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シューマン「クリスマスの歌」(詩:アンデルセン)

Weihnachtslied, Op. 79-16
 クリスマスの歌

Als das Christkind war zur Welt gebracht,
Das uns von der Hölle gerettet,
Da lag's auf der Krippe bei finstrer Nacht,
Auf Stroh und Heu gebettet;
Doch über der Hütte glänzte der Stern,
Und der Ochse küßte den Fuß des Herrn.
Halleluja, Kind Jesus!
 幼児キリストが
 地獄の世から私たちを救うべくお生まれになったとき
 闇夜のかいばおけに横になり
 わらと干草の上で眠っておられた。
 だが小屋の上では星が輝き
 雄牛が主の足にくちづけした。
 ハレルヤ 幼児イエス!

Ermanne dich, Seele, die krank und matt,
Vergiß die nagenden Schmerzen.
Ein Kind ward geboren in Davids Stadt
Zum Trost für alle Herzen.
O laßt uns wallen zum Kindlein hin,
Und Kinder werden in Geist und Sinn.
Halleluja, Kind Jesus!
 奮いたて 病んで疲れきった魂よ
 さいなむ苦しみを忘れよ。
 幼児がダビデの町でお生まれになったのだ
 みなの心をなぐさめるために。
 おお 幼児のもとに参じて
 心や意識のなかでキリストの子となろう。
 ハレルヤ 幼児イエス!

原詩:アンデルセン(Hans Christian Andersen: 1805.4.2, Odense, Denmark - 1875.8.4, Rolighed, Denmark)
曲:シューマン(Robert Alexander Schumann: 1810.6.8, Zwickau - 1856.7.29, Endenich)

サンプル楽譜とMIDI
http://www.freehandmusic.com/ProductDetail.aspx?ProdID=318140

Salomon Jadassohnのピアノ編曲版

コンピュータを使った音源

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コメント

Frohe Weihnachten!
私はバッハの

Ich steh an deiner Krippen hier,
O Jesu Du mein Leben!

が好きです。大昔ドイツ語講座で聞いた素朴な歌です。

アンデルセンはデンマークの人だから、独訳の歌詞なわけですよね?
千葉には「ふなばしアンデルセン公園」というものがあって、「東京ドイツ村」(これも千葉)と同様一度行くと楽しいです。ボックスベッドや風車や、東京ドイツ村は「黒・赤・金」の観覧車があります(笑)。

たのしいクリスマスをおすごしください☆彡
私はDVDをレンタルしてきました。
銀河英雄伝説の終わりのほう3本と、デスノート前後編、漫画(後者は原作)ばかりです!

投稿: Auty | 2007年12月24日 (月曜日) 12時18分

フランツさん、こんにちは!
私はキリスト教徒ではありませんが、音楽では、密接に触れています。
今日はまさにクリスマスイヴなのですね。
アンデルセンの詩にシューマンが曲を付けたこの歌、楽譜を見ると、歌いやすい音域で、メロディもきれいですね。
教会だけでなく、きっと家庭の中で、子どもも歌える歌として、愛されているのでしょうね。
日本語訳詞、詩の心がよく伝わります。

投稿: Clara | 2007年12月24日 (月曜日) 12時43分

Autyさん
Fröhliche Weihnachten!

バッハの"Ich steh an deiner Krippen hier"は、「クリスマス・オラトリオ」の中の曲ですね。素朴で素敵な曲だと思います。

このシューマンの曲に使われた独訳を誰がしたのかは残念ながら分かりませんでした。

「ふなばしアンデルセン公園」というのがあるそうですね。アンデルセン童話の登場人物たちがいそうな感じですね。

Autyさんもどうぞ素敵なクリスマスをお過ごしください。
「銀河英雄伝説」というのは知らなかったのですが、「デスノート」の前編は私も見ました。原作は読んでいなかったのですが、映画としてはとても面白かったと思います。そのうち後編も見るつもりです。

