【ライラックさんの部屋(音楽編)】(2019年8月~)
【ライラックさんの部屋】の音楽編も作りました。
以前の記事のコメント欄が長くなった為、
こちらで自由にやりとりをしていただければと思います。
ちなみに元のコメントのURLは下記です。
●2019/8/10
フランツ様 はじめまして
以下のオペラ映画フィガロの結婚、魔笛のヘルマン・プライをyoutubeで見て、検索していて辿り着きました。
惜しくも早逝したDmitri Hvorostovskyのただ憧れを知る者のみが、
の音声をこちらで拝聴することができて幸せです。
ありがとうございました。
1976年 ロンドン、1975年 ウィーン
指揮:カール・ベーム
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
演出:ジャン=ピエール・ボネル
伯爵夫人:キリ・テ・カナワ
スザンナ:ミレッラ・フレーニ
フィガロ:ヘルマン・プライ
追伸
フィガロの結婚
https://www.youtube.com/watch?v=xKhY7aV3KzY
マルチェリーナ役のオペラ歌手の名前をご存知でしたらご教示いただけましたら幸いに存じます。
●2019/8/11
フランツ様
お返事ありがとうございます。
>彼はオペラで大活躍しましたが、ロシア歌曲の録音も多く残して
バラライカ伴奏のは大体ロシア民謡かしら、と思いつつ沢山聞きました。ドイツもロシアも冬は寒く長いでしょうけれども、ロシア民謡の方がやや暗く悲しい?気がしたのですが。
https://www.youtube.com/watch?v=sJQpyk1Oke4
クルトイ氏作曲の現代歌謡曲も沢山あるようですね。Deja Vuをアイーダ・ガリッフリーナとデュエットなど。彼は20代の頃、英国ロックグループのQueenと親交があったとか、クラシックだけに収まらない方だったのかなと思いました。
https://www.youtube.com/watch?v=NRSuJljjEHw
https://www.youtube.com/watch?v=khzDpIw1Qsc
>ヘザー・ベッグ(Heather Begg)というメゾソプラノで、ニュージーランド生まれ
ありがとうございます。奇しくもキリ・テ・カナワと同郷の方だったのですね。このオペラ映画のキャストは大好きで、皆様演技良し、声よし、顔芸上手い。ラスト、ミレーラがヘルマンをボコボコに足蹴りするあたり可笑しくてよく見ます。
Hermann Prey "Süsses Begräbnis" Loewe
とてもとても美しい曲ですね。ご紹介ありがとうございました。音楽葬にするならリストに入れたい曲です。
Schumann - Im wunderschönen Monat Mai
この曲も好きですが、最後がえ?ここで終わってしまうの?という終わり方に感じます。
Hermann Prey; "Du bist wie eine Blume"; Myrten-Lieder; Robert Schumann
他、彼の甘く包容力のある豊かな歌声は、ゆりかごの中にいるような安らかな気持ちにさせてくれますね。コミカルな演技も絶品、ロマンチックな歌もこの上なくリッチ。
ヘルマン・プライはフィガロと伯爵の両方を歌った珍しいオペラ歌手と読んだのですが、フィガロ役の動画はありますが、伯爵役の動画は残念ながらないようです。若い頃はフィガロにぴったりでしたが、年を重ねてから伯爵役に変わったのかもしれませんね。
ご存知かもしれませんが、ヘルマン・プライの古い動画を見つけましたので書かせていただきます。
Luigi Alva / Hermann Prey / Walter Berry - La mia Dorabella - Cosi fan tutte - Mozart
https://www.youtube.com/watch?v=AjYRDCx8M_E
コメディアンとのやりとりが楽しいショー
Hermann Prey and Peter Alexander-Largo al Factotum
https://www.youtube.com/watch?v=oa-3vxxftQQ
昨日貴ブログを初めて訪問しましたので、これからゆっくり拝読させていただきますね。ありがとうございました。
●2019/8/16
フランツ様
お返事ありがとうございます。
Nur wer die Sehnsucht kenntはチャイコフスキーのしか知らなかったのでとても勉強になりました。ありがとうございます。ヘルマン・プライが歌ったこの曲はyoutubeでは見当たらず残念です。
