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Every Little Thing Concert Tour 2009~2010 "MEET"(2009年10月24日オーチャードホール)

Every Little Thing Concert Tour 2009~2010 "MEET"
2009年10月24日(土) 18:30 (21:00終演) Bunkamura オーチャードホール 

Every Little Thing

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以下ネタばれがありますので、これからライヴに行かれる方はライヴ前にはご覧にならない方がいいと思います。

10月22日に伊勢原市民会館で始まり来年3月まで続く全国32箇所でのEvery Little Thingのコンサートツアーの2回目の公演を、渋谷のオーチャードホールで聴いてきた。
ファン歴10年以上にしてライヴ参戦は今回がはじめて。
とはいえこれまでのライヴはDVDでチェックしているので、実際に歌っている姿を見てみたくなってチケットを入手した。

セットリストは以下の通り。

1.Pray
2.あたらしい日々
~MC~
3.Medley(Face the change - Feel My Heart - FOREVER YOURS)
4.Time goes by
~MC~
5.スイミー(acoustic version)
~MC~
6.恋文(acoustic version)
7.ささやかな祈り(acoustic version)
8.fragile
9.キヲク
10.SWEET EMERGENCY(いっくんソロ)
11.Future World
12.Free Walkin'
13.jump(カラーテープ落下)
~MC~
14.愛の謳

Encores

~MC~
15.DREAM GOES ON
~MC(アホになる気はございますか)~
16.Shapes Of Love
17.Dear My Friend
~MC~
18.Over and Over

ELTの全国ツアーでアルバム発売と連動していない全国ツアーは今回が初めて。
年末にはこれまでの全シングルを網羅したベスト盤もリリースされると発表されたこともあって最後のツアーになるのではと心配する声もあるが、今後もELTの活動は継続するものと信じたい。

私の席は1階の後ろから2列目の真ん中へん。
生ライヴ初心者にとっては全体が見渡せるなかなか理想的な席だった。

ライヴのオープニングSEが終わり、いよいよという時に「Pray」のオルガン風前奏が流れてきて一気に気持ちが高まった。

はじめて生で聴いたもっちーの声は、最初のうちはCDやテレビでの印象とちょっと違う感じがした。
回転数を早めたレコードのような少年っぽい声に感じられたが、徐々に慣れてくると、いつも聴いているあの声と一致してきたように感じた。
オーチャードホールのような音響の中でポピュラーを演奏する時の響きの違いもあるのかもしれない。
ツアーが始まって2本目ということもあって、最後まで声には張りがあり、のどの調子はかなり良く感じられた。

もっちーは3~4回衣装を着替えただろうか。
何を着ても本当にチャーミングだが、特に最初のスカートはメルヘンチックな感じで可愛らしさを引き立てていた。

アコースティックコーナーでのMCは予想以上に長く、10分ぐらいあっただったろうか。
強気なもっちーとやられっぱなしのいっくんという2人のかけあい漫才のような感じでまったりと続いた。
会場からの途切れることのない掛け声を一つ一つ拾って答えたりつっこんだりといった自由すぎる雰囲気をアーティスト自身も観客も楽しんでいた。
内容はHPでのスタッフダイアリーの記事からいっくんの初恋話まで脈絡なくあちらこちらに飛ぶ。
いっくんはテレビでのおっとりした印象そのままだがかなり饒舌に話していたのが面白かった。
心にハードディスクがあって、そこから過去の記憶が解凍されるというような話を熱弁して会場を爆笑させていた。

4の後でいっくんより「座りましょう」との言葉があり、5~10までは座りっぱなしで聴いたので、あたかも家でくつろいでCDを聴いているような感じだった。

セットリストは10、12以外はすべてシングル曲で、ベスト的な選曲がされていたのがうれしい。
「スイミー」のアコースティック・アレンジ版ははじめて聴いたが、これはこれで南国風な脱力感が心地よかった(オリジナル版でも聴いてみたかったが)。
次から次へと続く意外性にあふれた選曲にはわくわくさせられたが、やはりアンコールの最後に歌われた名バラード「Over and Over」はこれまでのツアーで一度も歌われていないこともあり、感動的だった。
どういう心境の変化があったのかは分からないが、この曲の封印を解いた何らかのきっかけがあったのかもしれない(いがちゃんとの再会ゆえか?)。

もっちーは余程「愛の謳」に思い入れが強いのだろう。
しばしばライヴで歌ってきたが、今回はじめて生で聴いて、彼女の伝えようという意気込みが一番強く感じられて、感動的だった。

個人的には大好きな「Feel My Heart」がメドレーの短縮版ではあるものの生で聴けたことと、9年ぶりにいがちゃんが作曲を手がけた「DREAM GOES ON」が聴けたのがうれしかった。
また、もっちーの衣装替えの間に「Crispy Park」に収録されているいっくん自作のギターソロが舞台中央で演奏されたが、これは曲も演奏ぶりも格好良く、素の時とのギャップの大きさが魅力的だった。

ELT恒例の「アホになる気はあるのか」コールがないままに本編が終わり、封印してしまったのかと思いきや、アンコールの2曲目の前で「オーチャードホールにまた呼んでもらえるように若干抑えて」と断ってからもっちーの語尾だけ丁寧ながらドスの利いた掛け声が会場に響き渡り興奮した。

アンコールが終わり、もっちーのマイクを通さない生声で「ありがとうございました」という声と共にライヴは終了したが、最後に会場に流れる歌なしのエンディング曲が、これまでの「Over and Over」とは違う曲になっており、はじめて聴く曲だったので、来月リリース予定の新曲「冷たい雨」だったのかもしれない。

今回のツアーは来年の3月までの長期にわたるが、かなり余裕のある日程が組まれているのは声に配慮してのことだろう。
最終日にまた素敵なパフォーマンスを聴かせてくれるのを楽しみにしたい。
席の関係で「jump」の時に天井から降ってきた2人のメッセージ入りのカラーテープは手に入らなかったが、それは来年の楽しみにとっておこう。

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コメント

通りすがりの者です。失礼します。
えっ、「Over and Over」歌ったんですか!?
この日に来たお客さんは、ビックリしたでしょうね。聴きたかったなぁ。なぜ、この時期に。あとは「Pray」も。ずいぶんと初期の歌ですよ。僕は初期のELTが好きでして、何でしょう・・・耳に残るんですかね。あの頃は、女性ウケするだろうと思ったら、男性側もウケがいいのにはビックリした記憶があります。

そして、「冷たい雨」(五十嵐さんがサウンドプロデュース)がリリースされますが、僕個人としては、良いのではないでしょうか。この季節に合います。

12月にコンプリートベストを出すそうですが、なぜ? 解散なのか?・・・う~ん、わからん。
3人になる…まずないとは思いますが。

投稿: 通りすがりの者 | 2009年10月25日 (日曜日) 20時01分

通りすがりの者さん、こんばんは。
そうなんです。
アンコールの3曲目が終わったところでもっちーのMCが入り、お忙しい中わざわざチケットをとって聴きに来てくれたことに感謝していますというようなコメントがあり、その後にスクリーンにOver and Overの文字があらわれた時は会場がどよめきました。私もまさかと思いましたが、本当に美しくもっちーはこの曲を歌ってくれました。
今年に入ってソロ活動やら五十嵐さんとのコラボやら新しいことを次々にこなして、ELTがさらにパワーアップするためのステップということならいいのですが、まさか解散ということは私も思いたくないです。3人体制への復帰もなさそうですが。
動画サイトで聴いた「冷たい雨」もとても素敵なバラードでした。

投稿: フランツ | 2009年10月25日 (日曜日) 21時17分

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