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エリー・アーメリング&ルドルフ・ヤンセン1990年シューベルト・リサイタル音源(1990年2月3日, コンセルトヘバウ大ホール)

オランダのラジオ局NPO Klassiekが創立50周年を迎えたそうです。
おめでとうございます!
50周年を記念して、その膨大なアーカイヴの中から最も美しいコンサート50選を毎週掲載しているそうで、その一つにエリー・アーメリング(Elly Ameling)&ルドルフ・ヤンセン(Rudolf Jansen)の1990年シューベルト・リサイタルが選ばれました。

"Elly Ameling - grande dame van het Lied (エリー・アーメリング-リートの女王)"

彼女の放送録音をこれまでもたびたびアップしてくださったNPO Klassiekですが、私の知る限り、Webサイトで聞ける形ではこのコンサート音源は初出ではないかと思います(ただし、「花の言葉」「エルラフ湖」「アマーリア」「乙女」「リアーネ」「ミノーナ」「ギリシャの神々」の7曲は、5枚組の放送録音集"80 jaar"のCDに含まれています)。

彼女は公式には1996年に歌手活動を引退したので(翌年アンコール公演として来日コンサートをしてくれましたが)、その6年前の記録ということになります。
まだまだ美声は健在で、日本でも披露した「ミノーナ」「リアーネ」などの新しいレパートリーも聞くことが出来ます。

第2ブロックの「乙女の嘆き」から「若い尼僧」までの5曲は、私が彼女の実演をはじめて聞いた1987年11月25日の神奈川県民ホール公演でも披露されたので、懐かしいです(最初の2曲は順序が入れ替わっていますが)。

そして、最終ブロックの「イーピゲネイア」から「ムーサの息子」までの4曲はギリシャに因んだ作品でまとめていて、1992年11月26日に今は外部への貸し出しをやめてしまった津田ホールで実際に聞いたレパートリーです。あのホールも歌曲を聞くのにうってつけでした。ちなみにこの日も1987年に聞いた「乙女の嘆き」から「若い尼僧」までの5曲だけでなく、第1ブロックの曲もほとんど(「笑って、泣いてD. 777」を除き)歌っています。アーメリングのコンサートレパートリーはその場限りではなく、何度も繰り返し歌うように考えられているのかもしれませんね。

このNPO Klasiekに掲載される音源の素晴らしいところは拍手など聴衆の反応もそのまま収められていることです。当日の会場で一緒に聞いているような気持ちにさせてくれます。なお、彼女はリサイタルでよく使われる小ホールではなく、「音響が素晴らしい」と彼女が絶賛する大ホールでこのコンサートを開いたそうです。

アーメリングの誕生日をお祝いするのにふさわしい音源の掲載を心から感謝したいと思います!よろしければ皆さんもリンク先で聞いてみてください。

NCRVの録音:1990年2月3日, コンセルトヘバウ, アムステルダム (ライヴ)

エリー・アーメリング(ソプラノ)
ルドルフ・ヤンセン(ピアノ)

シューベルト作曲

春に D 882
春の信仰 D 686
花の言葉 D 519
はなだいこん D 752
エルラフ湖 D 586
水の上で歌う D 774

乙女の嘆き D 191
恋人のそば D 162
アマーリア D 195
乙女 D 652
若い尼僧 D 828

憧れ「ただ憧れを知る者だけが」 D 310b
リアーネ D 298
ミノーナ D 152

イーピゲネイア D 573
ガニュメデス D 544
ギリシャの神々 D 677
ムーサの息子 D 764

【アンコール】

エレンの歌Ⅲ「アヴェ・マリア」 D 839
(全3節中、第1,3節が歌われている)

スィルヴィアに D 891

戸外で D 880

セレナード「聞け、聞け、ひばりを」 D 889
(全3節中、第1,3節が歌われ、最後の後奏は省略されている。ちなみにシェイクスピアの原詩は第1節のみ(独訳はAbraham Voss (1785-1847))で、第2,3節はJohann Anton Friedrich Reil (1773-1843)によって後から追加された)

子守歌 D 867
(全5節中、第1,5節が歌われている)(オリジナルのサイトに記載されているD 498ではなく、ザイドルの詩による「子守歌」D 867が歌われた)

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NCRV

Recorded: 3 February 1990, Concertgebouw, Amsterdam (live)

Elly Ameling, soprano
Rudolf Jansen, piano

Schubert

Im Frühling, D 882
Frühlingsglaube, D 686
Die Blumensprache, D 519
Nachtviolen, D 752
Erlafsee, D 586
Auf dem Wasser zu singen, D 774

Des Mädchens Klage, D 191
Nähe des Geliebten, D 162
Amalia, D 195
Das Mädchen, D 652
Die junge Nonne, D 828

Sehnsucht, D 310b "Nur wer die Sehnsucht kennt"
Liane, D 298
Minona, D 152

Iphigenia, D 573
Ganymed, D 544
Die Götter Griechenlands, D 677
Der Musensohn, D 764

[Encores]

Ellens Gesang III, D 839 "Ave Maria"

An Silvia, D 891

Im Freien, D 880

Ständchen, D 889 "Horch, horch, die Lerch'"

Wiegenlied, D 867 "Wie sich der Äuglein kindlicher Himmel"

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