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「ただ憧れを知る人だけが(Nur wer die Sehnsucht kennt)」のテキストによる様々な作曲家の作品を聴く

Nur wer die Sehnsucht kennt
Weiß, was ich leide!
Allein und abgetrennt
Von aller Freude
Seh ich an's Firmament
Nach jener Seite.
Ach, der mich liebt und kennt,
Ist in der Weite.
Es schwindelt mir, es brennt
Mein Eingeweide.
Nur wer die Sehnsucht kennt
Weiß, was ich leide!
 ただ憧れを知る人だけが
 私が何に苦しんでいるのか分かるのです!
 ひとり
 あらゆる喜びから引き離されて
 私は天空の
 あちら側に目をやります。
 ああ、私を愛し、知る方は
 遠方にいるのです。
 私は眩暈がして、
 はらわたがちくちく痛みます。
 ただ憧れを知る人だけが
 私が何に苦しんでいるのか分かるのです!

詩:Johann Wolfgang von Goethe (1749-1832), "Mignon", written 1785, appears in Wilhelm Meisters Lehrjahre, first published 1795
曲:Franz Peter Schubert (1797-1828)

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前回の記事は、「ただ憧れを知る人だけが」の詩によるシューベルトの歌曲のみを集めましたが、今回は様々な作曲家によるこのテキストによる作品を集めてみました。
シューベルトとチャイコフスキーの曲が最も知られていますが、他の作曲家(ライヒャルト、ツェルター、ベートーヴェン、ファニー・ヘンゼル・メンデルスゾーン、シューマン、ヴォルフ)の歌曲も比較してみると面白いと思います。

Johann Friedrich Reichardt: Sehnsucht

Kimberly Martinez(MS) & unidentified pianist

Carl Friedrich Zelter: Nur wer die Sehnsucht kennt, Z. 120-5

Bettina Pahn(S) & Tini Mathot(fortepiano)

Beethoven: Sehnsucht, WoO 134-1

Adele Stolte(S) & Walter Olbertz(P)

Beethoven: Sehnsucht, WoO 134-2

Adele Stolte(S) & Walter Olbertz(P)

Beethoven: Sehnsucht, WoO 134-3

Adele Stolte(S) & Walter Olbertz(P)

Beethoven: Sehnsucht, WoO 134-4

Adele Stolte(S) & Walter Olbertz(P)

Schubert: Lied der Mignon "Nur wer die Sehnsucht kennt", D 877-4

Matthias Goerne(BR) & Eric Schneider(P)

Fanny Mendelssohn-Hensel: Mignon

Dorothea Craxton(S) & Babette Dorn(P)

Schumann: Nur wer die Sehnsucht kennt, Op. 98a-3 (aus Lieder und Gesänge aus 'Wilhelm Meister')

Edith Mathis(S) & Christoph Eschenbach(P)

Wolf: Mignon II

Elly Ameling(S) & Rudolf Jansen(P)

Tchaikovsky: Nur wer die Sehnsucht kennt, Op. 6-6 (Russian)

Dmitri Hvorostovsky(BR) & Ivari Ilja(P)

Tchaikovsky: Nur wer die Sehnsucht kennt, Op. 6-6 (German)

Elisabeth Schwarzkopf(S) & Gerald Moore(P)

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コメント

フランツさん、こんにちは。

こんなに様々な曲があるんですね!
作曲家それぞれに、詩から受けるものがこんなに違うと言うことですね。

ベートーヴェンは、いつものベートーヴェンらしくない曲想におもいました。
シューマンはらしかったです!
また、メゾやバリトンの深く豊かな響きだと趣も変わりますね。
リートを聞く醍醐味ですね。
楽しくワクワクする体験でした。

投稿: 真子 | 2019年6月21日 (金曜日) 17時14分

真子さん、こんばんは。
今回もコメントをいただき、有難うございます!

