Every Little Thing/Concert Tour 2013 - ON AND ON(2013年1月26日 三郷市文化会館;3月9日 東京国際フォーラム ホールA)
Every Little Thing Concert Tour 2013 - ON AND ON
2013年1月26日(土)16:00 三郷市文化会館(1階17列10番)
Every Little Thing
(以下セットリスト等ネタバレがあるのでご注意ください)
1996年8月のデビューから16年半が過ぎ、17年目に突入した、ELTの2013年全国コンサートツアーの初日公演を聴いた。
埼玉県の三郷市文化会館ははじめて行ったが、私の家からは比較的行きやすく、国際フォーラムへ行くよりも楽だった。
ただし、最寄駅の武蔵野線三郷(みさと)駅からは歩いて10分強かかったのではないだろうか。
順を追って簡単にリポートしたい。
ステージ右側に建物のセットあり。
階段が両脇にあり、舞台中央に高い通路があり、スクリーンが投影される。
まずサポートメンバー4人が通路を右から左へ横切って登場。
ドラムスがこれまでの山口鷹氏から別の人に代わっていた。
次いでいっくんが片手をあげながら通路を渡る。
最後にもっちーが白い上下のスカートで登場。
右の腕のみ袖がないタイプ。
M1:Dear My Friend(アンコールで歌う時とは違い、動きも少なめで聴衆にマイクを向けず、全部の箇所を自ら歌った)
M2:Future World
M3:ハイファイ メッセージ (途中から高い場所に移って歌う)
M4:アイガアル
M5:キヲク
確かここで持田が退場し、伊藤がトークで間をつなぐ。風邪をひいて鼻が通らないとのこと。
持田登場。
白いトップスに紅白の縦縞のぴっちりしたパンツ(持田いわく「食い倒れ(人形)みたい?」)
少し懐かしい曲を歌いますとの言葉に続いて次の曲へ。
M6:nostalgia(軽快さの加わった別アレンジによるバージョン)
長いMC
M7:きみの て (最後の方で高い場所にのぼり、曲が終わると、からくり人形のような動きをした後に椅子に座り身動きしないまま次の曲に入る)
M8:fragile(そのまま高い場所で歌う)
M9:Time goes by
持田退場
M10:SWEET EMERGENCY(伊藤ソロ)(レーザー光線が客席の四方八方にも飛び、格好いい)
持田登場(白いジャケットに長めのスカート)
M11:AMBIVALENCE
M12-M14:Medley: Face the change~Get Into A Groove~Feel My Heart
M15:Shapes Of Love
M16:Free Walkin'(途中で勢い余ってか持田転ぶ)(この曲恒例のメンバー紹介あり)
M17:また あした
~アンコール~
タオル投げ(持田は青いTシャツに黒いスカート)
M18:ON AND ON(来月発売の新曲披露。スクリーンに同時進行でミュージックビデオが投影される)
NHK Eテレのキャラクター、はなかっぱ、ももかっぱが登場。
ELTが「はなかっぱ」の新作映画の主題歌を担当するのと同時に声優にも挑戦するとの発表あり
M19:出逢った頃のように(前回のツアーでも披露したジャングルのおたけび風バージョン)(スクリーンに歌詞が出る)
M20:good night
アホコールは今回もあったが、どのタイミングかは忘れてしまった。
「Shapes Of Love」か「Free Walkin'」のあたりだったか。
懐かしい名曲も満載の選曲に大満足だった(個人的には「:きみの て」「Get Into A Groove」「Feel My Heart」あたりがうれしかった。メドレー最高!)。
「nostalgia」「出逢った頃のように」以外はオリジナルのアレンジだったのも個人的にはうれしかった。
もっちーは基本的によく声が出ていて高音も堂々と出し、復調した歌唱を聴かせてくれた。
アップテンポの曲では見事なまでに充実した歌唱で聴衆を盛り上げた。
一方バラードは若干音程が不安定になる箇所もあったものの、思いのこもった歌唱で特に「good night」は素晴らしかった。
今後回を重ねるにつれてさらにいいライヴになることは間違いないだろう。
