クリスティアン・ゲルハーエル&ゲロルト・フーバー/シューマン歌曲全集スタート
現代屈指の名バリトン、クリスティアン・ゲルハーエル(Christian Gerhaher)と名伴奏ピアニストのゲロルト・フーバー(Gerold Huber)がシューマン歌曲全集に取り組むそうです。
その第1巻が間もなく発売予定です。
彼が一人で全部歌うことになるのか、もしそうならば「女の愛と生涯」を含む女声用歌曲も彼が歌うことになるのか、興味は尽きません。
完成時(2020年予定)には10枚組のボックスになる予定とのことですから、それを待つのもいいかもしれませんね。
フィッシャー=ディースカウでさえ全曲は歌わなかったので、ゲルハーエルが師匠を超える日は遠くないのかもしれません。
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コメント
非常に楽しみ! 途中で頓挫した、シュトゥッツマンみたいにならない様に祈るばかりです。
投稿: 田中文人 | 2018年10月27日 (土曜日) 22時34分
田中文人さん、こんにちは。
コメント有難うございます!
リートファンにとって久々にワクワクするプロジェクトが始まりましたね!
シュトゥッツマンは実力的には全集完成可能だったと思うのですが、会社側の諸事情だとしたらもったいないですよね。残りの曲を別レーベルで再挑戦してくれたらいいのですが。
投稿: フランツ | 2018年10月28日 (日曜日) 08時42分
フランツさん、こんばんは。
これは、一大プロジェクトですね。
もしバリトンでの「女の愛と生涯」が実現したら、それはそれで面白い試みになるかもしれませんね。
男性目線から見る女性心理。
ちょっと聞いてみたくはあります(笑)
投稿: 真子 | 2018年11月 2日 (金曜日) 18時59分
真子さん、こんばんは。
一人でシューマン全歌曲を歌うということになったら、歌曲演奏史上画期的ですよね。
実演ではマティアス・ゲルネの「女の愛と生涯」を聞いたことがありますが、意外とさっぱり聞けました。でも録音はされていないので、ゲルハーエルが男声初録音になるのかもしれませんね。どういうアプローチでくるのか今から楽しみです。
投稿: フランツ | 2018年11月 3日 (土曜日) 18時49分