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五月に寄せるわが挨拶(Mein Gruss an den Mai)

五月を歌ったシューベルトの歌曲「五月に寄せるわが挨拶」D305の詩を紹介したい。詩人はシューベルトと同時代を生きたクンプフ(Johann Gottfried Kumpf:1781年12月9日Klagenfurt-1862年2月21日Klagenfurt)で、筆名はエルミーン(Ermin)。医者、編集者、詩人という多くの顔を持った人だったようだ。なお、グレイアム・ジョンソンによると、シューベルトは自筆譜に第1節の詩のみを記し、「もう8詩節」と書いているそうだが、1節の詩句の一部の音節を増やして(明らかに誤って)作曲してしまった為に、ほかの詩節を歌うのが困難になってしまったそうだ。

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ようこそ、おお五月よ!おまえの花の天国、
おまえの春、おまえの喜びの海よ。
ようこそ、私のまわりで
新たに生まれたものの楽しい一群よ。

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