ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ1963年~1992年来日公演記録(Dietrich Fischer-Dieskau in Japan)
不世出の大バリトン、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Dietrich Fischer-Dieskau)の誕生日(5月28日)に記事が書けなかったので、遅ればせながら彼の96回目の生誕記念日(2021年現在)を祝して、過去に書いたF=ディースカウの来日公演記録の目次(リンク集)を今日アップします。
1992年大晦日をもって歌手としての活動を終えた彼ですが、その後指揮者として来日予定だったところまでは記憶しているのですが、実際に来日したかどうか未確認です。
従って、下記の目次は歌手としてのF=ディースカウの来日公演全記録ということになります。
今思えば、彼ほどの歌手が数年おきに来日してくれたとは日本の招聘元に感謝しないといけませんね。もちろんF=ディースカウ本人にも感謝です。
1.フィッシャー=ディースカウ日本公演曲目1963年(初来日)
2.フィッシャー=ディースカウ日本公演曲目1966年(第2回来日)
3.フィッシャー=ディースカウ日本公演曲目1970年(第3回来日)
4.フィッシャー=ディースカウ日本公演曲目1974年(第4回来日)
5.フィッシャー=ディースカウ日本公演曲目1977年(第5回来日)
6.フィッシャー=ディースカウ日本公演曲目1979年(第6回来日)
7.フィッシャー=ディースカウ日本公演曲目1981年(第7回来日)
8.フィッシャー=ディースカウ日本公演曲目1983年(第8回来日)
9.フィッシャー=ディースカウ日本公演曲目1987年(第9回来日)
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コメント
フランツさん、こんにちは。
ディースカウさんも、本当によく日本に来て下さいましたね。
一度は生で聞いてみたかったです。
1961年の東京文化会館こけら落としコンサートで、ドイツから誰を呼ぶかという話になった時、既にディースカウさんは大スターでチケット代が高くなる為、断念したそうですね。
そこで呼ばれたのがプライさんだったんだそうです。
ドイツでは既に名を成していましたが、日本で知る人はなく、「プライって誰だ?変わった名前だな」と思われたんだそうです。
事実、初来日時ホールに入った人はまばらで、「誰もいない。誰もいない」と、ステージ横のカーテンの隙間からのぞいて呟いていた。
と、ピアノを担当した小林道夫さんが何かで回想していました。(でも、演奏は素晴らしく聞きに行った人は魅了されたそう)
後にプライさんも、大スターになるわけですが、ディースカウさんがいかに大物であったかを語るエピソードですね(そして、プライさん、ちょっとかわいい♡)。
なんか、半分はプライ讃歌になっちゃってすみません(^-^;
投稿: 真子 | 2021年6月12日 (土曜日) 11時08分
真子さん、こんにちは。
当時はF=ディースカウ、プライ、シュライアーが数年おきに来日してくれたので、お小遣いをやり繰りしながら聴きに行った楽しい時代でした(^^)
真子さんはF=ディースカウを聴けなかったそうですが、その分プライの実演を堪能されたのは良かったですね。
東京文化会館のエピソード、有難うございます!知りませんでした。
もしF=ディースカウのチケット代が問題なかったら、この時プライを招聘していなかったのかもしれないのですね。
当時のプライは無名だったのかもしれませんが、それでも会場に行かれた方は後年うらやましがられたことでしょうね。
プライほどの人でもお客さんの入り具合は気になるのですね。小林道夫さんは本当にいろいろな外来アーティストと共演しているので、きっと様々な裏話をお持ちなのでしょうね。
貴重なお話を有難うございました!
投稿: フランツ | 2021年6月12日 (土曜日) 17時21分