An die Musik D 547 Franz SchubertやMozartにも美しい小品があることをウィーン少年合唱団をきっかけに昔知りました。滝廉太郎も現地できっとドイツ・リートやオペラを聞いたのでしょう、と想像しました。
赤い靴履いていた女の子、異人さんに連れられて行っちゃった。とか花嫁人形、月の砂漠も哀愁が漂い、幼な子でも一度聞いたら忘れえぬメロディと歌詞で、やはり日本人も悲しい曲を好む一面があるのかもしれないですね。
匈奴、突厥、吐蕃、渤海の人々がロシアを通り、東北に渡来していたらしいので、ロシア的要素をDNAに多少とも持っている人々が日本にもいるのだと思います。色白で背も高く目鼻だちもはっきりした美男美女が日本人にいらっしゃいますが、渡来系のご先祖なのだろうなと感じます。
プライのベルベット声は、癒されますね。ワルツも素敵です。
Ich Tanze mit die in den Himmel hineinhttps://www.youtube.com/watch?v=zXxsdYs_13M
フレーニは平手打ち2回(1回目は裁判後、マルチェリーナと抱き合うフィガロを誤解して)、伯爵夫人の白いドレスを着ているのに器用に足蹴り、ハイヒールも片足をぶん投げる、とコミカル全開、とても可愛らしくプライとお似合いでしたので、是非下記のURLにてご覧下さいませ。
Le Nozze di Figaro (1976) (part 1) (english subtitles)
https://www.youtube.com/watch?v=qtDQvKB4kvA
Le Nozze di Figaro (1976) (part 2) 第3幕からhttps://www.youtube.com/watch?v=aE5EtS-b2pc
1:08あたりから、伯爵夫人の服を着たスザンナとフィガロのやりとりが始まります。2人の茶目っ気たっぷりの表情とジェスチャーが最後まで可笑しく、オペラ映画演出のJean-Pierre Ponnelleが鬼才と呼ばれた人であったことを知りました。
お返事は急ぎませんので、ゆっくりご覧になれる時がありましたらどうぞ。
私も沢山ご紹介されている記事を少しずつ拝見したいと思います。ありがとうございました。
●2019/8/22
フランツ様
逝去なされた方の、ご冥福を心よりお祈り致します。お悲しみのところ度々失礼致しました。
と言いつつ補足いたしますと、
先のプライのコメディの後半は、コメディアンのリクエストでタキシードを着たまま、床屋役フィガロを歌いながら、容赦なく髭剃りの泡をコメディアンに投げつけ、陽気に髭を剃りながらフィガロを歌い上げる珍しい動画でした。
プライのインタビューでは、断然冬の旅の方が、本来の自分である、と語っていました。ドイツ人の歌手として、初めてイタリアで大役を歌った時は緊張したとか。イタリア人は、自分達が世界一オペラは上手い!という自負があるらしいですね。先ほどのフィガロ役も、プライのプロ根性を見た気がしました。晩年のプライは、教授といった風格で、マスターコースの学生さんを教えていますね。
私は、なんとなく落ち着きますので、1年前より般若心経を毎朝唱えております。熱心な仏教徒でもなんでもないのですけれども。神道には詳しくないもので。
残暑厳しき折、御身お大切にお過ごしくださいませ。
●2019/9/19
フランツ様
こんばんは。まだブログ再開なされていないのですが、お返事させていただきます。ご返信はいつでも結構です。
お寺で写経、良いですね。私は日帰りで奈良に参ります。季節によってはがら空きで静かで良いのです。のんびり、あまり何もないところです。11キロも1日に歩くと、疲れてバタンキューです。見とれてしまう仏像がありますね。お寺は建築もお庭も素敵で好きです。
「栗本慎一郎の全世界史」などに7世紀のお寺はゾロアスター教やミトラ教の影響があるとか。東大寺の火を使う行事や清水寺はゾロアスター教。ソグド僧の名前が残っていたり古代アラム語が書かれた伽羅が正倉院にあるとか。
(中略)
さて、ヘルマン・プライが指揮者ベームの85歳の誕生日祝いに、自らアコーディオンを鳴らしながら、歌唱する珍しい動画がありましたので、ご紹介致しますね。
https://www.youtube.com/watch?v=TXHxf7MWZpk
ヘルマン・プライがインタビューで、フィガロの結婚の伯爵は、実はフィガロより年下と語っていました。その視点はなかったので新鮮でした。
以前ご紹介したコメディアンとの動画ですが、Bolle というベルリンっ子の民謡を、プライが3人の子供たちと自宅で歌っているというのです。ヴォレってなに?と思い探しましたところ見つけました。ご存知かも知れませんが。アドリブでプライとコメディアンが替え歌をBolleのメロディで歌っているのが楽しいのですが、全部は聞き取れませんでした。
