ヘレン&クラウス・ドーナト&プライ&ホカンソン/1978年シューベルトの夕べ(ホーエネムス・ライヴ音源)

1978年6月26日にホーエネムスのリッターザール(騎士の間)でシューベルティアーデのコンサートが催されました。
その時のライヴ音源がアップされていたので、シェアしたいと思います。

女声歌曲をヘレン・ドーナト(S)&クラウス・ドーナト(P)夫妻、
男声歌曲をヘルマン・プライ(BR)&レナード・ホカンソン(P)が演奏しています。
二重唱のミニョンと竪琴弾き「ただ憧れを知る者だけが」D 877/1はどちらのピアニストが演奏したのかは分かりません。
さらに「岩の上の羊飼い」ではクラリネットのウルフ・ローデンホイザーが共演しました。

最後に置かれた「岩の上の羊飼い」以外はすべてゲーテの詩による歌曲がプログラミングされ、
前半は『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代(Wilhelm Meisters Lehrjahre)』からの詩が集められています。
男女の歌手が揃ったステージならではの選曲が興味深いです。

26 Juni 1978, 20:00 Uhr, Rittersaal im Palast Hohenems

ヘレン・ドーナト(Helen Donath)(S)
クラウス・ドーナト(Klaus Donath)(P)

ヘルマン・プライ(Hermann Prey)(BR)
レナード・ホカンソン(Leonard Hokanson)(P)

ウルフ・ローデンホイザー(Ulf Rodenhäuser)(CL)

シューベルト(Schubert)作曲:

0:00 歌手(Der Sänger) D 149 (BR)

7:35 竪琴弾きIII「涙と共にパンを食べたことのない者」(Harfenspieler) D 480 (BR)

12:52 竪琴弾きI「孤独に浸り込む者」(Harfenspieler) D 478 (BR)

17:24 ミニョンの歌「あの国をご存知ですか」(Mignon) D 321 (S)

22:21 ミニョンと竪琴弾き「ただ憧れを知る者だけが」(Mignon und der Harfner) D 877/1 (S, BR)

26:25 竪琴弾きII「戸口に忍び寄り」(Harfenspieler) D 479 (BR)

29:27 ミニョンの歌「話せと言わないで下さい」(Mignon) D 877/2 (S)

33:02 ミニョンの歌「私をこのままにしておいて下さい」(Mignon) D 877/3 (S)

〜休憩(Pause)〜

35:52 悲しみの喜び(Wonne der Wehmut) D 260 (S)

36:56 愛「喜びに満ち、悲しみに満ち」(Die Liebe) D 210 (S)

38:33 恋する娘が手紙を書く(Die Liebende schreibt) D 673 (S)

41:36 ミニョンの歌「ただ憧れを知る者だけが」(Mignon) D 877/4 (S)

44:58 ミニョンに(An Mignon) D 161 (BR)

48:24 遥かな女性に(An die Entfernte) D 765 (BR)

52:10 川辺にて(Am Flusse) D 766 (途中雑音あり) (BR)

54:44 歓迎と別れ(Willkommen und Abschied) D 767 (BR)

58:41 岩の上の羊飼い(Der Hirt auf dem Felsen) D 965 (S, CL)

Schubertiadeのアーカイヴページはこちら

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グルック、シューベルト、ファニー・ヘンゼルの「夏の夜(Die Sommernacht)」を聴く

Die Sommernacht, D.289
 夏の夜

Wenn der Schimmer von dem Monde nun herab
[In]1 die Wälder sich ergießt, und Gerüche
Mit den Düften von der Linde
In den Kühlungen wehn;
 微光が月から今
 森に降り注ぎ、
 ボダイジュの香りの混ざったにおいが
 涼しさの中 吹くときに

So umschatten mich Gedanken an das Grab
[Der]2 Geliebten, und ich seh' [in dem]3 Walde
Nur es dämmern, und es weht mir
Von der Blüthe nicht her.
 恋人の墓に向ける思いが私を影で覆う、
 そして私は森の中で
 ただあたりがたそがれるのを見る、そして私に向けて
 花々から風が吹き寄せることはない。

[Ich genoß einst, o ihr Todten, es mit euch!]4
Wie umwehten uns der Duft und die Kühlung,
Wie verschönt warst von dem Monde,
Du, o schöne Natur!
 私はかつて楽しんだものだった、おお死者たちよ、君たちと共に!
 いかに香りや涼しさが私たちの周りを吹いたことか、
 いかに月に美しく照らされたことか、
 おまえ、おお美しい自然よ!

詩:Friedrich Gottlieb Klopstock (1724-1803)

1 Schubert (first version): "Auf"
2 Schubert: "Meiner"
3 Schubert: "im"
4 Schubert: "Ich genoß einst, o ihr Todten, ich genoß es einst mit euch!"