このゲーテのテキストは多くの作曲家を惹きつけたようですね。
本当にそれぞれ異なる魅力があって、こうしてまとめて聞いてみるのは興味深いと思います。
真子さんにもワクワクしていただけて嬉しいです(^^)

シューマンはやはり個性が音楽に出ていますよね。マティスの歌も素晴らしいです。

ベートーヴェンが同じテキストによって4回も繰り返し作曲しているのが興味深いですね。確かにいつものいかつい感じではなく素朴な趣がします。ただ4作目は「目眩がして...」の箇所でテキストを反映した曲調の変化があって、彼の技法の多様さをあらためて感じました。

ゲルネが女声の曲を歌うと不思議と違和感を感じないんですよね。包容力のある声ゆえでしょうか。

また、このような企画を考えて投稿したいと思います。

投稿: フランツ | 2019年6月22日 (土曜日) 22時43分

フランツ様 はじめまして

以下のオペラ映画フィガロの結婚、魔笛のヘルマン・プライをyoutubeで見て、検索していて辿り着きました。
惜しくも早逝したDmitri Hvorostovskyのただ憧れを知る者のみが、
の音声をこちらで拝聴することができて幸せです。
ありがとうございました。

1976年 ロンドン、1975年 ウィーン
指揮:カール・ベーム
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
演出:ジャン=ピエール・ボネル
伯爵夫人:キリ・テ・カナワ
スザンナ:ミレッラ・フレーニ
フィガロ:ヘルマン・プライ

投稿: ライラック | 2019年8月10日 (土曜日) 17時21分

追伸

フィガロの結婚
https://www.youtube.com/watch?v=xKhY7aV3KzY

マルチェリーナ役のオペラ歌手の名前をご存知でしたらご教示いただけましたら幸いに存じます。

投稿: ライラック | 2019年8月10日 (土曜日) 17時25分

ライラックさん、はじめまして!
コメントをいただきまして、有難うございます。

フヴォロストフスキーはあまりにも早く亡くなってしまいましたね。
彼はオペラで大活躍しましたが、ロシア歌曲の録音も多く残していて、まだこれからという時期に残念でした。

プライの「フィガロの結婚」を検索されてご訪問いただけたとのこと、有難い限りです。
こちらのブログにはプライのファンの方々も沢山ご訪問くださっています。
楽しんでいただければ幸いです。

ちなみにマルチェリーナ役の歌手はヘザー・ベッグ(Heather Begg)というメゾソプラノで、ニュージーランド生まれ、英国やオーストラリアで活動したそうです。2009年に亡くなっています。

投稿: フランツ | 2019年8月10日 (土曜日) 22時19分

フランツ様

お返事ありがとうございます。

>彼はオペラで大活躍しましたが、ロシア歌曲の録音も多く残して

バラライカ伴奏のは大体ロシア民謡かしら、と思いつつ沢山聞きました。ドイツもロシアも冬は寒く長いでしょうけれども、ロシア民謡の方がやや暗く悲しい?気がしたのですが。
https://www.youtube.com/watch?v=sJQpyk1Oke4

クルトイ氏作曲の現代歌謡曲も沢山あるようですね。Deja Vuをアイーダ・ガリッフリーナとデュエットなど。彼は20代の頃、英国ロックグループのQueenと親交があったとか、クラシックだけに収まらない方だったのかなと思いました。
https://www.youtube.com/watch?v=NRSuJljjEHw
https://www.youtube.com/watch?v=khzDpIw1Qsc

>ヘザー・ベッグ(Heather Begg)というメゾソプラノで、ニュージーランド生まれ

ありがとうございます。奇しくもキリ・テ・カナワと同郷の方だったのですね。このオペラ映画のキャストは大好きで、皆様演技良し、声よし、顔芸上手い。ラスト、ミレーラがヘルマンをボコボコに足蹴りするあたり可笑しくてよく見ます。


Hermann Prey "Süsses Begräbnis" Loewe
とてもとても美しい曲ですね。ご紹介ありがとうございました。音楽葬にするならリストに入れたい曲です。