Bolle reiste jüngst zu Pfingsten
https://www.youtube.com/watch?v=lvRRaA6fSH0
昨日アンドレア・シェニエのアリア La Mamma Morta を知ったのですが、後半が感動的な曲ですね。
厳しい暑さもそろそろ下火になりつつあるのが何よりです。オペラ流しながら、掃除洗濯調理、クラシック三昧で暮らせる事に感謝しつつ。
例によって長々と失礼しました。
●2019/11/13
フランツ様
お返事ありがとうございました。うっかりHPを覗いてしまうと、喪中でいらっしゃるのに、あれこれ長話してしまいそうで、控えておりました。大変返信が遅くなり、申し訳ありません。お父様のこと、お悔やみ申し上げます。社交ダンスをなさっていらしたなんてハイカラ。親子で音楽を楽しむ時間が何よりの孝行になったと思います。
プライの音源も沢山載せていただき、ありがとうございます。
京都でも1日10km歩きましたが、ヨレヨレでございます。奈良は電車バスの本数が本当に少ないです。
「寺社勢力の中世」伊藤正敏著 ちくま新書によれば、高野山、比叡山をはじめ、大きな寺社は、1つの寺だけで1つの都市であった、境内には僧侶でない者の方が多く、僧兵、武器工場まで備えていた、と。この本で、寺社のイメージがちょっと変わりました。
>亡くなった人と会話するといえばイタコを思い出しますが、私が小さい頃はその手の番組がテレビで多く放送されていてワクワクしながら見ていたものでした。
青森でいらっしゃいますか?青森出身の織田隆弘師の本にもよく当たる巫女のお話が出てきました。私はイタコをTVでも拝見したことがなくて。
>修行を積んだ人には普通の人には分からないものが見聞き出来るのでしょうね。
そのようです。あと臨死体験をされた方は、まだ冥界に来るでない、やることがあるのだよ、と使命が与えられるようです。
>生と死というのは本当に紙一重で、遠い世界のことではないということを今回のことで実感しました。シューベルトは若くして生死の間をさまようような曲を書いていましたが、病魔に襲われて実際に生死の間を行き来していたのかなぁなどと思ったりもします。
おっしゃる通りでしょう。玄侑宗久氏が書かれていたのは、亡くなる数日前から人の魂は体から出たり入ったりするのだとか。体から出て、空中を飛んで、会いたい人に最後の挨拶をしたりするらしいです。
そうそう、東大教授の矢作先生ですが、シリウスだったかプレアデスだったか忘れてしまいましたが、前世?は遠い星から地球に転生されたとか。宇宙人の寿命は、人より長そうですが、どうなんでしょうね。
新井信介さんの過去ブログを読んでいたら、猿から人になったのではなくて、宇宙人が遺伝子操作をして人ができた、と書かれていて、それも面白いな、と思いました。
>ボヘミアの森(Böhmer Wald)
教えていただき、ありがとうございます。
フランス革命のオペラがあるだなんて思ってもみませんでした。本当にオペラの数は多いですね。
もうすっかり秋から初冬の趣になりました。御身お大切になさってくださいませ。
●2019/11/16
フランツ様
こんにちは。社交ダンス、私も習ったことはありますが難しくてステップが覚えられませんでした。
私は普段から2~4kmなら歩きます。スポーツもしません。10kmは見惚れるものがあれば、知らず知らずに歩けてしまいます。中部に住んでおりまして、1日バス旅行で奈良国立博物館と、滋賀県miho美術館で天目茶碗を見るツアーへ行った際も10kmくらい歩きました。朝8時集合、19時半解散バスとはいえ、内部見学でかなり歩きました。でも美術館は楽しいですね。miho美術館は、ガンダーラ仏ほか、珍しい古代美術品をたくさん持っています。リュトンという角笛のような形の先端が牡牛、山羊、虎、鹿や鷹のもの。
死後、自分の人生を走馬灯のように見せられて、生まれる前に決めたことが実現できたかどうかの反省会?があるらしいとスピリチュアルの本で読んだことがあります。ドキッとしますね。
音楽のお話からずれてしまいますが、私は海外で暮らした経験があり、韓国人、シンガポール人、ドイツ人から歴史について尋ねられたことに上手く答えられなかったことからも、日本の古代史についてとても興味を持ちました。
去年放送大学院の日本史料論をとってみて、木簡から現代まですごくざっくり学び、ついでに毎週図書館で5冊本を借りてきました。大学教科書から離れて、天平時代にソグド人、ペルシャ人、インド人、トルコ人が東大寺や奈良大安寺他建造に関わり、そのまま日本に移住、お寺は天皇の住居よりも高級な材料を使っていたほか、四天王寺にはミトラ教、東大寺にはゾロアスター教の名残の行事が行われているなど、面白いことを知りました。