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クロップシュトックの詩による「夏の夜(Die Sommernacht)」のテクストに何人もの作曲家が曲をつけていますが、
ここではグルック、シューベルト、ファニー・ヘンゼルによる作品を聴き比べてみたいと思います。

グルックの作品は、3節の有節形式で作曲されています。
歌声部は3節とも完全に一致しています。
殆どの小節が同じリズムで進行するのは、詩の韻律に忠実である為でしょうが、それでも最後にクライマックスを持ってくるメロディは見事という他ないです。
寂しげで耳に残る美しいメロディは詩全体を覆う雰囲気と合致しているように感じます。
4分の4拍子。ハ短調。Moderato e legato (C.F.Peters版)

シューベルトの作品は、通作形式で、レチタティーヴォ風に始まり、過去の日々を回想する最後の3行で美しいメロディーが聞かれます。
1815年9月14日作曲。
第1稿:4分の4拍子。ハ長調。Nicht zu langsam (ゆっくり過ぎず)
第2稿:4分の4拍子。ハ長調。Langsam, feierlich (ゆっくりと、荘厳に)
2つの稿は基本的には同じですが、繰り返しの有無やリズムの違いなど細かい所に相違があります。

フェーリックス・メンデルスゾーンの姉ファニー・ヘンゼルの作品は、A-B-A'の形式です。
爽やかで親しみやすい作品なので、個人的には結構気に入っていますが、商業録音は少なくともCDでは今のところ皆無かもしれません。
ピアノパートの分散和音も美しいです。
8分の9拍子。変ホ長調(ネットで見つけた楽譜がLow Voice用の楽譜なので原調ではないと思われる)。Largo maestoso。1827年9月12日作曲。(Alfred Music)

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●グルック:夏の夜 Wq.49, No. 5
Christoph Willibald von Gluck (1714-1787): Die Sommernacht (7 Oden und Lieder, Wq.49: No. 5)

ヘルマン・プライ(BR) & レナード・ホカンソン(Harpsichord)
Hermann Prey(BR) & Leonard Hokanson(Harpsichord)
プライは暗さの中に甘美さも加わり、彼独自の味わいが感じられます。

ロリ・ライル(MS) & ミリセント・シルヴァー(Harpsichord)
Lorri Lail(MS) & Millicent Silver(Harpsichord)
ノルウェーのメゾ、ライルが包容力のある声で語りかけています。チェンバロの響きも美しいです。

ドミニク・ボワシー(Tenor Recorder) & Guitar
[Arr: Ralf Behrens] Tenor Recorder: Dominique Boissy & Play-along guitar
リコーダーの響きが得も言われぬ味わいを出しています。歌の息継ぎ箇所とは異なりますが、編曲なのですから問題ないでしょう。

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●シューベルト:夏の夜 D 289
Franz Peter Schubert (1797-1828): Die Sommernacht, D 289

ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(BR) & ジェラルド・ムーア(P)
Dietrich Fischer-Dieskau(BR) & Gerald Moore(P) (第2稿)
ディースカウの歯切れの良さとムーアのレガートの美しさが印象的です。ディースカウはレチタティーヴォも楽譜に書かれてある音(本来装飾音が付いていると想定される箇所でも)で歌っていますが、後に録音するシュパイザーやゲルネは装飾音と解釈して歌っています(出版楽譜の違いかもしれませんが)。

エリーザベト・シュパイザー(S) & アーウィン・ゲイジ(P)
Elisabeth Speiser(S) & Irwin Gage(P) (第2稿)
シュパイザーの芯のある響きもまた魅力的です。ゲイジはシュパイザーの伸縮を把握した見事な演奏です。

マティアス・ゲルネ(BR) & アレクサンダー・シュマルツ(P)
Matthias Goerne(BR) & Alexander Schmalcz(P) (第1稿)
ゲルネはいつもながら包み込むような深々とした声で歌っています。

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●ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル:夏の夜
Fanny Mendelssohn-Hensel (1805-1847): Die Sommernacht

アシュリー・ロング(MS) & ピアニスト
Ashley Long(MS) & unknown pianist

ダニエル・フィドラー(Voice) & クリストファー・タング(P)
Daniel Fidler(Voice) & Christopher Tang(P)

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シューベルト/私の父の墓で(Bei dem Grabe meines Vaters, D 496)

Bei dem Grabe meines Vaters, D 496
 私の父の墓で

Friede sei um diesen Grabstein hier!
Sanfter Friede Gottes! Ach, sie haben
Einen guten Mann begraben,
Und mir war er mehr;
 ここにあるこの墓石のあたりが平安でありますように!
 神の穏やかな平安を!ああ、
 ある善人が埋葬されたのです、
 そして私にとって彼は善人という以上でした。

Träufte mir von Segen, dieser Mann,
Wie ein Stern aus bessern Welten!
Und ich kann's ihm nicht vergelten,
Was er mir getan.
 私に祝福を注いでくれたのです、この男性は、
 より良き世界の星のように。
 そして私は彼に報いることは出来ないのです、
 彼が私にしてくれたことに対して。

Er entschlief; sie gruben ihn hier ein.
Leiser, süßer Trost, von Gott,
Und ein Ahnden von dem ew'gen Leben
Düft' um sein Gebein!
 彼は永眠しています、彼はここに埋められたのです。
 神からのかすかな、甘い慰めがありますように、
 そして永遠の生命の予感が
 彼の体を香りで満たしています!