Schumann - Im wunderschönen Monat Mai
この曲も好きですが、最後がえ?ここで終わってしまうの?という終わり方に感じます。


Hermann Prey; "Du bist wie eine Blume"; Myrten-Lieder; Robert Schumann
他、彼の甘く包容力のある豊かな歌声は、ゆりかごの中にいるような安らかな気持ちにさせてくれますね。コミカルな演技も絶品、ロマンチックな歌もこの上なくリッチ。

ヘルマン・プライはフィガロと伯爵の両方を歌った珍しいオペラ歌手と読んだのですが、フィガロ役の動画はありますが、伯爵役の動画は残念ながらないようです。若い頃はフィガロにぴったりでしたが、年を重ねてから伯爵役に変わったのかもしれませんね。

ご存知かもしれませんが、ヘルマン・プライの古い動画を見つけましたので書かせていただきます。

Luigi Alva / Hermann Prey / Walter Berry - La mia Dorabella - Cosi fan tutte - Mozart
https://www.youtube.com/watch?v=AjYRDCx8M_E

コメディアンとのやりとりが楽しいショー
Hermann Prey and Peter Alexander-Largo al Factotum
https://www.youtube.com/watch?v=oa-3vxxftQQ

昨日貴ブログを初めて訪問しましたので、これからゆっくり拝読させていただきますね。ありがとうございました。

投稿: ライラック | 2019年8月11日 (日曜日) 10時37分

ライラックさん、こんにちは。

フヴォロストフスキーについていろいろご教示いただきまして有難うございます。
ロシア民謡は特有の芯から冷えるような暗さがありますね。日本人は古くからロシア民謡を愛好していたようですが、惹きつけられるものがあるということなのでしょうね。

フヴォロストフスキーは舞台姿はクールな雰囲気がありましたが、歌声は情熱が感じられました。ジャンルにとらわれない活躍をされていたようですね。

キリ・テ・カナワもそう言えばニュージーランド生まれでしたね。
「フィガロ」は昔VHSの2本組ビデオを買いました。また別の媒体で見てみますね。フレーニにボコボコにされるプライ、見てみます。

プライのシューマンやレーヴェ、ロマンチックで素敵ですよね。

コシ・ファン・トゥッテのご紹介有難うございます。コメディーショー共々じっくり見てみますね。

なお、個人的な事情でしばらくブログの更新はお休みしています。
コメントのご返事もしばらく遅れるかもしれませんが、ご了解いただければ幸いです。

素敵なコメントを有難うございます。

投稿: フランツ | 2019年8月12日 (月曜日) 19時39分

フランツ様

お返事ありがとうございます。
Nur wer die Sehnsucht kenntはチャイコフスキーのしか知らなかったのでとても勉強になりました。ありがとうございます。ヘルマン・プライが歌ったこの曲はyoutubeでは見当たらず残念です。

An die Musik D 547 Franz SchubertやMozartにも美しい小品があることをウィーン少年合唱団をきっかけに昔知りました。滝廉太郎も現地できっとドイツ・リートやオペラを聞いたのでしょう、と想像しました。

赤い靴履いていた女の子、異人さんに連れられて行っちゃった。とか花嫁人形、月の砂漠も哀愁が漂い、幼な子でも一度聞いたら忘れえぬメロディと歌詞で、やはり日本人も悲しい曲を好む一面があるのかもしれないですね。

匈奴、突厥、吐蕃、渤海の人々がロシアを通り、東北に渡来していたらしいので、ロシア的要素をDNAに多少とも持っている人々が日本にもいるのだと思います。色白で背も高く目鼻だちもはっきりした美男美女が日本人にいらっしゃいますが、渡来系のご先祖なのだろうなと感じます。


プライのベルベット声は、癒されますね。ワルツも素敵です。
Ich Tanze mit die in den Himmel hineinhttps://www.youtube.com/watch?v=zXxsdYs_13M


フレーニは平手打ち2回(1回目は裁判後、マルチェリーナと抱き合うフィガロを誤解して)、伯爵夫人の白いドレスを着ているのに器用に足蹴り、ハイヒールも片足をぶん投げる、とコミカル全開、とても可愛らしくプライとお似合いでしたので、是非下記のURLにてご覧下さいませ。

