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エリー・アーメリング(Elly Ameling)の「Musings on Music」シリーズ:リヒャルト・シュトラウス「万霊節(Richard Strauss: Allerseelen, Op. 10, No. 8)」

●Allerseelen - Richard Strauss - Musings on Music by Elly Ameling

Channel名:Elly Ameling (オリジナルのサイトはこちらのリンク先です)

3:10-6:27, 16:06-19:24
Richard Strauss: Allerseelen, Op. 10, No. 8
Elly Ameling, soprano
Rudolf Jansen, piano
Recorded: 3 February 1983
AVRO radio
Omnium audiovisueel, Heartselling: "Elly Ameling 75 jaar"

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Allerseelen, Op. 10, No. 8
 万霊節

Stell auf den Tisch die duftenden Reseden,
Die letzten roten Astern trag herbei,
Und laß uns wieder von der Liebe reden,
Wie einst im Mai.
 テーブルに、香るモクセイソウを置いて、
 最後の赤いアスターをこちらへ持ってきておくれ、
 そして再び愛を語ろう、
 かつての五月のように。

Gib mir die Hand, daß ich sie heimlich drücke
Und wenn man's sieht, mir ist es einerlei,
Gib mir nur einen deiner süßen Blicke,
Wie einst im Mai.
 手を出してごらん、ひそかに握れるように、
 見られても、ぼくはかまわない、
 きみの甘いまなざしをただ一度ぼくに向けておくれ、
 かつての五月のように。

Es blüht und [duftet]1 heut auf jedem Grabe,
Ein Tag im [Jahr ist ja den]2 Toten frei,
Komm an mein Herz, daß ich dich wieder habe,
Wie einst im Mai.
 今日はどの墓も花咲き、香る。
 年に一日、亡き人が自由になるのだ。
 ぼくの胸においで、きみは再びぼくのものだ、
 かつての五月のように。

1 Gilm: "funkelt"
2 Gilm: "Jahre ist den"

詩:Hermann von Gilm zu Rosenegg (1812-1864), "Allerseelen", appears in Die letzten Blätter
曲:Richard Georg Strauss (1864-1949), "Allerseelen", op. 10 (Acht Gedichte aus "Letzte Blätter" von Hermann von Gilm) no. 8 (1882-3)

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(参考)

Allerseelen - Richard Strauss - Musings on Music by Elly Ameling (YouTube)

The LiederNet Archive

Hermann von Gilm zu Rosenegg (Wikipedia: 独語)

Gedichte von Hermann von Gilm: Erster Band: Wien 1864: Verlag von Carl Gerold's Sohn ("Allerseelen"はP. 254)

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コメント

フランツさん、こんばんは。

今年ももう一ヶ月半で終わる季節になりましたね。
年々、時間が経つのが速く感じられます。

この曲は短いながら名曲ですよね。
これぞRシュトラウスと思わせる曲でもあります。
私はプライさんの1962年の録音を繰り返し繰り返し聞いたものです。
Komm an H

投稿: 真子 | 2025年11月20日 (木曜日) 17時28分

すみません。
途中で送信してしまいました。

Komm an mein Herz, daß ich dich wieder habe,
の箇所、若き日のプライさんは伸びやかな美声で、情感たっぷりに歌い上げていて、何度も何度もメロメロになりながら聴いたものです。

この万霊祭の詩を読むと、日本のお盆と似ているなあと感じます。カトリック教会のすべての「死者に祈りを捧げる日」ですので、厳密に言えば違うのですが、亡くなった大切な人、取り分け愛していた人にまた会いたい、もどって来て欲しいんでと思う切なる気持ちを、R.シュトラウスは実に見事に表現していますよね。

シューマンの歌曲も甘いのですが、R.シュトラウスも甘い。甘さの感じは違うのですが、うまく言葉で表せないです。

家の廊下の床張り替え工事が今日から始まりました。さりげな〜く、プライさんやアメリングさんの美声を流しています(*^^*)♬

投稿: 真子   | 2025年11月20日 (木曜日) 17時42分

真子さん、こんにちは。

本当に1年経つのが速いですね。
真子さんのお宅で工事される職人さんはプライやアーメリングの美声を聴きながら気持ちよくお仕事されているのですね。

プライの62年録音ーエンゲルとのDecca (London)レーベルへの録音ですね。
シュトラウスの他にシューベルト、シューマン、ブラームスの名歌を収録した素晴らしい録音ですね!

Komm an mein Herz, daß ich dich wieder habe,

ご指摘の箇所は、曲のクライマックスで、若きプライの情熱が迸っていますね^^

Gib mir nur einen deiner süßen Blicke,

ここの”süßen”のプライの歌い方も最高です。

> この万霊祭の詩を読むと、日本のお盆と似ているなあと感じます。

私もこの詩、お盆を思い出します。死者が帰ってくる日、意味合いに違いはあっても思いは古今東西共通なのだと思います。

シュトラウスの歌曲をかつてヤノヴィッツは「ボンボン」にたとえていましたが、聴き手にとって甘いお菓子のようなご褒美的な存在なのかもしれませんね。

投稿: フランツ | 2025年11月21日 (金曜日) 07時57分

フランツさん、こんにちは。

今まさに工事中。
フランツさんのヴォルフシリーズにちなんで、プライさんのヴォルフ アイフェンドルフ歌曲集(1970年 EMI盤)を流しております。
スピーカーはなぜか、私の方ではなく廊下に向いております(笑)
全盛期の甘い美声バリトンが朗々と響いています。

<Gib mir nur einen deiner süßen Blicke,
ここの”süßen”のプライの歌い方も最高です。
そうそう!そうなんですよね。(*^^*)

ヤノヴィッツは、R.シュトラウスの歌曲をボンボンにたとえていたのですね。確かにご褒美をもらったような気持ちになる歌曲たちですよね。
シューマンは、甘いのは甘くても、どこかに悲壮感も漂っている気がします。

投稿: 真子   | 2025年11月21日 (金曜日) 13時22分

真子さん、こんにちは。

プライのEMIへのヴォルフ アイヒェンドルフ歌曲集(コンラート・リヒターとの共演ですね)が、職人さんの心を潤しているのですね。この歌曲集、繊細で美しい曲もあれば、豪快、大胆なキャラクターも登場して、プライの役者っぷりが生きる歌曲集ですよね。

シューマンの甘さはおっしゃるように内側に向かう悲しみも秘めていて切ないですよね。シュトラウスは徹底して甘さや美しさを職人技で追求しているように思います。

投稿: フランツ | 2025年11月21日 (金曜日) 17時33分

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