Bis ihn Jesus Christus, groß und hehr!
Freundlich wird erwecken - ach, sie haben
Ihn [Einen guten Mann]* begraben,
Und mir war er mehr.
 彼を、偉大で崇高なイエス・キリストが
 親切にも目覚めさせる日まで。ああ、
 彼[ある善人]が埋葬されたのです、
 そして私にとって彼は善人という以上でした。

詩:Matthias Claudius (1740-1815)
曲:Franz Peter Schubert (1797-1828)

* in the first and third repetition: "ihn"
  in the second: "Einen guten Mann"

ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(BR) & ジェラルド・ムーア(P)
Dietrich Fischer-Dieskau(BR) & Gerald Moore(P)

シビラ・ルーベンス(S) & ウルリヒ・アイゼンローア(P)
Sibylla Rubens(S) & Ulrich Eisenlohr(P)

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ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Dietrich Fischer-Dieskau)と共演したピアニストたち

リートの巨匠ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Dietrich Fischer-Dieskau: 1925年5月28日, Berlin - 2012年5月18日, Berg)がインタビューなどで共演したピアニストの数を尋ねられた時、大体100人から150人と答えていたように記憶しています。
彼はスタジオ録音に限ってもかなりの数のピアニストたちと共演しています。
例えば、ヘルタ・クルスト、ギュンター・ヴァイセンボルン、ジェラルド・ムーア、イェルク・デームス、カール・エンゲル、アリベルト・ライマン、ハルトムート・ヘルなどが挙げられるでしょう。
一方、音楽ジャーナリストたちはF=ディースカウが独奏者として名高いピアニスト、あるいはピアノがうまい指揮者と共演したことをとりわけ重視しているように感じられます。
ダニエル・バレンボイム、ヴォルフガング・サヴァリッシュ、スヴャトスラフ・リヒテル、クリストフ・エッシェンバッハ、アルフレート・ブレンデル、レナード・バーンスタインら一流の音楽家たちがF=ディースカウと組んだ録音は音楽評論家たちから激賞されています。
もう一つ気づくのは、これほど多くのピアニストたちと共演しているにもかかわらず、同時代に歌曲演奏で活躍したピアニスト、例えばジェフリー・パーソンズ、ドルトン・ボールドウィン、コンラート・リヒター、ルドルフ・ドゥンケルらとの共演記録が見当たらないことです。
いろいろな事情があるのだとは思いますが、ヘルマン・プライとしばしば共演していたヘルムート・ドイチュによると、ドイチュがF=ディースカウのカセットテープを持っていることを知ったプライファンの人にそのことを責められたとのことです。
ドイチュは、プライ自身F=ディースカウの録音を聴いていることをそのファンの人は知らないのだろうと述懐しています。
意識するしないにかかわらずある種の縄張りのようなものがあって、他の歌手と結びつきの強いピアニストとの共演は遠慮するということはあるのではないかと想像します。
パーソンズがシュヴァルツコプフ、F=ディースカウと3人で談笑している写真が残っていますが、それでもシュヴァルツコプフのほぼ専属的な立場にいたパーソンズと共演することはあえて避けたのではないかと推測します。

Monika Wolfという人がF=ディースカウ&ヴァラディ夫妻のサイトを立ち上げていて、その中にF=ディースカウのコンサート記録も含まれています。
http://mwolf.de/kalendarium/index.htm
1947年から亡くなる2012年まで記録がつけられています。
F=ディースカウ自身が出演記録をつけていたということも大きいと思いますが、その記録にプログラムなども紐づけられていて、とても貴重な記録となっています。
そこに共演者の名前も記載されていましたので、ピアニストと判断できる人をピックアップして、エクセルにまとめました。
そのエクセルファイルをPDF化したものをこちらで公開したいと思います。

