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Every Little Thing/Concert Tour 2014~FUN-FARE~(2014年4月20日 市川市文化会館、7月5日 東京国際フォーラム ホールA)

Every Little Thing Concert Tour 2014~FUN-FARE~

2014年4月20日(日)17:00(終演は19:30頃) 市川市文化会館
2014年7月5日(土)18:00(終演は20:30頃) 東京国際フォーラム ホールA

※以下ネタバレがありますので、これからライヴ参戦される方はお気をつけ下さい。


セットリスト

1. BFF
2. Take Me Tell Me
3. Sympathy

4. stray cat

-Medley-
5. Grip!
6. ON AND ON (Jazztronik Remix)
7. Season

8. 五月雨
9. ハリネズミの恋
10. キミト

11. START
12. Graceful World
13. NEROLI
14. Mighty Boys (Instrumental)
15. ファンダメンタル・ラブ

16. Shapes Of Love
17. 出逢った頃のように (アレンジ・ヴァージョン)

18. 一日の始まりに…

-ENCORES-
1. fragile (ELTの二人のみによる演奏)

2. Dear My Friend
3. 愛の謳

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Every Little Thingが今年もツアーを行っている。
11thオリジナルアルバム「FUN-FARE」(fanfareと楽しみのfunをかけている)が2月19日にリリースされ(軽快な曲の多い素敵なアルバム!)、それをひっさげたツアーが2月22日の伊勢原市文化会館を皮切りに全国各地で催されている。
伊勢原は若干遠いので、今回はじめて千葉県の市川市文化会館に出かけてきた。
総武線の本八幡(もとやわた)駅から徒歩10分の場所である。
スクリーンに映写されるライヴ開始を告げる動画はいつもCGで町並みなどが描かれていることが多いのだが、今回は持田さんが出演していて、その動画と連動して第1曲目「BFF」 (Best Friend Foreverの略らしい)が歌われる。
そしてその「BFF」でなんと持田さんはヘッドセットをつけてダンスをしながら歌うのである。
それもこれまでの彼女のなんとなくの踊りというレベルを超えた、かなり本格的なダンスなのが驚きであり、うれしいサプライズでもあった。
そのまま3曲目まで同じようにダンスが披露されたが、一番徹底していたのは最初の「BFF」だった。
それはダンサブルな曲調によるところも大きいのだろう。
なんでもオランダ人の作家たちによる作品らしく、洋楽のテイストがこれまでのELTの楽曲よりも強く感じられ、新鮮であった。
「Take Me Tell Me」はメナードのCMでも流れているが、HIKARIさんらしい、「ハイファイメッセージ」を思わせる楽曲で、聴いていてわくわくする。
「Sympathy」は千葉銀行のイメージソングで、トークで触れられていたところによると、銀行でも流しているらしい。
ちょっとリズムが凝っていて、音の跳躍が多い可愛らしい楽曲に仕上がっている。
この3曲は前述のアルバム内でも出色の出来栄えと感じた。
持田さんは今回声が力強い。
特に高音の張りは気持ちよいほど。
ただ時々音程がフラットする傾向があり(特に低音域で)、彼女聴力が弱っていなければいいが。

「stray cat」や「五月雨」「Graceful World」など懐かしい楽曲も披露されて嬉しかったが、どうやらリクエストに応えた選曲のようだ。
メドレーはいつもは五十嵐さんの楽曲を3曲続けることが多かったが、今回は「Season」のみ五十嵐さんの曲という珍しいパターンだった。
だが、前回のツアーでも披露した「ON AND ON」はシングルのカップリングに収録されているリミックスヴァージョンを披露するなど、工夫の跡が感じられる。
それにしても「Season」はごく初期の曲なので本当に懐かしく、聴けたのが貴重に感じられた。
しかもシングル収録のオリジナルヴァージョンだったのが嬉しい。

それからアルバムの最後に収められている「キミト」はほのぼのとしたポップな楽曲で心地よい。
こういう曲を歌う持田さんがまた魅力的だ。

「NEROLI」は持田さんのアーティストとしての実力のほどを実感させられる。
こういうダークな曲調にも自身の声をすっと合わせてしまうのは大したものである。

「Mighty Boys」は伊藤さんのインスト曲で、この時が持田さんの衣装替えのタイミングである。
この曲、ノリノリではじけていて、無条件に楽しい。
こういうタイプの曲も伊藤さんは書くのかとちょっと驚くほど。

そして、再び持田さんが登場すると、これまた懐かしい「ファンダメンタル・ラブ」ではっちゃける。
この曲、歌うのが難しそうだが、シングルリリース時よりも持田さんの歌いぶりが安定している気がする。
やはり彼女も進化しているのである。

そして、その後は定番2曲が続き、「Shapes Of Love」では、とうとう二人のメッセージ付きカラーテープをゲット出来た(これまでは席が後ろすぎて届かなかったのだ)。
「出逢った頃のように」は最近よく披露される聴衆との掛け合いありのアレンジ・ヴァージョンである。

そして正規のプログラム最後の曲は、スタッフで話し合って決めたという「一日の始まりに…」だった。
この曲地味かもしれないが、つくづくいい曲だと感じた。

そしてアンコールの1曲目ではサポートメンバーを除いたELT二人だけによる「fragile」が披露された。
伊藤さんのアコースティックギターだけに支えられた持田さんの歌がまたいいのである。
こういう形態はなかなかないので貴重だし、演奏も素晴らしかった。

その後恒例のタオル投げがあったが、ゲットした人が持田さんの誕生日に結婚したばかりとのことで、お客さんみなで歌を催促。
そこで「恋文」と「UNSPEAKABLE」をワンコーラス披露してくれたのがうれしい。
そして「Dear My Friend」で盛り上がった後、最後に「愛の謳」でしっとり締めくくった。

Elt_20140420←戦利品。「今日は来てくれてどうもありがとう!!/ふぁんふぁーれーい 年女っ/さんきゅう~/2014、ツアー始まりました」

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(2014年7月6日追記)

7月5日(土)18時開演の東京国際フォーラム ホールAでの公演に出かけた。
セットリストは市川公演と全く同じ。
今回が過去のツアーを含めて350回目に当たる記念の日ということで、アンコールの「fragile」後のMCの時に客席も含めて記念撮影が行われた。
さらにもう1つの発表があり、ELTが2014年12月のホノルルマラソンのオフィシャルアーティストに決定し、持田さんも走るそうだ。
ちなみに伊藤さんは「膝に難があって(笑)」と見守る側に回るそう。

この日の歌唱は全体的に素晴らしかった。
WOWWOWの収録があったということも関係しているのかもしれないが、どの曲も力強さが感じられ、私が生でELTを聴きはじめてから最も素晴らしい出来だったように感じた。
音程もかなり改善されていた。
「キミト」を歌う段取りで間違えて持田さんが「きみの て」を歌いますと言ってしまい、実際にバンドが即興で演奏しだした為、引っ込みが付かなくなり、「歌詞が出てこない」とあせりながらも、一節歌ってくれたのはうれしいハプニングだった。

それにしてももう中堅といってもいい二人、ライヴの進行も実にうまくこなす。
ELTは全力で観客を楽しませ、観客もELTを全力で盛り上げ、相思相愛の充実感に満ちた楽しいライヴだった。
Elt_funfare_2014

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