2017年フーゴー・ヴォルフ・メダルをハンプソン&リーガーが受賞
今年のシュトゥットガルト、フーゴー・ヴォルフ・メダル(Hugo-Wolf-Medaille)は、バリトンのトマス・ハンプソン(Thomas Hampson)とピアニストのヴォルフラム・リーガー(Wolfram Rieger)が受賞するとのことです。
この二人は長年一緒に演奏してきていますが、Liedduo(リートドゥオ)としての受賞のようです。
そして、過去の受賞シーンをまとめた動画がアップされていました。
F=ディースカウは静止画ですが、クリスタ・ルートヴィヒ、ペーター・シュライアー、ブリギッテ・ファスベンダー、グレアム・ジョンソン、エリー・アーメリングの受賞シーンが数秒ずつですが見られます。
みな嬉しそうな表情です。
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コメント
フランツさん、こんばんは。
お久しぶりです。
非常に貴重な動画のご紹介をありがとうございました。
ファスベンダーやアメリングでさえこの賞を受賞したのは最近なのですね。
2015年のアメリング、お若いですね。そしていつまでもチャーミング!同性としても憧れます(*^^*)
ハンプソンは若い頃はオペラのイメージが強かったのですが、地道にリートを歌い続けてこられたのですね。素敵に年齢を重ねられましたね(*^^*)
受賞おめでとうございます!!
投稿: 真子 | 2017年9月22日 (金曜日) 18時53分
真子さん、こんばんは。
お久しぶりです!お元気ですか。
フーゴー・ヴォルフ・メダルは初回が2008年とのことで、F=ディースカウが受賞しました。それ以来、上記の映像に出てきたアーティストたちが受賞してきたそうなのですが、すべて受賞時にご健在の方が選ばれているので、故人となられたヴォルフ歌手は選出されないのかもしれませんね。故人も含まれるならば、当然シュヴァルツコプフやプライも選出されていることでしょう。
2015年のアーメリング、相変わらずチャーミングですよね。関西でマスタークラスをされた時、主催の方が、「アーメリング先生は公人としての立場を意識しておられるので、人前でトイレに行くことすらないのです」とおっしゃっていたのを思い出します。見られる立場、模範となる立場であることを常に意識しておられるのでしょうね。どこかの国のお偉い方々も見習ってほしいほどです。
ハンプソンはダンディーな年輪の重ね方をされましたよね。彼はオペラに沢山出演していましたね。しかし、同時に歌曲の録音も多く残してくれています。ただヴォルフの録音はあまりされていないようなので、これからに期待したいところです。
投稿: フランツ | 2017年9月23日 (土曜日) 18時39分
フランツさん、こんにちは。
プライさんはヴォルフもとても好きだったようですので、もし選ばれていたら喜んだことでしょうね。
アメリングは舞台人としての美意識を持ち続けている方なのですね。
本当に素敵だと思います(*^^*)
アメリングにもハンプソンにもいつまでもお元気でご活躍いただきたいと願っています。
芸術の秋になって来ましたね。
またコンサートにお出かけになった際には素敵な記事を書いてくださいね♪
投稿: 真子 | 2017年9月25日 (月曜日) 13時45分
真子さん、こんばんは。
プライのヴォルフは特にアイヒェンドルフ歌曲集とイタリア歌曲集が彼の持ち味と絶妙にマッチしていて素晴らしいと思います。来日公演のプログラムに掲載されていたインタビューで、「日本で何が歌いたいですか」と聞かれ、ヴォルフの「イタリア歌曲集」も挙げていたのを思い出します(結局実現はしませんでしたが)。
最近私はコンサートも殆ど行かなくなり、もっぱら家で音楽を聴いていますが、何か出かけることがありましたら、また記事にしますね。
真子さんも良い芸術の秋をお過ごし下さいね!
投稿: フランツ | 2017年9月26日 (火曜日) 20時35分