているのです。

先日は、東大寺にゾロアスター教の影響がある話題を書きましたが、四天王寺と籠神社には、牛の市が古代に立っていたそうです。

石橋家が全国の牛市の総代で、始まりが四天王寺建立と関係があることは、大正十五年に子安農園出版部から「日本牛史」に詳しく紹介されているそうです。四天王寺建立の頃、秦河勝から石橋家は牛売買支配御免之御証文を頂戴したとか。

喜田貞吉「民俗と歴史」という個人雑誌に上代食肉考という論文の中で、「太古にはいずれの神社にも動物を犠牲として提供したものであった。神主はその犠牲たる動物を屠って神に供したのである。神主のことを古来「はふり」という。動物を殺すことを「ほふる」という。神主がほふるので、両者同語を以ってあらわすことになったと認められる」

ヘブライの民のようですが、牛をミトラ神の前に捧げ、屠ったらしいのです。その名残が四天王寺、広隆寺に神事として残っているらしいです。日本には、色々な史実が謎として残されていますね。

伯母は大正生まれで、5歳頃伯母の龍村織のコートがなぜか印象深く記憶に残り、その文様が隋の頃のアジア王族貴族に流行していたものだとは「忘れへんうちに」様の写真ブログで知りました。

https://silkroad-museum-collection.jp/赤地双鳥円文錦靴下/
https://silkroad-museum-collection.jp/赤地猪頭円文刺繍裂/

>古代の神話とかギリシャ悲劇にその手の話はごろごろありそうですね。その時代に生まれなくて良かった!(前世で生きていたかもしれませんが)

本当ですね。

>『西遊記』を思い出します。三蔵法師を厚くもてなした方が叔父に殺されるとは何とも切ない話ですね...。

そう思います。

日本は世界の雛形だと言いますが、以下に出てくる地図はとても面白いです。
http://tacchan.hatenablog.com/entry/2017/01/24/204452

なぜ日本の東北地方には、青や灰色の瞳をした日本人がいるのですか?https://www.multilingirl.com/2017/12/why-some-japanese-have-blue-eyes.html

小林惠子さんの本によれば、吐蕃という民族が大陸から日本の東北地方に入植したそうなので、当時から吐蕃には目の青い人々が多く、日本に住み着いて混血して現在に至るようです。

長崎の五島列島、沖縄などこのあたりも顔の濃い人々らしいですね。南アジアから渡来したのでしょうか。話題があちこちに飛びまして恐縮です。

小林惠子さんが、奈良當麻寺の広目天が、天武天皇のイメージではないかと著書で書かれていたのを思い出しました。
写真はこちらにあります。當麻寺も一度行ってみたいのですが交通は不便そうです。
http://www.taimadera.org/feature/shitenou.html
http://www.taimadera.or.jp

●2019/12/13

申し訳ありません。紀氏のブログはお知らせ済みで重複していました。

魚の古墳出土品は、他にもあるのです。
福島県 真野20号墳出土 
https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/76446

これを復元した写真が以下の1番下にあります。
http://www.mahoron.fcp.or.jp/nenpou/nenpou2001_33.htm

双龍式環頭大刀の柄頭(木更津市郷土博物館「金のすず」蔵)
https://www.chibanippo.co.jp/news/local/637745

藤ノ木古墳 龍文飾金具
https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/383628

龍は古代中国にも頻出ですが、なぜか象も鞍金具に彫刻されているのです。象がいた南アジアから、金属加工職人が来たのでしょうか。
http://www.pref.nara.jp/miryoku/ikasu-nara/bunkashigen/main10401.html

ロマンは尽きません。
天皇皇后の冠も、古いお雛様に残っているようなデザインだったようです。例えばこんな感じ。正方形で玉すだれは中国風ですね。
https://lucky-river.at.webry.info/201901/article_8.html

ウィーンで行かれた博物館はどちらですか?体力のあるうちに、海外の美術館を回れて良かった、と思っています。無味乾燥と感じた学校の歴史の時間より、実際に自分で遺物を見て想像したりする方がずっと楽しいですね。

私が拝読した本が、100%正しいとは限りませんが、その考察は面白くて、楽しんでおります。また出土品の美的センスの高さにはいつも感心するばかりです。遊牧民族は、狼や鹿をトーテムとしたようです。奈良の鹿を見ると、ひょっとするとその鹿は、その遊牧騎馬民族が連れて来たものなのかも、など想像が膨らんでしまいます。
https://silkroad-museum-collection.jp/牝鹿像/
http://avantdoublier.blogspot.com/2009/10/blog-post_06.html

●2019/12/23

思いがけず、部屋を特設していただき、ありがとうございました。

安禄山の安という苗字と康という苗字がソグド人の姓で1番多いそうです。日本の安藤、安田、安川、安井という苗字も、ソグド系なのかもしれません。安姓と藤姓が結婚して安藤になったとか?井氏という珍しい苗字が九州にあるそうですが、一文字の姓は特に、中国大陸からの渡来人なのでしょう。ソグド商人は大変お金持ちで、西域から日本まで、様々な交易に関わり、軍人や政治家にもなったそうです。情報ネットワークを持っていた人々だったと思います。苗字から、ルーツがわかるらしいです。図書館に分厚い苗字辞典がありました。

日本の武士も騎馬民族系?という気も少しします。
源義経=ジンギスカン説がありますがご存知ですか?ロシアに、桔梗紋を彫刻した建物、神社のような建造物があったそうです。最初は北海道に渡り、そこからロシアへ。義経だけでなく、藤原家家臣など100名以上も義経を守るために一緒に移動したらしいです。
下記の本、私は読んでいないのですが、別の本で見ました。

丘 英夫 「義経はジンギスカンになった」
七海晧奘 「ボルテ・チノ 真 義経記」
土井全一郎 「義経伝説をつくった男 義経ジンギスカン説を唱えた気骨の人 小矢部全一郎伝」

日本の大学よりも費用をかけ、ロシア人、韓国人、中国人、日本人、モンゴル人の精鋭を集め、満州に陸軍が作った建国大学では全寮制で二ヶ国語完全バイリンガルの文武両道エリートを育て、給与も払ったことは初めて知りました。戦争の為、彼らは利用するだけされて潰されたのですが、優秀なのに戦後活躍する場がなかったことが気の毒です。

三浦英之 「五色の虹 満州建国大学卒業生たちの戦後」

匈奴
http://www.rekishinoshinzui.com/entry/2017/09/02/081523

シルクロードと唐帝国
https://1000ya.isis.ne.jp/1431.html

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