ダウンロード - dietrich20fischerdieskaus20pianists.pdf

コンサート記録に掲載されていたピアニストとチェンバリストの名前とコンサートの日付と場所をまとめてあります。
さらにコンサート記録には出てこなくて録音(スタジオ録音、放送録音、共演したがお蔵入りの録音)でのみ共演した(と思われる)ピアニストはコンサート共演リストの下に録音データをまとめてあります(コンサートで共演しているピアニストについては録音データを記載していません)。
1992年12月31日をもって歌手活動から引退したF=ディースカウですが、その後も歌手以外の活動に精力的に取り組んでいます。
メロドラマ(朗読とピアノの組み合わせ)の朗読、作曲家や作家の手紙などの朗読、ピアニストとしての演奏(主に連弾)、あるいは指揮者として、マスタークラスの指導者としても活動しています。
歌手活動をしている時にあまり時間をさけなかった活動に夢中で取り組んでいるようで、本当に音楽家として生涯を全うしたことに敬意を感じます。
メロドラマでは特にR.シュトラウスの「イノック・アーデン」とウルマンの「旗手クリストフ・リルケの愛と死の歌」がお気に入りだったようで、歌手時代には共演しなかった若いピアニストたちともしばしば共演しています。
そのような朗読者として共演したピアニストもリストに含まれていますが、その場合は「D.F-D is narrator.」と記してありますので、分かると思います。

朗読者時代のピアニストを含めてもF=ディースカウが述べた100人という人数には及びませんでした。
Monika Wolfのコンサート記録にはピアニストの名前が書かれていない場合もあるので、おそらく他にも共演したピアニストはいるのだろうと思います。

ピアニストの国籍を見ていくとF=ディースカウはお気に入りのピアニストを演奏旅行に連れていく場合と、現地のピアニストと共演する場合の両方がありました。
アメリカ旅行ではポール・ウラノウスキー、イタリア旅行ではジョルジョ・ファヴァレット、そして我が日本でも小林道夫との共演記録があります(小林さんとのシューマン歌曲集はCD化されています)。

コンサートの回数でいくと、意外かもしれませんが、ギュンター・ヴァイセンボルンとの共演がデームスやムーア、ヘルを大きく引き離して最も多かったです。
ドイツ国内の各地を演奏旅行する時はヴァイセンボルンと共演することが多いようです。

いろいろ想像がふくらむ共演者リストになっておりますので、よろしければご覧ください。

ちなみに名前だけは下に列記しておきます(詳細はPDFをご覧ください)。

※参考文献:Dietrich Fischer-Dieskau: Verzeichnis der Tonaufnahmen

Gerhard Albersheim
ゲアハルト・アルバースハイム

Hans Altmann
ハンス・アルトマン (放送録音のみ)

Vladimir Ashkenazy
ヴラディーミル・アシュケナージ

Daniel Barenboim
ダニエル・バレンボイム

Leonard Bernstein
レナード・バーンスタイン

Klaus Billing
クラウス・ビリング

Otto Braun
オットー・ブラウン

Alfred Brendel
アルフレート・ブレンデル

Benjamin Britten
ベンジャミン・ブリテン

Gerhard Burgert
ゲアハルト・ブルゲルト

John Buttrick
ジョン・バトリック

Jörg Demus
イェルク・デームス

Karl Engel
カール・エンゲル

Christoph Eschenbach
クリストフ・エッシェンバハ

Giorgio Favaretto
ジョルジョ・ファヴァレット

Irwin Gage
アーウィン・ゲイジ

Cord Garben
コルト・ガルベン (放送録音のみ:CD化されている)

William Glock
ウィリアム・グロック

Florian Henschel
フローリアン・ヘンシェル

Hellmut Hideghéti
ヘルムート・ヒデゲティ

Ludwig Hoffmann
ルートヴィヒ・ホフマン

Franz Holetschek
フランツ・ホレチェク

Hartmut Höll
ハルトムート・ヘル

Vladimir Horowitz
ヴラディーミル・ホロヴィッツ

Raimund Hose
ライムント・ホーゼ

Theodor Jakobi
テオドア・ヤコビ

Rudolf Jansen
ルドルフ・ヤンセン (CD録音のみ)

Lotte Jekèli
ロッテ・イェケリ

Franz Jung
フランツ・ユング

Burkhard Kehring
ブルクハルト・ケーリング

Wilhelm Kempff
ヴィルヘルム・ケンプフ (LP録音のみ:CD化されている)

Hertha Klust
ヘルタ・クルスト

Michio Kobayashi (piano, harpsichord)
小林道夫

Ernst Křenek
エルンスト・クシェネク

Arni Kristiansson
アルニ・クリスティアンソン

Fritz Lehmann
フリッツ・レーマン

Daniel Levy
ダニエル・レヴィ (CD録音のみ)

Ernest Lush
アーネスト・ラッシュ (放送録音のみ)

George Malcolm (harpsichord)
ジョージ・マルコム

Martin Mälzer
マルティン・メルツァー

Siegfried Mauser
ジークフリート・マウザー

Erwin Milzkott
エアヴィン・ミルツコット

Gerald Moore
ジェラルド・ムーア

Fritz Neumeyer
フリッツ・ノイマイアー

Hans-Peter Olshausen
ハンス=ペーター・オルスハウゼン

Kjell Olsson
シェル・オルソン

Gerhard Oppitz
ゲアハルト・オピッツ

Murray Perahia
マリー・ペライア

Edith Picht-Axenfeld (harpsichord, piano)
エディト・ピヒト=アクセンフェルト

Maurizio Pollini
マウリツィオ・ポッリーニ

Michael Ponti
マイクル・ポンティ (LP録音のみ:CD化されている)

