ラ・フォル・ジュルネ2013「パリ、至福の時」(2013年5月5日 よみうりホール)
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2013年5月5日(日)15:55-16:40 よみうりホール
清水和音(Kazune Shimizu)(ピアノ)
ドビュッシー/「映像」第1集
1.水の反映
2.ラモーを讃えて
3.運動
ラヴェル/「夜のガスパール」
1.オンディーヌ
2.絞首台
3.スカルボ
~アンコール~
ラヴェル/亡き王女のためのパヴァーヌ
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毎年5月のゴールデンウィーク3日間かけて有楽町の国際フォーラムで催されるラ・フォル・ジュルネだが、今年は私のパソコンが故障していて、チケット争奪戦に参戦できなかったことと、二期会の「マクベス」と日程が重なっていたこともあり、直前までチケットをとらなかった。
数日前にかろうじてとれた公演1つのチケットのみ持って会場に出かけた。
本当は終わった後、19時半からホールAでコルボ指揮のフォーレ「レクイエム」を聴こうかとも思ったが、清水和音の公演後、あまりにも時間があいてしまう為あきらめた。
その代わりに無料の映画(ドン・キホーテ)でも見ようと、コンサート後に急いでホールDの受付に向かったが、整理券配布開始から20分過ぎていただけで、すでに受付終了だった。
そんなわけで、今回はコンサートを1つ聴いて、屋台でロールキャベツを食べて帰宅となった。
でも、コンサート前に展示ホールでアマチュアオケ(ピンク・バッカスというオケ)のシャブリエ「スペイン」は聴けたし、雰囲気は味わえたので良しとしよう。
清水和音のコンサートはドビュッシーとラヴェルの代表的なピアノ作品を並べた王道的な内容。
彼はやはりうまい。
ラヴェルの超難曲をなんの苦労もしていないようにさらっと弾いてしまう技巧は素晴らしい。
変に思い入れをこめずに端正なのも聴いていて気持ちいい。
ペダルに頼らず、細かい音形もごまかしなく演奏していた。
アンコールで弾いた有名なラヴェルのパヴァーヌ、強弱の幅が広く、強い個所はかなりどっしりと響かせていたのが印象に残った。
演奏に関しては、この公演だけでも十分満足だった。
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