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エリー・アーメリングの歌うバッハ:カンタータBWV 32(1967年録音)

エリー・アーメリングの1967年録音のバッハの演奏がアップされていました。若かりしアーメリングの伸びやかな美声が存分に堪能出来ます!

Bach Kantate BWV 32 Liebster Jesu mein Verlangen, Hermann Schroeder 1967

Elly Ameling(エリー・アーメリング), Sopran
Siegmund Nimsgern(ジークムント・ニムスゲルン), Bass
Der Madrigalchor der Hochschule Köln(ケルン大学マドリガル合唱団)
Das Collegium musicum des WDR(WDRコレギウム・ムジクム)
Helmut Hucke(ヘルムート・フッケ), Barockoboe
Franzjosef Maier(フランツヨーゼフ・マイアー), Viloine
Leitung: Hermann Schroeder(ヘルマン・シュレーダー:指揮)
1967

Amelingが歌う曲は目盛りを下の秒数に合わせていただければ聞けます。
0:00
12:27
15:01

詳しい曲目をそのままこちらに転載するのはアップしていただいた方に申し訳ないので、ソース元のページをご覧ください。
 こちら(Rainer Harald)

 

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フィッシャー=ディースカウ&ヴァイセンボルン(Fischer-Dieskau & Weissenborn)/R.シュトラウス・リサイタル(1964年パリ)

ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウがギュンター・ヴァイセンボルンのピアノでR.シュトラウスのコンサートを開いた際のライヴ音源がfrance musiqueのサイトにアップされていましたので、ご紹介します。

今でこそ特に女声のリート歌手に大人気のR.シュトラウスですが、一晩全部をR.シュトラウスの歌曲に限定したリサイタルは1964年当時はかなり珍しかったのではないかと思います。
有名な曲と無名な曲をバランスよく配置したF=ディースカウならではの意欲的なプログラミングと言えると思います。
30代後半のまだみずみずしい声のF=ディースカウを堪能できると思います。
また一緒に来日したこともある名手ヴァイセンボルンのピアノも聞きどころの一つでしょう。

Récital Dietrich Fischer-Dieskau à la Salle Pleyel : Une archive de 1964

 こちらのリンク先の再生ボタンをクリックすると聞けます

録音:1964年5月7日, Salle Pleyel

Dietrich Fischer-Dieskau(ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ: 1925-2012)(BR)
Günther Weissenborn(ギュンター・ヴァイセンボルン: 1911-2001)(P)

Richard Strauss(リヒャルト・シュトラウス)作曲

Gefunden(見つけた), Op. 56-1
Das Rosenband(ばらのリボン), Op. 36-1
Einerlei(同じもの), Op. 69-3
Winterweihe(冬の捧げもの), Op. 48-4
O lieber Künstler sei ermahnt(おおいとしい芸術家よ、戒めを聞くように), Op. 66-6 (aus "Krämmerspiegel()")
Einst kam der Bock als Bote(かつて雄山羊が使いに来た), Op. 66-2 (aus "Krämmerspiegel")

Wer wird von der Welt verlangen(世界を求めるものは), Op. 67-4
Hab' ich euch denn je geraten(あれほど忠告したのに), Op. 67-5
Wanderers Gemütsruhe(さすらい人の心の安らぎ), Op. 67-6

Stiller Gang(静かな散歩), Op. 31-4
Ruhe, meine Seele(憩え、わが魂), Op. 27-1
Herr Lenz(春(レンツ)さん), Op. 37-5
Die Nacht(夜), Op. 10-3
Ach weh mir unglückhaftem Mann(ああ辛い、俺は不幸な男), Op. 21-4
Heimkehr(帰郷), Op. 15-5

Traum durch die Dämmerung(黄昏を通る夢), Op. 29-1
Ständchen(セレナード), Op. 17-2
Morgen(明日), Op. 27-4
Wozu noch, Mädchen, soll es frommen(娘さん、それが何の役に立つのだろう), Op. 19-1
Freundliche Vision(親しい幻影), Op. 48-1
Zueignung(献呈), Op. 10-1

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マティス&シュライアー&エンゲル(Mathis, Schreier & Engel)/ブラームス「ドイツ民謡集」抜粋映像

ソプラノのエディト・マティス(Edith Mathis)、テノールのペーター・シュライアー(Peter Schreier)、そしてピアニストのカール・エンゲル(Karl Engel)によるブラームス(Brahms)「ドイツ民謡集(49 Deutsche Volkslieder, WoO 33)」からの抜粋映像がアップされていましたのでご紹介します。