投稿: フランツ | 2007年12月24日 (月曜日) 13時24分

Claraさん、こんにちは!
合唱をなさっているClaraさんはキリスト教徒でなくても多くのクリスマス・ソングに触れる機会が多いことでしょうね。
信者であるなしを問わず、何となく荘厳な雰囲気や時にわくわくさせてくれるのがクリスマス音楽の不思議なところだと思います。

このシューマンの曲は「若者のための歌のアルバム(Liederalbum für die Jugend)」という29曲からなる歌曲集に含まれているのですが、この曲は途中で合唱も加わって、クリスマスの温かい雰囲気が伝わってくるような曲だと思います。

訳詩もお褒めいただき、うれしいです。
こういう宗教がらみの詩は、前提となる知識の乏しい私には結構難しく感じます。
でも詩の「心」が少しでもとらえられたらいいなと思いながら訳しています。

どうぞ素敵なクリスマスをお過ごしください!

投稿: フランツ | 2007年12月24日 (月曜日) 13時25分

フランツさん、こんにちは。

今年もクリスマスまで後一週間となりましたね。

この訳はフランツさんがされたのですか?
素晴らしいですね!
私はキリスト教徒ですので、このアンデルセンの(そしてフランツさんが訳された)詩には心からの共感とともに、まさに祈りでもあると感じました。

貼り付けてくださっていたサンプルや楽譜が表示されなかったのが残念です。
是非とも聴いてみたいです。


バッハの"Ich steh an deiner Krippen hier”は、私も大好きな讃美歌です。
讃美歌(日本基督教団讃美歌委員会発行 1954年版)の107番に「まぶねのかたえに」という
歌い出しで載っています。
アルト、バスの声部の動きがとても効いている曲ですよね。
もともと好きな讃美歌でしたが、自教会のイブ音楽礼拝で独唱した曲でもあり、思い出深い曲です。

余談ですが、ドイツ語で「クリッペ」と呼ばれる、キリスト聖誕時の馬小屋の風景や人物を置物にした模型があるのです。
それは「Krippen」から来ていたんですね。
今頃知りました(笑)

投稿: 真子 | 2013年12月18日 (水曜日) 17時48分

真子さん、こんにちは。
クリスマスも近づき、クリスチャンの真子さんにとっては大切な時期でしょう。
私は無宗教なので、ケーキを食べるぐらいですが、欧米では1ヶ月ぐらい前から意識するようですね。
私が昔に書いたクリスマスにちなんだ記事をご覧くださり、有難うございます!
サンプルをお聴きになれなかったとのこと、申し訳ありません。おそらくパソコンとの相性があるのかもしれません。
動画サイトにピアノ編曲した版がありましたので、後日こちらの記事に掲載しますね(スマホからだとうまく貼れないかもしれないので)。

讃美歌の「まぶねのかたえに」、いい曲ですね。真子さんも歌われたそうで、思い出深い曲なのですね。

クリッペという模型があるのですね。いろいろ奥が深そうで、勉強になります。

どうぞよいクリスマスを迎えてくださいね(^^)

投稿: フランツ | 2013年12月19日 (木曜日) 19時51分

フランツさん、こんばんは。

フランツさんは、オーストリアにいらっしゃったことがおありでしたね(だからドイツ語もおできになるのですね)。
もし、いまごろの季節にオーストリアにいらしたことがお有りなら、素敵なアドベントをご経験されたのではないでしょうか(アドベントとは待誕節とも言って、クリスマスまでの約ひと月の期間です)。
1ヶ月前から意識するというのはクリスマスを待ちつつアドベントの期間を過ごすということです。

アドベントクランツと呼ばれるリースに4本のロウソクを立てて、日曜(礼拝日)ごとに火を点けて、4本目に火が点くとクリスマスです(「ヘルマンプライと共にクリスマスを」のビデオにもこのクランツが出てきました)。
私もアドベントの期間が大好きです。