図書館の書庫には昭和初期からの本がありますし、最寄りの公立図書館にリクエストすると1か月ほど待つこともありますが、何万もする本を借りることができます。(国立大学図書館から最寄りの図書館まで貸してくれるのです)本によっては図書館内で読んで欲しいということもあります。本は、閲覧室の決められた場所でスマホで写真を撮っても良いことになっています。
発刊から1年後に、図書館で読めるのは有難いなと思います。アジアの少数民族民族衣装とか、古墳の出土品とか、フルカラーの図録を眺めるのはワクワクします。
(中略)
>宇宙人が地球人の先祖というのもあるのかもしれませんね。
この世は謎だらけです。
だからいろんなことを想像できて楽しいんですよね。
音楽も想像→創造の産物でしょうから。
ライラックさんもお体お気をつけて下さいね。
どうもありがとうございます。寒くなってまいりましたね。天候の悪い時期、フランツ様のブログで知らない曲を発見して楽しませていただいております。
最後にQueenのペルシャ系英国人フレディ・マーキュリーとモンセラ・カバリエさんのデュエットをご紹介しますね。フレディが崇拝していたモンセラさんにデュエットを申し込み、作曲し、バルセロナオリンピックにバルセロナという曲がヒットしたそうです。私は全く知りませんでした。インタビューで、モンセラさんは、フレディとの共演を非常に楽しんだ、と答えています。指揮者やオペラに気を使うことなく、自由に歌えることが新鮮だったから、だそうです。
Freddie Mercury & Montserrat Caballe - Guide Me Home
https://www.youtube.com/watch?v=1lTZ96z3bMo
Cópia de Clip Internacional Freddie Mercury e Montserrathttps://www.youtube.com/watch?v=7ksulKyg0pk
Freddie Mercury and Montserrat Caballe - Ensueno - Barcelonahttps://www.youtube.com/watch?v=DOySL4GYaDY
●2019/11/22
フランツ様
おはようございます。美しいものを見ること、美しい音楽を聴くこと、美味しいものを食べることが人生の楽しみの1つですね。あの世では魂が、思うだけで意思疎通でき、過去の偉人にも会えるらしいのです。モーツアルトに会って見たいですよね。彼は水銀で暗殺されたという本がありましたよ。
(中略)
フレディ・マーキュリーは伊万里焼のコレクターで、コンサート以外でも陶器博物館を見て、伊万里焼を買う為だけに来日していたそうです。モンセラさんの登場にはいつも花束用意、録音スタジオの女性トイレを改装する(万一彼女が使う時のために)などマメな方だったのですね。
日本で非常に売れたことに感謝して、日本語を使った曲が2つあります。モンセラさんも日本語で。
Freddie Mercury and Montsterrat Caballe - La Japonaise
https://www.youtube.com/watch?v=2XFq9KtsVb4
ピアノの上に置かれたアンチョコをちら見して歌う手を取り合って
(Let Us Cling Together) Queen 1979 Tokyo
https://www.youtube.com/watch?v=f41jyNrnF8s
0:41からのメロディが、2回さくら、さくら、に私には聞こえます。
モンセラさんが、スペインの歌曲らしき歌を即興で歌っている動画。
Montserrat Caballé - Peret - Rumba 1992
https://www.youtube.com/watch?v=y1IqkwP1vgM
1:46から始まります。モンセラさん自由で朗らかな方ですね。フレディに、私は大きくて年取っているけど?と聞いたらListen!Music is not age.と言ってくれたとか、彼がI love music. And you are music.と言ってくれたとインタビューで話していて、20歳の年の差なんのその、とても気が合っていた様子が窺えました。ロックには一切興味なかったのですが、Queenっていろんなジャンルの曲を作っていたのですね。今回も長くなりまして。面白いと思っていただけて幸いでございます。
