ヘルマン・プライのレーヴェ「時計」
昨日7月11日はヘルマン・プライ(Hermann Prey)の生誕85周年にあたる日でした。
それを記念してレーヴェの「時計(Die Uhr)」を聴きたいと思います。
1996年2月10日放送とのことですが、声のみずみずしさを失っていないのが素晴らしいです。
ピアノはミヒャエル・エンドレス(Michael Endres)です。
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コメント
フランツさん、こんばんは。
わあ~☆、ありがとうございます!!
そうなんですよね。生きておられたら85歳なんですよね
11日にはお祝いしました(笑)
1996年2月といえば、66歳の時ですね。
インタビューの声も若々しく甘いですね(*^^*)
高音の輝かしさ、朗々と響く低音。
66歳にして奇跡の歌声ですね。
インタビュー中の横顔のシルエットも素敵でした。
そういえば、1993年に来日された時のキャッチフレーズは「世界一若々しい64歳」でした。
こんな素晴らしい映像を見つけてくださってありがとうございます。
これはもう何度も繰り返して視聴します!
フランツさんに感謝、感謝です!!!(=^0^=)
投稿: 真子 | 2014年7月13日 (日曜日) 19時26分
真子さん、こんばんは。
喜んでいただけて嬉しいです!
真子さんも85歳のお祝いをしたのですね(^^)
プライさんはレーヴェも得意にしていたので、こうしてカメラに向かって語りかけるように歌ってくれるのは貴重ですね。
声が年齢よりも若く感じられますね。
このインタビューは「Da Capo」というドイツの番組で、司会者はオペラの演出でも知られた人でした。
「Prey Da Capo」で検索すると番組そのものがヒットするのでお時間のある時にでも見てみてくださいね。
投稿: フランツ | 2014年7月14日 (月曜日) 20時24分
フランツさん、こんにちは。
「Prey Da Capo」ですね。検索してみます!
こうして見ると本当に、プライさんはよくテレビに出ていたんですね。
大衆的人気を得ていたのは、こういう点からもあったでしょうね。
声楽家が頻繁にテレビに出ることは、賛否両論あると思いますが、いつもドイツリートを広めたいとおっしゃっていましたから。
プライさんの若い頃はドイツリートが廃れかかっていたそうですね。
そう言う意味でも、堅く地味に思われがちなリートを楽しく聴かせてくれたプライさん、珍しい曲を掘り起こし、たくさんの歌曲を紹介してくれたディースカウさん、このお二人はドイツリートの大きな貢献者ですね。もちろんホッターやスぜーもですが。
映像はいいですね。やはりこうして語りかけてくれる映像で聞けるのは嬉しいです。
ホールでなくスタジオで歌ったのも、必要以上に声を張らなくていいからより美声を引き出したのでしょうか。
それから、お気遣いくださって「プライさん」と書いてくださっていますね。どうぞご遠慮なく「プライ」と書いてくださって結構ですよ。
私はずっと「プライさん」と呼んでいて(友人も皆プライさんと言ってます(笑))、そのように書いてしまった為に、あとに引けなくなっています(笑)
本来このような場ではプライと書くのが妥当でしょうから、フランツさんには申し訳なく思っています。
自分の贔屓だけ「さん付け」は失礼と思いディースカウさんには「さん」をつけさせていただいていますが、その他の方は呼び捨てという妙なことになってしまいました。アメリングも大変お好きですのに(^^;)
投稿: 真子 | 2014年7月15日 (火曜日) 09時34分
真子さん、こんばんは。
プライ(また呼び捨てに戻りますね)の人気はクラシックファンにとどまらなかったようで、テレビやラジオに積極的に出演し、居酒屋では気さくに人々と話していたようですね。一般の人をも惹きつけるものを持っていた人だったのだなぁとあらためて思いました。リートの敷居の高さを
取っ払ってくれたのはプライの大きな功績の一つだと思います。
リートを聴くファンはいつの時代にもいたようですが、どうしても地味なジャンルなのでなかなか幅広い層に訴えるのは難しいようです。シュヴァルツコプフ、フィッシャー=ディースカウ、プライ、アーメリングといった人たちがリートファンを大きく増やしてくれましたが、現代のアーティストたちも優れた人が多く出ているので細々とでもリートを聴く伝統は続くと楽観しています。
>ホールでなくスタジオで歌ったのも、必要以上に声を張らなくていいからより美声を引き出したのでしょうか。
実は私も同じことを思っていました。スタジオでの歌唱ゆえにプライ持ち前の美声がそのままのいい形で伝わったのでしょうね。
投稿: フランツ | 2014年7月16日 (水曜日) 18時44分