Le Nozze di Figaro (1976) (part 1) (english subtitles)
https://www.youtube.com/watch?v=qtDQvKB4kvA

Le Nozze di Figaro (1976) (part 2) 第3幕からhttps://www.youtube.com/watch?v=aE5EtS-b2pc

1:08あたりから、伯爵夫人の服を着たスザンナとフィガロのやりとりが始まります。2人の茶目っ気たっぷりの表情とジェスチャーが最後まで可笑しく、オペラ映画演出のJean-Pierre Ponnelleが鬼才と呼ばれた人であったことを知りました。

お返事は急ぎませんので、ゆっくりご覧になれる時がありましたらどうぞ。
私も沢山ご紹介されている記事を少しずつ拝見したいと思います。ありがとうございました。

投稿: ライラック | 2019年8月16日 (金曜日) 00時08分

ライラックさん、こんにちは。
コメントを有難うございます。

チャイコフスキーのNur wer die Sehnsucht kenntはとろけるような甘いメロディーに溢れているので、プライが歌ったらピッタリでしょうね。録音がどこかにないでしょうかね。

ウィーン少年合唱団は厳しい練習と規則正しい生活であれほどの美しいハーモニーが生み出されるのでしょうね。いろんなレパートリーを代々継承しているのは素晴らしいと思います。

確かに日本人は物哀しいメロディーに惹かれる傾向が強い気がします。日本の童謡や唱歌などを研究されている方の本を書店で見かけたりするので、そのあたりももしかしたら解き明かされているかもしれませんね。

色白のロシア系と思われる方、たまにいますね。純粋な日本人でもロシア民謡に惹かれる何かがあるというのが興味深いです。

プライのワルツとポネル演出の「フィガロの結婚」の動画を紹介して下さり有難うございます。
実は身内の不幸があり、しばらくばたばたしていますが、落ち着きましたらゆっくり見させていただきますね。

有難うございました。

投稿: フランツ | 2019年8月19日 (月曜日) 19時29分

フランツ様

逝去なされた方の、ご冥福を心よりお祈り致します。お悲しみのところ度々失礼致しました。

と言いつつ補足いたしますと、
先のプライのコメディの後半は、コメディアンのリクエストでタキシードを着たまま、床屋役フィガロを歌いながら、容赦なく髭剃りの泡をコメディアンに投げつけ、陽気に髭を剃りながらフィガロを歌い上げる珍しい動画でした。

プライのインタビューでは、断然冬の旅の方が、本来の自分である、と語っていました。ドイツ人の歌手として、初めてイタリアで大役を歌った時は緊張したとか。イタリア人は、自分達が世界一オペラは上手い!という自負があるらしいですね。先ほどのフィガロ役も、プライのプロ根性を見た気がしました。晩年のプライは、教授といった風格で、マスターコースの学生さんを教えていますね。

私は、なんとなく落ち着きますので、1年前より般若心経を毎朝唱えております。熱心な仏教徒でもなんでもないのですけれども。神道には詳しくないもので。

残暑厳しき折、御身お大切にお過ごしくださいませ。

投稿: ライラック | 2019年8月22日 (木曜日) 21時15分

ライラックさん、こんにちは。
お気遣い、有難うございます。
葬儀も無事終えてとりあえずホッとしております。

私も昔般若心経の本を買って自宅で唱えていたことがありました。関西に旅行に行く時には特定のお寺で写経をしています。
特に信心深いわけではなかったのですが、この機会に少し調べてみようかなと思います。