 ソースはこちら(大画面はこちらのリンク先でご覧ください)

ブラームス(Brahms)「ドイツ民謡集(49 Deutsche Volkslieder, WoO 33)」からの抜粋

No. 4. Guten Abend, mein tausiger Schatz (Schreier, Mathis, Engel)

No. 5. Die Sonne scheint nicht mehr (Schreier, Engel)

No. 6. Da unten im Tale (Mathis, Engel)

No. 12. Feinsliebchen, du sollst mir nicht barfuss gehn (Schreier, Mathis, Engel)

No. 2. Erlaube mir, fein's Mädchen (Schreier, Engel)

No. 15. Schwesterlein (Schreier, Mathis, Engel)

No. 16. Wach' auf mein' Herzensschöne (Schreier, Engel)

No. 41. Es steht ein' Lind' (Mathis, Engel)

No. 30. All' mein' Gedanken (Schreier, Engel)

No. 42. In stiller Nacht (Mathis, Engel)

エディト・マティス(Edith Mathis)(S)
ペーター・シュライアー(Peter Schreier)(T)
カール・エンゲル(Karl Engel)(P)

可愛らしい容姿のマティスは鮮やかな青のドレスに身をまとい、明瞭なディクションで美しく歌っています。
シュライアーは本当に自然なドイツ語が美しく、表情も豊かです。
エンゲルの演奏している映像はそれほど多くないと思うので、貴重です。もちろんここでもしっかりと安定したピアノを聞かせています。

それにしてもブラームスの「ドイツ民謡集」は本当に素晴らしい!
素朴な歌の旋律に繊細な和音が織り込まれ、ブラームスならではの世界が立ち現れます。
名手3人の全盛期の素晴らしい記録です。ぜひお聞きください。

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アーメリング(Elly Ameling)の楽屋映像1978年

偶然見つけた映像です。

 こちら

オランダのベアトリクス女王とクラウス王子の1978年オーストラリア旅行を撮った映像のようです。
1:38あたりからステージ衣装のアーメリングの姿が見られます。
右は指揮者のヴィレム・ファン・オッテルロー(Willem van Otterloo)です。

OFFICIEEL BEZOEK PRINSES BEATRIX EN PRINS CLAUS AAN AUSTRALIE, MET BEZOEKEN AAN GEEMIGREERDE NEDERLANDERS

05 jun 1978
Bioscoopjournaals waarin Nederlandse onderwerpen van een bepaalde week worden gepresenteerd.
Weekjournaal van Polygoon Hollands Nieuws van week 24 uit 1978.

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エリー・アーメリング(Elly Ameling)のチャンネルがYouTubeにとうとう登場!!!

YouTubeにソプラノ歌手エリー・アーメリング(Elly Ameling)の公式チャンネルが一週間前ぐらいに出来ていたようです。
ファンにとってはこの上ないプレゼントです。「パンデミックで不安な昨今、リラックスして芸術歌曲に集中する為に」アーメリングが自ら出演して、歌曲演奏の秘訣を英語で説明してくれたようです。

いきなり15件アップされていました。
ぜひご覧下さい(そして、継続して新しい動画を見たいと思われた方はぜひチャンネル登録もして下さい)。
今回は動画をリンクで貼っていますので、お手数ですが、クリックしてご覧ください。

●The "Ten Commandments for a singer" by Elly Ameling (エリー・アーメリングによる歌手のための10の教訓)


BGM: デューク・エリントン(Ellington)/キャラヴァン(Caravan)
エリー・アーメリング&ルイ・ファン・デイク(Louis van Dijk)(P)&ジョン・クレイトン(John Clayton)(Double Bass)
日本語訳はメゾソプラノの廣澤敦子さんが下記のページにあげてくださっています。
https://www.facebook.com/ellyamelingjapan/photos/a.1489654581362419/2201317396862797/?type=3&theater

●Some Thoughts on the Heart of Art Song, by Elly Ameling - Chapter 1 - Introduction (イントロダクション)

メンデルスゾーン(Mendelssohn)/歌の翼に(Auf Flügeln des Gesanges)
エリー・アーメリング&ルドルフ・ヤンセン(Rudolf Jansen)(P)

●Some Thoughts on the Heart of Art Song, by Elly Ameling - Chapter 2 - Imagination (イマジネーション)