Michael Raucheisen
ミヒャエル・ラウハイゼン (放送録音のみ:CD化されている)

Ernst Reichert
エルンスト・ライヒェルト

Aribert Reimann
アリベルト・ライマン

Hermann Reutter
ヘルマン・ロイター

Sviatoslav Richter
スヴィャトスラフ・リフテル

Hans-Erich Riebensahm
ハンス=エーリヒ・リーベンザーム

Wolfram Rieger
ヴォルフラム・リーガー

Per Rundberg
ペール・ルンドバーリ

Wolfgang Sawallisch
ヴォルフガング・サヴァリシュ

Anneliese Schier-Tiessen
アネリーゼ・シーア=ティーセン

András Schiff
アンドラーシュ・シフ

Reinhard Schwarz-Schilling
ラインハルト・シュヴァルツ=シリング (放送録音のみ)

Joachim Seyer-Stephan
ヨアヒム・ザイアー=シュテファン

Norman Shetler
ノーマン・シェトラー

John Steele Ritter (harpsichord)
ジョン・スティール・リッター

Leo Stein
レオ・シュタイン (スタジオ録音のみ:一度も発売されていない)

Leo Taubman
レオ・タウプマン

Karola Theill
カローラ・タイル

Paul Ulanowsky
ポール・ウラノウスキー

Tamás Vásáry
タマーシュ・ヴァーシャーリ

Robert Veyron-Lacroix (harpsichord)
ロベール・ヴェイロン=ラクロワ

Otto Volkmann
オットー・フォルクマン

Charles Wadsworth
チャールズ・ワズワース

Margrit Weber
マルグリト・ヴェーバー

Roland Weber
ローラント・ヴェーバー

Günther Weißenborn
ギュンター・ヴァイセンボルン

Walter Welsch
ヴァルター・ヴェルシュ

Erik Werba
エリク・ヴェルバ

Rudolf Wille
ルドルフ・ヴィレ

Hans Zippel
ハンス・ツィッペル

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ペーター・シュライアーのドキュメンタリー(Peter Schreier - Zwischentöne, 1995)

ペーター・シュライアーが1995年、彼の60歳を記念したテレビ番組(mdr)を放送したようで、その時の映像がアップされていましたので、ご紹介します(部分的にアップロードした方によってカットされているようです)。
インタビューの合間に演奏が挿入される形です。
基本的に演奏シーンは抜粋ですが、ヴァルター・オルベルツとのメンデルスゾーンの歌曲2曲やエッシェンバハとの『冬の旅』からの「氷結」はカットなしにまるまる聴くことが出来るのが嬉しいです。
また、ブラームスのマゲローネのロマンスのリハーサルシーン(オルベルツの肉声が聞けるのは珍しい)や、シュライアーがマスタークラスで指導している姿など貴重な映像が見られます。
どこまでも清冽な美声のシュライアーの貴重な映像をお楽しみ下さい。

Peter Schreier - Zwischentöne 1995

(mdr Fernsehen)

0:00- (抜粋)
Händel: Giulio Cesare, HWV 17 (excerpts)
ヘンデル:『ジュリアス・シーザー』より
Peter Schreier(T)
Theo Adam(BSBR)
Helmut Koch(C)

2:55-3:29 (抜粋)
C.Ph.E.Bach: Sinfonie Es-Dur (excerpts)
C.Ph.E.バッハ:交響曲変ホ長調より
Helmut Koch(C)

3:29-4:48 (抜粋)
Mozart: "Così fan tutte, KV. 588: Ferrando's aria "Un aura amorosa"(excerpts)
モーツァルト:『コジ・ファン・トゥッテ』~愛の吐息
Peter Schreier(T)

8:36-10:43
Mendelssohn: Im Frühling, Op. 9-4
メンデルスゾーン:春に
Peter Schreier(T)
Walter Olbertz(P)

10:44-12:53 (リハーサル)
Brahms: Romanzen aus die schöne Magelone, Op. 33 (excerpts)
ブラームス:『美しいマゲローネ』からのロマンス
6. Wie soll ich die Freude
どのようにしてこの悦びに
7. War es dir, dem diese Lippen bebten
この唇をふるわせていたお前なのに
Peter Schreier(T)
Klaus-Maria Brandauer(Narrator)
Walter Olbertz(P)

14:21-16:14
Mendelssohn: Gruß, Op. 19a-5
メンデルスゾーン:挨拶
Peter Schreier(T)
Walter Olbertz(P)

16:28-20:23
Meisterklasse
Wolf: Ich esse nun mein Brot nicht trocken mehr
ヴォルフ:私はもう乾いたパンを食べることはありません
Mozart: Als Luise die Briefe ihres ungetreuen Liebhabers verbrannte, KV. 520
モーツァルト:ルイーゼが不実な恋人の手紙を焼いたとき

