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プライ生誕88周年を祝って

名バリトン、ヘルマン・プライが亡くなって来年で早くも20年となります。
来年にはきっとなんらかの記念の音源が発掘されるのではないかと期待していますが、今日(2017年7月11日)はプライの88回目の誕生日です。
プライやF=ディースカウの来日公演を楽しんでいた時期がますます遠くなっていきますが、実演に接する機会を得られたことはとても幸せなことだと思っています。

今日はプライの大きな録音プロジェクトだった「旧フィリップスレーベルのリート・エディション」の曲目などのデータをエクセルにまとめてみました。
よろしければご自由にお使い下さい(日本語曲名は空欄の箇所もあります)。

 「hermann_prey_liededition_20170711.xlsx」をダウンロード


かつて海外でCD化されるにあたって4巻のボックスで発売されましたが、国内盤としてはやはり有名曲の抜粋のみの発売でした。
それらのパッケージ商品は入手しにくくなっていると思いますが、現在のところDeutsche Grammophonが配信の形で全曲販売しています。

 http://www.deutschegrammophon.com/jp/cat/4766867?

ミンネゼンガーから20世紀の作曲家まで独唱歌曲のエキスを網羅したプライの素晴らしい業績を再び聞き直してみるのもいいのではないでしょうか。
ちなみに上記のDeutsche Grammophonのサイトでは全曲少しづつ試聴が出来るようになっているので、興味のある方はぜひ聞いてみて下さい。
1970年代の脂の乗り切ったプライの歌唱が楽しめると思います。

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コメント

フランツさん、ありがとうございますヾ(@⌒ー⌒@)ノ

こちらのホームページを開いた途端、飛び込んできた「プライ生誕88周年を祝って」にわーいと言ってしまいました(*^^*)
そして、素晴らしいデーターまで作ってくださったんですね。
日本語訳があるのは本当にありがたいです。コピーしてCDのBOXに入れておきます!

お書きくださっているように、脂の乗り切った最も声が美しかった時期に、まとめてリートを出してくれたことはファンにとってはとても嬉しいことです。
フィリップス盤民謡8枚組も入れますと、かなりの録音が残されたことになります。この民謡集は彼が残した民謡の中でもノリノリで(笑)、声に酔いしれることができます。

フランツさんは昨日は、この中からお聴きになったんですね。
ミンネゼンガーが恋愛歌であり、バロックもその昔、自由に歌われていたことを考えますとプライさんのロマン派的な歌唱もありですよね(*^^*)

私は残念ながらディースカウさんの実演には接することはできませんでしたが、テレビを通して生きておられた頃のディースカウさんの演奏、3度のプライさんの実演などを聴く事が出来たことを本当に幸せに思います。

来年の20周年にはドーンと大放出して欲しい音源ばかりです。
ザルツブルグは是非ともBOXで(既に出たものと重なってもいいですから)全て出して欲しいです。
ライヴの熱気はいいですものね♪

嬉しい記事を本当に本当にありがとうございました(*^^*)(*^^*)

投稿: 真子 | 2017年7月12日 (水曜日) 11時55分

プライが亡くなってもう20年がたつのですね。68歳で亡くなったのですね。なんかもっと若くして亡くなってしまったような気がしていました。私は今、その年齢に達しました。
プライと言えば私にとっては何といってもカール・エンゲルのピアノによる水車小屋の娘ですね。録音は70年くらいでしょうか。あの瑞々しさは他では味わえませんですね。

投稿: LIEDERKREIS | 2017年7月13日 (木曜日) 15時58分

真子さん、こんばんは。

喜んでいただけて嬉しいです^^
いつかこのエクセルデータを公表しようと思っていて、ちょうど誕生日のタイミングに間に合わせることが出来ました(日本語訳は完成していませんが)。

フィリップスには民謡集の8枚組というのもあるのですね。それはディースカウには無いレパートリーでしょうし、プライならではの労作ということなのでしょうね。ノリノリの歌声で民謡を歌っているとは、聞いている人はきっと幸せな気持ちになるでしょうね。

ミンネゼンガーの詩人兼音楽家たちは、現代人以上に露骨に愛の表現をしていることもあったようですが、リュートの古風な伴奏でプライが美しく温かく歌っているのを聞くと、聞きなれたドイツリートとなんら変わることのない魅力を感じました。
ディースカウでさえミンネゼンガーの歌は歌っていなかったような気がしますし、プライのレパートリーはディースカウとは違った意味で幅広かったと思います。

CD-BOX出してほしいですよね。
ザルツブルクの録音も絶対残っているはずですし、この際まとめてほしいなぁと私も思います。
レコード会社に気付いてもらえるように念を送っておきましょう(笑)

投稿: フランツ | 2017年7月13日 (木曜日) 19時26分

LIEDERKREISさん、こんばんは。

プライが亡くなって来年でちょうど20年が経つとは本当に早いですよね。
1929年7月11日生まれで1998年7月22日没なので、69歳を迎えて1週間ほどで亡くなったのですね。
愛着のある人の没年に自分が到達すると感慨深いものがありますよね。
私も相当昔の話ですが、31歳になった時はシューベルトがこの年で亡くなったのかとしみじみ思ったものです(31年の生涯で「ドッペルゲンガー」の境地まで達してしまうとは、すでに一生分の作品を31年間で書いてしまったのかもしれないと思いました)。

プライとエンゲルの「水車屋」はおっしゃるようにみずみずしさが際立っていて、不朽の名盤ですね。これから先新しい歌手たちがいろいろな録音を出していくでしょうが、この名盤の魅力は色あせることはないと思います。プライにうってつけの作品ですね。

投稿: フランツ | 2017年7月13日 (木曜日) 19時37分

フランツさん、素敵な記事をありがとうございます。プライの魅力は永遠です。かけがえのない存在で、訃報に接した時には大声で泣きました。

ところで、昨日新たなWebサイトを開きました。単著の著書に関するものだけのシンプルなサイトです。よろしくお願いします。

https://goetheschubert.wixsite.com/minakowatanabe

投稿: 渡辺美奈子 | 2017年7月16日 (日曜日) 10時10分

渡辺美奈子さん、こんばんは。
おっしゃるようにプライの歌は永遠に残りますよね。
あの温かくも胸に響く美声は、他の誰にも真似出来ない唯一無二の存在だったと思います。

渡辺さんのサイトのURL、お知らせくださり、有難うございます。
リンク集に追加しておきますね。
私も渡辺さんの研究成果の詰まったこの書籍を入手しましたので、少しずつ読ませていただきます。
渡辺さんはご本の中で日本語の句読点を「。、」ではなく、「. ,」を使われているのが興味深かったです。
ミュラーという詩人の実像に近づけるのが楽しみです。

投稿: フランツ | 2017年7月16日 (日曜日) 22時20分

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