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サリー・ガーデン

12月4日はベンジャミン・ブリテン(Benjamin Britten: 1913.11.22-1976.12.4)の没後30年の命日である。彼は前回の記事でも触れた通り多くの歌曲を残しているが、民謡編曲も数多い。その中から第1集の第1曲に置かれた有名な「サリー・ガーデン」の詩を記して、偲びたい。Hyperionからブリテンの民謡編曲をまとめた2枚組のCDがあるが、聴いていると英国人でもないのに懐かしい気持ちになるのが不思議である。

The Salley Gardens
 柳の庭(サリー・ガーデン)

Down by the salley gardens my love and I did meet;
She passed the salley gardens with little snow-white feet.
She bid me take love easy, as the leaves grow on the tree;
But I, being young and foolish, with her did not agree.
 向こうの柳の庭のそばで、恋人と私は会った。
 彼女は小さな雪のように白い足で、柳の庭を通った。
 彼女は、葉が木の上で育っていくようにゆっくり愛を育みましょう、と私に言った。
 だが若くて愚かだった私は、彼女の話に同意しなかった。

In a field by the river my love and I did stand,
And on my leaning shoulder she laid her snow-white hand.
She bid me take life easy, as the grass grows on the weirs;
But I was young and foolish, and now am full of tears.
 川のほとりの原っぱに、恋人と私は立っていた。
 寄りかかった私の肩の上に、彼女は雪のように白い手をのせた。
 彼女は、草が堰で育つようにゆったり人生を送りましょう、と私に言った。
 だが私は若くて愚かだった。今も涙が溢れ出る。

詩:William Butler Yeats(1865.6.13~1939.1.28)

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