27:32-30:13 (インタビューに前奏がかぶる)
Schubert: Winterreise, D 911: 4. Erstarrung
シューベルト:『冬の旅』~氷結
Peter Schreier(T)
Christoph Eschenbach(P)

32:48-34:23 (インタビューに演奏がかぶる。抜粋)
Bach: Matthäus-Passion, BWV 244: Ich will bei meinem Jesu wachen
バッハ:『マタイ受難曲』~私はイエスのそばで目覚めていよう
テノール&合唱
Peter Schreier(T)

35:52-37:51 (インタビューに演奏がかぶる。抜粋)
Mozart: Haffner-Sinfonie, KV. 385
モーツァルト:ハフナー交響曲より
Peter Schreier(C)

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エリー・アーメリングが歌うモーツァルト『コジ・ファン・トゥッテ』抜粋(1958.2.2, Hilversum)

Mozart: "Così fan tutte, KV. 588" excerpts (Hilversum, 1958)

Recording from February 2, 1958 in Hilversum, Netherlands

Elly Ameling(エリー・アーメリング) (Fiordiligi)
Sophia van Sante(ソフィア・ファン・サンテ) (Dorabella)
Simon van der Geest(シモン・ファン・デア・ヘースト) (Ferrando)
Jan Derksen(ヤン・デルクセン) (Guglielmo/Don Alfonso)
Netherlands Radio Chamber Orchestra(オランダ放送室内管弦楽団)
Maurits van den Berg(マウリツ・ファン・デン・ベルフ) (C)

I. "Overture(序曲)"   0:00
II. "Ah guarda sorella(4.ねえ見て、妹)"(Fiordiligi/Dorabella)   4:55
III. "Non siate ritrosi(15.恥ずかしがらないで)"(Guglielmo)   9:50
IV. "Temerari.... Come scoglio(13.向こう見ずな人たちね…14.岩のように動かず)"(Fiordiligi)   11:12
V. "Soave sia il vento(10.風は優しく、波は穏やかに)"(Fiordiligi/Dorabella/Don Alfonso)   17:00
VI. "Un aura amorosa(17.愛の吐息)"(Ferrando)   19:53
VII. "Ah scostati.... Smanie implacabili(10.あっち行って!…11.耐えがたい不安が)"(Dorabella)   24:04
VIII. "Fra gli amplessi(29.もうすこしすれば, いとしい婚約者の)"(Fiordiligi/Ferrando)   27:32

オランダのヒルファスムで1958年におそらく放送録音として収録されたモーツァルト『コジ・ファン・トゥッテ KV. 588』の抜粋がアップされていました。
ここで注目すべきなのがフィオルディリージ役のエリー・アーメリングです。
1972年のエド・ドゥ・ヴァールト指揮のよるモーツァルト・アリア集では"Temerari.... Come scoglio"を録音していますが、全曲盤のスタジオ録音に参加することはありませんでした。
1958年Hilversumでの録音が演奏会形式だったのか、それともオペラとして上演されたのかは分かりませんが、おそらく前者だったのではないかと想像しています。
彼女の75歳記念のCD(75 jaar)にIVとVIIIは収録されており、バリトンのヤン・デルクセンの80歳記念CDにはVが収録されています。
ここでアーメリングはII,IV,V,VIII番目の4曲を歌っています。
1933.2.8生まれのアーメリングにとって数日後に25歳を迎えるという若かりし頃の録音ということになります。
すでにテクニック的には完成されており、声もディクションも完璧で、すでに非凡さがはっきり分かります。
ぜひお聞き下さい!

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ヘルマン・プライ出演のグルックの歌劇『メルランの島または逆世界(Merlins Insel oder Die verkehrte Welt)』(1958年)

Gluck: "Merlins Insel oder Die verkehrte Welt"
グルック:歌劇『メルランの島または逆世界』

"Merlin's Island, or the World Upended", a comic opera (sung/spoken in German) conducted by Michael Gielen and broadcast over West German radio in 1958.

Merlin - Tom Brand
Argentine - Mimi Coertse
Diamantine - Dorothea Siebert
Hanif - Theo Altmeyer
Pierrot - Benno Kusch
Scapin - Hermann Prey
Philosopher - Helmut Krebs
Monseur de la Candeur - Martin Vantin
Hippocratine - Hannah Ludwig
Chevalier de Catonville - Peter Witsch
Monsieur Prudhomme - Heiner Horn
Speaker - Hilde Mikolic, Peter René Körner

Cologne Radio Symphony Orchestra
Michael Gielen, conductor

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1時間弱の台詞(男女のナレーターによる)と音楽によるグルックのオペラ『メルランの島または逆世界(Merlins Insel oder Die verkehrte Welt)』の音源がアップされていましたのでシェアしたいと思います。
1958年の放送録音とのことです。ドイツ語による歌唱です。