今回も一貫して盛り上がった楽しいライヴだったが、本編とアンコールの間の数分以外は立ちっぱなしだったので、これから参戦される方は覚悟されたい。
出来れば3月の国際フォーラム公演にも行きたいものである。
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(2013年3月10日追記)
昨日、ELTツアーの中盤、国際フォーラム2daysの初日を聴いた。
セットリストなどは以下の通り。
2013年3月9日(土)17:30 東京国際フォーラム ホールA(2階18列87番)
M1:Dear My Friend
M2:Future World
M3:ハイファイ メッセージ
M4:アイガアル
M5:キヲク
持田退場
伊藤トーク。
持田登場。
M6:ハリネズミの恋(来月発売の新曲披露。スクリーンに同時進行でミュージックビデオが投影される)
M7:きみの て
M8:fragile
M9:Time goes by
持田退場
M10:SWEET EMERGENCY(伊藤ソロ)
持田登場(カラフルなワンピース)
M11:AMBIVALENCE
M12-M14:Medley: Face the change~Get Into A Groove~Feel My Heart
M15:Shapes Of Love
M16:Free Walkin'
M17:また あした
~アンコール~
M18:ON AND ON
M19:出逢った頃のように(ジャングルのおたけび風バージョン)
M20:good night
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初日の三郷公演とは6曲目の「nostalgia」が、来月発売の新曲「ハリネズミの恋」に変わった以外は全く同じ内容。
ただし、スクリーンや照明を使った演出はかなり凝ったものに進化していて、もっちーの振り付けも特に最初の数曲ではかなり工夫のこらされた魅せる内容になっていた。
おそらくWOWOWのカメラだろうが、客席前方にレールが敷かれて、映像を撮影していた。
いつもだと2daysの2日目に録画されていたように思うが、初日の方が声の調子がよいからだろうか、今回は土曜日の録画となっていたようだ。
衣装は「AMBIVALENCE」で登場する時のものだけが、三郷公演とは異なっていて、カラフルな魅力的なスカートだった。
いっくんはトークによると、花粉で鼻水がたれているとのこと。
三郷でも風邪ひいて鼻水たれていなかったか。
だが、クールな表情で堅実に決めるいっくんのプレイは相変わらず格好いい。
もっちーの歌唱は若干声に疲れが出ているかなという印象。
アップテンポの曲はさすがの貫録で堂々と歌い上げて素晴らしいのだが、バラードではどうも音程が低くなりがち。
イヤモニターを装着していなかったのだろうか。
だが、「Time goes by」と「good night」は特に感情がこもっていた。
この2曲での訴えかけの強さは見事だった。
それから新曲「ハリネズミの恋」は事前にサビを聴く機会もないまま、全くはじめて会場で聴いたうえに、スクリーンに映し出されたミュージックビデオを見たのもはじめて。
こういうサプライズはうれしい。
楽曲は軽快だが哀愁もこもり、なかなかいい感じの仕上がりではないだろうか。
ビデオもハリネズミ(の人形)が出てきたりして可愛く、もっちーの出演もたっぷりで上出来である。
これは発売が楽しみである。
それから歌い慣れたのか、今回「ON AND ON」がテレビで歌ったどの時よりも良かった。
今回の公演、巨大な国際フォーラムの2階席ということで、ステージははるか彼方だったが、グレイテスト・ヒッツの名に偽りなく、次々繰り出される懐かしい楽曲に時間のたつのも忘れて楽しんだ。
なお、2階席のお客さんは曲によって結構自由に座ったりしていたので、三郷のような立ちっぱなしの事態は避けられて助かった。
それにしてもすでにELTのコンサートに何度も足を運んでいながら一度も2人のメッセージ入り金銀テープが手に入らないというのは、いかにテープの届かない後ろの席ばかりしかとれないかということであろう。
チケット代に差をつけてくれたらいいのにと思ったりもするが、まあ楽しかったから良しとしよう。
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