新国立劇場バレエ団/バレエ「くるみ割り人形」(2013年12月17日 新国立劇場 オペラパレス)
2013/2014シーズン
バレエ「くるみ割り人形(THE NUTCRACKER)」
2013年12月17日(火)19:00 新国立劇場 オペラパレス
第1幕:55分-休憩25分-第2幕:50分
金平糖の精(Sugar Plum Fairy):小野 絢子(Ono Ayako)
王子(Prince):菅野 英男(Sugano Hideo)
クララ(Clara):五月女 遥(Soutome Haruka)
ドロッセルマイヤー(Drosselmeyer):冨川祐樹(Tomikawa Yuki)
雪の女王(Snow Queen):米沢 唯(Yonezawa Yui)
第1幕
シュタルバウム:貝川鐵夫
シュタルバウム夫人:湯川麻美子
フリッツ:髙橋一輝
ハレーキン:奥村康祐
コロンビーヌ:竹田仁美
トロル:八幡顕光
ねずみの王様:小柴富久修
くるみ割り人形:福田圭吾
第2幕
スペイン:湯川麻美子、古川和則
アラビア:本島美和、貝川鐵夫
中国:竹田仁美、江本拓
トレパック:八幡顕光、福田圭吾、髙橋一輝
葦の精:長田佳世、寺田亜沙子、井倉真未
花のワルツ:丸尾孝子、川ロ藍、小村美沙、中田実里、輪島拓也、田中俊太朗、林田翔平、原健太
新国立劇場バレエ団
合唱(Chorus):東京少年少女合唱隊(The Little Singers of Tokyo)
管弦楽(Orchestra):東京フィルハーモニー交響楽団(Tokyo Philharmonic Orchestra)
指揮(Conductor):井田勝大(Ida Katsuhiro)
芸術監督(Artistic Director):デヴィッド・ビントレー(David Bintley)
音楽(Music):ピョートル・チャイコフスキー(Pyotr Tchaikovsky)
原案・台本(Libretto):マリウス・プティパ(Marius Petipa)
振付(Choreography):レフ・イワーノフ(Lev Ivanov)
演出・改訂振付(Production):牧 阿佐美(Maki Asami)
装置・衣裳(Designs):オラフ・ツォンベック(Olaf Zombeck)
照明(Lighting):立田雄士(Tatsuta Yuji)
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バレエ「くるみ割り人形」をはじめて見た。
新国立劇場バレエ団ではお馴染みの演目のようだ(クリスマス・イヴの設定だから、12月に上演されることが多いのだろうか)。
2時間、私も童心に帰って、ファンタジーの世界に酔いしれた。
新国立劇場バレエ団のバレエは、主役級も脇を固めるダンサーもみな優れているので、安心して楽しめる。
各場面で見せ場もありつつ、ストーリーが解りやすく展開していく。
クララの五月女 遥はモダンダンスなどで特に活躍していたが、今回は可憐で役柄にぴったり。
金平糖の精の小野 絢子はもはや貫禄の安定感ある素晴らしさ。
王子役の菅野 英男は実はこれまであまり見る機会がなかったのだが、どこをとってもぴしっと決まっていて素晴らしかった。
第2幕の各国の踊りはもう楽しい場面の連続である。
特にトレパックの3人のアクロバティックなダンスは素晴らしく大いに沸いた。
雪の女王の米沢 唯はさすがの美しさである。
チャイコフスキーの音楽は全体にわたって、どこかで耳にしたことのある曲のオンパレードで、これほど多くの曲が知られているバレエ曲も珍しいのではないか。
私が見た初日は平日の夜だったせいか、思ったほど子供のお客さんが少なかった印象だが、土日はきっと子供たちであふれかえることだろう。
こんな夢の世界を見せられたらバレエダンサーになりたがる女の子が増えることだろう。
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