このオペラのあらすじは、アーメリングのディスコグラフィー・サイトを作っておられるSandmanさんが書いてくださっています(Vocal scoreの記述を訳されたのだと思われます。Sandmanさんに感謝いたします)。
 https://abendrot.at.webry.info/201412/article_5.html

ヘルマン・プライ(スカパン役)の歌声は6:10から聴けます(私の耳が間違っていなければ)。
あらすじによると、スカパン役は島に打ち上げられた遭難者という設定のようで、オペラの中で重要な役割を与えられているように思えます。

30歳直前のプライの美声を味わってみてください。
オペラ自身も肩のこらない楽しい内容のように感じられます。
プライがお好きな方には興味があるのではないでしょうか。
ぜひお聞き下さい。

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ブラームス(Brahms)「夏の夕べ(Sommerabend)」を聞く

Sommerabend, Op. 85 No. 1
 夏の夕べ

Dämmernd liegt der Sommerabend
Über Wald und grünen Wiesen;
Goldner Mond, im blauen Himmel,
Strahlt herunter, duftig labend.
 たそがれつつ、夏の夕べが
 森や緑の草地の上に横たわる。
 黄金の月は、青い空にかかり、
 輝き照らす、薄暗さに活力を取り戻して。

An dem Bache zirpt die Grille,
Und es regt sich in dem Wasser,
Und der Wandrer hört ein Plätschern,
Und ein Atmen in der Stille.
 小川のほとりでコオロギが鳴き、
 水中には動くものがある。
 旅人はぱちゃぱちゃいう水の音と、
 静寂の中の息遣いを聞く。

Dorten, an dem Bach alleine,
Badet sich die schöne Elfe;
Arm und Nacken, weiß und lieblich,
Schimmern in dem Mondenscheine.
 あそこの、小川のほとりで一人
 水浴びをしているのは美しい妖精だ。
 腕やうなじは、白く愛らしく、
 月光の中で光っている。

詩:Heinrich Heine (1797-1856)
曲:Johannes Brahms (1833-1897)

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ハインリヒ・ハイネの詩集『歌の本(Buch der Lieder)』の中の「帰郷(Die Heimkehr)」から85番目の詩にブラームスが作曲した歌曲が「夏の夕べ(Sommerabend)」です。4行からなる節が3節で出来ています。各節1行目と4行目が脚韻を踏み、2行目と3行目は母音のみを合わせています(最終節には該当しませんが)。第1節では森、草地、空を眺め、第2節で小川に移り、視点がぐっとフォーカスされます。そしてここで視覚に加えて聴覚が描かれます。"Plätschern(ぱちゃぱちゃと立つ水音)"という単語の響きは本当に意味のとおりに音を模しているような単語ですね。最終節では水浴びをする白いうなじの妖精が登場し、幻想的な風景が描かれています。

ブラームスの音楽は、4/4拍子、変ロ長調、Langsam(ゆっくりと)。A-B-Aの形式。
第1節(A)の歌唱旋律は下降音型が基本で、黄昏の光が降り注ぎ、月があらわれて輝き照らす様を暗示しているかのような美しいメロディーラインです。
ピアノは左手が歌声に呼応した旋律を奏で、右手は後打ちでリズムを刻みます。
第2節の部分(B)でぐっと焦点が近くなり、旅人が聞き、感じたことが歌われます。
音楽もここで何かを予感するような不安な雰囲気になります。
最終節(A)で再び第1節と同じ歌唱旋律が戻ってきますが、ピアノパートには変化があります。
第1節の時と異なり、左手だけでなく、両手で分散和音(三連符も登場する)とメロディアスな進行を奏で、第1節におけるリズムの刻みはここにはありません。テキストに呼応して第1節の"静"から妖精の登場する第3節の"動"にピアノパートを変化させているといえるのではないでしょうか。

ちなみに、ハイネの「帰郷」の次に置かれた詩(86番)にもブラームスは作曲しており、作品番号も「夏の夕べ」の次に置いています。この次の歌曲「月光(Mondenschein, Op. 85 No. 2)」では「夏の夕べ」のAと同じメロディーを途中で再び使用しています。この2曲はブラームスにとっては切り離せないセットとして想定していたのではないかと思います。

Florian Friedrichの詩の朗読

Margaret Price(S), James Lockhart(P)

マーガレット・プライスの弧を描くようなレガートの美しさにうっとり聞き惚れてしまいます。

Hans Hotter(BSBR), Gerald Moore(P)

この録音でこの曲をはじめて聞いただけに個人的に思い入れが深いです。ハンス・ホッターの深々とした歌声はすべてを包み込んでしまうような器の大きさを感じさせます。ムーアの演奏もホッターと共通する温かみがあります。

Dietrich Fischer-Dieskau(BR), Jörg Demus(P) (Feb. 1957)

