ダニイル・トリフォノフからの音楽メッセージ
たまたまネットを見ていたら、先日ショパンコンクールのガラコンサートで来日して魅力的な演奏を聴かせてくれたダニイル・トリフォノフ(Daniil Trifonov)が、自身のサイトで日本人のためにバッハを演奏していることを知った。
こういう個人レベルで応援してくれるのは日本人として嬉しいし、彼の今後の活動をますます応援したくなった。
演奏はこちらから映像をクリック(Bach, Prelude and Fugue in G sharp minor)
メッセージの概要「日本の多くの友人たちには無事と分かった人もそうでない人もいます。確認できていない人たちが無事でいることを祈っています。」
Thank you, Daniil!
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コメント
ダニイリさんの心が伝わってきますね。
被災地の方々の中には、音楽が大好きな方も多かったはず。再生装置などを守っている場合ではなかったはず。でも、避難所においても、本当は聴きたいはずの音楽。おそらくそこで最も聴くに価するのはバッハかもしれません。
今回の地震は、直接被害を受けていないものにも、多大なストレスを与えていると思います。
ダニイリさんの心が誰かの心を癒すことを祈ります。
投稿: Zu・Simolin | 2011年3月29日 (火曜日) 16時30分
Zu・Simolinさん、コメントを有難うございます。確かにバッハの音楽は傷ついた人を癒すには最もふさわしい音楽の一つかもしれませんね。
被災地におられる音楽好きの方々は、今はまだ音楽を聴ける状況にあったとしても、そういう気分にはなれないかもしれません。しかし、いつか少しずつでも立ち直る時が来たら、このダニイルの演奏に耳を傾けていただけたらいいなぁと思います。ダニイルの魂のこもった演奏はきっと聴く人の胸に響いてくると思います。私の胸に深くしみこんできたように。
投稿: フランツ | 2011年3月29日 (火曜日) 21時02分