新国立劇場バレエ団/シンフォニー・イン・スリー・ムーヴメンツ(2014年3月18日 新国立劇場 中劇場)
新国立劇場バレエ団公演
暗やみから解き放たれて
大フーガ
シンフォニー・イン・スリー・ムーヴメンツ
2014年3月18日(火)19:00 新国立劇場 中劇場
『暗やみから解き放たれて(Escaping the Weight of Darkness)<世界初演>』
音楽:オーラヴル・アルナルズ、ニルス・フラーム、ジョッシュ・クレイマー、ジョン・メトカーフ
振付:ジェシカ・ラング(Jessica Lang)
出演:小野絢子、長田佳世、福岡雄大、八幡顕光、米沢 唯、貝川鐵夫、奥村康祐、井倉真未、清水裕三郎、竹田仁美、奥田花純、小野寺雄、小柴富久修、若生 愛 ほか
『大フーガ(Grosse Fuge)<新制作>』
音楽:ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン「大フーガ」Op.133、弦楽四重奏曲第13番Op.130~第5楽章「カヴァティーナ」
振付:ハンス・ファン・マーネン(Hans van Manen)
出演:長田佳世、本島美和、湯川麻美子、米沢 唯、菅野英男、福田圭吾、古川和則、輪島拓也
『シンフォニー・イン・スリー・ムーヴメンツ(Symphony in Three Movements)<新制作>』
音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー
振付:ジョージ・バランシン(George Balanchine)
出演:長田佳世、小野絢子、米沢 唯、八幡顕光、福岡雄大、菅野英男 ほか
第二楽章パ・ド・ドゥ:小野絢子、福岡雄大
出演:新国立劇場バレエ団
管弦楽:新国立劇場プレイハウス・シアター・オーケストラ
指揮:アレクセイ・バクラン(Alexei Baklan)
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3つの異なる演目の組み合わせによる新国立劇場バレエ団の公演を見た。
「暗やみから解き放たれて」はポスト・クラシカルというジャンルの音楽によるバレエとのことで、世界初演。
グレーの衣装(だったと思う)による5部からなる作品。暗めの照明の中、心地よい音楽にのって様々な人数で踊られる。
「大フーガ」はベートーヴェンの同名曲による作品で、ベージュのレオタードの女性4人と上半身裸で黒い袴(スカート?)を履いた男性4人が官能的な踊りを繰り広げる。
特に男性のベルトにつかまって女性が引きずられる箇所など印象的。
「シンフォニー・イン・スリー・ムーヴメンツ」は3組のプリンシパル・カップル、5組のソリスト・カップル、そして16人の女性アンサンブルによる(パンフレットによる)。
大勢でかつての金融系のCMダンスみたいなのをやるところが面白い(俗な言い方ですみませんが、それが思い付いたもので...)。
ストラヴィンスキーのおもちゃ箱をひっくり返したような楽しい音楽に乗ったダンスは時に腕の形など変わった動きをして面白い。
難しいことは分からないので、ひたすら音楽を聴きながら優れたダンサーのダンスを見て、楽しんだ。
後の2作品は生のオケの演奏にのせての上演。
記憶の曖昧なところもあるので、上記の内容、混同しているところもあるかもしれません。ご了承ください。
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