F=ディースカウはこのテキストの情景を目に見えるように鮮やかに描いています。デームスも歌に美しく呼応しています。

Deon van der Walt(T), Charles Spencer(P) (1995)

ファン・デア・ヴァルトの美声テノールで聞くと、爽やかな風が吹き渡るかのようです。スペンサーは後奏で思いのこもった演奏を聞かせています。

Matthias Goerne(BR), Christoph Eschenbach(P) (2016)

マティアス・ゲルネがゆったりとしたテンポで抑制した声で歌います。

Sommerabend in B flat - piano accompaniment only

ピアノパートのみです(楽譜など映像はありません)。ちょうどいいテンポで美しい演奏です。

Mischa Maisky(VLC), Pavel Gililov(P)

マイスキーがテキストを語っているかのように美しくチェロで歌っています。

出版時に「夏の夕べ」の次に置かれた「月光(Mondenschein, Op. 85 No. 2)」(「夏の夕べ」と同じメロディーが出てきます)
Hans Hotter(BSBR), Gerald Moore(P)

Mondenschein, Op. 85 No. 2
 月光

Nacht liegt auf den fremden Wegen,
Krankes Herz und müde Glieder; -
Ach, da fließt, wie stiller Segen,
Süßer Mond, dein Licht hernieder;
 夜が見知らぬ道々に横たわる、
 病んだ心、疲れた手足よ。
 ああ、そこに降り注ぐのは、静かな祝福のように、
 甘美な月よ、おまえの光だ。

Süßer Mond, mit deinen Strahlen
Scheuchest du das nächt'ge Grauen;
Es zerrinnen meine Qualen,
Und die Augen übertauen.
 甘美な月よ、おまえの光で
 夜の恐怖を追い払ってくれる。
 私の苦痛は溶けて消え、
 瞳から涙があふれるのだ。

詩:Heinrich Heine (1797-1856)
曲:Johannes Brahms (1833-1897)

スイスの作曲家シェック(Othmar Schoeck: 1886–1957)も「夏の夕べ」の詩に作曲しています。歌声部は比較的素朴ですが、ピアノパートがかなり描写的です。
Othmar Schoeck: Sommerabend, Op. 4-1
Juliane Banse(S), Wolfram Rieger(P)

Julius Burger(1897-1995)というヴィーン出身のアメリカの作曲家が同じテキストに作曲した珍しい歌曲です。第2節で突然激流が渦巻くかのような激しい表情に変化しますが、他は概して素朴なメロディです。
Julius Burger: Dämmernd liegt der Sommerabend
Ryan Hugh Ross(BR), Nicola Rose(P)

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エリー・アーメリングのYouTubeチャンネルにアルバン・ベルク「ワイン」登場!

エリー・アーメリングが今年に入ってYouTubeチャンネルを作り
演奏のヒントを語る動画を出してくれていますが、
最近、アルバン・ベルクのコンサート・アリア「ワイン(ぶどう酒)」がアップされました!
1973年12月2日コンセルトヘボウでのライヴ録音で
すでに商品化もされているのですが、
演奏に合わせて楽譜が表示されているので
ぜひ聞いてみて下さい。

私が過去にこの演奏について書いた記事(歌詞対訳も掲載しています)は
 こちら
です。

ベルク/コンサート・アリア「ワイン」
Alban Berg: Der Wein
Elly Ameling(S)
Royal Concertgebouw Orchestra
Erich Leinsdorf(C)
1973年12月2日コンセルトヘボウでのライヴ録音

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ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Dietrich Fischer-Dieskau)生誕95周年(2020.5.28)

往年の名バリトン、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Dietrich Fischer-Dieskau)が1925年5月28日に生まれて、今日で95年が経ちました。
残念ながら2012年に亡くなっていますが、F=ディースカウの実演を何度か聞くことが出来たことは私にとって最高の思い出になっています。

スタジオ録音は聞ききれないほど膨大な量ですが、インターネットでも彼のライヴをストリーミングで聞くことが出来ます。

オランダの放送局で収録したF=ディースカウとアルフレート・ブレンデルの『冬の旅』のライヴが下記のリンク先で聞けます。
ライヴとは思えないほどの完成度の高さで二人が円熟の演奏を聞かせてくれますので、ぜひお聞きください。

https://www.nporadio4.nl/concerten/4738-legendarisch-archief-winterreise-door-dietrich-fischer-dieskau

●Legendarisch archief: Winterreise door Dietrich Fischer-Dieskau

vrijdag 29 juni 1984, Concertgebouw, Amsterdam

Dietrich Fischer-Dieskau (bariton)
Alfred Brendel (piano)

Franz Schubert(シューベルト): Winterreise(冬の旅), D911

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«エディト・マティス&ペーター・シュライアー&エリク・ヴェルバ(Mathis, Schreier & Werba)/ヴォルフ『イタリア歌曲集』ザルツブルク音楽祭ライヴ1976年