Freddie Mercury - the untold history - parte 8 (legendas pt)https://www.youtube.com/watch?v=xkYQ9vziTnw
この中で、モンセラさんをbloody volcanoと称していた人がいます。会場中に響き渡る声だったらしいですね。
●2019/11/26
フランツ様
こんにちは。
>タミーノは日本の狩衣を着ているという設定になっているんですよね。そういう衣装で上演されているのかは分からないですが...。
上演中には、狩衣の衣装はないのですね。
シューベルトの曲、美しくて私も好きです。音楽論ですか!専門的ですごいです。
(中略)
日本語歌詞も綺麗ですし、発音も整っていて、日本人にチェックしてもらったのではないかと私も思いました。
新幹線の中で大きな駅弁、ひょうきんなポーズを取るフレディの写真、
初めての公演の最後では、振袖を羽織って出てきたり、片言の日本語を話したり、英国の豪邸に錦鯉が泳ぐ日本庭園を造ったり、ペルシャ系のフレディは、日本に相当傾倒したようです。全部の写真はここにはないのですが。
https://www.musicvoice.jp/news/201902180114027/
https://www.japanjournals.com/feature/great-britons/11109-freddie-mercury.html?fbclid=IwAR0VSw-ZsZhw24JqJRyboaWbz2W-SfeXQM5Lj_TfMCKhfpsSnvhBAXqS6jQ
●2019/12/12
フランツ様
私はワルツ、バラード、中世の吟遊詩人の曲も好きなのですが、そんな一曲がありました。この女性が、Dimaの再婚相手のスイス出身フローレンスさんです。
エリートの彼は、周囲全員が反対した最初の結婚を、子連れのロシア人妻としましたが、ある時、公演が早く終わり妻を驚かせようと、こっそり自宅に帰宅したところ、妻が浮気相手とベッドにいるところに出くわし、男性にも怪我を負わせ、妻も殴ったのだそうです。プーチン大統領はDimaのファンで、この事件をもみ消したと読みました。しかし妻も養育費という名目で裁判を起こし、とんでもない高額な慰謝料を手に入れ、Dimaはその日のパンも買えないほど困窮した時期があったのだそうです。このことをネットで知り、彼の人生は、オペラの主人公そのものだと感じました。
フローレンスさんはイタリア地方のスイス人で、彼女の方が積極的だったとか。Dimaと結婚してからロシア語と英語をマスターし、二人の子にも恵まれ、一家は幸せそのものでしたが、あのように早逝でドラマの幕が下りました。ボッチェリチェリの絵に出てくるような女性です。このyoutubeではなぜか年上に見えますが、他の動画ではもっと美人です。
この動画は、二重劇になっているようです。
Hvorostovsky: Deh vieni alla finestra (Don Giovanni Unmasked
https://www.youtube.com/watch?v=t2vnjUX_Dns
●2019/12/23
フランツ様
こんにちは。
ライラックの部屋の開設、恐縮ながら、お気遣いいただきありがとうございます!歴史の話題は、こちらに書かせていただきますね。
メニューヒン兄妹など昔の動画、気に入っていただけて良かったです。
こちらも美しい曲なのでご覧ください。なぜこのモノクロ時代の音色は、今より深みがあり、素敵なのでしょうね。うっとりします。
Gregor Piatigorsky plays Chopin Sonata
https://www.youtube.com/watch?v=OqipjgPDYxk
ヴィーン美術史美術館へ行かれたのですね。人がいない部屋には幽霊がいそうな気分になりますね。
フヴォロストフスキーのyoutubeを見ると、いつもニコ〜っとして歌っているので、そんな悲劇があったとは驚きでした。
時々聴きたくなるこの曲、ご存知かもしれませんがご紹介します。パッションが溢れる曲、高校生の演奏、今まで聞いてきた曲とちょっと違っていて新鮮でした。作曲家のアルトゥロ・マルケスはメキシコ生まれなんですね。
グスターボ・ドゥダメルがテレサ・カレーニョ・ユースオーケストラを指揮する
https://www.youtube.com/watch?v=amSqQ5XNaGE&vl=ja
Gustavo Dudamel at the Proms Arturo Márquez Danzón Nº 2
https://www.youtube.com/watch?v=gpsHUUHZb9w