プライについてのご説明、有難うございます!
もう少しして再開するタイミングが来た際にはまたよろしくお願いいたします。

投稿: フランツ | 2019年8月28日 (水曜日) 08時01分

フランツ様

こんばんは。まだブログ再開なされていないのですが、お返事させていただきます。ご返信はいつでも結構です。

お寺で写経、良いですね。私は日帰りで奈良に参ります。季節によってはがら空きで静かで良いのです。のんびり、あまり何もないところです。11キロも1日に歩くと、疲れてバタンキューです。見とれてしまう仏像がありますね。お寺は建築もお庭も素敵で好きです。
「栗本慎一郎の全世界史」などに7世紀のお寺はゾロアスター教やミトラ教の影響があるとか。東大寺の火を使う行事や清水寺はゾロアスター教。ソグド僧の名前が残っていたり古代アラム語が書かれた伽羅が正倉院にあるとか。

高野山大阿闍梨、大僧正だった織田隆弘師、芥川賞作家の玄侑宗久和尚、あの世についての著書が多い矢作直樹東大名誉教授(上皇陛下心臓手術医師団の代表だった方)の著書もかなり読みました。あの世からこの世は見えているらしいです。もう1度会いたいと思った人にはあの世で会えるとか。人は何度もなんども転生を繰り返すのだとか。矢作先生は、独居で亡くなられたご母堂の霊と、霊媒を通して会話をされたと本に書かれていました。親子しか知らぬ話をしたので、本物だと思われたとか。救急部長として、あの世からお迎えが来て、その瞬間、患者さんの顔がパッと輝くケースを何度も見たそうです。あの世に光輝く存在がいるのだとか。矢作先生の20冊近い本が図書館にあり、熟年に人気なのです。(出版後1年を超えた本は、地元公立図書館でリクエストができます。国立大学の図書館から貸していただける場合もあります)

玄侑さんは天龍寺で修行の折、木の上に乗って伐採中、下から別の雲水さんが、玄侑さんの乗った枝を知らずに伐採して落下、自分の肢体を空中から見ていたそうです。千日回峰行など、修行をされた方は、不思議な体験をなさるそうですね。

さて、ヘルマン・プライが指揮者ベームの85歳の誕生日祝いに、自らアコーディオンを鳴らしながら、歌唱する珍しい動画がありましたので、ご紹介致しますね。
https://www.youtube.com/watch?v=TXHxf7MWZpk

ヘルマン・プライがインタビューで、フィガロの結婚の伯爵は、実はフィガロより年下と語っていました。その視点はなかったので新鮮でした。

以前ご紹介したコメディアンとの動画ですが、Bolle というベルリンっ子の民謡を、プライが3人の子供たちと自宅で歌っているというのです。ヴォレってなに?と思い探しましたところ見つけました。ご存知かも知れませんが。アドリブでプライとコメディアンが替え歌をBolleのメロディで歌っているのが楽しいのですが、全部は聞き取れませんでした。

Bolle reiste jüngst zu Pfingsten
https://www.youtube.com/watch?v=lvRRaA6fSH0


昨日アンドレア・シェニエのアリア La Mamma Morta を知ったのですが、後半が感動的な曲ですね。

厳しい暑さもそろそろ下火になりつつあるのが何よりです。オペラ流しながら、掃除洗濯調理、クラシック三昧で暮らせる事に感謝しつつ。
例によって長々と失礼しました。

投稿: ライラック | 2019年9月19日 (木曜日) 20時51分

ライラックさん、こんにちは。

ご返事が遅くなりまして申し訳ありません。
こちらはあと四十九日の法要がひかえている状態で、それが終われば一区切りつくのではないかと思っています。
ここのところ週末は実家に帰っているので、ブログをじっくり書けるのはもうしばらく先になりそうです。

ライラックさんは奈良で11キロも歩かれたのですか!凄いですね。奈良は交通面が限られている印象があって皆自転車で観光しているようですね。
仏像はそれぞれの表情があって興味深いです。
お寺も宗教も外国の様々な要素の影響が見られるというのは面白いですね。

亡くなった人と会話するといえばイタコを思い出しますが、私が小さい頃はその手の番組がテレビで多く放送されていてワクワクしながら見ていたものでした。修行を積んだ人には普通の人には分からないものが見聞き出来るのでしょうね。
生と死というのは本当に紙一重で、遠い世界のことではないということを今回のことで実感しました。シューベルトは若くして生死の間をさまようような曲を書いていましたが、病魔に襲われて実際に生死の間を行き来していたのかなぁなどと思ったりもします。

プライのアコーディオン弾き語りの映像、私も楽しく見ました。カール・ベームの誕生日を祝して「ボヘミアの森(Böhmer Wald)」と歌う茶目っ気はプライらしくて微笑ましいですね!
コメディアンとの動画での元ネタについてもご紹介、有難うございます!

