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マティス&シュライアー&エンゲル(Mathis, Schreier & Engel)/ブラームス「ドイツ民謡集」抜粋映像

ソプラノのエディト・マティス(Edith Mathis)、テノールのペーター・シュライアー(Peter Schreier)、そしてピアニストのカール・エンゲル(Karl Engel)によるブラームス(Brahms)「ドイツ民謡集(49 Deutsche Volkslieder, WoO 33)」からの抜粋映像がアップされていましたのでご紹介します。

 ソースはこちら(大画面はこちらのリンク先でご覧ください)

ブラームス(Brahms)「ドイツ民謡集(49 Deutsche Volkslieder, WoO 33)」からの抜粋

No. 4. Guten Abend, mein tausiger Schatz (Schreier, Mathis, Engel)

No. 5. Die Sonne scheint nicht mehr (Schreier, Engel)

No. 6. Da unten im Tale (Mathis, Engel)

No. 12. Feinsliebchen, du sollst mir nicht barfuss gehn (Schreier, Mathis, Engel)

No. 2. Erlaube mir, fein's Mädchen (Schreier, Engel)

No. 15. Schwesterlein (Schreier, Mathis, Engel)

No. 16. Wach' auf mein' Herzensschöne (Schreier, Engel)

No. 41. Es steht ein' Lind' (Mathis, Engel)

No. 30. All' mein' Gedanken (Schreier, Engel)

No. 42. In stiller Nacht (Mathis, Engel)

エディト・マティス(Edith Mathis)(S)
ペーター・シュライアー(Peter Schreier)(T)
カール・エンゲル(Karl Engel)(P)

可愛らしい容姿のマティスは鮮やかな青のドレスに身をまとい、明瞭なディクションで美しく歌っています。
シュライアーは本当に自然なドイツ語が美しく、表情も豊かです。
エンゲルの演奏している映像はそれほど多くないと思うので、貴重です。もちろんここでもしっかりと安定したピアノを聞かせています。

それにしてもブラームスの「ドイツ民謡集」は本当に素晴らしい!
素朴な歌の旋律に繊細な和音が織り込まれ、ブラームスならではの世界が立ち現れます。
名手3人の全盛期の素晴らしい記録です。ぜひお聞きください。

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コメント

フランツさん、こんばんは。

素敵な映像を見つけて下さってありがとうございます。
同じメンバーによるこの曲集のCDを持っています。同じ音源なのかな、という気がします。
ブラームスのドイツ民謡集は、本当にいいですよね。
プライさんでこの曲集を聴く事が多いのですが、テノール、またソプラノで聴くと曲の印象が変わりますね。
違う声種や歌手で聴くと、曲の可能性が広がりますね。
リートもやはり映像付で聴くのは楽しいです。
全盛期の名手3人での演奏は贅沢で、聴いていてワクワクしますよね。

コロナで気持ちも沈みがちですが、音楽に今回も癒され、励まされています(*^^*)
いつもありがとうございます(^^)


投稿: 真子 | 2020年4月10日 (金曜日) 20時14分

真子さん、こんにちは。

早速聴いて下さり有難うございます。
Deutsche Grammophonにこのコンビでブラームス「ドイツ民謡集」全曲を録音しているのですよね。
映像は抜粋なのでおそらく別音源ではないかと思いますが、マティスとシュライアーはバッハだけでなく、歌曲でもよく一緒に歌う機会があったようです。
ヴォルフの「イタリア歌曲集」全曲もこのトリオで録音しているのですが、残念ながら一部を除いて未CD化のままです。

プライも若い頃から晩年にかけてこの曲集の録音を残していますよね。
プライの聴く者をしみじみとさせる温かい歌唱も素晴らしかったですね。
マティスとシュライアーは高音歌手同士爽やかなやりとりを聞かせてくれていると思います。

ワクワクを感じていただけてご紹介して良かったです。
私もこの動画を見つけた時は興奮しました!

先が見えない沈みがちな毎日ですが、音楽から元気をもらって乗り切りたいですね。
こちらこそいつもコメントを有難うございます(^^)

投稿: フランツ | 2020年4月12日 (日曜日) 18時59分

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