シューマン(Schumann)/月夜(Mondnacht)
エリー・アーメリング&ルドルフ・ヤンセン(P)

●Some Thoughts on the Heart of Art Song, by Elly Ameling - Chapter 3 Research (リサーチ(調査))

ブラームス(Brahms)/野の静寂(Feldeinsamkeit)
エリー・アーメリング&ルドルフ・ヤンセン

●Some Thoughts on the Heart of Art Song, by Elly Ameling - Chapter 4 Message (メッセージ(伝達))

プランク(Poulenc)/歌曲集「歌の調べ(Airs chantés)」~快活な歌(Air vif)
プランク/愛の小径(Les chemins de l'amour)
エリー・アーメリング&ドルトン・ボールドウィン(Dalton Baldwin)(P)

●Some Thoughts on the Heart of Art Song, by Elly Ameling - Chapter 5 Legato (レガート)

グリーグ(Grieg)/「ペール・ギュント」~ソルヴェイグの歌
エリー・アーメリング&サン・フランシスコ交響楽団(San Francisco Symphony)&エド・ドゥ・ヴァールト(Edo de Waart)(C)

●Some Thoughts on the Heart of Art Song, by Elly Ameling - Chapter 6 Diction (語りの技術)

カプレ(Caplet)/烏と狐(Le Corbeau et le Renard)
エリー・アーメリング&ルドルフ・ヤンセン(P)

●Some Thoughts on the Heart of Art Song, by Elly Ameling - Chapter 7 Vowels (母音)

ヴォルフ(Wolf)/世を逃れて(Verborgenheit)
エリー・アーメリング&ルドルフ・ヤンセン(P)

●Some Thoughts on the Heart of Art Song, by Elly Ameling - Chapter 8 Tempo & Colours (テンポ&声の色)

ショッソン(Chausson)/リラの花咲く時(Le temps des Lilas)
R.シュトラウス(Strauss)/セレナーデ(Ständchen)
エリー・アーメリング&ルドルフ・ヤンセン(P)

●Some Thoughts on the Heart of Art Song, by Elly Ameling - Chapter 9 Volume (声のヴォリューム)

アン(Hahn)/友情(L'amitié)
トスティ(Tosti)/セレナータ(La Serenata)
エリー・アーメリング&ルドルフ・ヤンセン(P)

●Some Thoughts on the Heart of Art Song, by Elly Ameling - Chapter 10 Vibrato (ヴィブラート)

ダウランド(Dowland); ドゥールムスゴール(Dørumsgaard)編曲/もう泣かないで、悲しい泉よ(Weepe you no more, sad fountaines)
シューベルト(Schubert)/若い尼僧(Die junge Nonne)
エリー・アーメリング&ルドルフ・ヤンセン(P)

●Some Thoughts on the Heart of Art Song, by Elly Ameling - Chapter 11 Breath & Stage Fright (息の使い方&ステージへの恐れについて)

ラヴェル/歌曲集「シェエラザード(Shéhérazade)」~魔法の笛(La Flûte enchantée)
エリー・アーメリング&サン・フランシスコ交響楽団&エド・ドゥ・ヴァールト(C)

●Some Thoughts on the Heart of Art Song, by Elly Ameling - Chapter 12 Our Pianist (歌手にとってのピアニスト)

グァスタビーノ(Guastavino)/薔薇と柳(La Rosa y el Sauce)
オブラドルス(Obradors)/エル・ビート(El vito)
エリー・アーメリング&ルドルフ・ヤンセン(P)

●Some Thoughts on the Heart of Art Song, by Elly Ameling - Chapter 13 Some Philosophy (演奏するうえでの哲学をいくつか)

R.シュトラウス/「四つの最後の歌(Vier letzte Lieder)」~夕映えの中で(Im Abendrot)
エリー・アーメリング&ロイヤル・コンセルトヘバウ管弦楽団(Royal Concertgebouw Orchestra)&ヴォルフガング・サヴァリシュ(Wolfgang Sawallisch)(C)

●Some Thoughts on the Heart of Art Song, by Elly Ameling - Chapter 14 To Finish (最後に)

ヴォルフ/ミニョン"あの国をご存知ですか"(Mignon "Kennst du das Land")
エリー・アーメリング&ルドルフ・ヤンセン(P)


Camera - editing; Luuk Janssen, Thom Janssen
Audio - audio editing; Jos Ruiters
Production - autocue; Thom Janssen

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