イアン・ボストリッジ&ジュリアス・ドレイクのテレビ出演(2014年5月17日&19日)
以下の予定でイアン・ボストリッジ(Ian Bostridge)&ジュリアス・ドレイク(Julius Drake)がテレビ出演するそうです。おそらくシューベルトの「魔王(Erlkönig)」を演奏するのではないかと思われます。
◆Eテレ「ららら♪クラシック」
2014年5月17日(土)21:30~
(再放送:2014年5月19日(月)10:25~)
ソースはこちら
ちなみにボストリッジがイギリス人ピアニスト、ロジャー・ヴィニョールズ(Roger Vignoles)と共演した「魔王」の動画も載せておきます。ボストリッジの若々しさも良いですが、ヴィニョールズの右手の節約術も見ものです。
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コメント
フランツさん、こんにちは。
いつも情報をありがとうございます。
ららら♪クラシックは予約録画していますが、シューベルトの歌曲がついに出ると言う情報を拝見し、楽しみにさっき見ました。
ボストリッジ、移動しないで歌えるんですね。
じっとはしていませんでしたが(笑)
「アメージング、アメージング」と言っていましたね。
確かに18歳の少年がこんな曲を書いたのだから驚きでありますし、石田衣良さんが天才と天才のぶつかり合いと言っていましたが、私はいつもシューベルトを天才の一言で済ませたくない(それとて途方もないことなのですが)気持ちになります。
やはりシャガールが言ったという「シューベルトは奇跡です」がしっくりきます。
魔王のイメージは当時は怖いものではなかったということは知りませんでした。
シューベルトのこの名曲1曲が後世の人間に全く違う魔王のイメージを与えたんですね。
ミーハーなことを言いますと、30分の間にプライさんの声が流れないかな~と期待したのですが、流れませんでした(残念!)
ドーン・アップショー(だと思うのですが)の「糸を紡ぐグレートヒェン」と、バリトンの「さすらい人」が少し流れましたね。
ディースカウさんの声だと思ったのですが・・。(いいなあ)
実現はむつかしいでしょうけれど、この番組、「歌曲編」があればいいなあと思います。
投稿: 真子 | 2014年5月19日 (月曜日) 11時27分
真子さん、こんばんは。
番組録画されているそうですね。
確かにこの番組で歌曲がテーマになるのは珍しいですね(シューベルトの「子守歌」はかつて扱われていましたが)。
>ボストリッジ、移動しないで歌えるんですね。
おっしゃる通りですね(笑) なんだぁ歩かずに歌えるじゃんとツッコミたくなりました。
シューベルトが奇跡とはシャガールさんもいいこと言いますね。シャガールの幻想的な絵画とシューベルトの孤独と向き合った音楽は、根っこの部分でなにか共通するものがあるのかもしれませんね。
「魔王」が芝居の女主人公が口ずさむ民謡という設定なのは確かですが、単独で詩集に収められたものを見たら、やはり恐怖を感じるのではないかなぁという気がします。レーヴェの作曲した「魔王」もドラマチックですし。それにしてもシューベルトの詩に対する感性は凄いなぁとあらためて思います。
プライの声は残念ながら流れなかったですね。「さすらい人」は私もディースカウかなと思いました。でも「グレートヒェン」は誰だか分かりませんでした。アップショーでしたか。さすが真子さん!
番組自体はなかなか良く出来ていたように思います。ボストリッジもドレイクもちょっと硬かったかなという印象はありますが、よい演奏でした。
投稿: フランツ | 2014年5月20日 (火曜日) 01時10分
フランツさん、こんにちは。
やはり、ディースカウさんだったんですね。
「さすらい人」はプライさんの演奏も素敵ですよね。
バリトンとは言え、最後の低音がすごい!!
アップショーは、1991年のザルツブルグ・イースター音楽祭でのスザンナを見てファンになりました。
可憐な声、姿が忘れられません。
フィガロのフルラネットとの息もぴったりで、未だに大好きな映像版「フィガロ」です。
ビデオの画像(NHKから録画)がものすごく悪くなっているので、DVDになって出て欲しいです。
本題の「魔王」ですが、確かにレーヴェも劇的ですね。
それにしてもシューベルトの「魔王」は、一度聴いたら忘れられない、とてもドラマ性のある曲ですよね。
ドイツ語がわからなくても、そのドラマを音楽が分からせてくれるといいますか。
本当にシューベルトは奇跡です!(シャガールの「シューベルトは奇跡です」はプライさんの自伝の受け売りです。が、名言ですね!!)
