フィッシャー=ディースカウの1989年来日公演より「さすらう若者の歌」第2曲、第4曲(2018.1.21.放映 NHK Eテレ クラシック音楽館)
本日、2018年1月21日(日)放映のNHK Eテレ「クラシック音楽館」(21:00-23:00)の最後の方に、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウの1989年来日公演から、マーラーの「さすらう若者の歌」の第2曲、第4曲が放映されるそうです。
本編で「巨人」が放送されるので、その関連ということのようです。
懐かしいディースカウの歌唱を楽しみたいと思います。
指揮がN響とゆかりの深いサヴァリッシュなのも嬉しいですね。
情報をお寄せいただいた真子さん、本当に有難うございます!
1.バイオリン協奏曲 ホ短調 作品64(メンデルスゾーン)
2. 交響曲 第1番 ニ長調「巨人」(マーラー)
バイオリン:樫本大進
管弦楽:ウィーン交響楽団
指 揮:フィリップ・ジョルダン
(2017年12月1日 サントリーホールで収録)
<コンサート・プラス>
~NHK交響楽団 演奏会から~
(曲目)
「さすらう若者の歌」から第2曲、第4曲(マーラー)
バリトン:ディートリヒ・フィッシャー・ディースカウ
管弦楽:NHK交響楽団
指 揮:ウォルフガング・サヴァリッシュ
(1989年4月28日 サントリーホールで収録)
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コメント
大変ご無沙汰しています。少しばかり、コメントなどを書く気力が戻ってきましたので、また妙なコメントを書かせて頂きます。
今年も何卒宜しくお願い致します。
さて、見ました。聴きました。ディースカウの「さすらう若者の歌」。抜粋なのが残念でしたが、それでも久しぶりにディースカウさんを堪能しました。(真子さん情報でしたか。すごいアンテナですね。)
さてさて、いろいろあって、今、私、弦楽四重奏曲にはまり始めています。まずは、もちろんシューベルトの、です。
ふと思ったのですが、これって、人間の四重唱を想像の中で重ねて聴くことができるな、と。
四重唱にすれば、ブレスが絶対必要ですから、何かと弦楽とは変わると思います。
で、四重唱にするなら、テノール、バスとなるでしょうが、楽章によっては、例えばシュトォツマンのコントラルトを第一バイオリンに……、とほとんど妄想しております。いかがです?妙なコメントでしょ?
投稿: Zu-Simolin | 2018年1月22日 (月曜日) 02時54分
Zu-Simolinさん、おはようございます!
ご無沙汰しております。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
ディースカウの情報は真子さんのお陰です。
最近あまりテレビを見なくなってしまい、クラシック番組の動向にも疎くなっていたところ、真子さんから素敵な情報をいただいたので、これは皆さんにシェアしないとと思い、急いで記事を書きました。
今の若い人にとってディースカウという偉大な存在がだんだん遠のいてしまうとしたらもったいないので、こういう機会にNHKのお宝を放送してくれるのは嬉しいですね。
シューベルトは弦楽四重奏をはじめとする室内楽でも大きな業績を残していますね。「死と乙女」などは人気トップ1に君臨していたりもしますしね。
おっしゃるように弦楽四重奏曲と四重唱曲は近い存在に感じられます。四重奏曲の各パートを声楽家に歌わせてみるという試みも面白いかもしれませんね。
私がシュトゥッツマンを楽器にたとえるとしたらヴィオラでしょうか。
またいつでもコメントお待ちしております!
投稿: フランツ | 2018年1月23日 (火曜日) 08時40分
昨日は早速、私のジェラルド・ムーアについてのコメントに温かい返信をいただき、とても嬉しく思います。
好きな作曲家は何人もいますが、シューベルトは特別の存在で、心の友であり続けています。歌曲はもちろん、室内楽曲、ピアノ曲全て。
上の方が弦楽四重奏曲に触れておられ、そして傑作「死と乙女」について書かれておりましたので、再びお邪魔しました。
ある時、アジア某国を旅行中にこの曲が流れていたことがあり、鳥肌が立つ思いでとうとう終楽章までつっ立って聴き入ってしまったことがありました。
私自身、歌は数年レッスンに通い、シューベルトを歌うことを望んだのですが、「シューベルトは非常に難しいから、感情移入しやすいシューマンにしましょう」と言われたものでした。確かに難しくて、自分の歌に情けなくなったほどです。
一方、器楽では素晴らしいピアニストにも恵まれ、「しぼめる花変奏曲=Trockne Blumen」を演奏する機会がありました。演奏中 Die schöne Müllerin全曲への思いに満たされたことが今でも忘れられません。
シューベルトはすべてのジャンルにリートがあるのですね。
ジェラルド・ムーアも、きっとこの変奏曲の素晴らしいピアノを何度も弾いたに違いありません。
長文、失礼しました。
投稿: リート好きまつかぜ | 2018年2月15日 (木曜日) 11時21分
リート好きまつかぜさん、こんばんは。
「シューベルトは特別の存在で、心の友」とのお言葉、私も全く同感です。
彼の愛らしい即興曲や楽興の時、そして長大なピアノソナタに至るまで、彼の音楽には歌が息づいていると思います。
室内楽はピアノ曲ほどは多く聞いていないのですが、やはり根底に歌があることは明白ですね。
旅先での「死と乙女」のエピソード、素敵ですね。ヨーロッパではなく、アジアで流れてきたというところがいいですね。世界各地でシューベルトの音楽が溢れていると想像するだけでも嬉しくなります!
やはりシューベルトは難しいのですか。私は実践をやっていないので、鑑賞者としての立場からしか言えないのですが、まつかぜさんのように実際に歌っておられる方からのコメントはとても貴重で有難く思います。
「しぼめる花」変奏曲はフルートもピアノも超絶技巧と言ってよいのではないかと思います。
聞く分には彩豊かで楽しいのですが、演奏される方は大変なのでしょうね。
テーマを使った変奏曲でもやはり「水車屋の娘」への思いに満たされるのですね。
そういう感覚は実践をされている方ならではですので、とても羨ましく感じました。
ムーアがこの曲を弾いたとしたらと想像すると、わくわくします。
彼は意外とテクニックに恵まれていたように思います(派手に鳴らしたりはしませんが)。
この曲をムーアが弾いたら、きっと歌にあふれた音楽になっていたでしょうね。
素敵なコメントを有難うございました!
投稿: フランツ | 2018年2月16日 (金曜日) 21時54分