指揮者といえば、カラヤンのような真面目顔で指揮する方が多いと思うのです。Dudamelさんのにっこにこの表情に、まず惹かれました。曲によってはニコニコもしていられないですが。ツンツンと指揮棒を垂直にするのも面白くて。彼は、音楽やオーケストラに対する愛情が深い、指揮をしていることが楽しくてたまらないのだと思うのですが、オケメンバーも生き生きしている感じがするのです。愛と信頼関係、褒めるタイプなのかもしれないですね。彼と団員の関係がとても良いのでしょう。緊張の中にも、ほんわかした愛や友情がありそうに思います。感情に揺れない人柄なのでしょう。彼は音楽と団員を愛し、団員も音楽と指揮者を愛する。こういう人間関係っていいな、と思いました。
●2020/1/2
フランツ様
明けましておめでとうございます!本年も宜しくお願い申し上げます。
モノクロ時代、音楽家のドキュメンタリー的な映画や番組がよく作られたようです。一種のスターですね。ハイフェッツが大学を訪問して学生の質問に答える短いフィルムを見たことがあります。この時代は優雅で品格がありますね。
これも、巨匠3人のトリオを映画風にしたものです。ロケ場所はルービンシュタインの私邸のようです。
Heifetz - Piatigorsky - Rubinstein
https://www.youtube.com/watch?v=nxpKz4CoLPc
この3人は、何度か共演されています part5までありました
Tchaikovsky Trio: Heifetz, Rubinstein, Piatigorsky (part 1)
https://www.youtube.com/watch?v=5Hkp7NFwPwk
ピアティゴルスキーの奥様は、ロスチャイルド家の方だったんですね。彫刻家でもあり、チェスのチャンピオンだったとか。
An Afternoon with Gregor Piatigorsky
https://www.youtube.com/watch?v=bsw9othzT24
指揮については、何一つわからないのですが、ユニークな人格という点には惹かれます。
>ベネズエラのエル・システマという音楽教育制度出身のようで、この制度は確か映画にもなっていますよね(見ていませんが)。
そうでしたか。ありがとうございます。
26歳の小澤征爾さんの自伝「ボクの音楽武者修行」という文庫本を読みました。
「カラヤンは上品で気さくで親切だ。しかし偉大さがいつもどこかに体臭のように付いているので苦手だ。だから「メシを食おう」と誘われても、「しめた」とは思わない。その点バーンスタインに「おい、セイジ、メシを食おうじゃないか」と言われると、「オーケー」とはずむような色よい返事ができる。そして内心で、「しめた!今日はうまいものにありつける」と、思う。」
ふふふ、小澤さんは本音の人ですね。最初の奥様が、江戸英雄氏令嬢で、パリ音楽院ピアノ専攻卒の江戸京子さんだったとか、その彼女に、指揮で疲れて帰宅するので、家でピアノを弾かないで欲しいと言ったとか。20代でブザンソンとタングルウッドの指揮コンクールで1位を取られたと初めて知りました。
以下の映像では若きYOYO-MAにアジア人が西洋音楽をこなせるかと議論を吹っかける小澤さん、できます!というYOYOが写っています。
昔サインをしていただいた時に、馬友友と書いて下さいました。
ドキュメンタリー『OZAWA』(1985年作品)
https://www.youtube.com/watch?v=X3OiEdS5-9Y
●2020/1/3
フランツ様
こんばんは。
>ピアノトリオを演奏した後に弦の二人が演奏について口論するという寸劇が見れて、これはこれで面白かったですが、やらされている本人たちはどう思っていたのだろうかとちょっと心配になってしまいます。
まぁ楽しんで演じていたのならいいのですが。
多分、シナリオがあったのでしょうね。俳優ではないけれど、本名の役どころとして、大体のシナリオがあったのだと思いました。
1:00:50あたりからルービンシュタイン
1:37 あたりからハイフェッツが出てくる映画です
Carnegie Hall 1947 Heifetz, Piatigorsky, Rubinstein, Reiner, Walterhttps://www.youtube.com/watch?v=ruvljAjzscg
ハイフェッツがバイオリンの弓で指揮をしながら弾いている動画
Jascha Heifetz, violin - Bruch - Scottish Fantasy in E-flat major, Op. 46
https://www.youtube.com/watch?v=cIeMzgS_v_g