以前シューベルトの「子もりうた」をやっていたのですね。
見逃しています(><)
ちょいちょい見逃すから、予約しました(笑)
モーツァルトの「夜の女王」も放送予定みたいですね。
誰の歌が出るのか楽しみです。
1時間枠にして、後半聴き比べとか・・は、無理でしょうね(笑)
投稿: | 2014年5月20日 (火曜日) 10時04分
真子さん、こんばんは。
プライさんの「さすらい人」後で聴いてみますね。この曲の最後の低音をどう歌っているか楽しみです。
アップショーはスザンナ役がテレビで放映されたのですね。見栄えのする容姿とリリカルな美声をもっている人ですからきっと素敵だったのでしょうね。私は大昔に一度だけ生で聴きましたが歌曲をチャーミングに歌っていた記憶があります。
「ららら〜」は始まって1年ぐらいは1時間番組でちょっととりとめのない感じでしたが、30分番組になってからは焦点の合ったいい番組づくりをしていると思います。「夜の女王」誰が歌うのか楽しみですね。
これからもシューベルトの奇跡を体験し続けていきたいですね!
投稿: フランツ | 2014年5月22日 (木曜日) 00時38分
フランツさん、こんにちは。
プライさんの「さすらい人」の最後の低音、あまりに低いので、朗々というわけではないのですが・・(むしろ苦しそう)。
キーを上げると今度は高音部が苦しくなるのでしょうね。
一口にバリトンといっても、どの調で歌うかは人それぞれのようですね。
アップショウを生で聴かれたのですか?
羨ましいです!
どんな曲を歌われたのでしょうか?
私は彼女のゲーテ詩のリート集を持っていますが、シューマン、ヴォルフがとてもいいです。
歌にちょっと色がつくからでしょうか。
でも、シューベルトも「旅人の夜の歌」のような内的な曲や、古楽(パーセルが素晴らしい)もとてもいいんです。
オーソドックスな歌いぶりが、かえって美声を引き立てていて。
「ららら~」は以前は1時間だったのですね。
いつも、もっと見たいなあと思うのですが、時間が長ければいいというものでもないのですね。
投稿: 真子 | 2014年5月22日 (木曜日) 09時56分
真子さん、こんばんは。
プライさんとホカンソンによる「さすらい人」、今聴いたところです。
プライさん、この曲では弱声が光っていますね。中間部もあまりゆっくりになり過ぎず、さらっと歌っていながら感情はしっかり込もっていて聴きごたえがありました。ディースカウと異なる個性を持っているだけに私たちは2人それぞれの名唱を楽しむことが出来るのですね。最後の低音も確かに余裕はないかもしれませんが、プライ流の表現の流れで違和感なく響きを楽しめました。あらためてプライの声って含蓄があるなぁと感じました。
アップショーのリサイタルはプログラムが見つかれば何を歌ったか分かるのですが、残念ながらはっきり憶えていないのです。でもリートとお国もののアメリカ歌曲が含まれていたような気がします。プログラムが出てきたらご報告しますね。動画サイトのパーセルの歌曲もいいですね。ゲーテ歌曲集のCDは買いそびれてしまったので、中古屋で探してみますね。
「ららら〜」は最初の1年は日曜の夜の1時間番組で、初心者向けにあれこれ様々なテーマを盛り込んだものでした。私は今の30分番組の方がテーマが絞られているので好きです。聴き比べもあったら面白そうですね。
投稿: フランツ | 2014年5月23日 (金曜日) 22時56分
フランツさん、こんばんは。
ボストリッジのことでないのに、話を引っ張ってすみません。
>プライさん、この曲では弱声が光っていますね。
に食いついてしまいました(笑)
高音をPPで歌うところなど、とても甘くて本当に美しいですよね。
ずっしりとした厚みのある低音とともに引き込まれて聞いてしまいます。
フランツさんがいつもおっしゃるようにディスカウさんと、プライさん、類まれな、趣を異にした二人の歌手が同時期に出てくれたことに感謝したいですね。
どちらか一人しかいなかったら、ここまでお互いの特性が引き立つこともなかったかもしれません。
なんとういう贅沢なことでしょうか。
ここにも「奇跡」がありますね。
投稿: 真子 | 2014年5月24日 (土曜日) 21時58分
真子さん、こんにちは。
プライのppは本当に絶品ですね。彼だけからしか味わえない個性だと思います。
そしてバリトンらしいずっしりした低音。
ディースカウがテノラールなのとは対照的ですね。
やはりディースカウとプライが同時代に活躍したことは神様の思し召しなのでしょうね。
まさに「奇跡」ですね。
投稿: フランツ | 2014年5月25日 (日曜日) 15時35分