« 「詩人の恋」第11曲:ある若者が娘に恋をしたが | トップページ | 「詩人の恋」第13曲:ぼくは夢の中で泣いた »

「詩人の恋」第12曲:輝く夏の朝に

Am leuchtenden Sommermorgen
Geh' ich im Garten herum.
Es flüstern und sprechen die Blumen,
Ich aber wandle stumm.
 輝く夏の朝に
 ぼくは庭を歩き回る。
 花々はささやき、しゃべっている、
 だがぼくは押し黙って歩くのだ。

Es flüstern und sprechen die Blumen,
Und schaun mitleidig mich an;
"Sei unsrer Schwester nicht böse,
Du trauriger, blasser Mann!"
 花々がささやき、しゃべっている、
 そして憐れんでぼくを見つめる。
 「私たちのお姉様を怒らないでね、
 悲しげな蒼ざめた方!」

| |

« 「詩人の恋」第11曲:ある若者が娘に恋をしたが | トップページ | 「詩人の恋」第13曲:ぼくは夢の中で泣いた »

音楽」カテゴリの記事

」カテゴリの記事

シューマン」カテゴリの記事

ハイネ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「詩人の恋」第12曲:輝く夏の朝に:

« 「詩人の恋」第11曲:ある若者が娘に恋をしたが | トップページ | 「詩人の恋」第13曲:ぼくは夢の中で泣いた »