小澤さんには、米国が合ったんですね。五嶋みどりさんとの共演もありましたね。
YOYOMAがサインを書いて下さっている時に、「あなたの演奏を聴いていると、まるで天国にいるかのようでした。」と話しかけたところ、彼は、びっくりした顔で、「Oh Madame、あなたはまだ生きていますよ」と言われました。正確な英語はもう忘れてしまいましたが。まだ彼が若いころの話です。小さめの地方のホールでしたし、私が急いで演奏者の部屋の廊下に駆けつけた時には、既に何人か列を作っていました。私の後ろには小学校3年くらいの、野球帽に名だたる演奏家のサインが5、6名書かれている帽子をかぶった男の子が待っていました。すごいな、と思いました。
●2020/1/23
フランツ様
こんにちは。馬友友さんは、若い頃から温厚な方ですね。人徳がある感じです。
ハイフェッツは20代で来日、台風でしたか、何かのチャリティに、日比谷公園で無料コンサートも開いてくれています。真面目な方ですね。若い時はお人形さんのようなお顔。
1:52で浴衣?着物?を着ている写真があります。楽しい連弾です。
Heifetz plays piano!
https://www.youtube.com/watch?v=gprQWa8koq8
民族舞踊、民族衣裳を見るのが好きですが、以下に面白い動画がありました。故国を愛する気持ちが伝わってきます。3:25から指揮者登場。そして、リュックを背負った男性や、おたまを持った山高帽のコックさんが朗々と歌い出します。
欧州に住み着いたフン族がハンガリー人。突厥族などの騎馬遊牧民族と同根らしいです。
Huge symphonic & choir flashmob - Budapest, Hungary - Bánk Bán's Aria, My homeland, my homeland
https://www.youtube.com/watch?v=fTXmaD08-Zs
●2020/1/27
フランツ様
お気に召したようで何よりです。ハイフェッツ、ピアノが上手いと思っていたら、なんと、作曲もしていたようです。Jim Hoyという名で。
Jascha Heifetz plays "When You Make Love"https://www.youtube.com/watch?v=stl4pnBlkaU
これも映画のようです。うっとりですね。
Heifetz Sweet Remembrance
https://www.youtube.com/watch?v=Cr277oClj4A
Ponce Estrellitaは、ハイフェッツがコンサートに訪れた南米で聞いた曲で、とても気に入って翌日のコンサートで弾いて喝采を浴びた、とどこかで読みました。
Jascha Heifetz - Ponce Estrellita
https://www.youtube.com/watch?v=rOIL8mGeOio
このチャイコフスキーのワルツ、初めて聞いたので。ご存知かもしれませんが。優雅です。
Gregor Piatigorsky plays Tchaikovsky Waltz
https://www.youtube.com/watch?v=4txRGrOrUyU&list=RDOqipjgPDYxk&index=6
●2020/1/28
フランツ様
モノクロ時代、音楽家達の映画が多かったのは、もしかしたら戦争のため、俳優達が少なかったからかもしれませんね。一流の音楽家は戦地に行かせなかったのでは?
民謡も弾いていたのですね。おそらくアンコールで弾いたのでは。アレンジはハイフェッツがしたようです。
Jascha Heifetz (age 11!) - Mozart 'Gavotte in G' from 'Idomeneo' (1912)
https://www.youtube.com/watch?v=jQ98OmV7X0w
Jascha Heifetz - I Dream of Jeanie with the Light Brown Hair
https://www.youtube.com/watch?v=IqxXD2wvSbw
2:50ハイフェッツが着物を着ています。よく似合っていますね。帝国ホテルに泊まったようです。
Jascha Heifetz - Dohnanyi - 'Gypsy Andante' from Ruralia Hungarica
https://www.youtube.com/watch?v=hnI03loYnOQ
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