Every Little Thing Concert Tour 2009~2010 "MEET"(2010年3月28日 東京国際フォーラム ホールA)
Every Little Thing Concert Tour 2009~2010 "MEET"
2010年3月28日(日) 17:30 (終演20:30) 東京国際フォーラム ホールA (1階39列39番)
Every Little Thing
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昨年10月から全国各地を回っていたEvery Little Thingのコンサートツアー"MEET"の最終公演を東京国際フォーラムで聴いてきた。
最終日公演はWOWOWが収録して放送し、その後にはDVDとして発売されるのが通例である(私はWOWOWは見れないので、いつもDVD待ちだったが)。
今回もWOWOWのカメラが入っていたので、いずれDVD化もされるのだろう。
セットリストは以下の通り。
1.Pray
2.あたらしい日々
~MC~
3.Medley(Face the change - Feel My Heart - FOREVER YOURS)
4.Time goes by
~MC(長めのトーク。客着席)~
5.スイミー(acoustic version)
~MC~
6.ソラアイ(acoustic version)
7.鮮やかなもの(acoustic version)
8.fragile
9.キヲク
10.SWEET EMERGENCY(伊藤一朗ソロ。客立つ)
11.Future World
12.Free Walkin'(バンドメンバー紹介)
13.jump(カラーテープ落下)
~MC~
14.愛の謳
~Encores~
15.冷たい雨(PVの映像に合わせた演奏)
~MC(五十嵐充登場。Happy Birthdayサプライズ。タオル投げ)~
16.Change(+五十嵐充)
17.Shapes Of Love(+五十嵐充)
18.Dear My Friend(+五十嵐充)
19. Over and Over(+五十嵐充)
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昨年10月に渋谷のオーチャードホールで聴いた時とほぼ同じセットリストだが、アコースティックコーナーが「恋文」「ささやかな祈り」の代わりに「ソラアイ」「鮮やかなもの」になっていたのと、アンコールの1曲目が「DREAM GOES ON」ではなく「冷たい雨」になっていた点が異なっていた。
さらにアルバムの先行シングルとして2月に発売されたばかりの「Change」も披露されたので、4曲前回と別の作品が聴けたことになる。
27日の追加公演に続いて2日連続の国際フォーラム公演だったこともあってか、持田さんの声は時に苦しそうな場面もあったが、概して清冽な美声をすっきりと聞かせていたと思う。
前半のアップテンポナンバーのラッシュはやはり盛り上がる。
「Time goes by」の後に着席してのトークコーナーは、渋谷の時同様かなり長く、客席の声にこたえてまったりと続いた。
その後「スイミー」のアコースティックバージョン(新作アルバム「CHANGE」のDVDに含まれていた昨年のクリスマス・ライヴと同じアレンジのようだ) をすっきり聞かせて、またトークタイム。
その後に「ソラアイ」を歌ってくれたが、私にとって特に好きな作品なので嬉しかった。
アルバム「4 FORCE」に含まれていた「鮮やかなもの」は人気の高い楽曲で、今回のライヴで披露されたのもそのあらわれだろう。
この曲、はじまりが低めに始まるのだが、サビはかなり高くなり、持田さんは勢いで乗り切っていた。
2日連続の公演ということで、声も疲れが出たのか「キヲク」では音程が決まらず、この日一番苦しそうだった。
そして、伊藤さんのギターソロに続き、衣裳替えをした持田さんが再登場してアップテンポ3連続でおおいに会場を盛り上げた後、最後の「愛の謳」でしっとりと締めくくった。
前回の渋谷でも感じたことだが、この曲を歌う彼女の歌唱は本当に素晴らしい。
こういう全身全霊で魂のこもった歌を歌える彼女は、今後もさらに進化していくのだろう。
すでにネット上のニュースで取り上げられているが、この日、2000年3月に脱退した元メンバーの五十嵐充氏がサプライズゲストとして登場した(何となく予感はしていたが)。
持田さんの誕生日が24日だったので、大きなケーキを運びながらの登場となり、持田も「ゲストに運んでもらってすみません」と言っていた。
実は会場に入る際に、聴衆に配布されたビニール袋の中に、「ELTスタッフよりお客様にお願い」という紙が入っていて、自分の座席表を確認して、赤白のボール紙を上げてもっちーをお祝いしようという企画だった。
♥
♥ELT♥
I♥ELT
KAORI
上記のような文字がステージから見えるようになり、ウェブニュースなどでも取り上げられたように、もっちーは感激して泣いていた。
ライヴが終わった後のエンドロールで流れていた歌なしの音楽が聴いたことのない曲だったので、今後発売される新曲なのかもしれない。
オリジナルメンバーの3ショットで懐かしい大ヒット曲と生まれたての新曲の両方を聞けて、とても貴重な時間を過ごせ、とにかく楽しめたライヴだった。
声を大事にして、今後もますます頑張ってほしいと思わずにいられない。
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