La Mamma Morta、美しい曲ですね。
アンドレア・シェニエはまだ見たことがないので、いつか映像で全曲見てみたいです。

まだ暑い日もありますが、徐々に秋の空気が感じられますね。
台風など天災の被害が多い最近ですが、どうぞお気をつけ下さいね。

投稿: フランツ | 2019年9月25日 (水曜日) 07時42分

フランツ様

お返事ありがとうございました。うっかりHPを覗いてしまうと、喪中でいらっしゃるのに、あれこれ長話してしまいそうで、控えておりました。大変返信が遅くなり、申し訳ありません。お父様のこと、お悔やみ申し上げます。社交ダンスをなさっていらしたなんてハイカラ。親子で音楽を楽しむ時間が何よりの孝行になったと思います。
プライの音源も沢山載せていただき、ありがとうございます。

京都でも1日10km歩きましたが、ヨレヨレでございます。奈良は電車バスの本数が本当に少ないです。
「寺社勢力の中世」伊藤正敏著 ちくま新書によれば、高野山、比叡山をはじめ、大きな寺社は、1つの寺だけで1つの都市であった、境内には僧侶でない者の方が多く、僧兵、武器工場まで備えていた、と。この本で、寺社のイメージがちょっと変わりました。

>亡くなった人と会話するといえばイタコを思い出しますが、私が小さい頃はその手の番組がテレビで多く放送されていてワクワクしながら見ていたものでした。

青森でいらっしゃいますか?青森出身の織田隆弘師の本にもよく当たる巫女のお話が出てきました。私はイタコをTVでも拝見したことがなくて。

>修行を積んだ人には普通の人には分からないものが見聞き出来るのでしょうね。

そのようです。あと臨死体験をされた方は、まだ冥界に来るでない、やることがあるのだよ、と使命が与えられるようです。

>生と死というのは本当に紙一重で、遠い世界のことではないということを今回のことで実感しました。シューベルトは若くして生死の間をさまようような曲を書いていましたが、病魔に襲われて実際に生死の間を行き来していたのかなぁなどと思ったりもします。

おっしゃる通りでしょう。玄侑宗久氏が書かれていたのは、亡くなる数日前から人の魂は体から出たり入ったりするのだとか。体から出て、空中を飛んで、会いたい人に最後の挨拶をしたりするらしいです。

そうそう、東大教授の矢作先生ですが、シリウスだったかプレアデスだったか忘れてしまいましたが、前世?は遠い星から地球に転生されたとか。宇宙人の寿命は、人より長そうですが、どうなんでしょうね。

新井信介さんの過去ブログを読んでいたら、猿から人になったのではなくて、宇宙人が遺伝子操作をして人ができた、と書かれていて、それも面白いな、と思いました。

>ボヘミアの森(Böhmer Wald)
教えていただき、ありがとうございます。

フランス革命のオペラがあるだなんて思ってもみませんでした。本当にオペラの数は多いですね。
もうすっかり秋から初冬の趣になりました。御身お大切になさってくださいませ。

投稿: ライラック | 2019年11月13日 (水曜日) 20時21分

ライラックさん、こんにちは。
お気遣いいただき有難うございます。
若干の手続きは残っていますが、ほぼ日常を取り戻しつつあります。
精神的にも今は状況を受け入れて落ち着いています。

社交ダンスといえば、子供の頃に父から「何かの時の為に習っておいた方がいい」と言われましたが、結局やりませんでした。でもタンゴのリズムは好きですね。
父から教わったものといえば将棋ですね。こちらもさっぱり上手くなりませんでしたが。