サンプルの件すみません。
自分で探せって話ですねm(_ _)m
でもフランツさんは、素敵な動画を見つけるアンテナをお持ちなので楽しみにお待ちしています。

投稿: 真子 | 2013年12月19日 (木曜日) 22時22分

真子さん、こんにちは。
私がオーストリアに行ったのはほんの3週間だけで、ヴォルフの自筆楽譜を調べに行くという目的で、特に留学をしたわけではないのです。
ですからドイツ語も話す方はさっぱりです(泣)
辞書があれば訳せるという程度なので下手な翻訳をブログでさらしています。

「アドヴェント」のこと、ありがとうございました。
私が言いたかったのはこのことでした。
ただ名前が思い出せなくて曖昧な書き方をしてしまいましたが、さすが真子さん、分かってくださったのですね!
プライの映像もあるそうですね。

それからシューマンの「クリスマスの歌」YouTubeから貼り付けました。
歌手が歌っているものは今のところ掲載されていないようでしたので、編曲版などを聴いてみてください。

投稿: フランツ | 2013年12月20日 (金曜日) 22時39分

フランツさん、こんにちは。

早速に、シューマンの「クリスマスの歌」をありがとうございました。
少し古楽的な響きがあり、和音の美しい曲ですね。
私は合唱もやっていたことがあり、合唱も大好きなジャンルです(讃美歌の和音は独特でとても美しいです)。
シューマンの「クリスマスの歌」、とっても気に入りました。
繰り返し聴く事になりそうです。

ヴォルフの自筆楽譜を調べに行かれたのですか。
かなりすごいことです!(そういえばプライさんは、ヴォルフも大好きだとインタビューで言っていました)
詩心がお有りのためか、とても素敵な訳だと思います。
訳詞の「闇夜のかいばおけ」は、「だが小屋の上では星が輝き」と対比して、胸に迫る言葉でした。
圧政に苦しんでいた当時のユダヤの民の状況、そして、様々な問題が山積の、今の世界情勢も表していると思いました。
闇夜であればあるほど光は明るく感じますものね。

プライさんのクリスマスビデオは、とても温かく、ドイツのクリスマスの美しい風景に溢れている素晴らしいものだと思います。
声も51歳時のもので、重ねた年齢から来る余裕があって、温かく包んでくれる感じがします。
そして声も格別に絶好調です。

「ホワイトクリスマス」なんて、もう彼にしか歌えないおしゃれな歌いまわしで、何度聴いても魅了されます。
讃美歌111「神の御子は」は4番まであるのですが、半音ずつ上げて行って歌っていたり(これ、大変なことと思います)、「リトル・ドラマー・ボーイ」では、歌詞に従っての、作為のない歌い分けが素晴しいです。
羊飼いに扮して馬小屋で歌ったり、子供達とクッキーを食べながら歌ったり、サンタクロースに扮したり、「ジングルベル」でそりに乗って歌う姿のなんと楽しそうなことか!

子供の頃のクリスマス体験談はファンにはお宝ですし、ドイツ式のロウソクをつけたクリスマスツリー(我が家のもこれです!)のそばで語るプライさんがまた素敵で、大歌手の等身大を見ることのできる映像だと思います(同一音源の輸入CDもあります)。

すみません、プライさんを語ると止まりませんね(汗)
でも、本当に素晴らしい映像・歌なので、多くの人に見てもらいたいです(DVD化されたものももう盤なので、動画にアップされていればいいなと思います)。

投稿: 真子 | 2013年12月21日 (土曜日) 11時06分

真子さん、こんにちは。
「クリスマスの歌」喜んでいただけて良かったです。
本当は歌の入っている音源を聴いていただきたかったのですが、いずれ誰かがアップしてくれることを願って(と他力本願な私)。

「闇夜であればあるほど光は明るく感じる」とはまさにその通りですね。まだまだ紛争の絶えない世界ですが、少しでも平和な方向に向かっていくといいですね。

プライのクリスマス、素敵な映像のようですね。
真子さんの熱い思いがひしひしと伝わってきました。
プライとクリスマス・ソング、きっと幸せな結びつきなのでしょうね。機会があればぜひ見てみたいと思います。
ご紹介、ありがとうございました!

投稿: フランツ | 2013年12月21日 (土曜日) 17時50分

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