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アーメリングのオランダでのマスタークラス時の写真(2017年9月13日, セルトーヘンボス)

オランダのセルトーヘンボス('s-Hertogenbosch)で催されたコンクール時のイベントとして、名歌手たちのマスタークラスが行われましたが、2017年9月13日にエリー・アーメリング(Elly Ameling)が行った際の写真を下のサイトで見ることが出来ます(拡大して見ることが出来ます)。

 こちら

上記のリンクをクリックすると、サイトのトップ画面に飛んでしまうようですので、画面上にあります"Photo & Video"をクリックして、"Liedrecital Sergei Leiferkus & Masterclass Elly Ameling"の項目の"View album >"をクリックすると表示されます。

上の段の左の4枚は同じ日に行われたSergei Leiferkusのリサイタルの模様で、アーメリングはそれ以外の写真です。
ちょっとふくよかになられたでしょうか。
相変わらずお元気そうでなによりです!

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東京・春・音楽祭(2017年公演)動画配信中(2017.10.13まで)

2017年に催された東京・春・音楽祭の公演の動画が現在配信中です。
私は今年は何も聞けなかったので、期間中にいくつか聞いてみようと思います。

 こちら

歌曲シリーズからは4月2日(日)に東京文化会館小ホールで行われたバリトンのマルクス・アイヒェ(Markus Eiche)とピアノのクリストフ・ベルナー(Christoph Berner)によるリサイタルが配信されています。

 曲目詳細はこちら

ヴァーグナーの「神々の黄昏」のグンター役を歌った翌日に行われたリサイタルですが、ちょっと聞いた感じでは声が荒れているということもなさそうです。
シューベルト、ベートーヴェン、シューマンなどの名歌が並んでいますが、特にシューベルトのプログラミングが渋くて歌曲ファンには垂涎ものです。

歌曲以外にも多くの公演が配信されていますので、ぜひお好みの動画を期間内にご覧ください。

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2017年フーゴー・ヴォルフ・メダルをハンプソン&リーガーが受賞

今年のシュトゥットガルト、フーゴー・ヴォルフ・メダル(Hugo-Wolf-Medaille)は、バリトンのトマス・ハンプソン(Thomas Hampson)とピアニストのヴォルフラム・リーガー(Wolfram Rieger)が受賞するとのことです。
この二人は長年一緒に演奏してきていますが、Liedduo(リートドゥオ)としての受賞のようです。

そして、過去の受賞シーンをまとめた動画がアップされていました。
F=ディースカウは静止画ですが、クリスタ・ルートヴィヒ、ペーター・シュライアー、ブリギッテ・ファスベンダー、グレアム・ジョンソン、エリー・アーメリングの受賞シーンが数秒ずつですが見られます。
みな嬉しそうな表情です。

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アーメリングがオランダのネットラジオに登場(2017.9.9)

エリー・アーメリング(Elly Ameling)がオランダのネットラジオの"Matinee Café"という番組に登場します。
週末の深夜ですので、お時間のある方はよろしければお聞きになってみて下さい(おそらく放送後にネットでいつでも聞けるようにしてくれると思われます)。
2017年9月9日(土)日本時間23:15-0:30(現地時間16:15-17:30)

 こちら

その番組の宣伝らしき動画がYouTubeにあがっていました。
なんとアーメリングのコンサート動画の断片がいくつか挿入されています。

モーツァルト/夕べの感情(Abendempfindung, K.523)
シューベルト/水の上で歌う(Auf dem Wasser zu singen, D774)
シューベルト/ギリシャの神々(Die Götter Griechenlands, D677)

特に最後の「ギリシャの神々」での気持ちのこもった歌唱は感動的です。
このコンサート動画、いつかフルで見てみたいものです(アムステルダムでの1996年1月のフェアウェルコンサートの録画でしょうか)。

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(2017年9月11日追記)

みなさん、放送をお聞きになりましたでしょうか。
私は始まる予定時間の3分ぐらい前に聞き始めたのですが、すでにアーメリングの経歴をアナウンサーが語っていました!
オランダのネットラジオは時々こういうことがあるということを思い出しました(笑)
時間の伸縮が結構自由なので、時間ぎりぎりに聞き始めると、こういうことになってしまいます。
ちなみに予定開始時間よりも早くシューベルトの「シルヴィアに」の演奏が流れてしまいました。
従って、以下のサイトで聴けるのは、「シルヴィアに」の演奏の途中からです。

 こちら(Luister terugをクリックして聞いて下さい)

1時間15分ありますが、目盛りを使えば聞きたい場所に移動出来ます。

なお、一週間ぐらい経つと、おそらく次週の放送内容がこちらにアップされると思われますので、その時には右側の"Uitzending gemist"をクリックして、"zaterdag 9 september 2017"の"Luister terug"をクリックすると聞けます。

ほとんどが、放送録音と、アーメリングの記念CD「75 jaar」「80 jaar」から流されているようですが、Johannes Worpの"Klein klein kleuterken"という録音は初めて聞きました。
針音が聞こえるので、おそらくEP盤になっているのかもしれません(かなり声は若いです)。

演奏ももちろん楽しめますが、アーメリングと、プレゼンターのHans Haffmansの対話がオランダ語が分からなくてもいい雰囲気です。
アーメリングの話し声はやはり若いです!84歳の声とはとても思えないです。

ぜひお時間のある時にじっくりお聞き下さい。

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シューベルト/シルヴィアに(An Sylvia, D891)(冒頭欠けている)
シューベルト/春に(Im Frühling, D882)
Elly Ameling(S), Irwin Gage(P)

R.シュトラウス/「四つの最後の歌(Vier letzte Lieder)」~春(Frühling)
Elly Ameling(S), Koninklijk Concertgebouworkest, Wolfgang Sawallisch(C)

ムソルグスキー/「子供部屋(Kinderstube)」~カブトムシ(Der Käfer)、人形といっしょ(Mit der Puppe)、木馬に乗って(Steckenpferdreiter)
Elly Ameling(S), Rudolf Jansen(P)

ベルク/「七つの初期の歌(Sieben frühe Lieder)」~愛の賛歌(Liebesode)
Elly Ameling(S), Rudolf Jansen(P)

Johannes Worp/Klein klein kleuterken
Elly Ameling(S), De Rietvogels (Willy Francois: 合唱指揮), Zilvervloot Orkest, Marinus van 't Woud(C)

Constatijn Huyghens/Pathodia Sacra et Profana - Morte dolce & Riposta dalla finestra
Elly Ameling(S), Rudolf Jansen(P)

ラヴェル/「シェエラザード(Shéhérazade)」~つれない人(L'indifférent)
Elly Ameling(S), Koninklijk Concertgebouworkest, Hans Vonk(C)

ドビュッシー/マンドリン(Mandoline)
Elly Ameling(S), Rudolf Jansen(P)

シューマン/「女の愛と生涯(Frauenliebe und Leben)」~いとしい友よ、あなたはいぶかしげな目で(Süsser Freund, du blickest mich verwundert an)
Elly Ameling(S), Rudolf Jansen(P)

トスティ/セレナータ(La Serenata)
Elly Ameling(S), Rudolf Jansen(P)

エンディングの音楽(ピアノ独奏):
Liszt & Schubert
Schubert liedtranscripties (12), S.558 - nr.1, "Sei mir gegrüsst"
Rian de Waal(P)

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