ハンス・ホッター&ハンス=ヴィリ・ホイスライン(Hans Hotter & Hans-Willi Häusslein)/フランスラジオ放送音源(1961年4月16日)
往年の名バスバリトン歌手、ハンス・ホッター(Hans Hotter, 1909.1.19, Offenbach am Main - 2003.12.6, München)の放送音源がアップされていました。
ピアノ共演はハンス=ヴィリ・ホイスライン(Hans-Willi Häusslein, 1909? - 1984, Zürich)です。
曲目はシューベルト、シューマン、ブラームスの、いずれもホッター十八番の作品が選ばれています。
1961年ということはホッターは当時52歳の円熟期に向かう頃で、包み込むような美声と解釈の深化が感じられます。
ぜひお聞きください。
Hans Hotter(BSBR), Hans-Willi Häusslein(P)
録音: 1961年4月16日, French radio broadcast
Franz Schubert(シューベルト):
01 Am Bach im Frühling (春の小川で) 0:00
02 Wohin? (どこへ) 4:01
03 Geheimes (秘め事) 6:37
04 Im Frühling (春に) 8:28
05 Gruppe aus dem Tartarus, D 583 (タルタロスの群れ) 12:44
Robert Schumann(シューマン):
06 Erstes Grün (初めての緑) 16:39
07 Wer machte dich so krank? (誰があなたを傷つけたのか) 19:15
08 Alte Laute (昔の響き) 21:18
09 Stille Liebe (静かな愛) 23:45
10 Wanderlied (さすらいの歌) 26:50
11 Die beiden Grenadiere (二人の擲弾兵) 30:11
Johannes Brahms(ブラームス):
12 Minnelied (愛の歌) 34:19
13 Heimweh II: O wüßt ich doch den Weg zurück (郷愁Ⅱ「おお戻る道が分かれば」) 36:24
14 Sonntag (日曜日) 40:27
15 Wie Melodien zieht es mir (メロディーのように) 42:20
16 Komm bald (すぐにおいで) 44:55
17 Botschaft (使い) 47:24
[おまけ]78歳(1987年頃)のホッターがヘルムート・ドイチュ(Helmut Deutsch)とシューベルトの「ミューズの子(ムーサの息子)(Der Musensohn)」を歌っている映像です
まだまだ現役といってもいいぐらいの深々とした温かい声が聴けます。
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