« モイツァ・エルトマン&ゲロルト・フーバー/エルトマン ソプラノ・リサイタル(2012年6月10日 東京オペラシティ コンサートホール) | トップページ | クリスティーネ・シェーファー&エリック・シュナイダー/リサイタル(2012年7月2日&4日 王子ホール&東京文化会館 大ホール) »

F=ディースカウの1987年来日公演(NHK Eテレ 2012年6月30日)

バリトンのディートリヒ・フィッシャー=ディースカウを追悼して、NHK Eテレで1987年の来日公演からヴォルフのメーリケ歌曲集(11月1日)が放映されます。
2012年6月30日(土)0:00~1:15までとのことで、この記事を書いている時点で残り3時間半後には放送されることになります。

私もこの時はサントリーホールで生で聴き、非常に感銘を受けたのを思い出します。
ディースカウは本当に顔の表情が豊かなのです。
その顔の表情と声の表情がぴったり一致しているのは舞台人として素晴らしいと感じたものでした。
共演のピアニスト、ハルトムート・ヘルも当時まだ若く、ディースカウから多くのものを吸収していた時期と思われます。
ライヴで感動した後にさらにテレビ放映で細かな表情が見れたのを本当に懐かしく思い出します。

曲目などの詳細は以下のリンク先にあります。
ご都合があえばぜひご覧ください。
 こちら

| |

« モイツァ・エルトマン&ゲロルト・フーバー/エルトマン ソプラノ・リサイタル(2012年6月10日 東京オペラシティ コンサートホール) | トップページ | クリスティーネ・シェーファー&エリック・シュナイダー/リサイタル(2012年7月2日&4日 王子ホール&東京文化会館 大ホール) »

映画・テレビ」カテゴリの記事

音楽」カテゴリの記事

ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ Dietrich Fischer-Dieskau」カテゴリの記事

ハルトムート・ヘル Hartmut Höll」カテゴリの記事

コメント

フランツさん、有り難うございます。
昨日から0時就寝を実行しはじめましたが、今夜だけは、禁を破って、テレビに集中します!

投稿: Clara | 2012年6月29日 (金曜日) 22時50分

Claraさん、おはようございます。
せっかく始められた習慣を今日だけ中断した甲斐があったならば嬉しく思います。
0時前に就寝すると体のリズム的にいいという話を聞いたことがあります。
私もなるべく実践したいと思いますが、週末はつい夜更かししてしまいがちです。
ディースカウはやはりあらゆる面で素晴らしかったです!ヘルもまだ細くて若く、当時のことが懐かしく思い出された時間でした。

投稿: フランツ | 2012年6月30日 (土曜日) 06時37分

フランツさん、お陰様で放送は、最後まで堪能しました。
アンコールの2曲目が「もう歌えない」というタイトルの歌だったのは、ほほえましかったですね。
この当時、日本はバブルの頂点の頃、海外から著名な音楽家も多く来日、コンサートホールを、お客さんで埋め尽くした時代だったのだと思います。
私は、この演奏の時は、日本を離れていたので、25年前の演奏風景を、テレビで見られたのは、良かったです。
ハルトムート・ヘルは、白井光子さんとデュオを組んでいる人ですよね。
この頃は、ずいぶん若々しかったですね。

投稿: Clara | 2012年6月30日 (土曜日) 23時01分

テレビ観ました&聴きました。本当に素晴らしかったですね! フィッシャー=ディースカウは優れた役者でもあると心底感じました。

投稿: 田中文人 | 2012年6月30日 (土曜日) 23時23分

Claraさん、こんばんは。
放送、堪能されたそうで良かったです!
アンコールの「もう歌えない」はディースカウがヴォルフのコンサートを開いた時に最後に歌うお決まりの曲です。日本でも最後にこの曲が歌われて、「これでおひらきなんだ」と感じたものでした。こういうちょっとしたウィットに富んでいるところもディースカウの人間的な一面だと思います。
当時Claraさんは海外にいらっしゃったのですね。私は当時学生でバブルの状態にあったことをそれほど認識していなかったのですが、あの頃に聴いたコンサートの記憶は今でも残っていて、今にして思えば随分いろいろなアーティストを楽しむことの出来たいい時期でした。
ヘルはおっしゃるように白井さんとデュオを組んでいる人です。春に日本歌曲を聴いた時はすっかり体格のよいドイツ人という感じでしたが、25年前はまだ華奢でういういしかったものでした。本当にタイムスリップしたような懐かしい時間でした。

投稿: フランツ | 2012年7月 1日 (日曜日) 18時26分

田中文人さん、こんばんは。
放送、楽しまれたようですね。
おっしゃるように本当に素晴らしい公演で、この映像が残されていたことに感謝したい気持ちです。
ディースカウはオペラにおいては必ずしも評価が定着していない感はあるのですが、歌曲におけるテキストへの「入り込みかた、なりきりかた」はやはりずば抜けた凄さだと感じました。名役者ですね!

投稿: フランツ | 2012年7月 1日 (日曜日) 18時31分

フランツさん
歌曲大好きです。時々お邪魔して楽しませていただいています。有難うございます。
ディースカウさんが亡くなられたことは、ニュースで知っていましたが、追悼番組が有った事を知りとても残念でした。皆様の感想を訊くと又無念です。フランツさんは、生で聴かれたとか、、、素晴らしい時間だったことでしょう!羨ましい限りです。
又いろいろお話を楽しみにしています。

投稿: nagi | 2012年7月17日 (火曜日) 17時56分

nagiさん、こんばんは。
ご訪問くださり、有難うございます!
nagiさんも歌曲がお好きとのことで嬉しく思います。
ヴォルフ、ご覧になれなかったようで残念でしたね。
ディースカウが1987年に来日した時には、今回のヴォルフの夕べだけでなく、「冬の旅」も放映されたので、いずれ再放送してくれるといいですね。
私の思い出話もこうして記事にすることで、ある程度はその雰囲気が伝わればいいなと思っています。
nagiさんのお好きな歌曲についてもいつか聞かせてくださいね。

投稿: フランツ | 2012年7月17日 (火曜日) 20時45分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: F=ディースカウの1987年来日公演(NHK Eテレ 2012年6月30日):

« モイツァ・エルトマン&ゲロルト・フーバー/エルトマン ソプラノ・リサイタル(2012年6月10日 東京オペラシティ コンサートホール) | トップページ | クリスティーネ・シェーファー&エリック・シュナイダー/リサイタル(2012年7月2日&4日 王子ホール&東京文化会館 大ホール) »