1日10km歩くというとは凄いですね!想像出来ないです!
京都は確かに歩いているだけで気持ちいいですが、10kmは相当熟練していないと難しそうです。奈良は自転車がないと名所周りも難しいですよね。スマホのなかった時代に蘇我馬子の墓に行ったはいいものの帰り方が分からず、ふらふらさまよって途中にあったお店の人にバス停を教えてもらい、なんとか帰れたという記憶があります。

私は関東の人間で、東北へは未だに行ったことがないのですが、昔はテレビでよくイタコが出てくる番組をやっていましたよ。今はコンプライアンスに配慮してか、この手の番組は消滅してしまいましたが

ライラックさんは読書家さんなのですね。すっかり活字から遠ざかってしまった私にとって豊富な知識が眩しく感じられます。
たまに図書館に行くと、あれもこれも読みたいと思いつつ結局読まないので、月一ぐらいで「図書館の日」を決めて、ずっとこもって読書にふけるというのをいつかやってみたいなぁと思っています。

臨死体験というのもよく聞きますが、自分の体を上から覗くってどんな感覚なのでしょうね。知りたいような知りたくないような...
でもシューベルトは行ったり来たりしていたような気がします。

宇宙人が地球人の先祖というのもあるのかもしれませんね。
この世は謎だらけです。
だからいろんなことを想像できて楽しいんですよね。
音楽も想像→創造の産物でしょうから。

ライラックさんもお体お気をつけて下さいね。

投稿: フランツ | 2019年11月14日 (木曜日) 20時39分

フランツ様

こんにちは。社交ダンス、私も習ったことはありますが難しくてステップが覚えられませんでした。

私は普段から2~4kmなら歩きます。スポーツもしません。10kmは見惚れるものがあれば、知らず知らずに歩けてしまいます。中部に住んでおりまして、1日バス旅行で奈良国立博物館と、滋賀県miho美術館で天目茶碗を見るツアーへ行った際も10kmくらい歩きました。朝8時集合、19時半解散バスとはいえ、内部見学でかなり歩きました。でも美術館は楽しいですね。miho美術館は、ガンダーラ仏ほか、珍しい古代美術品をたくさん持っています。リュトンという角笛のような形の先端が牡牛、山羊、虎、鹿や鷹のもの。

死後、自分の人生を走馬灯のように見せられて、生まれる前に決めたことが実現できたかどうかの反省会?があるらしいとスピリチュアルの本で読んだことがあります。ドキッとしますね。

音楽のお話からずれてしまいますが、私は海外で暮らした経験があり、韓国人、シンガポール人、ドイツ人から歴史について尋ねられたことに上手く答えられなかったことからも、日本の古代史についてとても興味を持ちました。
去年放送大学院の日本史料論をとってみて、木簡から現代まですごくざっくり学び、ついでに毎週図書館で5冊本を借りてきました。大学教科書から離れて、天平時代にソグド人、ペルシャ人、インド人、トルコ人が東大寺や奈良大安寺他建造に関わり、そのまま日本に移住、お寺は天皇の住居よりも高級な材料を使っていたほか、四天王寺にはミトラ教、東大寺にはゾロアスター教の名残の行事が行われているなど、面白いことを知りました。

図書館の書庫には昭和初期からの本がありますし、最寄りの公立図書館にリクエストすると1か月ほど待つこともありますが、何万もする本を借りることができます。(国立大学図書館から最寄りの図書館まで貸してくれるのです)本によっては図書館内で読んで欲しいということもあります。本は、閲覧室の決められた場所でスマホで写真を撮っても良いことになっています。
発刊から1年後に、図書館で読めるのは有難いなと思います。アジアの少数民族民族衣装とか、古墳の出土品とか、フルカラーの図録を眺めるのはワクワクします。

下記のブログ、ティリア・テペ遺跡と藤ノ木古墳出土の黄金の冠がそっくりなことを大きな写真で掲載されています。
http://avantdoublier.blogspot.com/2016/07/blog-post_5.html

創元社の写真の方が文章よりも多い、図説中国文明史(特に3、5、8巻)を見ると、正倉院御物や日本の建築や仏像に瓜二つのものがあり、目を惹かれます。
文献(歴史書)は嘘も書けるので、金属の遺物、陶器、織物、建築、人々から昔を想像するのも面白いと思いました。

日本文化と日本人のルーツってなんなの?という疑問は、中東、南ロシア・セミレチエ地方、西アジア、南アジアからも稲作、宗教、金属加工を伴って来たようです。ロシアのサハ共和国、ヤクート人、ブリヤート人、キルギス人の人々が日本人とよく似た風貌なことには興味津々です。

イシク・クル湖 の静謐な美しさには見とれます。石工来る?
http://isekineko.jp/silkroad-index.html#キルギス

アジア少数民族は雲南省にもとても多いのですが、珍しい民族衣装を保全されていて楽しいですよ。
http://fansoon.jugem.jp/?day=20150808


>宇宙人が地球人の先祖というのもあるのかもしれませんね。
この世は謎だらけです。
だからいろんなことを想像できて楽しいんですよね。
音楽も想像→創造の産物でしょうから。
ライラックさんもお体お気をつけて下さいね。

どうもありがとうございます。寒くなってまいりましたね。天候の悪い時期、フランツ様のブログで知らない曲を発見して楽しませていただいております。

最後にQueenのペルシャ系英国人フレディ・マーキュリーとモンセラ・カバリエさんのデュエットをご紹介しますね。フレディが崇拝していたモンセラさんにデュエットを申し込み、作曲し、バルセロナオリンピックにバルセロナという曲がヒットしたそうです。私は全く知りませんでした。インタビューで、モンセラさんは、フレディとの共演を非常に楽しんだ、と答えています。指揮者やオペラに気を使うことなく、自由に歌えることが新鮮だったから、だそうです。

Freddie Mercury & Montserrat Caballe - Guide Me Home
https://www.youtube.com/watch?v=1lTZ96z3bMo

Cópia de Clip Internacional Freddie Mercury e Montserrathttps://www.youtube.com/watch?v=7ksulKyg0pk

Freddie Mercury and Montserrat Caballe - Ensueno - Barcelonahttps://www.youtube.com/watch?v=DOySL4GYaDY

投稿: ライラック | 2019年11月16日 (土曜日) 12時25分

ライラックさん、こんにちは!

見惚れるものがあると10km歩けるのですね。それでも凄いと思ってしまいます。
美術館のツアーで10kmというのも凄いですね。私は学生の頃美術館の監視のアルバイトをしていたことがあったのですが、じっと椅子に座ってお客さんを見ているのもなかなか面白い経験でした。青磁なんて言葉をはじめて聞いたのもこの美術館でした。

ライラックさんは外国におられた時期があったのですね。外国人から日本について聞かれて、それから勉強されたわけですね。
放送大学や図書館を活用して探究していかれるのは素晴らしいことだと思います!

ご紹介いただいた様々なブログを拝見すると、本当にいろんなことをそれぞれの方が探究されていて、美しい写真と共に見る者を楽しませてくれますね。一生のうちに接することの出来るのは世の中のごく一部のことに過ぎないのでしょう。
ライラックさんは好奇心が様々な方向に向いていて素晴らしいですね!
私は狭く浅くなので見習わなくては!

> 本は、閲覧室の決められた場所でスマホで写真を撮っても良いことになっています。

最近はスマホ撮影OKの部屋というのが図書館にあるのですか!!これは知りませんでした。

フレディー・マーキュリーとモンセラート・カバリエのデュエット、意外と違和感がないですね。それどころか、異なる個性がお互い歩み寄っているように感じられ、素敵な響きでした!

博識なライラックさんから未知の分野を教えていただき、毎回勉強になります。有難うございます!

投稿: フランツ | 2019年11月19日 (火曜日) 01時03分

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